エルフに助けられるのは間違っているだろうか?   作:借金滞納ニート

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前回の続き


山吹色の覚悟

ベルが意識を失ってから1日が経った

泣き疲れてヘスティア様の胸で寝ていた

まだベルは起きてこない

その事実に胸が痛くなる

気付けばアイズさんも居なくなっていた

ヘスティア様に挨拶をしてロキファミリアのホームに戻った

『おぉレフィーヤたん大丈夫だったか?』

『ロキ様ステータス更新お願いします』

『おぉわかったで』

あまりの気迫に少しびっくりするロキ

 

レフィーヤ・ウィリディスlv3

 

力:I86→I90

耐久:H186→H190

器用:G210→G214

敏捷:G271→G275

魔力:S940→S960

 

魔導H

 

耐異常I

 

《魔法》

 

【アルクス・レイ】

 

詠唱式:【解き放つ一条の光、聖木の弓幹(ゆがら)。汝、弓の名手なり。狙撃せよ、妖精の射手。穿て、必中の矢】

 

 

【ヒュゼレイド・ファラーリカ】

詠唱式:【誇り高き戦士よ、森の射手隊よ。押し寄せる略奪者を前に弓を取れ。同胞の声に応え、矢を番えよ。帯びよ炎、森の灯火。撃ち放て、妖精の火矢。 雨の如く降りそそぎ、蛮族どもを焼き払え】

 

 

【エルフ・リング】

詠唱式:【ウィーシェの名のもとに願う。森の先人よ、誇り高き同胞よ。我が声に応じ草原へと来れ。繋ぐ絆、楽宴(らくえん)の契り。円環を廻し舞い踊れ。至れ、妖精の輪。どうか――力を貸し与えてほしい】

 

《スキル》

*妖精追奏(フェアリー・カノン)

 

魔法効果が増幅する

 

*接吻の契りに守られし者(キスの約束に守られしもの)

 

対象者が効果を発動する限り効果を得る

 

*一意専心な乙女(いちずなおとめ)

早熟 対象を想い続ける限り持続

絶対回復 対象に接吻すると効果発動

絶対防御 対象に守られ続ける限り対象を守り続ける

 

『どえらいこっちゃなんやこれ

隠したほうがええんか?

スキルに想いが反映されるちゅうのは聞いてたけどばぐってないか?

こないなスキル見たことないでどチビの眷属にガチ惚れし過ぎやろ

まぁええわレフィーヤたんならリヴェリアママも着いてるし大丈夫やろ

レフィーヤたんステータス見せる前にリヴェリアママにも見せて良いか?』

『はい』

『じゃあちょっと待っててな』

『ママ来てくれー』

ごつん

『誰がママだ』

『でどうしたロキ』

『手加減してくれてありがとーなママ』

『どうやらまだ懲りんらしい』

『冗談やって

で本題なんやけどレフィーヤたんのステータスを見てもらいたいんや』

『な、なんだこれは初めて見るぶっ壊れスキルだな』

『でこれを包み隠さずレフィーヤたんに見せてええかって話なんやけど』

『まぁレフィーヤなら大丈夫だろう』

『そうかならええか

ほいレフィーヤたん、今のステータスやで』

『ありがとうございますロキ様』

スキルの効果を見るなりベルの元へ走って行った

『リヴェリアたんもそろそろ孫が見れるかもしれへんで』

ゴツン

『まぁあの二人が幸せなら良いさ』

 

これでベルを助けられる、待っててベル

全速力で走って転んで走ってベルの元についたレフィーヤ

急いでベルのベットに行きヘイズを押し除けて強烈なキスをした

そこに現れたアミッドは驚愕の声を上げた

『何やってるんですか意識が戻らないベルさんに向かって』

アミッドはレフィーヤをベルから引き剥がそうと近付いた瞬間ベルの目が開いた

『ええ!?』

ヘイズも困惑していた

アミッドと一緒に全力で治療して意識が戻ってこないベルをキス一つで意識を戻したのだ

レフィーヤはベルが起きたことに喜んでさらに激しいキスをして抱きついた

『こほん』

『レフィーヤくん確かにベルくんの意識が戻って嬉しいことはわかるがなんで僕の前でそんな破廉恥なことが出来るんだい?!』

その声を聞いたレフィーヤはベルの唇から距離をとり話を始めた

その間ベルは右にレフィーヤ左にヘスティアというサンドイッチの具にされていた

『なるほどなるほど

つまり君のスキルでベルくんが起きたんだね』

『そうですヘスティア様だから私のベルに抱きつくのはやめてください』

『なーにまだ僕のベルくんだ』

そんな騒ぎを起こしたらもちろんアミッドは怒るわけで3人仲良く叩き出された

ヘイズはいつもの激務から解放されてた時間がわずか1日半というなんとも短い時間を惜しんでいた

ベルがもう一度意識不明になれば私は存分に休めるのでは?と考えたヘイズだったがフレイヤ様が激怒するのは目に見えてわかるので考えることをやめた

『神様レフィお腹すいたからご飯食べに行かない?』

ベルからの提案に断るわけもなく豊穣の主人に来た

『にゃにゃ白髪頭が蘇ってきたにゃ』

『早くそのプリケツ触らせるにゃ』

そんな騒ぎを起こしていたらリューとシルが来た

『クラネルさん容態は大丈夫なんですか?』

『はい今はなんとも』

シルは身体を触れて確認しようとしたが鉄壁の防御二人になす術もなく身体を触れずに拗ねる

『ベルさんは起きたらすぐ女の子ですもんね』と言いプイッと顔を背けた

ベル達が注文しようとすると周りから声が掛かった

『この前は助かったよ』

『一杯奢らせてくれ』

『何俺らが最初だ』

『ミア母さんそこの白いのに焼き魚俺らの奢りでな』

『あいよ』

『あずりーぞ』

『ミア母さんそこの白いのにエール勿論俺の奢りだ』

『はいはい』

『これで俺らは英雄に焼き魚を奢った冒険者だ』

『俺らは英雄にエールを奢った冒険者だぜ』

『hahaha』

と銀猿との戦いを見ていた冒険者達が奢ってきた

ベルは皆さんありがとうございますとにこりと笑って乾杯した

ベルが倒した銀猿との戦いの様子を事細かく自慢げに大声で話していた冒険者達

それをよく思ってなかった冒険者達がいた

どうせ瀕死だったんだろ、どうせイカサマ、どうせテイムされて動いてなかった怪物を倒しただけ。など聞こえてくるがその冒険者達は見向きもしない

あの戦いを見ればわかる細工のしようがない圧倒的実力差

あれを見て興奮しない冒険者はいないと言い切る冒険者達

そんな声を聞きベルは恥ずかしくなっていた

その様子を見てヘスティア言った

『どうだいベルくん強くなったことを認めてもらって』

『嬉しいです』とにこやかに言うがまだ力不足と感じているベル

『ベル貴方と私はずっと一緒なんだから一緒に強くなろ?』

『うん!ありがとうレフィ』

ヘスティアを蚊帳の外にしてベルとレフィーヤは抱き合った

その様子にヘスティア僕も混ぜろと言い見事なサンドイッチが完成した

そんな楽しい食事を終えた

レフィーヤはヘスティアとベルにロキファミリアのホームに一緒に来てほしいと頼んだ

もちろんロキファミリアのエルフ陣はお通夜状態だった

レフィーヤが恋をした子が意識不明なのだから

ガチャリとロキファミリアのホームを開けたのは元気いっぱいのレフィーヤだった

エルフ達はあぁ壊れてしまったかと一瞬思ったが隣にいたのは件の子

エルフ達は一気に喜びの声を上げた

レフィーヤはエルフ達に向かって宣言した

言っておきますけどベルは私のベルですから上げませんから!!

と大きな声で宣言されたエルフ達は泣きながら頷いていただけだった

その場を後にしてロキ達が待っている会議室に向かった

会議室で待っていたのはファンとリヴェリアとロキだった

『よおどチビ』

『なんだいこの抉れ胸』

と喧嘩しそうな神達を制し話し合いを始めるフィン

『此度はレフィーヤを助けてくれてありがとう

君はベル君で合ってるかな

僕はロキファミリア団長のフィン・ディムナだよろしくね』

『はい!ベル・クラネルですお願いします』

『リヴェリア達から聞いてた通りいい子そうだね

それでレフィーヤは本当にいいのかい?』

『はい』

『わかった』

『ベル君きみにお願いがあるんだ

レフィーヤと一緒にパーティーを組んでダンジョンに潜ってほしい

もちろんパーティーを組んでいる間は遠征には参加できない

それとレフィーヤ渡すてもらったお礼なんだが』

『大丈夫ですよ

レフィに僕も助けられてばっかりなので』

『本当にいいのかい?今なら君が望むもの一つあげると言われても?』

『僕が今欲しいのは大切な人を守り切れる力だけですから』と言いレフィーヤを見て微笑む

レフィーヤも嬉しそうに微笑み返していた

『そうか

ならせめてもの気持ちで

ファミリアからは1000万ヴァリスを贈らせてもらうよ本来はもっと贈りたいんだけどこの前のミノタウロスの件と遠征の費用で赤字続きでね

これは僕個人からの贈り物だ

君はこれから強くなる気がするからね』

渡されたのは魔導書だった 

『魔法が発現するかどうかは運次第になるがきっと君ならいい魔法が発現すると思うよ

僕の感がそう言っているからね』

『ありがとうございますフィンさん』

『あと僕らを襲った怪物達を放った犯人を捜索中だがまだ足取りすらつかめていない現状だ

ベル君も注意するように

では私の言いたいことは終わったが他にはいいかい?』

リヴェリアはベルの頭を撫でながら『無事でよかった』と言い少し涙が流れそうになる

『リヴェリアさんとレフィが稽古をつけてくれていたから生き延びれました!

ありがとうございますリヴェリアさん』とハグをする

リヴェリアは涙をこぼしならあぁこれが息子かと勘違いを起こした

ベル達が帰ろうとした時ロキが言った

『どチビあの色ボケが少し手引いてそうやからきぃつけ』

『ありがとうロキ

まさか君から忠告が聞けるとは本当に危ないんだね』

『当たり前やどチビ』

『なら素直に受け取るよありがとうロキ』

『あぁきぃつけて帰りー

ところであの銀猿倒したのどチビの子で合ってたんか?』

『街の冒険者に聞いても同じ特徴だったから間違いないだろうね』

『あの子lv1ちゃうんか?』

『まだオラリオに来て1ヶ月も経っていない超がつく新人だ』

『なんや成長早すぎやないか?』

『ロキレフィーヤのスキルを忘れたのか?』

『当たり前に覚えてるでママ

一途な乙女みたいスキルやろ?』

『やはり覚えていなかったか

接吻の契りにて守られし者のスキル効果を思い出せ

対象者が効果を発動する限り効果を得る

つまりベルもレアスキル持ちだ』

『スキルまで発現するカップルなんて見たことも聞いたこともないで!

完全に抜け落ちてたわ

ていうかレフィーヤたんとどチビの子どんだけお似合いカップルやねん

そこまでお互いを想いあってるの神にも居らんで

まったくこれだから下界は楽しいわ』

ベルとレフィーヤは明日のダンジョン攻略という名のデートの約束をしていた

ヘスティアは子供達にじゃが丸君を司る神様と認識されていた

もちろんアイズもヘスティアをじゃが丸君の神様だと認識している

『じゃあまた明日レフィ』

『ベルちょっと待って』

振り向いたベルにキスをした

『またねベル』

『う、うんレフィまた明日』

ヘスティアにはバレてなかった

なぜなら大きな金髪のお友達がじゃが丸君の神様としてロキファミリアに誘拐しようとしていたからである

ヘスティアが僕はじゃが丸君の神様じゃないよと言うが信じない

他の子供達がじゃが丸君の神様どっか行っちゃうの?

もうじゃが丸君食べられなくなっちゃうの?

と泣きそうになった子供達を見てアイズの狂気に満ちた行動は抑えられたのであった

 

ヘスティア達はホームに戻り

ベルは魔導書を開いた

スライムでも使える魔法の書

なぜだかそこまで強くなさそうな魔法を修得しそうな出だしである

 

『お前は誰だ?』

 

『お前は魔法に何を求める』

 

『お前にとって魔法はなんだ?』

 

『僕は君だ』

 

『大切な人を守りきれる力』

 

『僕にとって魔法は光だ』

 

気がつけば日が暮れていた

『ベル君ステータス更新しようぜ』

そう言い

ステータス更新するヘスティア

『ベルくんランクアップおめでとう

それでアビリティなんだけど堅牢とか幸運とかあるけどどうする?

僕的には見たことない幸運がいいと思うけど』

『じゃあ幸運でお願いします!』

『わかったよ』

 

ベル・クラネルlv2

 

力:I0

耐久:I0

器用:I0

敏捷:I0

魔力:I0

幸運I

《魔法》

【レイオブライト】

《スキル》

 

* 英雄願望(アルゴノゥト)

 

『能動的行動に対するチャージ実行権』

 

* 憧憬一途(リアリス・フレーゼ)

 

『早熟する』

『懸想が続く限り効果持続』

『懸想の丈により効果上昇』

 

 

*接吻の契り(キスの約束)

 

『対象の人物に危険が及ぶとステータスが大幅に上昇』

『対象を守護する意思が続く限り対象を回復させ続ける』

『対象が助けを求めた場合自身の階位を3段階階位昇格』

 

よかったねベルくん魔法も発言したよ

はいこれ

ベル・クラネルlv2

 

力:I0

耐久:I0

器用:I0

敏捷:I0

魔力:I0

幸運I

《魔法》

【レイオブライト】

《スキル》

 

* 英雄願望(アルゴノゥト)

 

『能動的行動に対するチャージ実行権』

 

『この魔法詠唱無いんですけど?』

『当たりだよベルくん

君が発言したのは詠唱破棄された魔法だ

明日レフィーヤくんとダンジョンだろ

その時に存分に試してみるといいよ』

『はい神様!』

 

『神様行ってきます!』

『気をつけるんだぞーベルくん』

『はーい』

ベルを見かけて声をかけようとしたシルは他のウェイトレスに止められていた

『シルは白髪頭を殺す気かにゃ?』『あのプリケツを失うには勿体無いにゃ』

『なんで邪魔するの?』

『シルの作った物は料理じゃないにゃ劇物だにゃあれを食べたら1週間はトイレから出られなくなるにゃ』

『あれを食べられるのは人間にはいないにゃゴブリンに食べさせたら間違いなく死ぬにゃ』

『みんなして揶揄って酷いです』とシルはちょっとだけ拗ねた

『ミャーたちはまた一人命を救ったにゃ』

『リューがシルの手作り弁当を間違えて持って行った時の話は今聞いても恐ろしいにゃ』

『ダンジョン18階層行く途中で弁当を開いたら真っ黒い何かがあった

それに驚いてその真っ黒いのを落としたところにミノタウロスが湧いて

その真っ黒いのを口に含んだ瞬間に灰になったらしいにゃ』

『恐ろしくてシルの作った物は食べれないにゃ』

などと有る事無い事を噂しているとリューが他のウェイトレスを呼び戻す

『それ以上くだらない事言ったらミア母さんに言いますよ

シルの作った物が劇物なのは否定出来ませんが』

『もうリューまで!』

 

ベルはレフィーヤを探しているとと声がかかった

『冒険者様冒険者様サポーターを探してませんか?』

『え、えーと実は待ち合わせしてるんだ』

『ベル!お待たせ』

『レフィ!僕も今来たところだよ』

『ところでベルその人は?』

『私はサポーターのリリって言います

良かったら雇ってくれませんか?』

『私達はデートしに来てるので結構です』

『レフィ?』

『何?あの子隙あらばベルの大事にしてる物奪おうとしてた気がしたので』

『ありがとうレフィ僕じゃ絶対気付かなかったよ』

『そういえば僕lv2になって魔法が使えるようになったんだ!』

キラキラした目で伝えた

『流石はベルです』

『それでレフィにお願いがあるんだけど』

『えぇ魔法を使いながら戦う訓練ですよね』

『うん!』

『任せてください!』

手を繋いでダンジョンに潜っていった

『なんなんですか最近の冒険者達はカップルでイチャイチャしながらダンジョンでお金稼ぎですかきっとサポーターへの当てつけですね』

『よおチビ俺らが仲間に入れてやるよ感謝しな』

『あ、ありがとうございます…』

 

ベルは魔法を使いながらゴブリンを倒していた

次はコボルトで試してみましょう

コボルトの体毛を焼きながら魔石を貫く

上層では全部魔石破壊で倒せる威力ですか

これなら中層に近い階層に行っても大丈夫そうですね

そう言いながら手を繋いで階層を下がっていく

 

ガチガチと顎を鳴らしながらベルを襲う蟻

『レイオブライト』

蟻の魔石に亀裂が入り灰になる

『防御が硬いモンスターも一撃ですか』

ベルは魔力低下で膝をつく

そんな隙を見逃す怪物達ではない

ガチガチと顎を鳴らしながら走ってくる蟻

 

解き放つ一条の光、聖木の弓幹(ゆがら)。汝、弓の名手なり。狙撃せよ、妖精の射手。穿て、必中の矢

アルクス・レイ

蟻は瞬時に灰になる

ベルまで駆け寄り

『今日はこのくらいでお昼にしましょう』

周りに誰もいない状況での食事

少し照れながら食べる二人

ベルの唇の付近に食べカスが付いていたことに気付いたレフィーヤ

食べカスを指で取りパクッと食べる

『美味しいですね』

ベルは突然の出来事に顔を赤くしながら

『うん美味しいね』と返事をする

お腹が膨れた事による睡魔が襲ってきたベル

ベルは眠くなってきたからダンジョンを離れようと提案した

するとレフィーヤはその場に座り

『ベルここで寝ていいですよ、特別ですからね』

と言い膝を叩く

『レフィ本当にいいの?』

『えぇだから早く』

『ありがとうレフィ』

好きな人に膝枕をしてもらいながら眠りにつく直前に

『レフィ大好きだよ』

『えぇ私もベルが大好きですよ』

そう言いながらもふもふの白髪を撫でる

そんな甘い空間に邪魔が入る

おい荷物持ちさっさと拾えと言いながら蹴り上げられるリリ

その場で嘔吐するリリを横目に冒険者達は汚ねぇ近寄るんじゃねーよ

お前が吐いたゲロが少しかかったからお前の取り分から引くからな

などと傍若無人な態度をしている

今はベルが寝ていて良かったと思ったレフィーヤ

ベルなら後先考えず助けに入っていたのは間違いない

冒険者達が騒いでた事で目が覚めるベル

『おはよベル』

『おはよレフィ』

レフィーヤはベルの唇を唇で塞ぐ

ベルはまだ眠かった意識が一気に覚醒した

レフィーヤはすぐに唇を離した

『ベル起きて』

『うんレフィ』

膝枕から起き上がるベルとは裏腹にレフィーヤは足が痺れて立ち上がれなかった

『レフィ大丈夫?』

『ベル足が痺れて立てません』

レフィーヤがベルの手を掴んで立ちあがろうとした時バランスを崩してベルの胸に飛び込んだレフィーヤ

何故か心地よくて先ほどの痺れも忘れるくらい癒されていた

レフィーヤがベルに上目遣いで目を瞑った

ベルはそれに応えるようにキスをする

そんな甘い空間にまたも邪魔が入る

先ほどの冒険者達がサポーターを囮にして怪物達から逃げていた

『レフィ助けよう』

『そうですね』

解き放つ一条の光、聖木の弓幹(ゆがら)。汝、弓の名手なり。狙撃せよ、妖精の射手。穿て、必中の矢

アルクス・レイ

ベルはリリの近くまで来ている怪物を翠の刃で一閃する

ガチガチと顎を鳴らしながら走ってくる蟻を黒い刃で叩き切る

遠くの怪物達はレフィーヤの魔法で灰になっていく

しばらくして怪物達の気配が消え平穏な時が流れる

『大丈夫でしたか?えーとリリ?さん』

『は、はい助かりました』

『ベル怪我はない?』

『レフィとキスしてなかったから危なかったかも』

と冗談を言っている様に聞こえた

本当に眠いまま戦っていたら蟻の顎に傷をつけられていたであろう箇所は翡翠のプロテクターによって守られていた

『そんな冗談がいえるなら大丈夫ですね

リリさんでしたっけ?大丈夫ですか?』

『はいお二人のおかげで助かりました』

『あの冒険者達酷いですね』

『何処のファミリアの所属でしたか?』

『私も所属してるソーマファミリアです』

その言葉を聞いた瞬間レフィーヤ顔が曇る

『リリさんはそのファミリアから抜けたほうがいいですよ』

『私を雇ってくれるパーティが無いので抜けようにも抜けれないんですよね』と笑うリリ

『じゃあ明日僕たちとパーティーを組みましょう良いかなレフィ?』

『はー良いですよベル、ただ少しだけ2人きりの時間が減って悲しいなんて思ってませんから』

『ごめんねレフィ埋め合わせはするから』

『約束ですよ』

『うん』

『というわけで明日からよろしくお願いします』

『僕はベル・クラネルです』

『私はレフィーヤ・ウィリディスです』

『本当に良いんですか?』

『うん』

『はい仕方ないのでいいですよ』

『ありがとうございます私はリリルカ・アーデです』

ダンジョンから開放されたリリとベルとレフィーヤは明日の為に解散する

『レフィ一緒に来て欲しいところがあるんだ』

『良いですけど何処ですか?』

『僕にとって大事な場所です』

『なら早く行きましょう』

と手を繋いでにこりと笑うレフィーヤ

 

着いた場所はヘスティア達が住んでいる廃教会

『ここに今住んでるんだけど僕のお母さんが大切にしてた場所なんだ』

『そうですか、なら挨拶しないとですね

私はベル・クラネルとお付き合いさせて頂いているレフィーヤ・ウィリディスです彼のことは任せてください』

『お母さん僕にはこんなに素敵な人が出来たよと何処か寂しげな表情で言う』

ベルはそのままヘスティア達が住んでいる所に案内した

ベルが好きな英雄譚の本を持ってきて肩を付けながら一緒に読む2人

次第に眠くなりお互いに寄りかかる状態で眠りについた

バイトが終わって帰ってきたヘスティアは叫んだ

『あぁー僕とベルくんの愛の巣が侵略されたー』

その叫び声で2人は起きる

『んどうしたんですか?神様?』

『どうしたもこうしたもあるか!僕がバイトに行ってる間になんで僕たちのホームでイチャイチャしてるのさ!!』

『ヘスティア様私達はイチャイチャなんてしてませんよ?

ただベルのお母さんが大切にしている場所と聞いたから挨拶しにきただけです』

『ぐぐぐなら何で手を繋いでいるんだい?』

『癖ですね手を繋いでないと落ち着かなくなっちゃて』

『むきーなんだいなんだいもうそこまで進展しているのかい

ならもう祝福するしかないじゃないかい

今日はじゃが丸くんパーティーだ!!』

そうヘスティアは叫びバイト先からもらったであろうじゃが丸くんを広げ

3人はじゃが丸くんを楽しんだ

じゃが丸くんパーティーを終えレフィーヤをロキファミリアのホームに送るベル

昨日の意趣返しでまた明日とレフィーヤにキスをする

レフィーヤも頬を赤らめながらまた明日と言いホームに戻る

『レフィーヤじゃが丸くんの匂いする』

『あ、アイズさん!?』

『ずるい何処に行ってたの?』

『ベルのホームでじゃが丸くんパーティーしてました』

『酷いレフィーヤ私がじゃが丸くん好きなの知ってる癖に』と拗ねた

あわあわとしているレフィーヤにロキが声をかける

『でどうやった?2人きりのパーティは?』

『はい!それはもう最高でした』と満面の笑顔で言うと隣にいるアイズがさらに拗ねる

『なんやアイズたんもどチビの眷属好きになったんか?駄目やでアイズたんはワイのもんやから渡さへんで』

アイズは頭に??を浮かべた

そこにリヴェリアが現れてベルとのダンジョン攻略はどうだった?と聞く

アイズは口を開けた

『そのベルと一緒にダンジョンに潜ればじゃが丸くんパーティーに参加できるの?なら私も一緒に行く』

ごちん

『アイズ無茶を言うな大体じゃが丸くんなんて何処でも買えるだろう』

『リヴェリアわかってない屋台によって食感とか味が微妙に違う

じゃが丸くんを司る神様が居るところが1番美味しいけど1番並んでるからすぐに買えない

だからレフィーヤが言ったじゃが丸くんパーティーに行きたい』

ロキが声を荒げて笑った

『何やその神そんなピンポイントで司る神おるんかとケラケラ笑って

ならアイズたん明日そのじゃが丸くん司る神の所いこか』

『うんロキたまには良いこと言う』

『でレフィーヤたんステータス更新やろ』

『はい!』

『じゃあリヴェリアママも一緒に来て』

ごちん

『ママでは無いと言っているだろう』

神室につきステータス更新をする

 

レフィーヤ・ウィリディスlv3

 

力:I90→H150

耐久:H190→G250

器用:G214→G295

敏捷:G275→F375

魔力:S960→SS1080

 

魔導H

 

耐異常I

 

《魔法》

 

【アルクス・レイ】

 

詠唱式:【解き放つ一条の光、聖木の弓幹(ゆがら)。汝、弓の名手なり。狙撃せよ、妖精の射手。穿て、必中の矢】

 

 

【ヒュゼレイド・ファラーリカ】

詠唱式:【誇り高き戦士よ、森の射手隊よ。押し寄せる略奪者を前に弓を取れ。同胞の声に応え、矢を番えよ。帯びよ炎、森の灯火。撃ち放て、妖精の火矢。 雨の如く降りそそぎ、蛮族どもを焼き払え】

 

 

【エルフ・リング】

詠唱式:【ウィーシェの名のもとに願う。森の先人よ、誇り高き同胞よ。我が声に応じ草原へと来れ。繋ぐ絆、楽宴(らくえん)の契り。円環を廻し舞い踊れ。至れ、妖精の輪。どうか――力を貸し与えてほしい】

 

《スキル》

*妖精追奏(フェアリー・カノン)

 

魔法効果が増幅する

 

*接吻の契りに守られし者(キスの約束に守られしもの)

 

対象者が効果を発動する限り効果を得る

 

*一意専心な乙女(いちずなおとめ)

早熟 対象を想い続ける限り持続

絶対回復 対象に接吻すると効果発動

絶対防御 対象に守られ続ける限り対象を守り続ける

 

『どえらい伸びたな今日は中層にすら潜ってないのにこれか

後偉業さえあればすぐレベルアップできるで

ほいこれが今のレフィーヤたんのステータスや』

『今まで伸び悩んでたのが嘘みたい』

『まぁレフィーヤがそれほどベルの事を大切に思ってるということだ』

『なぁリヴェリアママこのままどチビの眷属とレフィーヤたんを2人きりで潜らせればすぐにlv6行くんちゃうか?』

『否定はできんなこの上がり方ははっきり言って異常だ

この上がり方なら一年以内には届く』

『そういえばあのどチビのところもlv2になったんやったか?』

『あぁアイズもlv6になったんだ神会で神ヘスティアと相談すると良い』

『まぁそやな』

『レフィーヤたん早く孫を見せてくれな』

レフィーヤはロキにセクハラを受けたがベルとの行為を想像してもじもじするだけだった

ロキは殴られると思っていたらまさかの反応で驚き

『リヴェリアママもすぐにリヴェリア叔母ちゃんになるな』

ぼこ

『私はまだハイエルフの中では若いぞ』

そんなやりとりをしていた

 

ベルもヘスティアにステータス更新をお願いしていた

 

ベル・クラネルlv2

 

力:I0→H190

耐久:I0→H160

器用:I0→H180

敏捷:I0→G270

魔力:I0→H150

幸運I

《魔法》

【レイオブライト】

《スキル》

 

* 英雄願望(アルゴノゥト)

 

『能動的行動に対するチャージ実行権』

 

* 憧憬一途(リアリス・フレーゼ)

 

『早熟する』

『懸想が続く限り効果持続』

『懸想の丈により効果上昇』

 

 

*接吻の契り(キスの約束)

 

『対象の人物に危険が及ぶとステータスが大幅に上昇』

『対象を守護する意思が続く限り対象を回復させ続ける』

『対象が助けを求めた場合自身の階位を3段階階位昇格』

 

『はいこれが今のベルくんのステータスだよ』

 

ベル・クラネルlv2

 

力:I0→H190

耐久:I0→H160

器用:I0→H180

敏捷:I0→G270

魔力:I0→H150

幸運I

《魔法》

【レイオブライト】

《スキル》

 

* 英雄願望(アルゴノゥト)

 

『能動的行動に対するチャージ実行権』

 

『ありがとうございます神様』

『でベルくんあの子とは何処まで行ったんだい?

まさかもう卒業してないだろうね?』

『卒業?まだ中層には行ってないですけど、それがどうかしたんですか?』

『いやベルくんには早かった話みたいだ忘れてくれ

ベルくんがあの子との結婚を望むなら結婚を司る神にお願いしてくるけど』

『へ、け、結婚なんてまだ早いというか、したいけどレフィが嫌ならしないけど、でも最終的にはしたいと言いますか』

『まぁそのタイミングになったら教えてくれれば良いさ』

これでヘラに頼めばあの子と僕しかベルくんには近付けないだろとほくそ笑んでいた

 

翌日ベルは噴水に行きレフィーヤとリリを待っていた

『ベルお待たせ』

『今来たところだから大丈夫だよレフィ』

『リリはまだ来てないですね』

『ベルもし私が1ヶ月以内にlv4になったら一緒に家を借りて住みませんか?』

『良いけど神様とかロキ様とかは大丈夫かな?』

『ロキ様に関しては私が何とかしますヘスティア様は一緒に住んでも大丈夫でしょう』

昨日ロキに偉業さえあればレベルアップ出来る発言を利用してベルと一緒にいる時間を増やす作戦に出た

そんな約束をした所でリリが来た

『遅れも申し訳ございませんベル様レフィーヤ様』

『大丈夫ですよリリさん』

『私も気にしてないから大丈夫ですよ』

『じゃあ行きましょうか』

ここ最近リリはエルフ達の視線に怯えている

エルフ達はレフィーヤとベルの甘酸っぱい恋愛を楽しんでいるのに邪魔が入ったという目でリリを見ている

中層に向かう途中

銀猿が3匹がこちらに向かって走ってきた

レイオブライト

1匹は魔石を貫通して灰になる

解き放つ一条の光、聖木の弓幹(ゆがら)。汝、弓の名手なり。狙撃せよ、妖精の射手。穿て、必中の矢

アルクス・レイ

もう1匹も灰になる

残った1匹はベルが切り刻んでいく

反撃をされるも躱しきり危なげなく倒す

『お二人ともお強い』

『そうかな?』

『まだまだですよ私達は』

照れてるベルと上を知っている為強いと言われても世辞にしか聞こえないレフィーヤ

『中層に行くと休む暇が少なくなるのでお昼にしませんか?』

『わかりました』

『そうですね、そうしましょうか』

ベルとレフィーヤはお互いに弁当を一口ずつ交換して食べていた

リリはそんな光景を見せられて何でこんなカップルと潜っているのか疑問に思った

お昼を食べ終わり14階層まで降りた時

今までに感じたことの無いプレッシャーを感じたベル

『リリ逃げてレフィーヤも』

ベルの言葉が言い終わる前に赤黒いミノタウロスはベルを弾き飛ばしていた

ガハッ

口から大量の血を出した

ベルはギリギリプロテクターとリヴェリアから貰ったナイフで防御をしたが勢いを殺しきれず壁に激突したその際にナイフとプロテクターは砕け散った

『ベル!!』

レフィーヤが詠唱しようとするとミノタウロスはレフィーヤに向かって突進する

あまりの速さにレフィーヤは杖でミノタウロスの軌道逸らすことしか出来ず衝撃で壁に衝突した

レフィーヤは察したこのミノタウロスは強化種スピード的にもlv5か6ぐらいのポテンシャルを秘めている事に

絶対に勝てない

衝突して出来た擦り傷は勝手に回復していく

しかしレフィーヤは詠唱しようとしてもミノタウロスの突進で魔法が完成しない

ベルはギリギリ立ち上がり一本のナイフでミノタウロス向けて走った

『レイオブライト』

確実にミノタウロスに当たった

しかし表面が焦げただけで特に怯んではいない様子

それを見てさらにベルは焦るレフィーヤが殺される

そんなのは絶対させない

ヘスティアナイフでミノタウロスの足を切ったが刃が通らない

ゴォンゴォンと鐘の音を響かせて輝いていくナイフ

ミノタウロスにもう一度突進するそれを見たミノタウロスはベルを弾き飛ばした

ヘスティアナイフでミノタウロスの攻撃を受けたチャージしていナイフの斬撃でミノタウロスの皮膚から血が吹き出るが腕を切断できていないどころか皮膚を数センチしか切れていない

ベルはレフィーヤの近くに吹き飛ばされ意識が朦朧としていた

レフィーヤはベルを抱えながら逃げようとしたが逃げ切れない

レフィーヤは守られてベルを失いかけたのにまた同じ状況にあるのがとても許せなかった

レフィーヤは決意をした

ダメージを負っても詠唱をやめない

いくら傷付いても大切なベルを守り抜く

 

誇り高き戦士よ、森の射手隊よ。押し寄せる略奪者を前に弓を取れ。同胞の声に応え、矢を番えよ。帯びよ炎、森の灯火。撃ち放て、妖精の火矢。 雨の如く降りそそぎ、蛮族どもを焼き払え

ヒュゼレイド・ファラーリカ

ミノタウロスに直撃したが片目を潰すことしか出来なかった

レフィーヤはベルにキスをした

ベルは急速に回復していく

レフィーヤは涙を流しながら口にした

『ベルごめん私を助けて私を守って

一緒にあいつを倒して』

レフィーヤの呟きを耳にしたベルは完全復活した

『レフィ僕が時間を稼ぐ君を守るだから今できる最高威力の魔法をお願い』

涙を拭き任せてとミノタウロスに向けて詠唱を始める

 

リリはひたすらに上の階層に行き強そうな冒険者達を探した

リリは助けてもらった2人に感謝していた

パーティーに入ったあの2人を見ていると自分も心が洗われていく様な感覚になっていた

昔助けてもらったおじぃさんおばぁさんみたいだと思った

だからこそあんな人達は死んじゃいけないと思い走った

奇跡と思える人がいたアイズとリヴェリアだった

『助けてくださいお願いします何でもするから

ベルさんとレフィーヤさんを助けてください

お願いします私を庇ってベルさんはレフィーヤさんは』

その言葉を聞いた瞬間2人は血相を変えた

『ベル達は何処にいる?』

『14階層に降りてすぐのフロアにいます』

リヴェリアとアイズはリリを連れて14階層へ急いだ

 

『レイオブライト』

ベルの魔法は先程とは全く威力が違うものとなっていた

ミノタウロスは避けきれずに腕に着弾

ミノタウロスの腕は骨が見えかけていたがミノタウロスの腕はジリジリと音を立てながら回復している

アイズとリヴェリアが到着してリリが懇願していた

どうかどうか助けてください

しかしリヴェリアとアイズは動かない

ベルとレフィーヤの冒険を見ていた

 

ウィーシェの名のもとに願う。森の先人よ、誇り高き同胞よ。

ベルはレフィーヤを庇いながらミノタウロスに斬撃を入れる

ミノタウロスは焦ったくなってベルに突進をする

我が声に応じ草原へと来れ。

ベルはその突進を弾いた

繋ぐ絆、楽宴(らくえん)の契り。

ミノタウロスは弾かれた事に激怒しベルに向けて横薙ぎに腕を振った

何とか食い止めたベルだがもう一つの腕に攻撃される

ギリギリのところで回避できたがミノタウロスはまだベルに向かってくる

円環を廻し舞い踊れ。至れ、妖精の輪。

どうか――力を貸し与えてほしい

エルフリング!

間もなく、焔(ひ)は放たれる。

ミノタウロスの攻撃を受け流しては斬りつける

忍び寄る戦火、免(まぬが)れえぬ破滅。

ミノタウロスは再度突進の構えをする

開戦の角笛は高らかに鳴り響き、暴虐なる争乱が全てを包み込む。

ミノタウロスはベルに向かってでは無くレフィーヤに向かって突進した

至れ、紅蓮の炎、無慈悲の猛火。汝は業火の化身なり。

ベルは急いでミノタウロスの突進を止めたが

ミノタウロスの腕が横薙ぎをして飛ばされるベル

ことごとくを一掃し、大いなる戦乱に幕引きを。

起き上がったベルは左手に光を溜めながらミノタウロスに走って斬撃を入れる

ベルが放った斬撃にミノタウロスの腱が切れてその場で倒れる

焼きつくせ、

ゴォンゴォンと鐘の音が鳴り響く

スルトの剣--我が名はアールヴ

『レア・ラーヴァテイン!!』

『レイオブライトオオォ』

ミノタウロスがいた場所に

多数の火柱が立ち火柱に向かって光の太い線が通る

ミノタウロスは回復出来ずに灰になっていく

2人共全力を尽くし何とか立ち上がった

リリが2人に抱きついた

『ベル様レフィーヤ様無茶しすぎです』

ベルの装備はボロボロレフィーヤの服もボロボロになっていた

しかし不思議な事に2人共怪我をした様子がない

ベルは最初に失った血が多くて気絶してしまった

アイズとリヴェリアを見たレフィーヤは

『助かります』と言い気絶した

『あぁよくやった』

アイズとリヴェリアはリリを連れてすぐにアミッドの元へ向かった

 

アミッドはまたしてもベルが運ばれてきて何やってるんだと悪態を吐きそうになったが堪えて治療を始めたが

不思議な事に傷が勝手に癒えていく

後は血が足りないだけであろうと判断したアミッドはすぐにリヴェリア達に向かって聞いた

『何か危ないもの使わせてませんよね?リヴェリアさん』

『何も使わせてないが』

『じゃあ何で私がまだ何もしてない所も勝手に傷が癒えていくんですか』

『それはそいつらのスキルだ』

『何ですかそんなの聞いた事ありません』

『今言ったからな』

『だったらここに連れてこなくてもよかったんじゃないですか?』

『私達は途中からしか見てないのでな

何かあったら後悔しかできん故に連れてきたんだ悪いか?』

『いえ悪くは無いですけど』

『ならあとは頼む』

 

『アイズ申し訳ないがもう一つやる事が増えた

フィン達を集めてくれ』

『うん』

 

『で話って何だいリヴェリア』

『レフィーヤとベルが14階層でイレギュラーに遭遇した』

『彼らなら14階層のイレギュラーくらいなら何とかなりそうなものだけど何があったんだい?』

『14階層に現れたミノタウロスはポテンシャルはlv5か6はあった

しかも回復機能付きの壊れっぷりだ』

『なるほど興味深いね』

『えぐいなそのミノ』

『それでアイズとリヴェリアが倒して救出したって事で間違い無いんだね?』

『いや違う』

『なら誰が倒したんだい?』

『ベルとレフィーヤだ』

『彼はまだlv2でレフィーヤもlv3だろ流石に無理がないかな?』

『フィンリヴェリアママは嘘ついてないで』

『そうか

それでその報告だけで僕らを集めたわけじゃないだろ』

『あぁこの前の騒動の時にいた気配があった』

『それは本当かい?』

『あぁ』

『ならまた僕たちを狙ったってことかな』

『恐らくはな』

『何度も狙われると腹が立ってくるね』

『早く首謀者見つけてギタギタにしないときぃ済まないわ

せっかくレフィーヤたんの恋が順調に進んでいってるのにな

ますます色ボケが怪しなってきたな』

『ロキ、フレイヤ達ではない気がするんだ

僕の感だけどね』

『なら誰やろな』

『闇派閥に少しやり方が似ている気がする』

 

一旦ここまで

 

 

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