無個性だけど愛の力があるんで   作:音速のノッブ

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vol.1
入学試験


俺と透は説明会場で隣に座っている。にしても、透は中学生になってさらに美しくなってしまった。目が潰れないか心配だ(ガチトーン)

 

『今日は俺のライヴにようこそー!!エヴィバディセイヘイ!!』

 

シーン

 

「……………透、あのおっさん誰だ?」

 

「プロヒーローの『プレゼント・マイク』だよ。ラジオが有名なんだよ。今度聞いてみたら?」

 

「興味ないね(ク〇ウド)」

 

『聞こえてるぜそこのリスナー!これを機に今度ラジオ聞いてみれくれ!じゃ、実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ!?YEAHH!!!』

 

うっせ。絶対ラジオ聞かんわ(決意)

 

『リスナーには『模擬市街地演習』を行ってもらうぜ!!持ち込みは自由!プレゼン後は各自指定の演習会場に向かってくれよな!!』

 

「……………あ、見て見て朔久。私達、中学校が同じなのに会場違うね」

 

「同じとこ同士で協力はさせねーってか」

 

その後もうるーせー説明が続いたが要約すると、演習場には仮想ヴィランが3種いて、それぞれの攻略難易度に応じてポイントが設けられている。で、そいつらを行動不能にしてポイントを稼ぐのが目的との事。他人への攻撃はNGらしい。そりゃそうか。

 

「質問よろしいでしょうか!?」

 

何だぁ………?

 

「プリントには4種のヴィランが記載されています!!誤載であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態!!我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めてこの場に座しているのです!!」

 

見たら分かる。こいつは委員長系の匂いがプンプンする奴だ。汗を舐めても『この味は!………ウソをついていない『味』だぜ……眼鏡!(名前知らん)』ってなる奴だ(確信)

 

「ついでにそこの縮毛の君!!そして黒髪の君!!」

 

何だ銀魂の新〇君もどき(眼鏡繋がり)

 

「先ほどからボソボソと…気が散る!物見遊山のつもりなら即刻ここから去りたまえ!」

 

「すみません……………」

 

縮毛の生徒(どっかで見たことあるような希ガス)は素直に謝る。………まぁこれは俺が悪い。それはその通り。

 

しかし──────物見遊山のつもりだの、去れだの言われて………あの日の誓いを思い出してちょーっと腹が立った。『ぼそぼそうるせぇ静かにしよう(意訳)』だけで良いのに、ちょっと一言余計だ。

 

「………騒がしくしたのは申し訳ないね。謝罪しよう。しかし………『物見遊山のつもりなら即刻ここから去りたまえ!』か。そこそこ強い言葉を使う君に1つアドバイスしよう」

 

ラブパワーのオーラーを纏って威圧的に笑う。

 

「────あまり強い言葉を使うなよ、弱く見えるぞ」

 

「ッ!?」

 

会場の照明が一瞬点滅する。空気も一瞬で変わったのを感じた。俺に注目と言う注目が集まっている。うん……………あの、結構お気に入りの台詞だから調子乗ってやらかしました、マジ皆ごめん(謝罪)

 

「………オーケーオーケー。ナイスなお便りサンキューな!四種目のヴィランは0P!そいつは言わばお邪魔虫!!マ〇オのドッスンみたいなもんさ!各会場に1体だけ大暴れする『ギミック』よ!!」

 

「有難う御座います!失礼致しました!」

 

ふーん、ドッスンねぇ。スター拾ったら倒すか(ゲーム脳)

 

「俺からは以上だ!!最後にリスナーへ我が校の校訓をプレゼントしよう!!かの英雄ナポレオンは言った!!『真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者』と!!

 

────Plus Ultra!!更に 向こうへ!!

 

それでは皆良い受難を!!」

 

と言う訳で説明終了。

 

「透ー、ごめんよぉ…………」

 

「ううん、私も最後のはちょっと余計だと思ったもん」

 

ちょっと不満げに頬を膨らます透。抱きしめたいな、ガンダム!(グ〇ハム)…………あ、間違えた。どんな間違いなん?(自問自答)

 

「じゃあ、お互い頑張ろうね!」

 

「せやね、無事に切り抜けて帰りにバ〇ガーキングでも行くか」

 

「あはは、朔久らしいや。うん、そうしよっか!」

 

透と拳を軽くぶつけてそれぞれの会場に向かうのだった──────。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試験会場

 

広すぎんだろ……………一体どれだけの金が使われてんだか。流石は国立。俺達の消費税や入学試験の費用も使われている事だろう。取り合えず受かったら消費税免除してくれ()

 

さて、先ほどの1件でチラチラ見られているが『チラチラ見てただろ(因縁)』をつけてる場合ではないのでウォーミングアップする。今日も透は可愛くてラブパワーが絶好調────負ける気がしねぇ。やるからには目標はただ1つ。目指すは───────

 

『ハイスタート』

 

─────No1だ。

 

いきなり告げられた試験開始の合図とともに他の受験生を飛び越えて先頭に立つ。

 

『どうしたぁ!?実戦じゃカウントなんざねぇんだよ!走れ走れぇ!!賽は投げられてんぞ!?』

 

うるせぇおっさんの言うとおりだ。透はちゃんと反応できたかなー?

 

『標的補足!ぶっ「『ラブアタック』」』

 

台詞を全部言わせると 思 っ て い た の か ?

 

先ずは1体。一瞬でスクラップにして次。右に3体。左に2体。

 

「『ラブアタック』×5」

 

悪いが俺は技名を全て言わせてもらうぜ。お前らは機械、俺は人間なんだから当たり前だよなぁ?あ、『ラブアタック』はラブパワーをまとった拳でぶん殴る技な。基礎中の基礎の技らしい。あの手記にも書いてあった。ありがとう、アメリカの恋愛モンスター。

 

「(さて、そろそろ後続が追いついてくるか?でも、悪いな。ここにはもう何も残らない)」

 

思いっきり跳躍すると目の前の無数のロボット軍団を見据える。殲滅だ。

 

「『ラブアタック・空式』ヒャッハァ────!」

 

ラブパワーをまとった拳を虚空に向かって幾度なく打つことで衝撃波を飛ばす。ロボットどもは鉄くずにされていく。可哀想に、誰がこんな事を(二重人格)

 

「なっ……!?」

 

「嘘だろ!?」

 

遅れてきた奴らが驚愕の声をあげる頃には殆どのロボットは鉄くずと化した。僅かに撃ち漏らしがあったがまぁ初実戦でこれなら上出来だ。ドゥエハハハ、ロボット破壊は気持ちいいZOY☆

 

「残りのロボットか?欲しけりゃくれてやる。探せ!この世の全てをそこに置いてきた(意味不明)」

 

そう言い残すと呆然とする奴らを置いてロボットを血祭りにあげに行くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、あれから何体あの世送りにしたか。60は行ったか?試験時間も残り僅かだろう。……………あれ、そういや何か忘れてるような。

 

ドオォォォォォォォォォン!!

 

「あっ………(記憶復活)」

 

ドッスン君(命名)いたわ。てか、デカ過ぎんだろ………テニヌの王子様かな?(白目)

 

近くのビルの上まで跳躍して周囲を見渡す。皆さん逃げ回っている模様。まぁ、0Pだしね。てか、これ大丈夫か?死人でるんちゃうん(不謹慎)

 

「……………ムムッ」

 

俺のeyeが女子の姿を捉える。足が瓦礫の下に埋まっていて身動きが取れない模様。

 

「あーあ、これ親が知ったら訴訟されんじゃねーの(呆れ)」

 

そう呟きながら足に力を溜めて飛び出す。先ずはドッスンに近い子から。

 

「どうも、ナイスガイー…です」

 

「あ、あんたは説明会の時に騒いでた…………」

 

糞ォ☆ 俺の印象、説明会の人じゃん(自業自得)

 

「アレはマジすまん、ほんとに。それよりも」

 

片足で器用に瓦礫を蹴り飛ばす。無論、足がさらに怪我をしたりしないように配慮して米俵持ち。女の子を米俵扱いすんな?うっせ。

 

「ちょ、何を」

 

「黙ってな、跳ぶぞ」

 

週刊少年ジャーンプでビルの上へ。優しく降ろしてあげる俺は人間の鑑(自画自賛)

 

「ありがと、助かったよ…………」

 

「良いってことよ」

 

下を見下ろすと丁度真下であのドッスンが暴れまわっている。残り時間も恐らく1分切っている。今から他のロボット探すのもな。なら、折角だ──────

 

「少し本気だそうか─────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

==================

朔久に助けられた耳郎響香は驚愕していた。説明会で少しざわつかせた男が助けに来たかと思えば本気宣言。次の瞬間、眩いピンク色の光で思わず目を瞑ってしまう。眩い光が収まったかと思えば──────目に映ったのは0Pのロボットの上半身が跡形もなく消え去り、轟音とともに倒れ去る光景だった。

 

「他の奴等への攻撃はNGだからロボットだけ狙うとなると本気は出せないからこんなもんか……………ハハハハハハ!ざまぁないぜ!(カ〇ーユ)」

 

『終了~!!!』

 

「うっせぇわ」

 

Ad〇のファンかな(適当)

 

そんな訳で試験終了。朔久は再び担いで階段で地上に降りる。本当はビルからそのまま飛び降りようとしたが『飛び降りるとかムリムリ!(※ムリだった!?)』されたので仕方なく階段ダッシュで降りた。

 

「はい、お疲れ様~。ハリボーをお食べ」

 

「ありがとナス!…………あ、そうだこの人怪我してるんやけど」

 

「おやまぁ、本当だね。チユ~~~~~!!」

 

「!?」

 

朔久がびっくりしている内に足の怪我は治っていった。そして老婆はそのまま他の子にもお菓子をあげたり治癒をしている。

 

「治癒系の能力か?てか、誰だあの人」

 

「あの人は『リカバリーガール』だよ。個性は確か………『治癒能力の超活性化』」

 

「……………なるほどねぇ。あの人がいるが故のこういう試験って訳ね。にしても、かなり高齢なのにガールって…………ガールってw」

 

「───何か言ったかい?」

 

「ヴェッ、マリモ!」

 

こういう時だけ老人は耳が良い現象

 

「ねぇ、そう言えばあんた名前は?」

 

「俺?愛条 朔久だ。よろよろ~」

 

「ウチは耳郎響香。助けてくれてありがとね、愛条」

 

「当然の事をしたまでよ。あの局面で怪我してる人を見捨てるなんて万死に値するわ。そういうクズは全員〇ねば良いのに」

 

「過激すぎでしょ……(ドン引き)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1週間後

 

「朔久!雄英から来たわよ!」

 

自室で対テロリスト訓練のシミュレーションをしていると母さんが慌てた様子で駆け込んでくる。

 

「分かったからもちつけ、母さん」

 

「朔久が冷静すぎるのよ!」

 

そんなツッコミを受けつつ手紙を開ける。何だこの装置。

 

『私が投影された!!』

 

「うわっ」

 

オールマイトやん。ヒーローをクビになって先生でもやるんか?

 

『何で私が映ってるかって?実はこの春から雄英に勤めることになったからさ!!』

 

へー。そうなんや。金欠か?(適当)

 

『さて、早速だが試験の報告だ!愛条 朔久君!筆記試験も全て95点以上で合格ラインを余裕で超えていた。そして実技試験はヴィランポイントが66ポイント!ヴィランポイントだけで見ると2位という結果だ!』

 

天才やん、これは受かったな(確信)にしても、俺より上がいたのか。誰だか知らんが……………お前を殺す(生存フラグ)

 

『しかし、先の入試!!見ていたのはヴィランポイントだけではない!!レスキューポイント、しかも審査制!!我々雄英が見ていたもう1つの基礎能力!!』

 

はえー、そんなポイントが。レスキュー……………あっ(察し)

 

『君は怪我をしていた女子を助けた!!レスキューポイント40Pで合計106ポイント!!実技総合1位だ!!』

 

や っ た ぜ

 

『無論、試験は合格だ。来いよ、愛条少年!雄英(ここ)が君のヒーローアカデミアだ!』

 

映像が全て終了したのか装置は電源オフになる。……………てか、この装置にも俺らの血税が使われてんのか?もったいねぇから紙でやれ、紙で(ドケチ脳)

 

「つー訳で受かったでー」

 

「もっと喜びなさいよ!おめでとう朔久!」

 

「俺は良いんだけどさぁ、それより透…………」

 

噂をすれば何とやら、透から電話が。秒速で出る。

 

『どうだった!?』

 

「勝った、第3部完!」

 

『私も受かった!』

 

「イエアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!(近所迷惑確定演出)」

 

「いや、自分が受かった時より喜ぶのね!?」

 

この後、うちで母さん特製の赤飯を透とその家族と一緒に食ったヨッ☆

 

to be continued……………




朔久の『少し本気』は何だったのか?答えは近いうちに。

年内の投稿はこれがラストかもしれんので、良いお年をー!

追記:感想で『やおももは推薦だから出てないよ』というにわかがバレるのと引き換えにありがたい指摘を貰ったので修正しました。教えてくれてありがとナス!
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