ザコ妖魔ごときに私の処女が雑にコキ捨てられるなんて!?という退魔巫女たちがヒロインのエロゲーにTS転生してしまった元男の私が発情して妖魔を食う話 作:エルフスキー三世
薄暗い森の中で、私は肌に吸い込まれていくどす黒い血を見つめていた。
柔らかな月光が苔むした地面を照らし、足元には妖魔だった無数の残骸が散らばっている。
かつての私は……いや、「俺」は普通のサラリーマンだった。
なんども繰り返し遊んだ成人指定ゲーム『退魔巫女絶頂白書』をプレイしている最中に突然の暗転──そして目覚めたらこの世界に黒いセーラー服を着た黒髪の美少女として
「……来たわね」
口から零れた声は低く、鈴のように澄んでいた。
だがその静かさとは裏腹に体内で渦巻く熱は尋常ではない。
原作のゲームならば、弱々しい少女が妖魔たちに嬲られ処女を散らされて孕み袋になる展開だ。
だが今の私にそんな心配はない。
恐怖はなく、沸き上がる欲求は──まごうことなき
「んっ……またこの感覚」
下腹部がじんじんと疼く。
股間の違和感にスカートの中へと手を伸ばすと、べっとりと濡れていた。
これが女の身体の生理現象というものなのか、それとも妖魔の瘴気に当てられているせいなのかは未だにわからない。
ただ一つ理解できているのは、この渇望を満たす方法だけだ。
茂みの奥から緑色の皮膚をした醜悪な妖魔が這い出してきた。
幼児……もしくはニホンザルほどの背丈だが、ゴリラ並みの怪力を持っており、通常なら命がけの厳しい修行を終えた退魔巫女が術式で浄化するべき相手だ。
特殊な血筋をもつ霊能力者ならともかく、一般人ではとても対処できる相手ではない。
しかし今の私は普通の少女ではなく、そしてやつらはただの獲物に過ぎない。
「いただきます」
飛びかかり、指先で首筋を切り裂く……正確には触れた場所の肉を
妖魔が絶叫するよりも、鮮血が吹き出すよりも早く、私は開いた傷口に顔を埋めてはしたなくも啜った。
鉄臭い味と奇妙な甘みが口内に広がる。
本来であれば生臭すぎる食味に吐き気を催すはずなのに、喉を通る肉片が胃袋を細胞レベルで喜ばせる。
すでに死に体の妖魔を抱きしめると私の体(制服ふくめ)が触れた部分から消化されて体内にズブズブと取り込まれていく。
「あぁ……ふぅ……美味しい……」
脳髄に直接響く快感が走る。
ぞくぞくするような歓喜に火照った頬を両手でおおった。
まるで長い禁欲後に射精したかのような解放感だ。
これが転生者の特権──なのだろうか?
私は本来なら陵辱される場面で逆に捕食者となる選択肢を得ていた。
「おかわり」
新たな妖魔に向かって木々の間を高速で飛び交う曲芸のような跳躍をする。
腰まで届く艶やかな黒髪がばらばらと舞い広がり、時代遅れと言えるデザインの黒いセーラー服が風を孕む。
前世でもこれほど自分の肉体の動きを意識したことはなかった。
「行儀が悪いわ」
自らを叱咤し、空中から着地。
一呼吸入れ両手を合わせて祈祷文を詠唱──するふりをする。
妖魔に対抗する神聖な言葉など微塵も知らない。
必要なのは獲物を引き寄せるための囮行動のみ。
案の定、その仕草と女の匂いに引き寄せられた妖魔が涎を垂らしながら四つん這いで近づいてくる。
「お馬鹿さん」
飛びかかってきた妖魔に合わせて抜き手を放ち、その口から後頭部まで突き破る。
掴んだ下顎を強引に引き千切ると、咀嚼せずにゼリーを啜るかのように飲み込んだ。
肉と骨が粉々に砕ける音が耳朶を打ち、妖魔の消化液が喉を焼く。
この痛みこそが唯一「自分はまだ確かに生きている」と実感できる証明であった。
体のあらゆる部分から妖魔の肉片を吸収できるのにあえて食うのもその理由である。
私の周囲を囲っていた妖魔たちが一斉に距離を取り始める。
孕み袋にする予定の獲物が逆に血に飢えた捕食者であることにようやく気づいたらしい。
逃げようと後ずさる一体を見逃さず、一息で飛びかかって背中を踏みつけた。
「どこに行くの? 逃げちゃだめよ、みんな全部食べるんだから」
下着の厚い布地が無意味になるほど地面に零れ落ちる体液。
それに混じって、妖魔の血の匂いが鼻腔を刺激する。
これは興奮なのか恐怖なのか? あるいは両方か。
いずれにせよ結果は同じだ。
すべて喰らい尽くすまでこの食事は終わらない。
夜明けとともに最後の妖魔の心臓を噛み砕いた時、私は自分の体を両手で抱きしめ内股で太ももを擦り合わせて深い絶頂の余韻にひたっていた。
妖魔と遭遇した瞬間から何時間も繰り返したそれは中毒になるほど最高のものであった。
「……ずいぶんと派手に狩りましたね」
突然声をかけられたが驚きはない。
実のところ、私を観察するような気配は先ほどから感じていた。
振り返ると、やはりそこには巫女服の女が静かに立っている。
しかし私は、
それも仕方ないだろう……なぜならそこにいた彼女は。
退魔巫女、
『退魔巫女絶頂白書』の登場人物のひとりであり、私の最推しのサブキャラクターだったから。
綾瀬は巫女衣装がよく似合う、落ち着いた雰囲気をまとう美女である。
確か設定では退魔巫女であると同時に大学に通う学生だったはずだ。
彼女は原作ゲームで雑魚妖魔たちに敗北し雑に処女膜やぶられ乱交妊娠出産しながら「妖魔孕みの赤ちゃん出産キモちいいいぃぃぃぃ!」とアヘ顔さらして嬌声をあげる運命にあるキャラクターだ。
今はそんな未来を全く感じさせない凛とした佇まいに、驚愕と警戒の表情でこちらを見つめている。
実は彼女、この世界がゲームだと気がついてから私が何度も話しかけようか迷った相手でもあるのだ。
「あなた……何者なの?」
その問いかけに私は唇を舐めながら微笑んだ。
哲学かな?プロテインかな?と前世の私ならば真面目に悩んだだろうがそういう質問ではないだろう。
どう説明すべきだろうか。
TSした元男ですが今は鬱シナリオブレイカーもどきをやっています、などと言っても理解されまい。
「見たどおりの通りすがりの女子高生。名前は、そう……」
思いつくまま安直に口にする。
「ブレイカーと呼んで」
「変わった偽名ね」
綾瀬が形のよい眉をひそめた。
「あなたからは尋常じゃない気配を感じるわ……まるで」
「まるで?」
私が一歩前に進み出ると、彼女は目に見えて後退った。
「……喰らう獣のような何か」
まさに正解。
おそらく転生時?に付与された能力だろうが、この世界のバランスを崩しかねないものだとは思う。
それでも止めるつもりはない。
「安心なさい」
手を広げて友好的にふるまってみるが効果は薄そうだ。
当然だ、たとえ肉片や血がすべて肌に吸収されて痕跡が残ってなくてもばらばらに引き裂かれた妖魔の死体があちこちに残っている。
さっきまで妖魔を生で食っていた女が何を言ったところで信憑性はない。
今の私がこの世のものとは思えない美少女でもだ。
いや逆か、セーラー服を着る女子高生にしては色気がありすぎて妲己とかそれ系の傾国の美女系妖魔と思われるかもしれない。
「私は最強よ。妖魔がいたら速攻で食い殺すから安心して?」
「……!?」
「もちろん、あなたのような愛らしい美人さんは必ず守るわ」
私が微笑むと綾瀬の頬がかすかに紅潮する。
表情から見るに私の発言に怒りを覚えた……という感じではない。
照れているよね……褒められ慣れていないのか?
風切綾瀬は『退魔巫女絶頂白書』序盤で雑魚妖魔の大群に主人公たちが敗北して敗走するシナリオでゲストキャラクターとして登場する。
主人公と、メインヒロインである退魔巫女たちを逃がすための捨て駒として残って戦い、妖魔に捕まるのだ。
そんな捨て身というか、メタ的にいうならばシナリオの都合で出てきたキャラクターだからか、退魔巫女の中ではそれほど力がなく自己評価が極端に低いのかもしれない。
今更だが『退魔巫女絶頂白書』はRPGシミュレーションゲームというキャラクター育成にプレイ時間のかかる要素がありながらヒロイン全員に必ず2~3回の陵辱シーンが入るという救いようのないエロゲーだ。
ゲーム自体にバッドエンドというものが主人公が戦闘で撃破される以外は基本的にない。
つまりはヒロイン凌辱はエロゲーにありがちな
原作者は何を考えているんだろうか。
NTRスキー……いやBSSなのか?
退魔忍だって凌辱展開はほぼバッドエンド扱いだというのに。
時間をかけて育てた愛着のあるキャラクターだとしても雑に処女膜破られて容赦なく妖魔乱交孕ませ出産である、やだ鬼畜ね。
こんなことを思えるのは私が女としてTS?したせいか。
前世の男の時は女をとっかえひっかえ好きにハーレム交尾して無責任に孕ませたいとか気持ち悪い妄想もしたというのに。
私がゲームの世界だと気がついたのも妖魔との遭遇もあるが原作のキャラクター……正確には目の前の綾瀬を街で何度か見かけたことがあるからだ。
序盤ちょっと出で主人公との絡みも少ない彼女ではあるが実は過去回想シーンや凌辱シーン自体は多く、妖魔サイド側の話では様々なヤラレ方をする。
雑魚妖魔たちによる凌辱輪姦の基本プレイはもちろん、大型妖魔×2の巨大マーラ棒二本差しアヘアヘとか、苗床になって沢山の妖魔を分単位で連続出産チャレンジなどなど。
股間に妖魔が寄生し、メインヒロインの一人(主人公が一番好感度を稼いだキャラ)が妖魔化した女王バチじみた異形の妖魔女王の種馬になって腰をへこへこと強制的に振らされるシーンもあった。
ちなみに最後のは虫なーでもふたなりすきーでもない私にはオカズにできなかった……
しかもそういう凌辱される度合いがメインヒロインたちに比べて段違いに多いのに容姿は清楚系でスタイルも抜群によく、性格も聖人レベルだとわかるくらいに謙虚で優しくお人好しときたもんだ。
なんかもうあふれでる母性を感じて、私の家出してしまった息子が惚れない理由がなかった。
何度も言うが作中で最推しのキャラである。
そしてあらためて生の風切綾瀬を近くで見て思った。
結婚したい!!
ええっと、ボブ(誰?)状況を確認しよう……ここに存在する私は原作から逸脱した鬱ブレイカーで妲己系美少女でもある。
そして綾瀬は原作ゲームでは攻略ルートのない妖魔の孕み袋になるだけの
つまり将来的に恋人相手(主人公)のいない独り身女子になること確定というわけだ?
そして私は前世では、女の子と不純異性行為をしたことのない魔法使い……つまり清らかすぎる童貞であった。
目の前の綾瀬も間違いなく清らかな処女である。
作中で妖魔に雑に処女膜破られていたが、それはあくまで未来の話であり今は確実に処女である。
結構な美人さんなので付き合ってた彼氏くらいはいたかもだけど……いや、私の綾瀬にかぎってそんな男はいない!
彼女は妖魔の
今の綾瀬は誰の手垢もついてない白雪状態で、手を出してもシナリオに影響を及ぼすことのないキャラクターである……はず。
そして私と綾瀬の提示できる条件はほぼ同じで、等価価値があり、遠慮は無用ということだな?
そう判断した私の行動は
「あっ!?」
私は綾瀬との距離を一気に詰めると彼女が動く前に腰を抱き寄せ強引に体を密着させた。
恐怖に一瞬身を縮こませた彼女のあご下に指を添えて……
その柔らかな唇を奪った。
驚きに目を見開く綾瀬のあごを持ちあげていた指先に力を込め、より深く接吻を深めていく。
舌先で彼女の唇を強引に割り、抵抗するように震える口腔内を探検する。
退魔巫女の清浄な霊気が唾液と共に流れ込んできて、体の奥底で燃え盛る欲望の炎がさらに勢いを増すのを感じる。
「……ふぅ……んっ……」
綾瀬の漏れる吐息に甘さが混ざり始めた時、ゆっくりと顔を離した。
二人の間に銀糸のような唾液が細く伸び、儚く切れ落ちる。
彼女は肩で荒い呼吸を繰り返しながら、瞳を潤ませてぼんやりと私を見つめていた。
さっきまでの凛とした退魔巫女の面影はどこにもない。
「あ、あなたは……何を……」
綾瀬は自分の口に手をあてると混乱した声でつぶやく。
その耳まで真っ赤にした初心な表情が妙に愛おしく映る。
原作ゲームで幾度となく見た、あの妖魔専用公衆便器とまで化した女が、今は、汚れを知らぬ乙女のように恥ずかしがり震えながら私に身を預けている。
「言ったでしょう? 私は最強よ」
自分で不敵と思えるような頼もしい笑み(前世基準)を浮かべながら、再び彼女の耳元へと顔を寄せた。
「たとえ、どんな化け物が現れても、たとえ、どんな淫猥な罠が待ち受けていても」
指先で綾瀬の甘茶色の髪を優しく梳きながら、低く囁く。
「私は綾瀬を絶対に守る。誰にも触れさせない。たとえそれが……妖魔の爪であっても、陰謀の手であっても、あなた自身の怯えであってもね」
「ま、待って……それって……」
震える声で問いかける綾瀬を遮るように、彼女の額にそっと口付けを落とす。
そしてくるりと踵を返し、振り返らずに呟いた。
「あなたは私のもの。だれにも渡さない」
絶対にね……
言葉を残して闇へと溶けるように立ち去る。
背後で綾瀬が何か言おうとして戸惑っている迷いの気配があるけれど、今はまだ聞こえないふりを決め込む。
だってこれから迎え撃たなければならない敵は、きっと多い。
原作ゲームには登場すらしなかった私が、まさか主人公やヒロインと同格以上の存在になって、原作を書き換えようとしているのだ。
組織や妖魔、あるいは世界が黙っていないに決まっている。
歩きながら思考を巡らせる。
まずは情報収集が必要だ。
この世界がどれほど歪んでいて、どこまでゲームのシナリオと齟齬があるのかを把握しなければ。
そして綾瀬を守りつつ、自分の正体と目的をどう伝えればいいのか……。
夜空に浮かぶ月を見上げながら、自然と口元が緩む。
「うふふ……楽しいゲームになりそうね」
呟いた瞬間、股間がまた熱を帯びてきた。
妖魔を喰らい、綾瀬を堕として結婚し、世界の理を歪ませる──すべてが新鮮で刺激的で、最高にゾクゾクする。
かつてのサラリーマンとしての自分が想像すらできなかった快楽が、今ここにある。
まぁ、それはともかくとして……
ぐぅ……
お腹すいたなぁ。
こんなお話を読みたいので誰か続きを書いてほしい!