どうもおはこんばんにちは。妖怪の溶け合った何かです。
最近は寒くなってきました。特に夜とかは極寒ですね。
上着は忘れぬよう。
それでは本編、どうぞ!
「カッカッカッカッ……久しいねぇ。」
「ククク……そうだなぁ、たしか、鬼子母神だったか。」
「そういえば、あんたらの名前は知らないねぇ。」
「確かにな…俺は閻羅。“変幻自在を使う者”というところだ。そして、こっちが…」
「ルーミアよ。あなたみたいに自己紹介の何か要る?」
「要らないんじゃないか?俺は楽しんでるだけだし…」
「そう?でもまあ、ちょっと考えとくわ。どうせ暇な時間ができるでしょうし。」
「カッカッカッ…わかってるね…閻羅、あの時以来だねぇ、殺り合おうじゃないか。」
「ハッ…いいだろう。楽しもうじゃねえか!」
互いに拳を振るう。
一撃一撃が、どんな巨岩も壊す破壊力を持つ。
「オラオラオラオラァ!」 「クハハハハハハァ!」
来た拳を掴み、捻ることで、意識を逸らす。
「こっちだぁ!」
隙を突き、脇腹に回し蹴りを放ち吹き飛ばしてしまう。
「趣向を変えようか。」
右手を斜め上に掲げる。
空間が歪み始め、風が吹き荒れる。
いつの間にかその手には、禍々しい鎌が握られていた。
「
「ククク…死んでくれるなよ?」
両手で柄を持ち、体の後ろ側に回し、大きく構える。
懐へ飛び込み、一閃。さらに円を描くように回転斬り。
「危ないねぇ!?」
避けられたことを気にも留めず、
鎌を頭の上でクルクルクル、と回す。妖力をその中心へ集め、鬼子母神の方へ向ける。妖力は球体状になり、力が凝縮されていく。
鬼子母神も、両の掌を体の前で向かい合わせ、中心に妖力を凝縮していく。
『アフェイロ・ト・ゾダノス』 『
「ドロー、てところか。遠距離攻撃はな〜。」
「あたしの負けさ。やっぱりこれは苦手だねぇ。」
「じゃあ次はこいつにしようか。」
そう言い、両手を横に伸ばす。またもや空間が歪む。
次に現れたのは二振りの木刀であった。
「さて…いくぞ?」
二刀流、今までは単純な力押しでしかなかったそれを、スピードと技術をより優先した形。
繰り出す技、それは極められし………連撃。
「それありかい!?」
「 『
2つの刀の持ち手や刀身、弾き合わせることにより、勢いを殺さずに、もう一撃、もう一撃、というように斬撃を放つ、この技は使うものの熟練度合いに依存し、より複雑な技へと至る。
「一杯、くわされたよ。」
数十に及ぶ斬撃を避けきることは叶わず、体のあちこちに打撲痕を残す鬼子母神。
「それじゃあ次は、こっちの技を見てもらうよ!」
大きく一歩目を踏み込み、ゆっくりと体を回す。
大きく二歩目を踏み込み、拳に力を込め、後ろに回す。
大きく三歩目を踏み込む。
「 『
体ごとぶん回し、拳にすべての力を込める。
放たれた拳は、容易に山をも砕き、地を震わす。
「……ククク……クフフフ………クハハハハハハ!!」
圧倒的力の塊、それを閻羅は…
止めたのだ。
真正面から。
「カハハ…面白いな!まさか完成させてくれるとは!」
「完成だぁ?」
「ああ…俺の三歩必殺は未完成でね。力の全てを乗せることはできても、勢いをつけれていなかったのさ。」
「それすらもあんたは耐えちまってるけどねぇ。」
「当然だろ…森羅万象全てが俺のモノなんだからよ。まだ完全にコレを操れていないがな。あと少しで、全てを手繰り寄せる事もできるようになる。」
「何目指してんのさ。」
「お疲れ様、二人共。」
「すまんな、ルーミア。時間取っちまった。」
「いいわよ。楽しかったみたいだしね。」
「ああ…楽しんだことだし、今度はまた、客人として来るかな。土産も持ってくるとしよう。」
「そのときは宴でもしようかね。」
妖怪の山。妖怪たちが集まり、暮らす。今までに類を見ない新たな形。可能にするのは“鬼”。ただの鬼なんかとは違う“鬼神”。
また出会えるという確信を持ち、
旅はまた…続く。
お読みいただきありがとうございました。
見切り発車だからなのでしょう。物語としては、あまりにもひどいものになってしまった。後付け設定の塊ですね。
数万年で未だに馴染まない能力ってなんだよ。
次回、フラワーマスター