IFスピンオフ インフィニット・アマゾンズ ルートオメガ 作:らんくらニキ
キャノンボール・ファストの最中に起こった襲撃事件。
観客席に紛れ込んでいた未覚醒の実験体アマゾン達が突如として覚醒したがアマゾンアルファ、ガンマ、ゼータ、ベータの駆除によりなんとかなるも甚大な被害を被る事になったがことの顛末は素早く片付いた……………筈だった。
IS学園外によるアマゾン狩りが活発となりその影響がIS学園にも及んでいた。
それにより上からフェンスが落ちてくると言う大事件が起こり悠は綾音が傷ついたりその影響が仲間に及ぶのならばと悠は考えた。
「おい悠!!どこに行くんだよ」
「どこって……僕は此処を去るしかないんだ!!」
「待てよ!俺はお前が去る理由がわかるけどさ、一人で抱え込むなよ!!友達だろ!!」
一夏は悠の腕を掴むがそれすら追い払う
「友達だから…………傷つけたくないんだよ。」
そう言い残し悠はISを展開した後瞬時加速で消えていった。
「悠…………どうすんだよ」
それから翌日………
「突然だか水澤がIS学園を去った。」
織斑千冬の一声に皆の時が止まった。
「織斑、水澤が去った理由はわかるか?」
「はい……実は昨日俺は水澤が去ろうとしてるのを目撃したんですが……止めれませんでした。俺がもっと強く言えば……
「そう自分を責めるな織斑。」
「あと手紙が置いてあったんですが………先に箒達に見せても良いですか。」
「構わん。こっちは水澤とコンタクトを取ってみる。山田先生、指示を飛ばしといてください」
「はい……ではホームルームは終わりです。」
学校が終わり自由時間となったが案の定箒達が詰め寄ってきた。因みに他のクラスメイトはある程度察したのかさっさと帰っていった。
シャルロットが鈴と綾音を連れてきたのといつ来たのかわからないタイミングで楯無も来た。
「一夏これはどう言うことだ!!」
「は……悠さんが……」
「IS学園を去ったのか……」
「悠君……」
「嘘だ……なんで!!」
「あっ……ああ……」
ショックのあまり綾音はふらりと倒れそうになるが鈴がすかさず受け止める
「一夏……止めたのよね……」
「止めようとしたけど止められなかった。それとこれが置いてあった。」
一夏は間を空けずに手紙を差し出した。
「悠のやつ……これを置いだ後に何やら部屋の外から足音がして気付いてさ,ドアを開けた瞬間悠が見てしまったのか俺と目があった瞬間去っていったんだ……」
「一夏頼む………これは私や箒とセシリアと鈴とシャルロット……そして大切な人の綾音が読むべきじゃない……嫁であり悠の親友のお前が読んでくれ。」
「あぁ……分かった。」
何やら手紙は数枚以上書かれていた。
「拝啓、皆さんへ
突然になるけど僕はIS学園を去ります。理由は明確でアマゾン差別問題です。これにより一夏君も男性だからと福音事件による大怪我からの復帰によりアマゾンと疑われ巻き込まれ、挙げ句の果てには綾音にも被害が及んでしまったからです。
僕は皆を巻き込まず去ることにします。でも僕達は五円玉のネックレスで繋がっていると自覚してください。
皆んなに一言言います。
一夏君へ、僕にとって君は一番最初に出来た友達です。今まで僕は男性の知り合いは年上やアマゾンとかでした。でも一夏君は高校生ぐらいの年齢で同い年のように接することが出来た存在です。最初の頃はどんな子だろうと緊張していましたが優しくて誰かを守ろうとする性格に絆されました。流石に鈍感さには呆れましたが今は慣れました。箒さん達をこれからも仲良くしてください。
「んだよそれ……分かってるよ。」
箒さんへ。
初めて仲良くなった女子で三人で過ごしてた時は楽しかったです。
篠ノ之束さんの妹だと知って驚いたけどそれを跳ね返すぐらいの真っ直ぐな性格で一夏君や僕は世話になりました。
臨海合宿の時ビンタしたりきつく言ってごめんね。でも自分を奮い立たせて福音を一緒に倒したのを僕は忘れません。一夏君に水着を見せれてよかったと思います。
「悠……私もありがとうな。」
セシリアさんへ。
僕にとってあなたの第一印象は男性を見下した態度が嫌でしたが一夏君と戦って以降面白くて素直になってくれて良かったです。
僕は貴方の努力する姿勢に関心を持ちました。あの時
美味しくなかった料理も今じゃ少し改善されてて良かったです。
「最後まで料理の話ですこと……」
鈴さんへ。
一夏君が約束をド忘れした代わりに謝罪しに行った後学食でハンバーガーを沢山食べて相談を聞いたのと仁さん合わせて四人でゴーレムを倒したの事も覚えています。
最初は転校生と聞いてどんな子かと思いましたがツンデレでも活発でスッキリしたような性格は色々と助かったよ。
僕が腹部貫通して緊急手術となった時、鈴さんも入院しながらも僕の事を泣くぐらい心配してくれてありがとう。
あの時食べた酢豚や肉じゃがの味は忘れません。
良いお嫁さんになれるし一夏君の事を大切にね。
「悠も……もっと絡みたかったわよ。」
シャルロットさんへ。
男装時代からずっと前から仲良しですが色々と話しやすかったし、アルベールさんと少し揉めてしまいましたがなんとか納めました。シャルロットさんの優しさとすこしあざといところ、そしてISの操縦技術も含めて尊敬するし大好きでした。
仲良くなれて良かったと思います。家の問題も解決してくださいね
「うん。僕も嬉しかったよ……」
ラウラさんへ。
馴れ初めが最悪で後一歩で僕が死にかけるような事をしましたがVTシステムに取り込まれた君を一夏君と一緒に助けた後もなんだかんだ副官として認めてくれたり美月の場所を探すのを手伝ってくれたりと色々と助かったよ。
僕はラウラさんがデザイナーベビーと言う造られた存在と聞いて親近感が湧きました。
すみませんが僕は副官として一時辞めます。また一緒に居るとなったら僕は戻ります。
「副官として……いや、悠は一夏の友として優秀だ。」
楯無さんへ。
最初はアドバイスをくれた優しいお姉さんみたいな感じかと思いましたが気づいたらやらしいお姉さんに変わっていました。
裸エプロンで迎えたり、少しウザいところがありましたが色々と頼りになる存在でした。
あと裸エプロンといえ水着を着ているのは少し安心しましたがもしかしてヘタレですか?
生徒会のお二人方にも宜しくと伝えといてください。
「誰がヘタレよ……」
綾音へ。
君はアマゾンの僕を好きになってくれた人です。妹とは違うレベルでこの僕を好きになってくれました。文化祭のチャイナドレスや演劇のドレスは似合ってたよ。同部屋期間の時にステーキ定食や唐揚げ大盛りは凄く美味しかったし、何でこんなに尽くしてくれるんだと考えていましたが、君がアマゾン・キラーシステムにより暴走して何とか止めた後、綾音の検査中に橘局長から全て聞き人を喰べないように調整された僕のアマゾン細胞を移植して病気を治して代表候補生まで上り詰めて僕に感謝を伝える為にIS学園に来てくれたと母さんが話してくれたお陰で僕は君に一番感謝しなければいけませんが、伝えられなくてごめんなさい。この場で言わしてもらいます。
アマゾンである僕の事を愛してくれてありがとう。
「悠…………」
織斑先生へ
貴方には色々と教えて欲しかったし,何でISを乗らないでそんな身体能力してるのか気になりますが聞きたかったです。
貴方は一夏君が未熟だったりと少々厳しいので少しだけでも褒めてあげてください。
僕が戻って来れるとしたら差別問題を解決してからにしてください。
これは別れじゃありません。
みんなを守りたいと言う意志のもとの隔離です。
アマゾンでありながらも仲良くしてくれた皆んなが大好きです。そしてIS学園は僕の新しい居場所です。
皆さんも夢を叶えてください。
水澤悠より』
約数分間読んだ後、綾音は一気に泣き出した。
「うわぁぁぁぁーーー!!!悠ぁぁぁ!!」
「こんなの……こんなのあんまりだよ!!!!!!」
皆が涙を堪えていたが流石に泣くしかなかった。
「許せねぇよ……悠は今まで人を喰べた事ないのにアマゾンだと括り付けてここまで追い込みやがって!!」
「一夏君……これは生徒会としても見過ごせないわ。早速緊急対策するから生徒会室に来るように。」
「わかりました。済まねぇ皆んな。行ってくる」
「あぁ。」
一夏と楯無が生徒会室に行った後残されたのは六人だけだった。
「私の……私のお祖父様が
「綾音そう追い込まないで。悠も辛いけど一夏もそれと同様の嫌がらせを受けているから」
綾音はひたすら泣き続けた。悠が傷つくのを恐れて
「一夏はメンタルが強いのか強くないのか……兎に角私達も警戒したほうがいいな。」
「なら常に二人でいる事ですわ。わたくしは箒さんと」
「あぁ。」
「なら僕はラウラと。鈴は綾音と行動して。」
「分かってるわよ。」
「了解した。」
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ここはどこかわからない港。しかし唯一分かるのはIS学園付近と言うだけ。
そこには一台の赤いバイクと青年がいた。
すると電話の着信音が鳴って出る事に
「……………もしもし、織斑先生ですか?」
『繋がった……水澤貴様何処にいるんだ!お前の居場所は此処なはずだ。戻って来い。』
「ごめんなさい……今戻ったら更にややこしい事になります、」
『み…水澤君!!何で私達に黙ってこんな事を……』
「情報を集めたんで聞いてくれますか。」
悠の情報を得たとの事で二人は聞く事に。
『それで情報とは何だ?』
「今までの嫌がらせの首謀者は四組の雨霧沙苗である事。今まで隠蔽してきた文化祭襲撃事件とキャノンボール・ファストの襲撃事件含めて全部亡国機業からの情報を仕入れた可能性が大です。」
『実験体で何か繋がりは?』
「僕が夏季休暇の時に出会した人間の遺伝子を持つアマゾンが何やら人間……と言うかIS学園に恨みを持つものがやってくる可能性があるかもです。」
キャノンボール・ファストの時の観客席にアマゾンと関係を持ったせいで人間がアマゾンになると言うイレギュラーが発生した事がある。
『よく分かった。それで水澤、貴様はどうする気だ。学園から出ていったとはいえまだ生徒だ。』
「分かっています。では…………」
それから数日後であった。
「あの二人目出ていったって!」
「はははは!!完全に私たちの勝利ね!」
「あとはあの織斑一夏をどうするか…………」
女子三人は相変わらずクソみたいな会話をしていたが、正面から何かが来てるのが分かった。
「ハァ……ハァ……ワセロ……」
「な…なによ!あれ!」
そいつの見た目は鹿のような見た目をしてながらもマッシブな見た目をしており、右手が二本角になっていて鹿と人間を混ぜたような顔をしていた。
「ひぃぃ!!」
「化け物……いや、アマゾンだぁぁぁ!!」
「グワアァァァァァ!!!!!」
翌朝。
「ねぇおりむー。ミズサーどこにいるか分かる〜?」
「それが分かると良いんだけどなぁのほほんさんも悠のこと心配か?」
「勿論〜」
「織斑君……私言い返せなかった……」
「鷹月さん……」
案の定他のクラスメイトもいなくなった事に関して何も言えなかった。
「鷹山さんもだよ!目標がアマゾンを全部殺すのに水澤君も入ってるの私納得がいかない!」
「はるちんはいじり甲斐があるからねー。面白かったのに……」
谷本さんや岸原さんも納得がいかなかった時に千冬姉が教室に入る
「お前ら席に着け。重大な話がある。」
今の千冬姉の雰囲気が一通り違った。
「実は先日、女子生徒三人が失踪したとの報告が入った。くれぐれも注意するように、以上だ。」
「あのっ…ちふ.織斑先生!悠とは連絡は……」
「あぁ織斑、そのことで話がある。後で来るように」
俺は千冬姉と応接室で二人っきりで話す事になった
「一夏、お前はどうなんだ。水澤が去って辛い筈だ。」
「分かっているさ千冬姉、でも告発とか全部出来るはずだ!」
「証拠は?」
「あの時綾音が上から落ちてくるフェンスを防ぐ為に悠を突き飛ばして間一髪で助けた時の映像をカメラログで保存してある!だからそれで……」
『緊急!!IS学園敷地内にて実験体と思わしきアマゾンを確認!!大至急駆けつけるように!』
「済まない織斑、話はまた後だ。」
「分かりました。」
緊急アラームが鳴り響き、二人は応接室から出た。
千冬は指示を出す為に職員室へ残った。
「こ……来ないでよ!あんたが餌になりなさい!」
「餌になるのはあんたのほうよ!」
化け物はいまだに二本角と左手に装備している棍棒を振り回しているが俺は白式・雪羅を展開する
「彼女達から離れろっ!!」
荷電粒子砲《月穿》を速射した後間合いを詰めてクローモードと雪片ニ型で詰めようとするが奴の怪力により跳ね除けられる
「ぐわぁっ!!」
力の差はあれど一夏は諦めていなかったその時だ。
「此処にいたか例のアマゾンッ!!」
なんと鷹山仁が走って来た。どうやらアマゾンの出現を察知したらしい
「アマゾォォン!!」
『ALPHA BLOOD・AND・WILD!!W・W・W・WILD!』
アルファが加勢しアマゾンをボコボコにする
「どうしたぁ!その程度か!?」
しかしアマゾンも負けずと棍棒をアルファに当てるがそれすらを弾き返す
「ンダヨ……ジャマスンナ!!」
「何?ってうおっ!!」
二本角で捉えた後棍棒で殴りまくった後突如として電撃技を放ちアルファは感電した。
「くそがあっ……って」
「死ネッ!!」
「だがぁぁぁ!!」
変身解除させられた仁は倒れてしまったが、残るは一夏だけとなった。
「……何だあれ?」
すると何やら赤いバイクになった人物が現れる
『例のアマゾンは君か』
「てめぇ……誰だ!!」
その姿は薄茶色のズボンに白のワイシャツ、更にモッズコートを羽織っており赤色のヘルメットをかぶっていたがそれを外した。
しかし赤色のバイクで誰かを察する事ができてしまった。
「織斑先生!!」
「………あいつは!!」
「あぁ……こいつは……!!!」
「は……悠……だよな?」
「アマゾン…………」
『O・ME・GA EVOLU - E - EVOLUTION』