クソ雑魚マキマさんの日常(ボツ回) 作:TuT
2025/01/14 投稿
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チェンソーマン要素どこ···?ここ···?
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世の中の事象には、大抵理想と現実のギャップが存在する。
それは外見だったり、性格だったり、能力だったり、人間関係だったり、出来事だったりする。
理想は高く持つ方が良いが、現実は非情である。
『マキマさんはクソ雑魚』。
これは絶対不変の真実なのである。
◆◆
早朝
【理想】
私はマキマ。特異5課の隊長を務めている。
「ぅ······ん」
今日は希少な丸一日の休日。
せっかくだから少し早めに起きて、外に出てランニングすることにした。
伸びをした後ベッドから出て、タンスにしまってあるジャージを取り出して着る。
ベッドで寝ているデンジくんの髪を軽く撫ぜて、自室から出る。
支配ちゃんとナユタちゃんもまだ寝ているだろうから、そっと玄関のドアを開けた。
家から持ってきたペットボトルの水で喉を潤し、念入りな準備運動も終えてから走り出した。
私は職業柄それなりに体を鍛えているため、視界を流れる景色を楽しむ余力を残しながら、きっちり三十分走りきって良い汗を流せた。
【現実】
私はマキマ。特異5課の隊長を務めている。
「······ん、まだこんな時間かぁ···」
昨日はお楽しみしすぎてまだ眠い。
今日は休みだしまだ寝ててもいいよね。
おやすみなさい···( ˘ω˘)スヤァ···
朝食
【理想】
シャワーで汗を流した後、朝食の支度をする。
といっても朝は簡単にパン食だ。食パンにカリカリのベーコンとスクランブルエッグを乗せたものと、インスタントのコーンスープ。
···あ、デンジくんも起きたみたい。
「おはよう、デンジくん。ご飯できてるよ」
「んぁ、おはようございます···いい匂い」
私、デンジくん、支配ちゃん、ナユタちゃんの4人でテーブルを囲む。
「「「「いただきます!」」」」
【現実】
「······マキマさん、もう朝っすよ」
「んぅ〜······もう少し寝たい···」
布団に潜り込んで抵抗する。
なんでデンジくんは朝起きれるの···?
寝た時間は私と同じはずなのに。
「早く起きねーと生活リズムが崩れるって教えてくれたのは、マキマさんじゃないっすか」
「···寒い日は例外ということで」
「えぇ······あっ、支配さん来ましたよ」
「エッ嘘ぉ!?」
思わず飛び起きた。
支配ちゃんは容赦ないからなあ···私が朝起きてこれない時は力ずくで布団を引っ剥がしたり、くすぐったり、耳を舐めたり*1してくる。
「ひゃんっ♡」という淫猥な声をデンジくんに聞かれた時は顔から火が吹き出るかと思った。
夜はともかく朝はダメです。
「嘘です。···さ、目ぇ覚めたでしょ?ご飯食べましょう」
「はい······」
だ、騙された······!
午前
【理想】
食休みをしてから、最近になって公安に新設されたジムでトレーニングをする。
シャフトを持ち上げる“ガシャン!ガシャン!”という音が響き、トレーニングルーム特有の熱気が立ち込めている。
「やっぱいつ来ても凄えっすね」
「うん。私たちも頑張ろっか」
〜1時間後〜
「ふぃ〜···つっかれた···!」
「お疲れ、デンジくん」
テキパキとトレーニングメニューをこなした私たちは、汗を拭いて水分補給をしてから退出した。
【現実】
「ふん゙ぬぬぅぅ···!」
「頑張れマキマさん、あと2回!」
ベンチプレス××kg*2を5回。
私自身の肉体に緩い“支配”を掛けて強化すれば余裕なのだけど、素の腕力を鍛える事が目的だから自分で禁じている。
ぬおおおお上がれええぇぇ!!
「あと1回!」
「んん゙ん゙〜〜〜っ!!」
その時だった。
ブッ
···寝そべった状態で、バーベルを持ち上げることにばかり注力していたからだろうか。
どこが、とは言わないが“弛んでいた”ことに意識が向かなかった。
···私の下半身から出たこの音は、すぐそばで補助をしてくれているデンジくんも確実に聞いているわけで。
「ぁ゙ ぁ゙ ぁ゙ ぁ゙ ぁ゙ !!!!!」
ジャキィ!!と私の何処にそんな力があったのかと思う速度でバーベルを持ち上げてラックに置き、両手で顔を覆って悶絶した。
「最悪···もうお嫁にいけない···」
昼食
【理想】
ブロッコリーや鶏ささみなど、ヘルシーで高たんぱくなメニュー。
【現実】
激辛カップ麺。米も入れた。
「······マキマさん?」
「げえっデンジくん!?」
「せっかく筋トレ頑張ったのに効果が薄れちゃいますよ!」と怒られた。
午後
【理想】
デンジくんの勉強を手伝う。
高校生レベルならばまだなんとか教えられる。
「logの処理がいまいち分かんねー···」
「ああ、これはね···」
【現実】
デンジくんの勉強を手伝おうとしたけど、『log』の文字を見た瞬間拒絶反応が出たので断念。
家に持ち帰っていた書類を黙々と処理する。
うぅ、デンジくんとの触れ合いが足りない。
夕食
【理想】
今日は時間があるので餃子を作る。
さすがに皮から作るのは面倒くさいから市販の皮を使うけどね。
テーブルにタネと皮、それから水をセットしひたすら包む。デンジくんとの共同作業である。
···なんだか夫婦感があってとっても良い。
キリ良く100個の餃子を包み終えたのと、支配ちゃんとナユタちゃんが帰ってきたのは、ほとんど同時だった。
「ただいまー!」
「途中の道で一緒になったので、一緒に帰ってきました」
「おかえりなさい。これから餃子焼くからね」
「やったー!」
じゅわああああ···
うーん餃子の焼ける良い音。
【現実】
「冷凍餃子美味しい」
夜
【理想】
支配ちゃんとナユタちゃん、それから隣の部屋にいるアキくんとパワーちゃんが寝静まっただろう頃。
「···今日もする?」
「しまァす!」
〜R18シーンは割愛〜
【現実】
「···今日もする?」
「します···って言いたいんすけど。アキに、その、『声がデカい』って言われちゃったんで、今日はやめときません?」
デンジくんは“する”時はあまり声を出さない。耳元で囁いて攻めるタイプだ。
そうなると···私だろうなあ。いやでも、デンジくんが上手すぎるのも悪いと思う。
「声は我慢するから···ね?」
「···分かりました。優しくするんで、マジで声我慢して下さいよ?」
「任せてよ。今日は私がリードしてあげる」
〜R18シーンは割愛〜
「あ〜あ···」
結局抗議された。