エルフに助けられるのは間違っているだろうか?   作:借金滞納ニート

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ベルを助けたのがレフィーヤだった場合の物語です
ベルレフィのカップリングです


エルフとの出会い

『うぁぁぁぁあ』

この叫んでるのが僕

何で叫んでるかと言うと絶賛ミノタウロスに追いかけられているからである

 

『はぁはぁ』

全力で逃げても差が開かない

もうじき体力もなくなる

なら迎え打つしかない

『ウボァァァァ』

覚悟を決めろ

何も出来ないまま死んで良いのか

『ここで死ぬわけにはいかないんだ!』

 

刹那ミノタウロスは横に吹っ飛んだ

ミノタウロスを吹き飛ばしたのは山吹色の髪をしたエルフ

エルフはこちらを見てミノタウロスを撲殺した

大丈夫でしたか?とニコッと笑うエルフは血塗れであった

 

『あぁぁぁあー』

助けられた恥ずかしさと自分の不甲斐なさにその場を後にして走った

 

受付に上層でミノタウロスに追いかけられて死にかけた事を報告した

『はぁぁぁ!?

ミノタウロスに追いかけられて死にかけた?!

一体何階層まで潜ったの?』

『5階層です』

『ソロでしかも冒険者になってから3日しか経ってないのよ?

もう教えを忘れたの?冒険者は冒険しちゃいけないって

ベル君は私の教えをどうでも良いと思いながら聞いてたの?』

『そんな訳じゃないんですけどただ5階層まで行って引き返そうとしたらミノタウロスが階層を上がってきて』

『ベル君言い訳はしない』

『はいすいませんエイナさん』

『まぁこれで懲りただろうしあまり言わないけど無茶だけはしちゃダメだよ?』

『エイナさんに聞きたいことがあって山吹色の髪の毛をしたエルフでミノタウロスを撲殺できる女性冒険者って誰がいますか?』

『どうしたの?急に』

『いえその人に助けられたんですけど、お礼を言えずにここまで来ちゃたんです』

『なるほどね

本当はあまり教えちゃいけないんだけど、ベル君を助けたのは恐らくレフィーヤ・ウィリディスさんだね

ロキファミリアに所属しているlv3の上級冒険者

男性関係の話は聞いた事ないかな

後女の子は強い男の子が好きだから頑張ってね!』

『ありがとうございますエイナさんだーいすき』

そう言ってベルはギルドを後にする

エイナは母から聞いていた話のハイエルフが杖術を弟子に教えていたのが意外であった

 

『ベル君今日は早かったね』

『はい実は死にかけちゃって』

『なーにー死にかけたって?

とりあえず生きて帰ってきてくれてありがとうベルくん

さて話はステータス更新しながら聞こうじゃないか』

 

『実は5階層まで行って様子見をしようとしたら6階層に繋がる階段からミノタウロスが出てきてそれで必死に逃げ回って』

『なるほどね本当によく生きて帰ってきたね』

『はい』

『これが今のベルくんのステータスだよ』

そう言いステータスが写された紙を渡す

 

ベル・クラネルlv1

 

力:I5→H100

耐久:I3→H100

器用:I10→H150

敏捷:I20→H185

魔力:I0

《魔法》

【 】

《スキル》

【 】

 

『こんなに伸びるんですか?』

『うーん成長期ってやつだと思うぜベル君は気にしなくて良いよ

今日は疲れただろうから早めに寝ようぜベル君』

 

うーんどうしたものか

 

ベル・クラネルlv1

 

力:I5→H100

耐久:I3→H100

器用:I10→H150

敏捷:I20→H185

魔力:I0

《魔法》

【 】

《スキル》

 

* 英雄願望(アルゴノゥト)

 

『能動的行動に対するチャージ実行権』

 

* 憧憬一途(リアリス・フレーゼ)

 

『早熟する』

『懸想が続く限り効果持続』

『懸想の丈により効果上昇』

 

いくらスキルの影響でも伸びすぎじゃないか?

大体なんだいこのスキル助けられて一目惚れでもしたのかい?

私というものがいながら何だか無性にムカムカしてきたよ

でもこのスキルを隠さないとどこかのバカ神に嫌がらせされそうだから隠さないと

『神様?』

『んーん何でもないよそれより明日は昔馴染みの集まりがあって帰れそうにないから無茶はしないでおくれよベル君』

『はい神様を置いていなくなるような事はしません!』

『その言葉信じてるぜベル君』

 

この日夢を見た

何だか懐かしい景色だった

『良いかベルかっこいい漢はハーレムを作る

勝手に作られていくんだ

だから女関係には気をつけるんだぞ

怒らせたらモンスターよりも怖いからな』

『どうして?』

『儂が昔女風呂を覗きに行ったんじゃ

そしたら急に視界がぼやけて気付いたら地面に埋まってた

良いかベル覗きは浪漫だ

だが女を怒らせたら逃げろ』

『おじいちゃんがいけないんじゃ?』

『ベルよお前も大人になればわかる』

『わからなくて良いよ僕は』

何だか身体が重い

目を覚ましたら女神が猫みたいに僕の上で寝ていた

頭がパニックになりかけたが神様を起こさない様に布団から抜けダンジョンに向かった

『行ってきます神様』

 

もうちょいドキドキしてくれても良いと思うだけどやはりあのスキルか悔しい思いをしながらヘスティアは布団に残ったベルの温もりを堪能していた

 

『何であんな夢を見たんだろ』

ドン

『きゃあ』

考え事をしていたベルは銀髪の町娘にぶつかってしまった

『すいませんぼーっとしててお怪我ありませんか?』

『はい大丈夫です私シルって言います冒険者様は?』

『僕はベル・クラネルです』

『ベルさんぶつかったお詫びに今日私が働いてるお店に来てくれませんか?』

『は…はい行きます』

『楽しみにしてますよベルさん』

そうしてトラブルは丸く収まったがベルの内心は一体何をされるんだろうとヒヤヒヤしていた

 

ダンジョン内についたベルは昨日の反省を活かして4層で戦っていた

ゴブリンとコボルトを着実に仕留め魔石袋が重くなってきた

『助けてください』

そんな声が聞こえた

僕はこの場を後にして急いで声の方へ走っていた

そこにはまたミノタウロスがいた

襲われているのは耳が長い人だった

何故か身体が勝手に動いていた

『こっちだミノタウロスかかって来い』

そう言うとミノタウロスに追いかけられていた

怪我をしている人達からミノタウロスを引き剥がす様に逃げていたら誰かの声が聞こえた

その瞬間ミノタウロスは灰になっていた

その後ろには緑の髪をした綺麗なエルフと山吹色の髪をしたエルフがいた

開口一番に山吹色の髪をしたエルフが叫んだ

『昨日私が助けたのに何でどっか行っちゃうんですか!』

『き、昨日は助けてもらってありがとうございます!!』

わかれば良いんですよと笑おうとした山吹色の髪をしたエルフはゲンコツを落とされていた

『いたいー!何するんですかリヴェリア様』

『すまないこの馬鹿が元よりこちらの不手際でミノタウロスが下層から上がってきてしまったんだ

そしてありがとう我々同胞のために身を賭してあの場からミノタウロスを離れさせてくれて

私はリヴェリアだそしてこの馬鹿がレフィーヤだ』

『馬鹿って何ですか!?もう私はレフィーヤです』

『ぼ、僕ベル・クラネルです』

『そうかベルだな

ベルこちらの不手際で2度も迷惑をかけてしまってすまない

お詫びと言っては何だか願い事を一つ叶えよう勿論私が出来る範囲になるが』

『お詫びだなんてそんな、2回も助けてもらったので、

『うーむここで断られるとは思ってなかったんだが

ベル、ベルは誰かに師事されているのか?』

『いえ、まだ冒険者になったばかりで』

『なら私と弟子のレフィーヤが闘い方を教えよう』

『良いんですか!?』と屈託のないキラキラした笑顔で聞くベル

その純粋無垢な笑顔にレフィーヤはドキッとした反面リヴェリアはベルが冒険者をやっていけるか不安になった

『仕方ないから教えてあげますよ』と少し耳を赤くして答えたレフィーヤに

『お願いします』と屈託のない笑顔で手を握ってきたベル

その行動にレフィーヤは顔から火が出るくらいに赤くなりながら何故か手を振り解くことは出来なかった

その光景を見てリヴェリアはまた後輩に先を越されるのかと思い何とも言えない心境だった

そんな約束をした後に解散した

 

換金を済ませて外に出ると少し日が傾いていた

今朝の約束を果たすために言われたお店に行くことにした

 

『ベルさん来てくれたんですね!』

『はい約束でしたから』

『シルが男を連れて来たニャ』

『プリケツな良いけつにゃ』

『貴方達シルの迷惑になるでしょうやめておきなさい』

そんな雑談をしていたウェイトレスに店主が喝を入れていた

『あんた達口じゃなくて手を動かしな

ところでシルその坊主が言ってた大食いの子かい?』

『はい!』

『ならどんとお食べ』と言い店主はキッチンに戻って行った

『あのシルさんいつから僕大食いになったんですか?』

『てへ』

『僕あんまりお金ないですよ』

『大丈夫ですよここ美味しいですから』と答えになってない答えが返って来てベルは観念しておすすめと飲み物を頼んだ

『はいお待ち』

テーブルに置かれたのは三人前くらいあるであろう魚料理が出て来た

食べ切れるか不安になりながらベルは一口食べた

あまりの美味しさに店主に大きな声で『こんなに美味しい料理初めてです!』と言っていた

店主が気前よく笑い新たに料理を持って来た『これはサービスだよあんた冒険者だろなら食って強くなりな』と笑いながらキッチンへ戻った

『ミア母さんが笑いながらサービスしてるの久々に見たニャ』

『こら早く料理運びな』

『はーいにゃ』

『ベルさんどうですかここ気に入って貰えましたか?』

『はいシルさんここは良いお店ですね今度神様も誘って来ます』

『良かった』

『ほらシルいつまで喋ってる気だい?』

『はーい今行きます

またねベルさん』

『はい』

『予約のお客様が来たよ』

 

『可愛い子達多いなちょっとナンパしてくるわ』

『おいやめとけあのロゴ見えないのかロキファミリアだぞ』

『マジかよ助かったわ』

 

ロキファミリアは席につき

一人がファミリアに向かって遠征お疲れ!

と言い宴が始まった

『おいレフィーヤあのトマト野郎の事言わなくて良いのか

あれは腹が捩れるかと思ったぜ

レフィーヤが杖で殴り倒したミノタウロスの血でトマトみたいになった雑魚にレフィーヤが逃げられたんだよ』

『おいやめないかベート』

『あぁ別に良いだろ』

『あんな雑魚冒険者になる方がどうかしてるぜ』

『ベートやめ酒が不味くなる』

神ロキは話題を変えた

『そう言えばリヴェリアたんは今日ダンジョンに行った後やけにご機嫌やなかったか?』

『むそうかロキ顔に出ていたか』

『このロキ様がリヴェリアたんの顔の変化見逃す訳ないやん』

『いや実はレフィーヤに春が来たんだ』

『なんやて!?あかんあかんよレフィーヤたん何処の馬の骨か知らんやつに惚れるなんて』

レフィーヤは顔を真っ赤にして否定した

『春なんて来てませんよ』

『それにしては手を握られて顔が赤くなっていたぞ?

それに手を握ったまま離そうとしなかったのは何でだ?』

『ほんまかほんまか?あのアイズたん一筋のレフィーヤが?』

『あぁ本当だ』

『でどんな子やったん?レフィーヤたん』

『白くて兎みたい何ですけど自分よりか他人を助けるのが当たり前みたいな人で何よりあの真っ直ぐでキラキラしてる優しい目は普通の人にはできないと思います』

『あぁこれは本気で惚れてるやんけ』

『べ、別に惚れてなんていませんよ!ただ良いなと思っただけですから』

『レフィーヤたんそれを惚れたって言うんやで』

『まるでトマト野郎の特徴にそっくりじゃねーか』

その瞬間ベートは気絶した何故なら本気で怒ったレフィーヤとリヴェリアに杖でボコボコにされたからだ

ベルはトマト野郎と言われ笑われて精神的にキツくなって代金だけ置いて走ってダンジョンへ向かった

 

『僕は弱い』

そう言いながらどんどんと下の階層へ降りていく気づけば8階層にいたなりふり構わずモンスターを狩り続けていた

ピシリと20箇所からヒビが入りモンスターが生まれた

いつの間にかモンスターハウスに入っていたのだ

そのモンスターは黒くて手と思われるところは鎌みたいになっていたスピードもコボルトやゴブリンとは比較にならないほどの速さだった

ベルは死を覚悟してただなりふり構わずモンスターと戦った

重症を負いながら全部倒しきりギルドに戻った

その姿を見た受付はすぐに治療室に行かせた

また夢を見た

誰かを守って守って守り抜いている英雄の夢を

 

『るくん ベル君』

目を覚ますとそこにはエイナさんがいた

『まず事情を教えてくれる?』と般若の顔をしながら問い詰められた

 

『はぁそれでそんな無茶をしたの?』

『はい』

『何でそんな無茶したの?』

『自分が弱いのが悔しくて』

『ベルくん君はまだ冒険者になってから1週間も経ってないの

それなのに弱いから強くなりたいからって適正じゃない階層行って死んだら元も子もないでしょ』

『はい』

『今回はたまたま生き残れたけど次は死ぬかもしれない

死と隣り合わせなのが冒険者なんだよ理解してる?』

『はい』

『これ以上無茶したら本当に知らないからね』

『ごめんなさい』

『傷が治ったら早く神様のところに行って謝ってきな

きっと神様は心配してるから』

『はい』

 

こうしてファミリアに戻ったベル

神様は心配そうにこちらを見て何があったかと言ってきた

神様僕強くなりたいですと言うと神様はそうかと言い

優しく頭を撫でてくれた

 

落ち着いた頃合いを見て神様は言った

何が起きたのか説明してくれと

ベルはトマト野郎と笑われて悔しくてそのままダンジョンに行き気が付いたら8階層のモンスターハウスにいて何とか倒しきって帰ってきたと

ヘスティアはベル君の事をトマト野郎と笑った奴のことが許せなかった

『ならステータスを更新しようベル君

前よりかずっと強くなってるはずだよ』

『はい神様』

 

 

ベル・クラネルlv1

 

力:H100→B700

耐久:H100→C690

器用:H150→B710

敏捷:H185→A850

魔力:I0

《魔法》

【 】

《スキル》

 

* 英雄願望(アルゴノゥト)

 

『能動的行動に対するチャージ実行権』

 

* 憧憬一途(リアリス・フレーゼ)

 

『早熟する』

『懸想が続く限り効果持続』

『懸想の丈により効果上昇』

 

はは上がりすぎだよベル君

 

『はいこれが今のベル君のステータスだよ』

 

ベル・クラネルlv1

 

力:H100→B700

耐久:H100→C690

器用:H150→B710

敏捷:H185→A850

魔力:I0

 

《魔法》

【 】

《スキル》

【 】

 

『神様ステータス上がりすぎじゃ?』

『いいかいベルくん君は5階層で一回死にかけてるのに8階層のモンスターハウスに突っ込んで全部倒しきって帰ってきたんだよこのくらい当然さ

後僕は今日の夜から用事ができたからしばらく帰って来れないと思うからあまり無茶しないでくれよ』

そう言いヘスティアはバイトに出かけた

 

ベルは昨日何も言わずに帰ったのが申し訳なくなり謝りに向かった

『ベルさん』

『昨日は何も言わずに帰ってごめんなさい』

『こちらこそごめんなさいきっとあの話ベルさんだったんですよね

こちらから誘って不快な思いをさせてしまって』

『いえ僕が弱くて助けられたのは事実ですし』

『そんなことないと思います

私がベルさんなら今ここに立ってなかったと思いますから

だから自信持ってください』

『ありがとうございますシルさん少し元気が出ました』

そう言い少し気が晴れた感じの笑顔をシルに向けた

『そういえばベルさんはこの後ダンジョンに行くんですか?』

『今日は少しだけダンジョンに潜ってポーションとか防具を買いに行く予定です』

『あまり無茶しちゃダメですよ?』

『はい』

『約束ですよ?』

『わかりましたじゃあ行ってきます!』

『いってらっしゃい気をつけてくださいね!』




一旦ここまで
ssとか作るの初めてなので多めに見てください
次回はシルバーバックあたりまで行ける様に頑張ります
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