夢現世界の災凶姫~Disastress in the Parasomnias~   作:サッドライプ

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 またキリのいいところなので登場キャラおさらい。
 はいそこ、上半分が敵陣営とか言わないの。




★人物?紹介集(19話~36話まで)

 

霞悠斗(かすみ・ゆうと)

 決して名前の由来がストレプトコッカス・ミュータンス(虫歯菌)ではない、自分をピ〇様の加護を受けたORSであると信じ込んでいるただの異世界転移一般高校生。千年後に世界を救う英雄様をあとたった一年のところで連れ出してしまい、『みんなが信じている』ストーリーを致命的に破綻させた特異点。

 裏ダンでオワタ式レベリングを繰り返した結果、その拳は鋼を貫き、戦闘機よりも速く空を駆け、放つ雷は山脈を崩壊させる。絶対ピ〇様そんな戦闘能力持ってないのにやり過ぎである。思い込みって怖いですね。

 

 相変わらず何も知らない愛すべき(プリナちゃん談)彼氏さん―――なのだが、ちょこちょこプリナちゃんに致命的にぶっ刺さる発言を無自覚に呟いたりする。特攻兵器……?

 今のところ夢現世界(パラソムニア)の平和は彼のマインスイーパースキルに懸かっている。うん、なんかダメそう。

 

 

S・■■リナ■

 ミュートくんとの名前繋がりでフルネームが検索できてしまう、白の色違いピ〇様育成中のお姫様プリナちゃんせんばつばつさい。歳が離れまくっている自分をただの女の子として可愛い好きだと言ってもらえるだけで救われたのに、最低最悪のトラウマを上塗りしたりかつての自分が本当にかけてもらいたかった言葉をちょくちょく浴びせられて脳がこんがり焼けてしまっている。まあ脳みそが物理的に数万度くらいの炎で焼かれても生きてられるバケモノなんで多分問題ないでしょう。

 

 愛する恋人のこと以外はガチで害虫かただの羽虫かの二択でしか判断しない、彼氏のペットであるエルザちゃん(なお原因)だけは辛うじて個体認識している、そんな真性の邪悪メンタル………なのだが、ミュートくんさえ与えておけば幸せでぽわぽわしているのでわりと無害。ミュートくんが割と善人寄りの令和倫理観で、『理想のおよめさん』として旦那様がいい気分で過ごせるよう動いたりもするので、「丸くなった?」とか誤認されたりもするが、実態はまあ。

 いちゃいちゃの邪魔をする奴はユルサナイ。ぜったいに。とりあえず致命的に間の悪かった人類滅亡クラスの怪物スライムに、全世界を3回くらい海底に沈める水量を呑ませる拷問を行った。なお、その後機嫌が直ったように見えたのは彼氏と水着あばんちゅーる再開するために気を取り直していただけで、特に怒りの発散にはなっていなかった模様。女の恨みと二面性って怖いですね。

 

 千年前に善意と使命感で世界を守る救世主メンタルだった彼女が闇堕ちして封印に至る過程として、どんな死体蹴りをされまくったのかちょこちょこ描写してみている。ただ、なんかやり過ぎておいたわしいを通り越してしまい、お姫様が邪悪に堕ちたっていうより「この世界のモブ民衆が粛清されても残当」ってなっちゃってる気もする。これでもまだ過程の半分も開示してないんだけどなぁ……。

 そんな普通なら十回以上発狂しているような人生を送っておきながら「私はこんな可哀想な目に遭ったのだから何をしてもいい」とかそんな思考が存在せず、ただ純粋な愛情だけで(方向性はともかく)動いているあたり、反転しても名残(なごり)があるのかそれとも狂気的な愛情深さなのか。どちらにしても純愛ですよ純愛!

 

 

P・エルギノーザ

 霊媒体質でプリナちゃんの生霊と交感してしまい、その狂気に精神を砕かれてミュートくん好き好きメンタルに感染した挙句、「ミュートがぺっともんすたーを欲しがってたの」なんて言われて身も心も(文字通り)ワンコと化してしまった善意の一般通過低身長巨乳シスター。これを業界用語として『エルギノーザする』と呼ばれるとか呼ばれないとか。

 ご主人様に尽くし、ご主人様の幸せないちゃいちゃ生活を見守り、ご主人様に褒められ可愛がられるのが何よりも幸せなペット生活を満喫中。最近ミュートくんに首輪をプレゼントしてもらい、名実ともにご主人様のペットになれたと大喜びしている模様。

 

 「生命感知と即死矢スキルを持つ孤児の私、誤射が怖いと理不尽にパーティー追放されたけど最強ご主人様に拾われ溺愛されて、(彼のレベル的に)スローライフ送ってます。元PTは私が抜けて全滅(ざまぁ)したらしいのでもう遅い」と生い立ちをまとめてみると実になろう感。ナーロッパでよく見るケモ耳ヒロインとしては実に王道テンプレを踏襲していますね。

 

 どうでもいいけどフルネームはシュードモナス・エルギノーザ。Pseudomonas aeruginosaってアルファベット表記されると初見で絶対読めないっていうか、頭文字のPどこ行った。

 

 

ブロウザ

 人類の生存を脅かす、『千年紀』に予言された始原蝕魔(マルフォーマ)第二の闇。流動する粘ついた砂が絶えず(うごめ)く、気色の悪い巨大スライムの姿をしている。じめんタイプなのに特性『ちょすい』でみずタイプの英雄様をメタっていたが、水着のあばんちゅーるを台無しにされて激おこなプリナちゃんのノンアルハラスメントを喰らってキャパオーバーで溺れ死んだ。この世全ての水を呑みこむ蟒蛇(うわばみ)だが、その3倍を持ってこられるとあえなく撃沈するしかなかったらしい。

 プリナさん以外はいっきコールは用法容量を守って決して強要することはないようにしましょう。

 

 

P・ジンジヴァリス

 冷血陰険鬼畜メガネギルド長。と言いつつ歩く核地雷(世界滅亡スイッチ付き)が主人公なのでその異名に相応しい言動をする描写があるかは今後も怪しい。

 放っておくと街の重要産業であるダンジョンを破壊して回りかねない友好的(?)FOEにお助け依頼という枷をハメた、パーシャルの街の陰の救世主。なおプライベートでは部下のギルド受付嬢Aに外堀と既成事実という枷をハメられる危機に気付いてない模様。

 

 

E・エロゲネス

 なお部下のギルド受付嬢Eに、縦ロールお嬢様口調のマッチョオカマにハメられる悍ましい妄想をされていることにも、ギルド長は幸運にも(?)気付いてない模様。

 近々結婚して苗字がKに変わるらしい。ちゃっかりしている色気たっぷりの片目前髪ロング黒髪おねーさんなロジーさんである。

 

 

E・クロケ

 ギルド受付嬢C。街中にも出現するタイプの電気ネズミ型FOEの応対を一身に任された哀れなギャル風おねーさん。何故か馴染みの冒険者はみんな隣の窓口に行くようになり業務中は暇を持て余しているようであるが、彼女に向けられるのは同情と哀れみの視線だけだった。

 ミュートくんが旅行中の一週間、まとまった休暇を取って思う存分羽を伸ばしていたが、それが最後の晩餐じみたはなむけであることに彼女は必死で気付かないふりをしていた。それを無駄な抵抗だと笑えるものは、きっといない。

 

 

A・アクチノミセテムコミタンス

 ギルド受付嬢A、またはアクティちゃん。おとなしい清楚系・着衣巨乳・ちょっとまぞという男受け度の高い文系女子。

 彼がギルド長になってからは公私の区別をつける為にマスターと呼んでいるが、もともと先代ギルド長である亡き兄の親友だったヴァリスとは、自宅に呼んで手料理を振る舞うくらいには近しい間柄だった。ヴァリスの側からすれば己の周囲が危ういことを自覚している為、親友の忘れ形見である彼女を遠ざけようと辛辣に振る舞って突き放そうとしている―――が、冷たいのは言葉だけでドロ甘い気遣いがダダ漏れな為アクティからは「兄さんが死んで暗くなっちゃった感じだけど、ちょい悪なヴァリス(ますたー)もカッコいいなぁ」程度にしか思われていない。……訂正、「陰のあるイケメンが自分にだけは献身的」という典型的少女漫画シチュが日常的に彼女の巨乳の奥をきゅんきゅん苛めているため、うっかり兄の死の悲しみを忘れるくらいにはベタ惚れ状態である。つまり完全に逆効果。

 

 代替わりに伴いギルド長の公邸で同棲するようになってからはいよいよ新婚気分で、出て行くつもりなど微塵もある訳がない。

 「そのうち私は我慢できなくなってマスターを押し倒して結ばれる」と確信している。

 

 

H・アルヴィ

 新人の頃蝕魔(インフェクター)蝕巣(フォーカス)から溢れるスタンピードに巻き込まれた際、アクティの兄の先代ギルド長に命と引き換えに助けられた抗魔士(イムニティ)

 エンテロ国州支部のまとめ役だったギルド長の死因となったことに強く責任を感じ、代償とばかりに新人の面倒を率先して見たり割に合わない間引きに積極的に参加してギルドに貢献する傍ら、自分を鍛えるのも怠らない。お人よしでストイックでありながら態度も柔らかく絵に描いたような好青年である為、特に女性抗魔士(イムニティ)で彼を慕う者は多い。

 だが彼自身は、自分が原因で兄が死んだのにこちらを責めようとせず普通に受付嬢として接してくれるアクティに一途に恋していて、いつか亡き先代に胸を張れる男になったら彼女に告白しようと決めている。「普通に受付嬢として」接してくれるアクティに。

 

 あーあ(先行入力)

 

 

T・デンティコラ

 城塞都市パーシャルと河川水運で接続している港湾都市プロステにて、観光ガイドをやっているいかにも海の男スタイルなおにーさん。謎に似非DJというかラッパーというかあっぱーというかあーぱーというかあっぱらぱーというか、そんな口調だがガイドとしてのスキルは高い。

 ひとえに地元愛が高じてのことだが、それゆえ勘違いで変に暴走することも。ミュートくんの悪ノリのせいとはいえ客の取り違えに最後まで気付くことはなく、その後も自らの魂のブラザーにして街の英雄『ワンダーブラッド』の話を、そこかしこで広め続けたという。

 

 

C・ジフテリア

 港湾都市プロステの警邏(けいら)長(治安維持組織の偉い人)。「事前に聞いてたパーティ名と違うけど、響きはそれっぽいし若い男女二人組なのは合ってるしヨシ!」で接待相手を間違える大ポカをかましたお茶目なおじさん。

 幸い取り違えが発覚して問題になることはなかったので、クビの心配は不要である。よかったね。

 

 

S・フィオジェネス

 Cランクパーティー『ワンダーブラッド』を率いる厨二病患者。といいつつ実力は伴っているので厨二と呼んでいいかは微妙。とりあえず作者的にはどっかの幼女と口調がちょっと被るので書いてて微妙な気分になるんだよお前(理不尽)

 尊大な口調と聞いてて何故か体が痒くなるカッコつけの言動で王子様系イケメンを台無しにしているが、パーティーメンバーの年下の女の子二人には面倒見がよくなんだかんだ慕われている模様。

 

 港街に観光旅行に出かけたところ、ミュートくんのパーティー『サンダーラット』と間違われ、いい気分で接待漬けになっていたら大陸反対側の更に沖合5千キロに居る人類滅亡クラスのスライムをなんとかしろと無茶ぶりされてしまった。が、裏でブチキレプリナちゃんが見敵即殺し、「旅行を楽しんだ街に復興の兆しが見えた方がミュートの気分がいいだろうなー」といいお嫁さんして海面低下問題が解決したため事なきを得る。彼のパーティ名『ワンダーブラッド』は港街の救世主として長く語り継がれることだろう。豪華なメシ食ってカジノで遊んでただけなのに。

 実はプリナちゃんが(見えないけど)居るパーティーと間違えられたこと自体、すごく変なニアミスを起こしている。ワンダーブラッド、訳して奇跡の血統。うん。座右の銘は『王とは戴かれるものではなく、頂に立つもの』だそうな。

 

 

S・アガラクティエ

S・ディスガラクティエ

 Cランクパーティー『ワンダーブラッド』に所属する、『アージェ』と『ディジー』の双子姉妹。ディジーちゃんは名前しか出ていないが、自分が怪我で離脱している間パーティーが活動できないので二人は旅行に行ってはどうかと勧める割といい子である。なお予約した旅行プランが妙ちきりんな方向にねじ曲がって明後日の方向に着地したと後から聞いて、その場に居られなかったことをガチめに悔しがっていたらしい。

 兄貴分のフィオに腰巾着している発育不良合法ロリコンビだが、姉のアージェはメスガキ風味に、妹のディジーはママ風味に、割とフィオの見栄っ張りや空気の読めなさや厚かましさといった欠点を日常的にディスりたおしている。そして戦場では何故かそれをトリガーに二人の夢能(デルシオ)であるバフとデバフが発動する。メスガキ煽りされて動きが良くなるフィオも十分アレだが、『どんな残念なあにさまでも妹ママはよちよちしてあげる』的発言を聞いた敵が弱くなるのがどういう理屈なのかは多分考えない方がいい。

 そもそも抗魔士(イムニティ)夢能(デルシオ)って「自分は超能力者だ」と確信の域に至った狂気的な妄想な訳で、こんな能力を獲得するに至るこの二人の精神性とは……という話に帰結するので、本当に考えない方がいい。

 

 





 いじょ。

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