無個性だけど愛の力があるんで   作:音速のノッブ

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テストと密会

第1種目:50m走

 

名前はまだ覚えてないがオッドアイに右が白髪、左が赤髪のイケメンと走る事に。まぁ、誰と走ろうが関係ない。

 

「よーい、スタート!」

 

「ほいゴール」

 

「「「「はやっ!!」」」」

 

記録は………1.3秒か。前世でこんな記録出したら『お前ら人間じゃねぇ!!(タ〇シ)』って言われれるやつやん。

 

「……………………」

 

………何かイケメンから視線を感じるが気のせいだと信じておこう。

 

 

 

 

 

第2種目:握力

 

「ヌゥン!ヘッ!ヘッ!ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!!フ ウ゛ウ゛ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ン!!!!フ ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥン!!!!(大迫真)」

 

「テメェうるせぇンだよ!」

 

気合入れてるだけんだよなぁ(すっとぼけ)さて、記録は……………あれ、何も表示されてねぇ。不良品?

 

「先生、不良品が混ざってますぜ」

 

「………たった今お前が不良品にしたんだが」

 

「ゑゑ!?」

 

記録:測定不能

 

 

 

 

 

第3種目:立ち幅跳び

 

記録:900m

 

本気出したらこんな感じなんか…………………特にコメントないんで次。

 

 

 

 

 

第4種目:反復横跳び

 

「朔久、何か分身してる!?」

 

「(分身はして)ないです。残像かね?」

 

「てか、反復横跳びしながら何やってるの……………?」

 

あ、耳郎さんだ。受験以来ですねぇ!同じクラスだったんか。

 

「いや、暇だからあやとりを……………………ほい、スカイツリー」

 

殺せ〇せーリスペクト───とも言えるね。

 

「やっぱ朔久は手先が器用だね~」

 

「いやぁ、そんな事(照れ)………てか見てないで一緒にあやとり、どうぞ(勧誘)」

 

「いや、出来るか!」

 

記録:569回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第5種目:ボール投げ

 

「愛条、お前はさっきの記録で採用しても良いがどうする?」

 

「じゃ、それで」

 

まぁ、全力だったし2回目やっても変わらんだろうからな。今のうちに観察させてもらうぜ?

 

「死ねぇ!!!」

 

…………やっぱあいつヴィランでは?記録は………705m。フッ、勝った。

 

「チッ……クソがッ!!」

 

何か勝手に敵対視されてる。またオレ何かやっちゃいました?(すっとぼけ)

 

「セイ!」

 

∞……………無限!?すごっ…………にしても、あのボールの飛び方……………。

 

「朔久、ドンマイ!」

 

「ぐぬぬ………個性は重力操作とかか?」

 

「触れたモノに掛かっている引力を無効化するんだ。まぁ、キャパオーバーすると激しく酔っちゃうんだけど………………あ、私は麗日お茶子です!愛条君だよね?」

 

「下の名前は朔久だ、よろしく。そして、お隣にいる透明人間が幼馴染の葉隠透だ」

 

「よろしくね、お茶子ちゃん!」

 

「わぁ、2人は幼馴染なんだ!何かそういう関係って憧れるなー!」

 

うへへ(キモ)………………さて、次は緑谷か。めっちゃ緊張してるが…………まぁ、これまでの結果的に除籍候補だからそうりゃそうか。

 

「緑谷くんはこのままだマズいぞ……………?」

 

「ったりめーだ、無個性のザコだぞ」

 

「無個性!?彼が入試で何を成したか知らんのか!?」

 

何かやらかしたのか?まぁ、良い。振りかぶって……………投げた!

 

「……………46m。普通だな(適当)」

 

「な、何で………?」

 

「個性を消した。つくづくあの入試は合理性に欠く。お前のような奴も入学出来てしまう」

 

「消した………それにあのゴーグル………視ただけで個性を抹消する抹消ヒーローのイレイザーヘッド!?」

 

「誰だよ(興味ゼロ)」

 

よく分からんがイレイザーヘッドこと相澤先生と何か話した後に緑谷は元の位置に戻った。

 

「朔久は緑谷君が心配?」

 

「別にぃ。除籍されるならそれまでってだけよ。これまでの記録もイマイチだし。……………しかし」

 

俺には分かる。あの目はまだ諦めてない。その見立ては正しかった。

 

「SMASH!!」

 

今度は大きくボールが飛んでいき705mまで飛距離を伸ばした。だが、指先が腫れあがっている………個性はよく分からんが指先だけであのパワーという事か。すげぇな。しかし痛いですね、これは痛い(冷静)

 

「先生………!まだ………動けます………!」

 

「こいつ…………!」

 

あらあら、先生も嬉しそうなことで。

 

「……どーいう事だコラ!ワケを言え、デク!!」

 

言動ヴィラン野郎が緑谷の方へ向かう。よく分からんが一瞬で先回りして足払いで転ばせる。地面に頭部でダイレクトアタックする寸前で体操服をつかんで止めてやる。俺は優しいんだ(自画自賛)

 

「テメェ!!邪魔すんな!!」

 

「おー怖い怖い(棒読み)ちなみに、個性は視られているから使えないぞ」

 

「ったく、俺はドライアイなんだ。何度も使わせんな。さっさと次の種目行くぞ」

 

「だってよ」

 

そう言ってぐぃっと引っ張って立たせてあげて俺は背を向ける。背中に視線をめっちゃ受けているが俺は気にしない。これが大人の余裕ってやつよ(ドヤ顔)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

んで、何だかんだで上座体前屈、上体起こし、持久走が終わって全種目終了。上座体前屈はラブパワーでどうにかなるものでもないので数人には負けたが、それ以外は1位だった気がするが果たして……………。

 

「んじゃ、パパッと結果発表だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので各種目の評点を合計したトータルを一括開示する」

 

頼む、初日から反省文はやめてくれ(懇願)

 

相澤先生は端末をポケットから取り出してスイッチを押す。そして何でもないようにちなみに、と続ける。

 

「除籍はウソな。君らの最大限を引き出す合理的虚偽だ」

 

「「「は──────!?????」」」

 

「……………ヤッ○ーマン!!(大声)」

 

「だからいちいちうるせぇンだよ!!」

 

俺は1位だった。脳内にはユニ〇ーンの例のBGMが流れている(あーあー→あー↑あああああーあー↑)

 

で、2位は八百万さんか。あの人、持久走で原付、握力測定で万力を創り出して使ってたから『これマズイんちゃうか(焦)』とかなりヒヤヒヤした。恐らく色んなものを創り出す個性を持つであろう彼女がこのテストでライバルになりそうだなと思ってはいたが…………やはり2位か。危なかったァ!!

 

「朔久、反省文回避で良かったね」

 

「まぁ、余裕だったぜ(大嘘)」

 

「これにて終わりだ。教室にカリキュラム等の書類があるから目を通しとけ。緑谷、お前はリカバリーガールのとこ行って治してもらえ。明日からもっと過酷な試練の目白押しだからな。………それと愛条」

 

俺?

 

「お前には聞いておきたいことがある。悪いがちょっと来てくれ」

 

「良いすけど、反省文だったらこの校舎を小田原に移設しますよ(ゼネコン)」

 

「安心しろ、それとは別件(・・)だ。ついてこい」

 

「あっ、ふーん(察し)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校長室

 

「相澤先生、校長室なのに何故かスーツ着た鼠がいるんですけど……………どうします先生?処す?処す?(動物愛護団体の敵)」

 

「……………あの方が校長だ」

 

「Yes!ネズミなのか犬なのか熊なのか……………かくしてその正体は校長さ!」

 

「ダニィ!?」

 

ま、不味い!さっきの発言は明らかに不味いぞォ!除籍もあり得る!

 

「すいません許してください、何でもしますから!」

 

「構わないさ!誰でも最初は驚くだろうからね!」

 

あっさり許していただき、俺は促されて椅子に座る。

 

「さて、君を呼んだのは他でもない……………個性とは異なる君の特殊な力についてさ!」

 

「やはりそうですか………ちなみにですが、この部屋に」

 

「勿論、盗聴器の類がない事はしっかり確認済みさ!それに、この時間帯は人が来ないようにしてある。君の心配は無用さ!」

 

……………頭のキレる校長だな。

 

「ちなみに、願書に書いた連絡先にコンタクトは?」

 

「勿論したさ!だから今日」

 

「私が呼ばれて来た!………ってやつ。久しぶりだね、朔久君。ヒーローを目指すなんて心境の変化があったのかな」

 

扉が開いてもう1人やって来る。その人物はまさに俺が願書に書いた連絡先の人物。

 

「先生、イケメンだったのにイケオジになりましたね」

 

「誉め言葉なんだろうけど何か複雑だ………まぁ、あれから10年以上経ってるしね」

 

そう言って先生も俺の隣に座る。

 

「さて……………じゃあ、朔久君にとっては再放送になるかもしれませんがお話ししましょう。『ラブ因子』について」

 

先生は10年前の俺のカルテのコピーや資料を相澤先生と校長に渡して説明する。『ラブ因子』ひいては『ラブパワー』について。その起源がアメリカの誠実な100股ハーレム男である事。存在自体は公的には認められておらず科学的根拠はない事、変幻自在のとんでもない力を秘めている事。

 

「……………なるほどね。確かに、彼の検査結果だけ見るなら『無個性』に分類されるみたいだ」

 

「科学的根拠はなくとも状況証拠等から合理的に考えて愛条にこの力が宿ってると見るのが妥当と言う訳か……………お前今までこの力を行使した事は?」

 

「…………まぁ、恐らく把握しているかもなんで言いますが。昔、小学4年生の時に同じクラスの葉隠 透と誘拐された事がありまして、その時に1回だけ」

 

「警察には言ったのか?」

 

「いや、伏せました。理由は2つ。1つはそもそも存在自体が公的に認められていないので事態をややこしくすると思ったこと。もう1つが最大の理由ですが、当時はこの力の存在をあまり公にしたくなかったからですね。………考えすぎかもしれませんが、実は警察の誰かが悪い奴らと繋がっていて、なんて可能性も過ったので」

 

「小学生にしては頭の回転が早すぎるだろ…………お前、人生2週目か?」

 

「ナハッ☆(動揺)」

 

本気では言っていないだろうけど鋭すぎんだろ相澤先生……………それはさておき、俺の前世でも警察の人間が裏社会の人間と繋がって悪事を働いていたというニュースを聞いたことがある。勿論、全員がそうではないのだろう。だが、だからと言ってほいほい信じる程俺は純粋ではない。だから言わなかったのだ。

 

「ここにいる面子以外で他にお前の力を知っている者は?」

 

「両親と透だけですね。基本的には口外しないようにお願いしています」

 

「そうか………あともう1つ。入学試験の実技を見る限り、お前はその力を使いこなせているように見えた。あれは独学で取得したのか?」

 

「いや、師匠がいまして。その人の指導もあって俺はこの力を完全に使いこなせてます」

 

全く、神様には頭が上がらん。本人は『こっちも楽しませてもらっているからお互い様だよ』とは言っているが。

 

「いいお師匠さんに出会えたみたいだね!その人はプロヒーローなのかな?」

 

「いや、ヒーローではないんですけどね。……………ヴィランとか疑っているならその心配は不要ですが」

 

「いいや、その心配は全くしていないのさ!不快にさせたのなら申し訳ないね」

 

……………この人(?)も神様と一緒だ。俗に言う『天才』ってやつの雰囲気を感じる。全くしてない、なんて言いきっちゃって……………どうやら人を見る目には自信があるみたいで。

 

「さて、私は聞きたい事は聞けたから特にないが、逆に愛条君の方から何かあるかな?」

 

「………じゃあ1つ確認ですが。今の法律では公的な場所では個性を扱うには資格が必要ですよね?しかし、俺は強大な力を持ちながらも分類的には『無個性』。この力を行使した場合って法律的にはどうなるんですかね?」

 

法律の存在を聞いてからどこかで訊こうと思っていた。この法律が果たして俺に当てはまるかどうか……………さぁ、どうだ?

 

「……………結論から言うと今の『資格未取得者の公的な場所での個性の使用を禁じる』法律では君が『ラブパワー』を公的な場所で行使しても君を罰する事が出来ない、と言うのが現状だね。今まで君のような『個性』とは異なる力を持つ存在が世に出てこなかった。国にとっても君の存在は想定外だろうね」

 

あー、やっぱりそうか。

 

「だが、お前と言う存在が出てきたんだ。そう遠くない内に『個性及びそれに準ずる力』と言った風にに法律も上手く改正されるだろう」

 

「うん、私も同じような見解だ」

 

法律すら変えてしまうか……………罪深い男だぜ、俺って奴は。…………これって自慢出来ることなん(自問自答)

 

「だが、今は規制されていないからと言って公共の場で意味も無く使うなよ。現時点での『個性の使用規制』の法律では罰せられないだけで、器物損壊や暴行罪等ではお前も罰せられるからな」

 

「それはもちのろんで分かってますよ、相澤先生」

 

取り合えず聞きたい事は聞けたので俺からは以上だ。

 

「入学早々時間を取ってすまなかったね。それと『ラブパワー』については雄英高校の教員には共有したいと考えているけど、構わないかな?」

 

「ああ、それは別に良いですよ。ここに入ってプロヒーローを目指すと決めたからにはこの力について隠すつもりもないので。クラスの皆にもタイミングを見計らって話すつもりです。………ただ、誰が知っているのかは把握しておきたいので外部の方に話すときは事後でも良いですけど一声あると助かります」

 

「分かった、君の言うとおりにするさ!よし、じゃあこの場はお開きとしよう。先生もわざわざ来てもらってすまないね」

 

「お気になさらず、今日はお休みでしたし。じゃあ朔久君、ヒーロー目指して頑張ってね」

 

「うっす」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ色々とあったような気もするが取り合えず初日は終了。チカレタ。

 

「朔久ー、一緒に帰ろ!」

 

「おk」

 

んなわけで透と帰宅する事に。何か頭にブドウがなってる奴に恨みの視線を感じたが知らん()

 

「あ、いたいた。ねぇ、良かったらウチも途中まで良い?」

 

さらに耳郎さんも合流。透も『良いよー!』って感じなので3人で帰る事に。

 

「あのさ、愛条。これあげるよ」

 

「んあ?ジュース?」

 

何かやったっけ………?

 

「ほら、試験の時助けてくれたから。ほんとはあの時お礼しようと思ったんだけど、もういなかったからさ」

 

「あー、そゆこと。律儀だねー」

 

あの後終わってすぐ透とバー〇ーキング行っちゃったからね。ワッ〇ー美味かった。ジュースはありがたくいただくとしよう。

 

「えー、なになに?その話詳しく知りたーい!」

 

「えーっとですね」

 

透にも試験での出来事を話す。話し終わると『……朔久は誰にでも優しいもんね!』と言っていた。

 

「てか、2人は幼馴染なんだっけ。テストの時そう話してるのが聞こえたけど」

 

「うん、朔久とは幼馴染で家族ぐるみの長い付き合いだもんね!(どやっ)」

 

ギャア!!何かどやってしてるのが可愛いッ!!

 

「へー、めっちゃ仲良しじゃん」

 

「まぁな。例えるならす〇家と吉〇家の関係みたいな感じ(?)」

 

「いや、全然例えがよく分からないんだけど(正論)……………………愛条っていつもこんな感じなの?」

 

「うん。一緒にいて楽しいから飽きないし、何か『ザ・自由!』って感じが好きかなー。耳郎ちゃんもすぐに朔久の良さが分かると思うよ!」

 

「そういうもんなの………?」

 

あらー、嬉しい事言ってくれるね。

 

「にしても、何か牛丼屋の名前を出したからか腹減ってきたぞ………………早速学生の味方であるサイ〇リヤに出かける!後に続け!(ヘタレ王子)」

 

「おー!」

 

「……ああ、確かに『ザ・自由!』だ………てか、そこは牛丼じゃないんだ………」

 

この後、サイゼで親睦会やった。どこの世界でもミ〇ノ風ドリアは最高だぜ!

 

to be continued…………




朔久の秘密①:前世での社会人時代はブロリーmadで心のHPを回復させていた


はい、と言う訳で個性把握テストとラブパワー関連の説明回でした。そこまで内容濃くないのに文字量多いなオイ。

にしても、ブロリストの方にも感謝ですね。私も社会人ですが朔久と同じくmadに支えられています。いつか岩盤とかやってみたいものだが……………。

あと、この前サイゼ行ったらメニューがそこそこ変わっててびっくりしました。だからオチにしました。単純に思いつかなかっただけ
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