Fate/Grand Order Fl"A"pping They   作:夜星(中二病)

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終章ネタバレ、自己解釈だらけです!
たぶん設定ガバだらけです!
以上を気にする方はブラウザバック推奨です!


序 白狼と観測者

「やあ、待っていたぞ。カドック・ゼムルプス。」

極東の島国日本、その首都たる東京。

「どうして僕なんかの名前を知っている?」

少し中心から離れた住宅街。その高台にある教会にてその男は待っていた。

「時計塔の異端たる伝承科。さらにその異端であるお前が監督役とはな。驚いたよデイビット・ゼム・ヴォイド。」

黒いコートについた様々な金属製の装飾と、コンバットブーツの足音が響かせながら、礼拝堂の奥からこちらに歩いてくる。

「ゼムルプス本家から、不要となった対獣魔術を押し付けられた家系の末裔。せいぜい200年程度の家であることで、時計塔内でもあまりいい扱いは受けていなかったのだろう?」

痛いところを突かれる。

長年、自分なりにやってきたつもりだが、どこまで行っても『役に立たない魔術を押し付けられた哀れな家の魔術師』それが僕の評価だった。

「悪かったな、お前と違って凡人で。」

「───凡人か。此度の聖杯戦争にて、確かに君は凡才だろうな。

天体科のアニムスフィア姉妹、ロード・オルガマリー・アニムスフィアとマシュ・キリエライト。

時計塔御用達の殺し屋、ベリルガット。

降霊科の戦乙女、オフェリア・ファルムソローネ。

…正直、かなりの強者揃いではある。」

聞くだけで、頭がクラクラしてくる。

こんな化け物共と、僕は同じ土俵で戦わなければならないのか?

「───なら、君はどうしてここに来た?カドック・ゼムルプス。」

怖気付いて、凍りついていたような心臓に、再び火がともる。

「決まっているだろ───」

手の甲に煌めく、証を見せつける。

「これは、証明だ。僕でも…」

「…でも?」

その先の言葉が思い出せない。

───だが。

「僕は戦う。胸に残る何か、この寒さの為に。」

「───そうか。」

勘違いか?少し彼が微笑んだような気がした。

先ほどから、どこかこちらを向いていなかったように感じれた、デイビットの姿勢がこちらに向く。

「では、時計塔より派遣された監督役として、君の参加を受理する。

これより君は、この東京で行われる聖杯戦争のマスターだ。」

 

ジリリリリリリ!

「ふわああああああ…!」

耳に突き刺さるような音が連続して響く、どこにでもある普通の家の普通の光景。

目覚まし時計を止め、欠伸をしながら起きている、どんな時代でもどこにでもいそうな青年。

彼こそが、世界を救い、世界に忘れられた星見の旅人。

カルデアのマスター藤丸立香であった、今はなんでもないただの藤丸立香である。

 

 

 

「───そういえば、お前の経歴について調べてみたんだがデイビット。」

「2012年から2014年までの3年間。天体科と国連の共同施設にいたことになっているが、」

「ここまでの経歴に無駄がないお前が、なぜこんな小さな組織に居た?」

「…。」

「旧ロード・マリスビリーが2004年に亡くなってから、天体科は縮小の一途を辿っていた。最近になって、ロード・オルガマリーと天才キリシュタリア・ヴォーダイムが再興し始めたが…この時の天体科にはお前にとって、一切の価値がなかっただろう。なのになぜ自ら志願してこの組織入った?」

「なぜ、そのロードがこの聖杯戦───」

「俺は無駄話ができない。」

「だから、この会話も記憶に残らないだろうが───まあ、一言で言うなら気まぐれだ。」

「…む。僕との話は無駄話ってか!もういい!」

 

「ああいう言い方はないんじゃないかな?事実だけど勘違いされるよデイビット。」

「───悪いなヴォーダイム。あいつとの会話はなるべく覚えていたい。また明日の俺に言ってくれ。」




本編後ぐだマシュ見てぇ〜
所長とマシュの姉妹見てぇ〜
カドックが聖杯戦争入る二次創作見てぇ〜
カドックとぐだマシュの再会見てぇ〜
気ぶりデイビット見てぇ〜
よし書くか!
終章の喪失感を埋めるための自己満足です。
どうか見ていただければ嬉しいです。
主に藤丸、マシュ、所長、カドックを主にした群像劇の予定です。
マスターもできる限りAチーム関係者にする予定ですが、思うところがあったら変えるかもしれません。
たぶんオリキャラは…しないはず。
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