来ましたよ。どうもおはこんばんにちは。妖怪(笑)です。
初任務です。今回はとある妖怪も出します。常闇…誰のことでしょう。それでは本編、どうぞ!
カキン、カキィン
「筋がいいな。依姫。」
「こちらはギリギリですけどね!」
現在、依姫と稽古を行なっている。少し前、依姫から剣を教えてほしいということと、敬語でなくてもいいと言われ、最近は、このような感じで稽古をしている。
「俺の技、一つだけ教えるよ。」
「本当ですか!?」
「ああ…依姫なら覚えられるだろうからな。」
ピピッ
「これは…任務でしょうか?」
「そうかもな、行くとしよう。」
ーーーーーーーー
「…集まったな、020。任務だ。」
今回の任務は、[大量発生している妖獣の集団を排除。正体不明の謎の妖怪が出没しているため注意。]といったもの。
作戦は、まず凍夜と依姫が強い一撃で、奇襲をして、さらに速見が錯乱を行い、混乱のうちに全て狩る。これだけの単純なもの。
「嫌な予感がする…」
「嫌な予感?」
「気のせいかもしれないが…何かが起こる。そんな気がする。いつでも退避できるようにしておけよ。隊長命令だ。」
「「「「了解」」」」
〜〜〜〜〜
作戦が始まる
「依姫、デカいのを飛ばす。いつでも攻撃できるよう構えておけ「はい!」。速見、お前の撹乱がどれだけ効くかで難易度が変わる。楽に終わらせてくれよ。「りょ〜かい!」遠崎、いけるか?「いつでも。」護藤、依姫についていけ、後ろを守ってやれ「了解!」よし、いくぞ。」
凍夜の掌に霊力が集められていき、前に手を出し、膨大な霊力を一気に解放し、掌の前へ集め、巨大な球体として放つ。
「 『
正面にいた数十匹が消し飛び、目に見えて混乱している。
「すご。」「流石だ。」「やはりすごいです!」「…消し飛んだ。」
「速見、撹乱!「オッケー!」依姫、護藤、切り込んでいけ「「了解!」」遠崎、後ろは任せるぞ!「わかった。撃つ。」片付けるぞ!」
超スピードで、移動しながら弾丸を撃ち込み撹乱する。不可思議な方向や場所から撃ち込まれ続ける妖獣たちは、先ほどの圧倒的な一撃も合わさり、思考すらできなくなってしまうほどに、困惑が広がる。
「ハァ!!」バシュゥ
依姫が切り込む。
「グルルル…がぁおあー」
妖獣の一匹が依姫に噛みつこうとする。が…
「背中は守る。」
「グルルゥ〜。」
護藤が立ちふさがり、これでもかと大きな盾のようなもので、塞ぐ。
そして…どんどんと突き進んでいく。
同時に…凍夜もまた、刀を取り出して、
静かにされど確実に、妖獣を葬っていく。
あえて死角の多い戦い方を行い、より力強く刀を振るう。
そうして、妖獣達を苦しませずに殺していく。
ブゥゥンン。シィィンン。
そして死角に入った敵を…
バシュン!!
確実に打ち抜く。
そうしていくうちに、最後の一体になる。
「簡単に終わってくれそうで何よ…チッ」
凍夜が、どこからか飛んできた斬撃を弾き、舌打ちをする。
「フフ…凄いわね。」
肩まで伸びた黄色い髪をなびかせ、白黒の洋服を身に着け、赤のリボンを付けている。手には剣を持っており、黒く、刀身はまるで、闇を集めて出来ているかのようになっている。
「ハァ、、、全員撤退! 遠崎、最後のをやれ。「了解」俺がこいつとやる。全員帰ってくれ。」
「納得いきません!なぜ凍夜さん一人でのこッ」
「俺がこいつと遊びたいんだよ。」ニィッ
そのときの凍夜の顔は…
とても、 とても、 楽しみで仕方ない様子だったのだ。
「了解…しました。」
「悪いなお前達。初任務でこんな事を言って…」
「いいよ。別に初対面からそんな感じだったでしょ。」
「隊長の命令だ。文句はない。ただ…死にはするな。」
「そんなこと。今更。あきれて何も言えない。」
「クク…では、帰還しろ。」
「「「「了解。」」」」
「待たせてしまったな。」
「フフ…いいわよ。楽しくなりそうだもの。」
「ああ…ククク、楽しもうか!」
「ええ…フフフ、楽しめそうだわ!」
互いの剣と刀がぶつかり合い、“カキン、カキン”と音が鳴り響く。
「これはどうだ!?
『
「くぅッ!?」
瞬時に数千という数の攻撃がぶつけられる。
これには流石に堪えきれず、剣を弾き飛ばされる。
「凄まじい剣技。じゃあこちらからも…
『ミッドナイトバード』 」
戦にも迫る数の鳥型の妖弾を展開してくる。
「多くて面倒だな。ククク…
『
凍夜が“面倒だ”と呟いたのも束の間、途端に凍夜の姿が消え、碧い軌跡が残る。
「危な…切れたらどうするの!?」
「避けられるとは…面白いな。楽しくなってきたぞ!
名を伺おう。俺は、蒼玄凍夜だ。君は?」
「あははははは…戦っている相手に対して名前を聞くだなんて、貴変わってるわね!私はルーミアよ。」
「ルーミアか、良い名だ。どうだ?次の一撃、勝ったほうが負けた方に従うというのは…。」
「いいわね。でもあなたの場合寿命的にあなた破損をする気がするのだけど…。」
「問題無い。こう見えても、変えているだけで、本当は妖怪なんだよ。「え。」ほら。」
そう言って、凍夜は霊力を妖力に変えて、種族も妖怪に変えて、尻尾を出す。
「本当なのね。」
「それじゃ、そろそろ…いくぞ!!」
「ええ、こちらからも…いくわ!!」
2人が同じタイミングで前に出る。ルーミアはどこからか先ほどとはまた違う黒い塊のような“刀”を取り出し…
「クククク…カーハッハッハ」
「フフフ…ハァァ!!」
刀の通った軌跡が残る。
「負けたわ。」
「ククク…じゃあ、これからよろしく。」
そうして初任務は成功に終わった。
お読みいただきありがとうございました。
ルーミア参戦!!簡単には終わらせないぞ…都市編。
それでは次回もよろしくお願いします。
次回、デート?