サオリ「なん…だ…?」
窓から覗いた物。ソレは、巨大なヘイローだった。
ヘイローに光が集まる。
アツコ「!皆伏せて!!」
サオリ「!」
ミサキ「!」
ヒヨリ「!?」
マイア「先輩!」
光が放たれる。
アツコ「……皆、無事?」
ヒヨリ「は、はい…なんとか…。」
マイア「あ、あの!先輩が!」
マイアはスバルの近くに座る。
どうやら死んではいないようだ。
アツコ「…大丈夫。気を失ってるだけだよ。誰か、スバルをお願い。」
サオリ「分かった。私が背負っていこう。」
アツコ「とにかく今は逃げよう。…アレには、太刀打ちのしようがない。」
“アレが何か知ってるの?”
アツコ「話は移動しながら話そう。
…アレはエンジェルハイロゥ。
ユスティナ聖徒会が遺した…
アリウス 武器保管庫
一つの機械が、武器を漁っている。
イア「…これでもない…これ…も違うか。
!見つけた…!!」
その機械は、一つの箱を取り出す。
イア「今解放しますよ…みんな。」
アツコ「……かつて、ユスティナ聖徒会は安全装置を作った。
こういう、不測の事態に備えるために。
エンジェルハイロゥ。アレには、こういう事態を元に戻す力がある。」
“元に…戻す?”
アツコ「うん。アレの力、それは時間の逆行。
意識だけだけどね。」
サオリ「意識だけ?」
アツコ「…今回発生した黙示録の天使たち。アレの原因は、アリウスの負の感情が原因って話はしたよね?
……逆に言えば、
サオリ「!まさか…?」
アツコ「…
負の感情を感じる前に精神を戻して、裁定を無かったことにする。それがあの光の能力。」
ミサキ「でも何でそれが…?」
アツコ「さっきも言った通り、スバル先輩は裁定者としては不完全だった。多分それが発動条件になったんだと思うけど……
にしたって早すぎる。本来はこんなに活発じゃないはずなのに。」
マイア「で、でも…黙示録の天使が消えるなら、いいんじゃないですか?スバル先輩も元に戻ったんだし…。」
アツコ「…この先に行ったら分かるよ。」
ポルタパシス前。
“………は?”
先生達が見たもの。それは。
アリウス生「……。」
アリウス生「……。」
アリウス生達が、倒れている。
いや、眠っている。
“これはまさか…!?”
アツコ「…そう。それがエンジェルハイロゥの恐ろしい所。
生まれたばかりの赤ん坊が言葉を喋る?食事をする?」
その答えを聞き、サオリは致命的な結論を導き出す。
サオリ「つまりこのままだとアリウスは…!」
アツコ「…緩やかに、滅亡するかもね。」
先生達の前に、またもやエンジェルハイロゥ。
ヒヨリ「ま、またですか…!?」
サオリ「とにかく、アレを止めないとアリウスが滅びるんだな?」
サオリは、スバルを寝かせ、銃を構える。
アツコ「…無理だよ。アレに攻撃は通らない。」
“それは、何で?”
ヒヨリ「近づいてきます!」
サオリ「とにかく、行くぞ!!」
アツコ「無理だよ。
…アレは、ヘイローだから。」
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1:名無しの先生
エンジェルハイロゥの能力が判明したね
2:名無しの先生
厄ネタ過ぎん?だってこれキヴォトス脅かすものやろ?
3:名無しの先生
>>2
まあ黙示録の天使の対抗のみに使われるなら…?
4:名無しの先生
ちょっと攻撃が通らないんだけど?
5:名無しの先生
いくら攻撃しても0だね
6:名無しの先生
>>5
ヘイローってアツコが言ってたことが関係してそう
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永劫の光輪(エンジェルハイロゥ)。
かつてユスティナ聖徒会が作った安全装置。
内部に乗り込んだ人員10名の神秘を合わせることにより、様々な神秘が発動できる。
その光を浴びた者は、幼児退行を起こす。
その名称の由来は、搭乗員の神秘を合成した結果本体が光り輝き、
サオリ「くっ…!攻撃が効いていない!
いや、すり抜けている!」
“アツコが言ってた通りだね…。”
アツコ「あれは、ヘイローと同じ性質を持ってる。
普通の攻撃じゃ通らないよ。」
“一体どうしたら…!!”
再び光が収束する。
アツコ「早く遮蔽物に隠れて!!」
サオリ「!」
サオリ達は遮蔽物に隠れる。
マイア「!先輩!!」
しかしマイアは、スバルの側を離れられない。
アツコ「!いけない!」
“!!”
先生は駆け出す。
サオリ「先生!?何を!」
そして、マイア達の前に立った。
光が放たれる。
“………?”
先生はマイア達に放たれた光を自らの身体で防ごうとした。
しかし、先生の身体には、何も起こっていない。
“………!”
目を開ける。そこには…。
イア「……貴様らの思う通りには行かないと知れ。
この、泥棒共が!!」
見覚えのある機械が立っていた。
幼児退行を起こす条件が原作ではサイコウェーブでしたが、本作品では光を浴びることが条件となっています。