それでは本編、どうぞ!
あれから数日が経ち、計画が完成。
020部隊の役回りとして、支援、牽制、凍夜と依姫は、
前線で戦うというように、広範囲での活動をする。
軍全体に計画が発表され、計画前日まで来たところで、
妖怪が攻めてきている。という情報が入った。
そして今、最前線。ルーミアが影の中から話す。
「どう?今回の襲撃は。数百万くらい来てるけど勝てると思う?」
「あの程度の数。俺が本気を出せば、2分で殺し切れる。」
「………へ?」
影のなかにいるルーミアから驚く声が漏れる。本気はまだ見たことはないが、決して弱くはない妖怪達が数百万と集まり、それをたったの2分で片付けられるというのだ。
「そろそろ始まるな。」
ーーー
「皆の者!聞け!!!」
総隊長の声だ。
「今回の戦い、ロケットが月へ行くため、時間稼ぎをするのが我々の使命だ!!だが、絶対に誰一人として欠けるな!
ここで死んでも語り継いでもらえるなどと思うなよ!
誰一人として欠けることなく、“皆で月に上がる”ぞ!!」
「「「「「「「おぉー!!」」」」」」」
ーーー
「流石だな。士気の上げ方がうまい。」
「なにせ父上ですから。」
「そうだな…少し頑張るか。」
「頑張るって…なにさ。隊長さん。」「何をしようというのです?」「…嫌な予感。」
「遊ぶのさ!
何も考えずにやってくる妖怪、妖獣を超巨大な霊力の塊が何万と轢き殺していく。そして突き進んだ先で爆発が巻き起こる。10万ほど死に絶えてしまう。不憫。
「あなたも相当でしたね。隊長。」
「蒼玄隊長に続くぞ!!!」「「「おぉー」」」
ここに…人妖大戦が始まる。
〜〜〜〜〜〜〜
「ぐぁあ…」 「へぶぅ…」 「ぎぁ…」 「ゴハァ…」
凍夜と依姫が連携しながら、妖怪を切り刻んでいく。
ルーミアも影からバレないよう依姫をサポートとしている。
「依姫、ここを守れ。俺はもっと奥に潜る。」
「了解。戻ってきてくださいよ。」
「誰に言っている?
羅式 瞬羅」
敵を細切れにしながら突き進む。
「…そろそろいいぞ。ルーミア。」
「やっとね。」
「ああ…楽しもう!」
凍夜の姿が変わっていき、妖力を放つ。そして…、
楽しそうに敵を細切れにしていく閻羅と、
楽しそうに敵を串刺したり真っ二つにするルーミア。
「だいぶ削ったな〜。」
「そうねぇ。」
「お。楽しめそうなのが来たぞ!」
そう言ってすぐ、角の生えた何かが突っ込んでくる。
「オルァラアァァ!!!」
「駄目だ。」
「なにぃ、ゴハァ!!」
「可哀想に…閻羅のラリアットをまともにくらうなんて。」
妖力を抑えた状態とはいえ、ラリアットが直撃した。
かなりの勢いで突撃してきていたのもあり、地面に埋まってしまった。ルーミアが後ろで憐れみを向けている。
「酷いぞルーミア。まるで人をバケモノみたいに。」
「実際妖怪だし…バケモノでしょ。」
「反論できんな。おい、大丈夫か?手加減してやったんだから生きといてくれよ~。」
手加減という言葉にそれを聞いた全員が、困惑した様子を見せる。
「クゥ…。こんな化け物いるなんて聞いてないぞ。」
「降参でもするか?」
「すると思うか。」
「いいぞ。良い目だ。ルーミア!邪魔してくれるなよ。」
「はあ〜。はいはい。」
「来い…若造!!」
「行くさ…クソったれ!!」
互いの拳がぶつかり合う。片方は笑い、片方は怒る。
「楽しいナァ…お前名前は?」
「笑えないぜぇ…
豪快な右ストレートが大気を震わす。並の妖怪ならば木っ端微塵になって終わりだろう。だがそれすらも、当たらければ意味はない。
「当たってねえぞオラァ。」
「うぐ……ゴハァ。」
再びラリアットが決まる。龕鬼の体がふらつく。
「もうそろそろ…終わらせようか。」
「な、にを…する気、だ。」
「全部消し飛ばすんだよ。」
「なに!?」
「ルーミア。影に潜っといてくれ、おまえには、死んでほしくないからな。」
「はあ…ほんっと、仕方ないわね。」
「そんなこと、させ「邪魔だ!」グォォ…」
一撃で吹き飛ばされ、堪えきれず地に伏す。
「さあ…出番だ、相棒。 妖刀『灼赫』 」
灼赫を抜き、全ての妖力を解放する。強い力に反応し、これでもかと刀身を震わす。刀身は真っ赤に輝き、今か今かと解放を待つ。刀を上に掲げる。
「 『
刀を大きく振るう。溜め込まれた力は振るわれる。
無数にいたはずの妖怪たちを…
一瞬で消し飛ばした。圧倒的な妖力で。
零へと、全ての淵へと飲み込んでいく。
極められし。全てを切り裂いてしまえる。その刃。
静けさに包まれた。戦場は飲み込まれたのだ。
ただ一振りに…
お読みいただきありがとうございました。
無双劇。まだ、終わりではありません。残る妖怪は50万程。
ちなみに、ジアビスオブゼロで200万以上死にました。
次回、人妖大戦…②