東方万化録 〜変幻自在なこの世界を〜   作:人間の端

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どうもおはこんばんにちは。正体不明な妖怪です。
海外編から、再び日本へ戻って来ました。
日本のある場所でのお話です。

ではさっそく本編、どうぞ!


第十六話 妖怪の山

 

海外旅行は終わり、

 

現在、日本に戻ってきていた。

 

 

 

「いや〜懐かしい。」

 

「そうねぇ〜。」

 

「それにしても、こんな地形だったかな?」

 

「一万年近く経ってるんだから、多少は変わるでしょ。」

 

 

「それにしたって、…“あんなこと”になるかねぇ」

 

閻羅の言う“あんなこと”というのは、大量の妖力が集まっている場所でのことを指している。

大量といっても、一匹の持つ力というわけでわない、妖力を持つ者が集まっているというものである。

 

「確かに不可解ではあるわね。」

 

「妖怪ってのはあんまり群れることないからなぁ〜。」

 

 

妖怪の集まりという違和感を持ちながら、けれど興味が湧いて、山の方へと足を進めていく。

 

 

「そういえば、鬼子母神のこと殺してなかったな。あいつ、人妖大戦のとき、あの数を束ねてたってことなのかねぇ。」

 

「そうね、横目に見てたけど、気絶させただけだったわね。」

 

「そんなに余裕あったのか?」

 

「そっちこそ。」

 

 

 

 

 

「止まれ!ここは妖怪の山。何の用で来た?」

 

白い狼の耳と尻尾、剣と盾を手に持った妖怪が飛んできた。

 

 

「ルーミア、こういうとき、どう言えばいいと思う?」

 

「そうねぇ〜…面倒くさいし暴れちゃえば良いんじゃない?」

 

その言葉を聞き、妖怪はルーミアに対して、敵意を出した、

 

「何!?貴s」

 

“貴様”という言葉を放とうとして首から上が無くなる。

 

「ルーミアに敵対するってことは、俺が殺すってことだ。」

 

「手が出る速さ凄いわね。」

 

 

 

「侵入者だ!」「なんだって!?」「し、侵入者!?」

 

 

「と、通さな「黙れ雑魚。」ぐぇぁぁ」

 

 

「そろそろ中腹辺りかしらね。」

 

 

そのとき、目の前に何かが落ちてくる。土煙が上がる。

 

土煙が晴れていき、だんだん姿が見えるようになってくる。

 

 

 

「たしか…龕鬼だったか。久しいな。」

 

「あんたか……全く、嫌になる。」

 

 

「お前も強くなっているようだが…」

 

「そうさ、あんたには敵わんよ。」

 

「ルーミア。遊ぶか?」

 

「私はパス、私の方が強いし…」

 

「声を大きくして言うな、これでも気にしてんだよ。」

 

 

そのとき、山が震えた。

 

 

「はぁ…早く行ってやりな。」

 

「ああ…そうするとしよう。」

 

 

「ルーミア、蹴散らしてくれるか?」

 

「えー、なんで私?」

 

「俺は加減ができない。」

 

「仕方ない、か」

 

内包する妖力を解放し、高めていく。

 

 

 

 

「 『ミッドナイトバースト』 」

 

 

山を守ろうと集まってきていた妖怪たちは強大な力を前に霧散する。妖怪の誇りだの山を守もるという責任だとか、妖怪のくせに持っているものは、当然どれも中途半端で、圧倒的な力の前に立ち向かえるものはいない。

 

障害のただ一つもなく、山を登る。

 

 

 

 

そしてまた、山は震えた。





お読みいただきありがとうございました。
龕鬼についてですが、別に弱いわけではありません。なんなら山一つ吹き飛ばすくらいの力ありますし、原作の勇義より少し強いくらいには強いです。他が頭おかしいだけですね。

次回、鬼子母神
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