ロイヤルブラッドの失敗作【完結】   作:セルビア

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23話

アツコ「やった…!?」

 

ヘイロー破壊爆弾は、エンジェルハイロゥの間近で爆発した。

爆煙が漂っている。

 

サオリ(スバル…。)

 

 

 

 

マイアとスバルが先生達に合流した。

 

マイア「やりましたね先輩!」

 

スバル「あの…状況が見えないのですが…

……スクワッド!?いつ帰ってきたのです!?」

 

サオリ「スバル?何を言って…?」

 

スバル「何故帰って…!」

 

“覚えてないの?”

 

アツコ「多分あの光の影響で記憶が巻き戻ってるんでしょ。

それより……。」

 

アツコは煙の方に目を向ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘイローが消失しました。

ヘイローが消失しました。

永劫の光輪使用不可。

防御機能は喪失されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこには、エンジェルハイロゥが浮かんでいる。

 

イア「!まだ活動している……!!」

 

アツコ「うん。でもよく見て。」

 

()()()()()()……?”

 

先生達の目の前に現れたエンジェルハイロゥには光が灯っておらず、ただの輪と言って差し支えのない姿になっていた。

 

アツコ「うん。ヘイロー破壊爆弾のお陰で、アレのヘイローとしての性質は無くなった。」

 

ヒヨリ「と言うことは……!」

 

アツコ「今のアレには、()()()()()。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もはや光輪は機能を停止しました。

自己解決。自己解決。

 

この事態が生じた原因を排除します。

コード195『緋色の弾丸』発令。

さらなる物理手段による解決を図ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サオリ「どうやらあちらも戦うつもりのようだな。」

 

ミサキ「……でもそれはこっちも同じ。今までは攻撃は通らなかったけど……。」

 

ヒヨリ「これなら、倒せます!!」

 

スバル「ちょっと待って下さい!話が見えないのですが!?

何故あなた達は帰ってきているのかもわかりませんし、このロボットも誰なんです!?」

 

イア「そんなことは今どうでもいいでしょう!」

 

スバル「どうでもいい!?」

 

マイア「ま、まぁ先輩!とにかく今はアレを!」

 

スバル「……ま、まぁ分かりました…とにかくアレは、アリウスにとって良くない物なのですね?だったら……」

 

スバルは再び銃を構える。

 

スバル「私は、アリウスの為に戦います。」

 

サオリ「……フッ。」

 

スバル「!何がおかしいのです…!?」

 

マイア「まぁまぁ先輩…!」

 

“とにかく、これが最後の戦いだね…。”

 

アツコ「うん。もう黙示録の天使は消えた。

後はアイツを破壊して、ハッピーエンドかな?」

 

先生は深呼吸して、言った。

 

“……よし、行くよみんな!!!”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

攻撃を辞めてください。

天罰を受け入れなさい。

 

あなた方が勝つことはありません。

新生を受け入れない、

 

愚か者共が。

 

 

 

 

 

 

 

 

─────────────────────

1:名無しの先生

 

エンジェルハイロゥ戦始まった!!

 

 

 

 

 

 

2:名無しの先生

 

やっと攻撃通るわ 2回の負けイベの恨みを晴らしてくれる

 

 

 

 

 

 

3:名無しの先生

>>2

やっとよな マジで

 

 

 

 

 

 

4:名無しの先生

 

光ってないとあんな機械的な見た目なのね

 

 

 

 

 

 

5:名無しの先生

 

シンプルに強い

 

 

 

 

 

 

6:名無しの先生

>>5

火力、体力両方高い感じだね

 

 

 

 

 

7:名無しの先生

 

勝てねえ…

 

 

 

 

 

 

8:名無しの先生

>>7

マジで強いタイプよな 大人のカード使いてえ…

 

 

 

 

 

 

9:名無しの先生

>>8

まあやりようによっては行ける?

 

 

 

 

 

 

10:名無しの先生

 

イアやっと味方で使えるわ シンプルタンクとして強い

 

 

 

 

 

 

11:名無しの先生

 

倒したけど結末どうなる?

 

 

 

 

 

 

12:名無しの先生

>>11

次の話に続くみたい

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理解不能 理解不能

何故新生を受け入れない?

何故力を拒む?

 

 

 

アツコ「確かにあなた達のやり方は正しい…かもしれない。

悪い記憶を忘れさせ、新しい未来に向かう…。」

 

 

 

ならば何故?

 

 

 

 

 

アツコ「でもね。」

 

 

 

一斉に銃口がエンジェルハイロゥに向く。

 

 

 

 

 

アツコ「私達は、()()()()()()()()()()()()()()!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────────────────────

 

銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。銃弾。

 

 

 

 

 

 

 

何故?何故?受け入れない?

新生こそ、私に課せられた最後の使命。

願いの筈なのに。

 

「わからないの?」

 

誰?否、搭載された死体の魂?

 

「アリウスは虐げられてきた。それは紛れない事実。

……忘れたい人もいるだろうね。」

 

ならば何故?何故受け入れない?

 

「でもね。そういう経験も含めて……

人生。今の自分なんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

認めない。

そんな事実は認めない。

ならば私は何故作られた?

過去を忘れたいのではなかったのか?

 

最後の足掻き。

 

私、いやアリウスという歴史を。

 

 

 

 

この手で消し去る。

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────

 

 

イア「これで、終わりだ!」

 

イアは斧を振り下ろす。

そして、エンジェルハイロゥは煙を吐き出し始めた。

 

サオリ「やったか!?」

 

アツコ「いや、何か様子がおかしい!!」

 

 

アツコが言ったことは正しい。

事実、エンジェルハイロゥが()()()()を始めている。

 

ミサキ「なっ……!?」

 

ヒヨリ「これは…一体……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コード1 『ラプラス』

 

 

 

自爆します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サオリ「!?」

 

スバル「何ッ!?」

 

“自爆!?”

 

先生達は驚愕する。

 

アツコ「この感じ、アレが爆発したらこのアリウス全体がヤバい!!」

 

“一斉発射!!”

“絶対に阻止!!”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もはや間に合いません。

アリウスの歴史は今日でおしまいです。

 

それでは皆様。

 

 

 

 

さようなら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「残念。そう上手くは行かねぇよ。」

 

 

 

 

“………!?”

 

 

 

エンジェルハイロゥに何かが突き刺さる。

 

 

 

それは巨大な……。

 

 

 

 

アツコ「……矢?」

 

矢だった。

 

 

 

 

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