お?サトシおるやん!ってことはアニポケの世k…え? 作:ほるあくてぃ
ヒョーガ達は今、ガブリアスの悲鳴に近い声を聴き声がしたエントランスに向かっていた。
現地に着いた頃には、エントランスはボロボロでガブリアスが悶え苦しんでいる姿が。
「ガブリアス!どうなっているんだ」「ピーカチュ」
「博士!あの人たちが!」
「君たちは何者だ!」
すると怪しい3人の研究員は変装を解いた。
ラブリーチャーミーな敵役やんけ!本物や!っとと顔に出ないようにしなきゃ。
「君たちは何者だ!と聞かれたら!」
「答えてあげるが世の情け!」
「ロケット団か!」
「ちょっとアンタ達しつこいわよ!」
ありゃ?フルで聞けなかったってことはもう本日2回目以降か?
「ロケット団?」
「人のポケモンを奪う悪い奴らなんです!」
「ほーい!その通り!」
「ガブリアスは、ロケット団が頂いたい!」
「それでは本日は撤収ニャ!」
「ニャ、ニャースが喋ってる…!」
「凄い、初めて見た…」
画面越しじゃなく、実際に見るとなんか感動だな。
「ええ、喋れますのニャ」
「ガァァァヴァァァ!!」
『うええええええ!?』
ドガーン!!
『まっさかーー!!』
ロケット団はガブリアスのはかいこうせんで天井ごと吹き飛んで行った。
「ガブリアス!どうしたんだ?」
「ガァァァァ!」
「危ない!」
「ガブリアス!」
「博士!ガブリアスの首を!」
「なんだあのリングは!」
「奴らの仕業です!」
「何!?」
「ケロマツをかばってガブリアスが…」
「ガヴァァ!」
次の瞬間、ガブリアスは研究所を飛び出し建物や車などにぶつかりながらどこかに行ってしまった。
直ぐにヒョーガとサトミはガブリアスを追いかけたが仮にも600族、なんならジェット機と形容されるほど速い。そんなポケモンに追いつけるわけもなく角を曲がった所で見逃してしまう。
シトロンとユリーカも合流し作戦会議しているとジュンサーさんの放送が響き渡る。
「住人の皆さん!現在ガブリアスが暴れています!ガブリアスはプリズムタワーの方向に移動中!危険ですので速やかに避難してください!繰り返します…」
「プリズムタワーの方向だって!」
「ああ!ガブリアスを助けよう!」
「ここからならプリズムタワーはこっちが近道です!」
「シトロン、道案内頼む!」
「はい!お任せください!」
ヒョーガ達がプリズムタワーに着いた頃にはガブリアスがプリズムタワーをよじ登って頂上を目指していた。
「シトロン、プリズムタワーに登る方法はないの?」
「あるにはありますが…」
「全員で行くとお互いが邪魔になってガブリアスの攻撃を躱せなくなるよな…」
「私が行くよ」
「え!サトミが行くの!?」
「私のピカチュウのアイアンテールであの首輪を破壊する。ケロマツのケロムースで足止めもできるしね」「ピカ!」「ケロ!」
「分かった、ガブリアスは任せるよ。ところでシトロン、命綱とかはあるか?」
「それがないんです」
「大丈夫!何とかするよ!」
だいじょばないだろ、よく見ないと気づかないレベルだけどサトミの足震えてるぞ…
「なら俺が受け止める」
「え?」
「ニャオニクス」「ニャ!」
「万が一、いや億が一サトミが落ちた場合、俺とニャオニクスが絶対に受け止める」
「ヒョーガ…」
「ホントはラティアスで頂上まで直行出来ればいいんだけど、周りに人は大勢いるしマスコミもいるから悪目立ちは逃れられない。それにガブリアスを刺激するわけにもいかないからラティアスは出せない」
「俺に出来ることは精々受け止めることくらい。だから落ちてしまった時は安心して俺に任せてくれ、必ず受け止めるから!ガブリアスを無事に助けてさ、一緒にカロス地方を旅しようぜサトミ!」
「っ!うん!シトロンお願い!」
「はい!」
「ユリーカも行く!」
数分後、サトミが頂上でガブリアスと対峙していた。
ガブリアスの攻撃を躱し、ピカチュウのアイアンテールが直撃しガブリアスの首輪を破壊。バランスを崩したガブリアスをケロマツのケロムースで固定し、ガブリアスを助けることに成功した。
ガブリアスを助け安心していると、ピカチュウのいる足場が崩壊し空中に投げだされる。
「ピカチュウ!」
「ピーカー!」
「ニャオニクス出番だ!サイコキネシス!」「ニャーオー!」
ニャオニクスのサイコキネシスで落下の勢いを無くし、サトミとピカチュウを受け止めることが出来た。
「サトミ、ケガとか大丈夫か?それに体が震えてる、上着貸すぞ?」
「……怖かった…」
聞こえた。確かに怖かったと言った。サトシが女の子の姿をしていても1人の人間には変わりないもんな…怖いものは怖いよな…
しゃーなし、ここは一肌脱ぎますかね!
「サトミ、確かにプリズムタワーに登ったりガブリアスと対峙したりと色々怖かったと思う。見てるこっちもヒヤヒヤしてたくらいにね」
「けどね、サトミが勇気を持って動いてくれたからこそ、ガブリアスは救われたんだ。よく頑張ったよ、本当にお疲れ様」
「…グスッ…」
「このままでいてあげるから思いっきり泣いてスッキリしな?ね?」
「…ヒッグ……ゔん゙…」
「よしよし…いい子いい子…」
ヨシ!これでメンタルケアは大丈夫そうだな!周りから温かい目で見られてる気がするけど気にしない!
翌日
昨日は色々ありすぎてヒョーガは寝不足気味だったがそれ以外のメンツはぐっすり眠れたようだ
「皆眠れたかな?こんな有様だけど」
「はい、もうすっかり!」
「全然ぐっすりだったもんね!」
「お世話になりました」
「ヒョーガ君も行くんだね」
「はい、小さい頃にした旅をする約束があるので」
「サトミ君はこれからが冒険の本場だね」
「はい!」
「時に、カロス地方のポケモン図鑑は持っているかな?」
「いいえ」
「それじゃあ冒険の友として役立ててくれ」
「ありがとうございます!それじゃあ行くよ!ピカチュウ!」「ピカチュウ!」
「プラターヌ博士、研究頑張ってくだs…おわっ!」
「ケロマツ!」
「ケロ」
「一緒に行きたいんじゃないかな」
「ケロマツの方からトレーナーを選ぶなんて」
「気に入られたんだねサトミ」
「そうなのかな」
「ケロマツ私たちと来てくれる?」
「ケロ!」
「これからもよろしくね、ケロマツ!」
「ピカチュウ、カロス地方最初の仲間だよ」「ピーカー!」
「ケロマツ、ゲットだよ!」「ピッピカチュウ!」
一日しかたってないけどメンタルは大丈夫そうだな、良かった。
「ほらヒョーガおいてくよ!」
「おいて行きますよ!」
「おいて行っちゃうよ!」
「今行くよ!プラターヌ博士お世話になりました。行ってきます!」
「気を付けて行くんだよ!」
「はーい!」
次は序盤鳥ポケモンのヤヤコマだったな、待ってろよ!今からサトミが捕まえに行くぞ!
サトミ
サトシの面影を感じるとはいえ立派な女の子。
小さい頃はイジメこそなかったものの1人の時が多かった。
サマーキャンプの時は1人で散策する予定だったが、ヒョーガに誘ってくれたのが嬉しくキャンプの時は共に行動するようになった。セレナを誘ったのは1人は寂しいのを理解しているため、ヒョーガが自分を誘ってくれたようにセレナを誘った。
キャンプが終わるまでの間、楽しい時間を3人で送りかけがえのない思い出ができた。
実は、ガブリアスを助けるためとはいえプリズムタワーに登るのは少し怖かった。が、ヒョーガが落ちてしまった時は必ず受け止めると言われ勇気が湧き、覚悟が決まった。
ピカチュウと落下しヒョーガとニャオニクスに受け止めて貰った時、緊張の糸が解け、今までため込んでいたモノが溢れてしまった。
気まずくなって翌日までヒョーガと目が合わせられなかった。
セレナ
家でガブリアスの事件を中継で見ていた。
ガブリアスの首輪を破壊し助けた少女をサトミ、少女を受け止めた少年をヒョーガと確信。
サマーキャンプでした一緒に旅をする約束を果たすために旅の準備を始める。
バシャーモとそのトレーナー
少女がプリズムタワーから落下した時に助けようとしたが、落下地点にニャオニクスとトレーナーがスタンバイしているのを確認し、受け止めたのを見届けた。
他にもミアレシティで被害があるかもしれないのでパトロールをするために去って行った。