東方双神録   作:ぎんがぁ!

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ゴメンなさい! お待たせしました!
あ、あとまたもや後書きにお知らせをば。

ではどうぞ。


第二百二話 真意

 暗くなった夜道を一人、トボトボと少女が歩んでいた。

 まるで力が入っていないかのようにゆらゆらと進むその姿には、何処か近寄りがたき重い空気が纏わりついている。

 

 昼間には人間や僅かな妖怪達が闊歩する人里も、活気とともに明るかった日がすっかり落ちきり、代わりに煌めく月が世界を照らしている。

 ひんやりした風は、少女の頭や思考を冷やしてはくれるけれど、しかし、その思考に答えを導いてはくれない。どころか、ただただ同じ質問と自答を繰り返させるだけだった。

 

「双也は……何で……」

 

 手に持つ一枚のお札に視線を落とし、少女ーーこころはその鉄面皮に確かに不可解と哀愁を漂わせながら、独り言ちた。

 夜中の人里には何者の気配も無く、その問いに答える者もいない。

 当然だとは思いつつも、閑静な夜の人里を歩いていると自分が一人ぼっちになったようで、こころは無性に悲しくなった。

 

 ーーいや、実際に今、彼女は一人だった。

 彼女に何が起きたのか。それを察する事などは出来なくとも、彼女にとってその出来事がどれだけ衝撃的なのかだけは、その横顔を見れば理解出来るだろう。

 ちらと空を見てみれば、満天の星空が広がっている。

 ああ、今日はいい夜だな。

 だのに、こんなに暗い気持ちなのは勿体無いな。

 目を背けるように空から視線を外す。考えれば考える程に重くなっていく脚を引きずって、こころは所在無さげに人里を歩んでいく。

 

 ーー時は、数時間前に遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……ん……んぅ…?』

 

 目が覚めると、見覚えのある天井が視界に映った。

 ここ数日で何度見たかも分からない、白い木々で建てられた一軒家の天井だ。身体はやけに重く感じるが、自分が寝ている布団はふかふかで、起きたばかりの今でさえ未だに眠りを誘っている。怠惰の道へと引きずり込もうと企む圧倒的な誘惑に、こころ大した抵抗すら見せずに再び瞼を瞑った。

 ーーと、これまでの出来事を思い出したのは、その時だった。

 

『……ッ! そうだ、あの時気を失って……』

 

 僅かに脳裏を過る記憶。まるで二日酔いの朝のようにーー実際に経験したことはないがーーはっきりとしない記憶ながらも、そのざらついた映像を確かに認識する事が出来た。

 今現在、師匠としてともに暮らしている神薙 双也という現人神。彼に連れられて行った美しい花畑で、想像に違わない美しい妖怪と出会った。そして予想外にも戦闘を始め、直ぐ、意識が朦朧とし始めてーー。

 

『(また……絶望の面が……)』

 

 そこまで思い出し、こころは若干寝癖の目立つ頭をぷるぷると振るった。

 寝起きの脳を動かす意味合いも確かにあったが、それ以上に"また面の力に負けてしまった"という恥ずべき思考を追い出す為でもあった。

 感情を司る面霊気が、たった一つの感情すら操れないーー況してや半ば乗っ取られた状態にまで陥るなんて。彼女という面霊気にとっては口にもしたくない事であり、こころの目下最優先に解決すべき事柄である。

 だからこそ、自分の力で押さえ込む為に双也に師事しているのだから。

 

 ーーもう起きよう。そして、双也達のいる居間へ行こう。

 一つの溜め息気味な息を吐き、いそいそと布団を片付けたこころ。ぐぐぐっと背を伸ばしたところで、背後から戸の開く音が聞こえた。

 こちらもやはり、最近となっては聞き慣れた声である。

 

『あら、起きてたのねこころ』

 

『うん。おはようございます、紫』

 

『ふふ、もうお昼頃だけれど。まぁいいわ、おはよう』

 

 柔和な微笑みで挨拶を返すのは、八雲 紫である。どうやら、自分が眠っている間面倒を見てくれていた様だった。その手にあるお盆に乗せられているのは、お絞りである。

 ーーふと、それを見て思い返した。確か以前気絶した時にもこの様な光景を目にしている。という事は、今回も双也と紫に迷惑をかけたのだろうか。

 二重の意味で、基本的に感情が表に出やすいこころは、気が付いた時には既にその問いを口にしていた。

 

『……また、迷惑を掛けたかな』

 

『迷惑? ああ、双也はそんな事気にしていないわよ。何せ"こころの面倒は俺が見る"って言い切ったんだから。

 仮にも弟子なんだから、むしろ迷惑なんて沢山掛けなさい』

 

 姉弟子からのアドバイスよ。

 そう付け加えた紫は、笑みを崩さず身を翻す。

 持ってきたお絞りをそのままに、そして戸を開け放ったままにして、彼女は来た廊下の影に身を消した。暗に早く来い、とでも言っているようである。

 それに抗う理由などを持たないこころは、彼女の後に続きとてとてと部屋を出た。

 

 

 

 

 

『いや、別に迷惑とかは思ってないけどさ。そもそも俺が気絶させたんだし』

 

 居間に入り、取り敢えず先日ーー話では丸一日眠っていたらしいーーの謝罪を口にすると、双也は苦笑いを零しながらそんな言葉を放った。

 紫の言葉は正しかった様で、ちらと見えた彼女はくすくすと笑っている。

 

 とは言っても、例えどう言われようがどの道謝るつもりではあった。師事させてもらっている上に何度も気絶していては、多少面倒に思ったこときっともあったはず。仮に何も思わなかったのならば、お前は聖人君子か、と言わざるを得ない。

 紫には笑われたが、こころとしては一言言えただけで満足だった。

 

『ーーそれで、今日は何をするの?』

 

『そう、だな……』

 

『……?』

 

 何処か判然としない双也のその反応は、こころを若干の困惑に導くのには十分だった。

 いや、大した困惑ではない。せいぜい"あれ、どうしたのかな?"程度の軽い疑問である。普段ならば"まさか始終のメニューがもう決まってるのか!?"とでも言いたくなるほどの即答で修行内容を告げる彼が、顎に手を当てて何事かを思案している。

 勿論、その内容を察することが出来るほどこころは観察眼が優れてはいないし、極端なことを言えばそこまで気にする事でもない。少しだけ不思議に思った。それだけの事。

 

『んー……まっ、取り敢えず昼飯にしよう。ああ、こころにとっては朝飯か?』

 

『どっちでもいいじゃないの。じゃあ双也、お願いね』

 

『藍に頼むって手はないのか……。まぁいいや、二人とも座って待ってな』

 

 ーーしかし今思えば、この時には既に気が付く事は出来たはずなのだ。そうすれば、彼の言動の節々から"理由"を推測する事が出来たのに。これ程悩む必要など、なかったかも知れないのに。

 目覚めた直後の朝ーーいや、昼はそうして過ぎて行った。

 そして、そんな双也の口から信じがたい言葉が放たれたのは、

 

 

 

『こころ……申し訳ないが、修行はこれでお終いだ』

 

 

 

 ーーその日の、夕食の後だった。

 双也手製の料理を食べ終わり、一息吐いた拍子のことである。

 普段の例からして、三人で卓を囲むのはこの日の内では凡そ最後、と言うことから、恐らく双也は話出す機を窺っていたのだろう。

 疲れた身体が跳ねる様に喜んで、今日も頑張ったと内心で達成感に浸っていたこころには、非常に痛い不意打ちであった。

 

『此処を出るに当たっての荷物とかは元々無かったよな。何かする為の資金やら何やらは一応出すけどなるべくならーー』

 

『ち、ちょっと、待って……!』

 

 決定事項の様にこれからの事を語り出す双也を、こころは慌てて遮った。

 それを悪いとは思わない。事実双也もすぐに止まってくれた。ただーー全く以って、納得はいかない。

 突然修行の終わりを告げられ、突然ここを出て行くことになって。いや、百歩譲って後者は理解しよう。元々終わりを迎えたらここを出る事になるだろうとは察していたのだ。しかし前者は? あまりにも唐突ではないか。

 

『あの……と、突然過ぎるよ双也……! 私、まだ面の制御が出来ない。それが出来るくらい強くなってないよ! それなのに……そんな……』

 

 ーーそんな、まるで追い出すみたいな言い方で。

 そう吐き出そうとした喉は、か細い空気を細々と通すだけだった。

 こんな呆気なく打ち切りにしたくない。成果をなんの形にも出来ていない。これだけ必死に成し遂げようとしていた事を断たれるのは、こころにとってとても辛かった。こんな時、感情を表情に出来ない事を本当に恨めしく思う。

 

『何か……怒らせたなら謝るよ。素質が足りないなら努力するよ……! だから、そんな突き放し方……』

 

『…………ごめん。俺が力になれるのは、ここまでなんだ』

 

 瞑目し、静かにそう告げた双也は、振り切る様に立ち上がって寝室へ去って行く。その背中に声を掛けることが、こころには出来なかった。

 納得はいかない。終わりにはしたくない。しかし、だからと言って双也を一方的に糾弾する事は憚られた。それは単に糾弾する元気も残っていなかったからなのか、それとも双也の背中に"そう"出来ない何かを感じたのかーー。

 

『…………私、は……』

 

『………………』

 

 残された二人の間を、耳の痛い沈黙が支配する。静かな空間に満ちるのは、困惑の極みに泣き出しそうな、こころのか細い呼吸の音のみ。

 その中で小さく言葉を落としたのは、紫だった。

 

『……見送りくらいはするわよ、こころ』

 

『………………うん』

 

 その言葉に落胆はしなかった。確かに望んだ答えーー即ち、自分を引き止めてくれる様な言葉ではなかったものの、こころは紫にそこまでの期待は抱いていない。

 双也の決定には底まで理解を示し、そして道を外していない限りは凡その事を是としてしまうのが、紫という妖怪である。今回の決定に何も口を出してこないという事は、彼女もこころが出て行くべきだと考えている、という事なのだろう。

 確かに、その素っ気なさには少々悲しみが滲む。でもだからと言って、無理に留まって二人を困らせるのはもっとよろしくない。

 ーーこころは、ゆっくりと立ち上がった。

 

『……紫、は……理由、知ってるの?』

 

『知っていたとして、どうするつもり?』

 

『……ううん、何も……』

 

 それだけ言葉を交わし、何処か所在無さげに玄関を潜る。

 言った通りに見送りに来てくれた紫をちらと見るとーー 一枚のお札を、差し出して来た。

 

『……これは?』

 

『お守りみたいなものよ。双也が、あなたに持たせておけって』

 

『…………分かった、持っておく』

 

 その意図に少し疑問を抱くも、考える元気すら持ち合わせがないこころの頭は、直ぐにそれを霧散させた。

 受け取ったお札をしまい、こころはゆっくり歩き始める。

 未だ困惑の中にいたが、名残惜しさだけはやはり感じた。短い間でも、ここでの思い出は、記憶に残るには十分鮮烈である。

 後ろ髪を引かれる気持ちを引きずりながら、こころは森の闇の中に身体を沈めていく。

 

 ーーそして、現在。

 

 思い返しても、やはり気分は晴れたりしない。疑問は解けない。

 相変わらずの沈んだ空気とドロドロの悲壮を引き連れて、こころはとぼとぼと人里の道を歩んでいた。

 月明かりのお陰で、基本的に真夜中は明かりの灯らない人里も大分明るい。俯きながら、そして足元に視線を落としながらでも十分に歩き回れる明るさである。

 

 こうして気分が沈んだ時、自分はどうして欲しいのだろうか。

 回らない頭でぼんやりと浮かんだ疑問は、あっという間に空白だった思考を染めていった。

 

 一人……そう、一人。

 真夜中の人里を歩むこころは、精神的にも身体的にも確かな一人ぼっちだった。

 身体を撫ぜる風は冷たく、お月様は照し見てくるだけで手は差し伸べてくれない。暗い里の中は静まり返って、世界には自分一人しかいないかの様にすら思える。

 ああ、寂しい。一人はこんなに寂しいものだったか。こんな中で悲しみを抱かなくてはならないなんて、それはそれは酷い話だ。

 

 誰かーー誰かいないか。

 一人で歩む私を。今にも暗闇に沈みそうな私を。この冷えた感情を。紡いで結んで、暖めてくれる様な人はいないのか。

 こんなに怖い暗闇を一人で歩いて行くなんて、そんなのーーただ、"絶望"でしかない。

 

 ーーそんな時だった。彼女の悲痛な声を聞き届けたのかどうか。

 こころは唐突に視界の上部に映った紅色に足を止めた。

 暗ければ全く見えない、しかし今の明るさなら丁度色が認識出来る程度のその色は、こころにも薄っすらと見覚えがあった。

 顔を上げれば、当然の如く。

 

「見つけたわ、秦 こころ」

 

「お前は……博麗、霊夢……」

 

 目の前の霊夢は、お世辞にも友好的とは言い難い空気を放っていた。握られた大幣が何よりの証拠である。

 受け答えたこころも、その空気に当てられて何処か口調が強くなっていた。

 

「私に……何の用?」

 

「何の用? 此の期に及んでしらばっくれる気?」

 

「ーー異変の犯人だ、と疑われているのですよ、あなたは」

 

 言葉に次いで、不機嫌そうに顔を歪める霊夢の隣にはためくマントが降り立つ。続き、紫掛かった特徴的な長髪が。

 

 二人ーー豊郷耳 神子と聖 白蓮。

その雰囲気に霊夢と同質のものを感じ、こころは静かに悟った。

 ああ、これは……少しマズい。

 

「この三人で掛かるのは、少し申し訳ない気もしますが……」

 

「何言ってんの? 犯人に容赦なんて必要無いわよ。人様が迷惑してんだから、退治されて然るべきよ」

 

「ーーと、そういう事です。少々気になる事はありますが、解決するならば倒してしまうのが手っ取り早い」

 

 そう言い、各々が得物を無造作に構える。大幣、剣、そして経典。三人から感じる空気は肌を刺す様で、その敵対心という分かりやすい拒絶の反応は、暗く沈んだ心にとっては追い打ちに他ならない。

 双也に拒絶され、紫に拒絶され、助けを求めて放浪すれば、挙句の果てに大した関わりも持たない三人からすら拒絶される。

 私は何か悪いことでもしたのだろうか。気が付かぬ内に世界の反感を買う様な事をしでかしていただろうか。

 闇色をした心に便乗する思考が、そんなどうにもならない事を考え始める。

 ーー兎に角、今はどうにか切り抜けるしかない。

 戦える程の精神状態ではないと何処かで自覚しながら、こころはその手に薙刀を顕現させた。

 

「ほう? やはり抵抗はしますか」

 

「……するよ。戦ってむざむざ倒されるんじゃ、鍛えてくれた双也に申し訳ないよ」

 

 今はもう、見限られちゃったみたいだけど。

 不意に口を突いて出そうになった言葉を、こころは反射で押し留めた。

 考えただけで、認識するだけで胸がきゅっと締まる。その感覚がたまらなく嫌で、こころは握り締めた薙刀を一振り。ドンッと、地面に突き立てた。

 

「ふん、準備は万端って訳ね。んじゃあさっさと……終わらせるわよッ!」

 

 静まり返った人里に、四つの力が響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 同じ月が照らす元、所戻って森の中。

 こころを見送った紫は、その物憂げな背中が闇に消えるまで見送った後、家の中に戻って、扉を一つ開けた。

 三人で過ごしていた居間から進んで、差し込む月明かりと行灯がぼんやりと照らす寝室の中。

 腕を前に曝け出し、気怠げに机に突っ伏す双也の姿を視界に捉えた。

 

「…………はぁ。全くもう……」

 

 その姿に一つ溜め息を吐くと、紫はそっとその近くに腰を下ろし、背中を向け会う形で脚を崩した。

 

「だから、私が代わりに言おうかって訊いたのに」

 

「うるさーい……。俺だってやりたかなかったよ……」

 

 突っ伏したままの姿から聞こえる声は、やはり気怠げな様に聞こえた。

 

「……想像以上にキッツいなぁ、あんな言い方するの。親が子供を叱る時どんな気持ちなのか分かる気がする……」

 

「いい勉強になるじゃない」

 

「こんな辛いもんが勉強なら、寺子屋の子供達は化け物集団だな」

 

「あらあら、重症ねぇ……」

 

 この程度の事で、とは言わない。双也にとっては正しく身を引き裂かれる様な気分だったろう。

 事双也に関して、紫は気持ちの推移に敏感である。そして、双也がこころに対して少なからず入れ込んでいたのは、彼女の目には筒抜けだった。

 繋がりや絆といった分野に何よりの重きを置く双也にとって、仕方なかった事とはいえ、暫くの間寝食を共にしたこころを無理矢理突き放すのは何よりも辛かったはずだ。

 それはもう、突き放す為には強く言わなければいけない場面だったのに、思わず"謝罪"という名の甘さが出てしまったほど。

 

 ーーまぁ、そんな甘い所も愛おしいのだけれど。

 双也には見えないのをいい事に、紫はくすりと笑った。

 

「とはいえ、こうしなければどうにもならないのでしょう? こころのあの力は」

 

「……ああ、多分な。力で抑え込められれば楽だったんだが……はぁ。どうもそんな上手い話はないらしい」

 

 背中に身体を預けられる感覚がある。身体を起こした双也が、寄り掛かっているのだ。

 直ぐ後ろで、溜め息が聞こえた。

 

「やっぱり詳しい事は分からないけれど……まぁ、今回はあなたに全て任せるわ。大丈夫、困ったら助けてあげるわよ」

 

「はは、そりゃ頼もしいね。お前が助けてくれるなら、何でも出来る気がするよ。手は一応、打っておいた訳だしな」

 

 力無く笑う声が、背中を隔てて聞こえてくる。

 それだけで、双也が今どれだけ精神をすり減らしているのか分かる気がした。

 もう何度目かも分からない溜め息の後に、紫は小さく口を開いた。

 

「辛いなら、今日は一緒に寝てあげましょうか?」

 

「魅力的な提案だが……また今度な。その代わりというか……もう少しこうしてたい。……いいか?」

 

「…………好きなだけ」

 

 ぼんやりとした優しい闇の中、唯一感じるのは、背中を伝ってくる互いの温もりのみである。

 暫くして聞こえてきた静かな寝息に、紫は微笑混じりの溜め息を吐くのであった。

 

 

 

 




☆お知らせ
どうもぎんがぁ!です。
前々からずっと仄めかしていた事なのですが、遂に執筆が投稿に間に合わなくなりました。今回間に合わなかった原因もそれですね。受験勉強&テスト勉強&小説の執筆を同時にこなすのは私の腕と精神力では不可能でした……っ!

なので、この『東方双神録』を一時休載しようと思います。再開は恐らく二月中旬……遅ければ三月初旬ですかね。受験に落ちて意気消沈している私がいるかもしれないので……。
中途半端なところで申し訳ありません。せめてこの章を終わらせてからにしたかったのですが、私も人生が掛かっておりますゆえ、ご理解を頂きたく思います。

それでは。

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