イア「……貴様らの思う通りには行かないと知れ。
この、泥棒共が!!」
“イア!?”
先生を庇った姿。それは、イアだった。
イア「……るな。」
イア「お前らが、
イアは持っていた箱を投げ捨て突進する。
愚直なまでの直進攻撃。だがパワードスーツの分、高速でエンジェルハイロゥに接近できる。
イア「もらったぁ!!」
イアは飛び上がり、その斧で斬りかかる。
しかし、その攻撃はすり抜けた。
イア「何!?」
その光弾が、イアに向かって放たれる。
イア(!まずい…!!)
その瞬間。イアは爆発により吹き飛ばされた。
ミサキ「……これで良いんだよね、先生?」
ヒヨリ「で、でも少しやりすぎなような…?」
イア「!…何のつもりです!」
“…私達も加勢するよ。イア。”
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目の前で、イアが突進している。
しかし、先生には気になることがあった。
“『仲間の声』……?”
先生は思い出す。
イアの仲間。オーガスタ聖堂の被害者達。
その犠牲者たちの集合体。
ナラティブ『…あのベアトリーチェが、たとえ死んだからといって、遺体を墓に入れるほど、殊勝な人間に見えたか?』
ナラティブ『…そう。実験台達の死体は、今も利用されている。』
ナラティブ『…本能でわかる。装置が姿を現す時。それは…
黙示録の天使が完全顕現した時だ。』
遺体の利用。
あのエンジェルハイロゥは黙示録の天使が顕現してから現れた。
そして、そのエンジェルハイロゥからは、イア曰く、仲間の声が聞こえる。
そして先生は、結論に辿り着く。
あの光輪には、
それは先生にとって許しがたいことである。
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先生達は、遮蔽物に隠れた。
“ナラティブの言葉を思い出した。”
“あれの中には…君の仲間がいるんだね?”
イア「……そうですか。仲間たちに、会ったのですね。
何か言っていましたか?」
“…君のことや、アリウスのことを心配していたよ。”
イア「…でしょうね。あの人たちはそう言う筈だ。」
サオリ「…で、どうする先生?このままだとまた攻撃されるぞ?」
アツコ「あのヘイローをどうにかしないと、攻撃も当たらないしね。」
その時、イアが尋ねる。
イア「ヘイロー?今、ヘイローと言いましたか?」
アツコ「?う、うん。アレはヘイローと同じ状態になってるから、攻撃は通らない。」
イア「それはグッドタイミングです!私は、アレに特攻になる物を持っている!」
イアは投げ捨てた箱を持ってきて、目の前で開く。
ミサキ「!これはッ!!!」
ヒヨリ「ま、まさか…?」
サオリ「
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エンジェルハイロゥの前に、4人の生徒が立ちはだかる。
サオリ「お前の相手は私達だ。バケモノ。」
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1:名無しの先生
急に戦闘始まったんだけど
2:名無しの先生
言われてみればデカいヘイローにヘイロー破壊爆弾は特効か
3:名無しの先生
>>2
アリウスだからできることよな
4:名無しの先生
あの、攻撃がえらい強いんですけど…
5:名無しの先生
マジで強ない?負けイベじゃなけりゃやってないで
6:名無しの先生
>>5
一撃でHPが消し飛んだんだけど
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サオリ「くっ……強い!」
エンジェルハイロゥから放たれる光弾。
それは地面を抉り取り、壁を穿ち、生徒にも大ダメージを与える威力があった。
ヒヨリ「あんなのまともに食らったら……!!」
アツコ「……でも、私達の勝ちだね。」
エンジェルハイロゥの後ろ。先生側から見て反対側。
イア「喰らえ!この機械仕掛け!!!」
イアは起爆装置を起動し、ヘイロー破壊爆弾を投擲した。
サオリ「伏せろ!!」
ミサキ「!!」
ヒヨリ「!」
アツコ「!!」
“………!”
先生達は爆発に巻き込まれないため、地に伏せる。
しかし、爆発は起こらなかった。
爆弾はすり抜け落下する。
イア「何っ!?」
サオリ「何故だ!?何故爆発しなかった!?」
ミサキ「まさか…
不発弾。その破壊爆弾は不発弾だった。
それは最悪の知らせである。
サオリ「くっ…!」
“どうにかしないと…!!”
マイア「皆さん!爆弾を上に投げてください!!」
ポルタパシス上から声。そこには、マイアがいた。
サオリ「マイア!?スバルはどうした!?」
マイア「いいから早く!!
後は私、いえ
サオリ「……任せた!!」
サオリは破壊爆弾を拾い上げ、上に投げる。
???「とにかく…撃てばいいのですね?」
マイア「はい!撃ちまくりましょう!!」
???「あなたが帰ってすぐだというのに
何故こんなことになっているかは分かりませんが…。」
マイア「!来ました!
スバル「分かりました。マイア、あなたを信じましょう。」
スバル達は銃弾を放つ。
大量の銃弾が放たれた。
そして、その内の一つがヘイロー破壊爆弾に命中し…
今度こそ爆発した。