太正十二年 文月
「なんでこのデータが・・・?」
先日の戦いで入手した情報『第二の封印』、そして敵幹部の機体である蒼角の一部を解析していた玄治は地下格納庫で目を見開いていた。
「先生の研究データの中に似ているのがあるなんて」
(考えてみれば当然のこと、か・・・
いかに人型蒸気が戦争の道具として使われようとも、紅蘭と俺が二人がかりで作った光武と同等の魔操機兵をただの悪党というだけで量産できるわけがない。そんなことが出来る人なんて、世界においてもあの人だけ)
唇をかみしめながら、玄治は認めたくない予想を立てる。
「先生が、黒之巣会にいる・・・」
あの後、芝公園・築地共に地中を解析し、地中に埋められた何かを捜索した。だが、結果は得られず、地中には何も存在しなかった。
ならば、目に見える形ではなく、龍脈という土地がもっている霊力が流れるそこに埋め込まれたと仮定したのなら、どうだろう。
「かつて張られた結界を崩壊させ、地脈を乱すのだとしたら・・・」
山崎真之介が残した資料を開く。
そこにはかつて天海僧正が成した帝都の結界について言及されていた。
「先生・・・ あなたなんですか」
倒れるように壁に寄りかかり、意味もなく天井を見つめる。
師が生きている事実は喜ばしく、喝采すらしたいというのに、よりにもよって師が今の自分達と敵として向かい合おうとしているなど信じたくなかった。
(まだ、予想に過ぎない。
仮に本人だったとしても、まだ伝えられない)
浮かべるのは二人、米田とあやめの姿。
二人の苦渋と悲嘆にくれる顔など、もう二度と見たくないというのに。
「くそっ」
(どうればいい? どうしたらいい? 誰にこんなことを言える?
いや、駄目だ。これは誰にも・・・ 誰かに言える筈が、ない)
疑問ばかりが玄治の頭を支配し、軽い痛みを覚える。
「駄目だ。立ち止まれない。俺が止まってしまったら、認めてしまうことになる。
あの人が、先生がこんなこと・・・ 一馬さんが犠牲になってまで守ろうとした帝都を、あやめさんが居る帝都を、壊そうとするはずがないんだ・・・
なら、調べないと・・・ 俺が、俺があの人でないことを証明しないと」
よろよろとぎこちない足運びで玄治は光武の元へ向かい、脇侍の解析のことを考える。
「あぁ、そろそろ花やしきから届いたアイリスの機体も仕上げないと」
ブツブツと言いながら、格納庫のあちこちを忙しなく動く玄治がマリアに強制回収されるのはこの一時間後である。
マリアとかすみに休憩という名のティータイムを強要された昼が過ぎ、しばし自室に引き籠った玄治は夕食後も悶々としたまま厨房に立っていた。
牛筋と金柑を砂糖で煮込みだしたり、かぼちゃに新しく手に入ったばかりのチョコミントアイスを突っ込んでみたり、わかめのソフトクリームを作ってみたりと迷走していた。
「食べやすい甘い味付けに、栄養のたっぷりの食材。美容と栄養と女性好みの味付け・・・ 完璧だな」
何か違うと本能が告げているが、山崎のことで悩んでいる彼はそれを忘れるためにただ一心に料理に打ち込んでいた。
想いは真っ直ぐなのだが根本が歪んでいるため、けして真っ直ぐにはならず、完成していく料理は彼の心境を表すような代物へとなっていく。
「問題は味だが・・・ 次にここに来た奴に食べさせよう。
余ってもカンナがいるし、食べるだろ」
うんうんと頷くが、自分で食べることを選択肢に入れないあたり自己防衛機能は正確に動いているようだ。
「まぁ、大丈夫だろ。
皆大好きな和風も、洋風も混ぜてるし、中華分がないが・・・」
と視線を投げたところにあったのはニラ。そして、野菜室にあったグレープフルーツを思い出し、おもむろに取り出す。
「足すか・・・ ニラとグレープフルーツ」
さらなる混沌が生み出されかけたその時、誰かの足音が近づいてくる。
それは救世主であり、最初の犠牲者。
「あ、やっぱりいましたね。貴水さん」
その名は大神一郎。
「あぁ、隊長さん。ちょうどよかった。
新しいメニューとして作ったんだが、ちょっと味見していかないか? 夜食代わりにでも」
「それはありがたいんですけど、まだ見回りがあるので。
あと相談があるんですが・・・」
「あぁ、なら食べながら聞こうか」
綺麗に少量ずつ皿へと盛り付けながら、玄治は笑顔のまま大神を促す。
だが、一人分しか用意しない辺り、目の前の料理がどんなものかを正確に理解している。
「明日、アイリスとデートに行くことになったんですが」
「そうか・・・ おめでとう?
大神家は武家だからそれぐらいの子と婚約してもおかしくないし、アイリスの実家も名家だからなぁ」
「はい!?」
「帝都の恋愛は古式から西洋風まで幅広くなった。だからまぁ、結婚とかも大丈夫だろ。
まだ周囲からの目は痛いかもしれないが、日本はそもそも結婚が早い国だからな。そうしたことから考えれば、むしろ俺達は婚期を既に逃していると言ってもいい」
一部の女性陣に聞かれたら必殺技を叩きこまれかねない言葉を言ってのける玄治を、大神が慌てて否定する。
「いやいやいや、そこまで大事じゃなくてですね。
アイリスの誕生日に記念にデートをするというか・・・」
「あぁ、そういうことか」
大神の説明に玄治も説明に納得するが、さっきまでとは別の意味で首をひねり、頭をかいた。
「あー・・・ 相談っていうのはデートのおすすめスポット的な意味か?
それともアイリス個人についての情報か?」
前者は全く力になれない引き籠り男、挙句仕事が仕事ゆえに仮に恋愛したとしても隠し事ばかりになりかねない男は困惑する。
「アイリスについての方です」
「あの年頃は難しいというけどなぁ・・・
まぁ、親元から離れて一人前として生活してるのに子ども扱いされるのは嫌だろ。男だってそういう年頃なのに成熟の早い女なら尚更だ」
「ちなみに貴水さんはどうでしたか?」
「さて、どんなだったか? 俺、そのぐらいに親と死に別れて米田さん達に拾われたからなぁ。
しいて言うなら絶望して、手を差し伸べられて、包まれて、導かれたな」
軽く言うが、その言葉に大神は絶句する。
「ん? どうした? 隊長さん」
「いや、すいませんでした」
「そんな気にするようなこと言ったか?
まっ、とにかくあの子をあの子として扱うこったな。年頃の女の子の扱いはお手の物だろ? 一馬さんの娘とか、すみれとか、由里とか」
「いや、そんなんじゃないですから! って、もうこんな時間じゃないですか!?
夜食は部屋で食べますので、感想は明日出かける前にお伝えします! おやすみなさい」
思わぬところで知ってしまった玄治の過去に大神は戸惑い、逃げるように去っていった。
「出来ればすぐに聞きたかったんだがな・・・
どうするか、カンナにでも差し入れるか?」
ぼーっと目の前に大量にある料理?の対処に困り果てていると、マリアが通りすがる。
「玄治、珍しいわね。
こんな時間まで厨房にいるなんて」
「あぁ、マリア。ちょいと新作をな。
試食してもらえると助かるんだが」
くどいようだが、けして自分では試食どころか味見すらしようとしない。
加えて、マリアに試食を進める辺り重症度合いがお分かりいただけるだろうか?
「匂いの時点で嫌な予感しかしないのだけど・・・ メニュー名を聞いてもいいかしら?」
「あー・・・ 『牛筋と金柑の砂糖煮』と『かぼミント』、『わかめのソフトクリーム』だな」
「あなたは何を作っているの?」
「・・・なんだろうな? これ」
改めて聞かれると玄治にもわからず、首を傾げる。
「というか、誰かに試食なんてさせてないでしょうね?」
「さっき、隊長さんが夜食代わりに一通りもってってくれたな」
「隊長、明日起きれるかしら・・・?」
医者を呼んでおくか、胃薬を出しておくか、マリアは悩む。
「おっ、どーしたよ。玄さん。
良い匂いしてんじゃねぇか。貰ってもいいかい?」
「あぁ、全部食ってくれ。
どうやら失敗したようだしな」
さらりとカンナに全てを押し付けつつ、証拠隠滅を図ろうとする。
「甘くてうめー! 本当に全部貰っちまっていいのかよ?」
「あー、かまわんかまわん」
カンナが食い切ろうとしているのもかまわずによろよろと椅子に座って、ぼんやりと眺める。
「うめぇー!
これ、新メニューとして出してもいいんじゃねぇ?」
「んー・・・ カンナにはウケてるようなんだが・・・」
「あの子、『革靴って食べれるんじゃないか?』って聞くのよ」
「牛革だからな、沖縄って豚の皮食べるし」
「きっと砂糖かけたら、竹炭でも食べるわね」
「あぁ、かりんとうに似てるもんな。さとうきびも見た目竹みたいなもんだし」
「私が言いたいのは、そんな子が判断基準になるわけないってことよ」
いつもと違い、会話がスムーズにいかない玄治の肩を叩いて示しても、玄治は悩むように顎に手を当てる。
「まぁ、メニューに載せていいかは明日隊長さんに聞くとしよう」
「・・・隊長が起きてこれたら、そうなさい」
マリアの言葉に素直に頷いて、玄治はぼんやりと空になっていく料理を見ていく。
「うんめぇー!
甘さと酸っぱさが絶妙だぜ!」
「ウケてるんだよなぁ」
「玄治、あなた疲れてるのよ。
部屋まで送った方がいいかしら?」
「いや、大丈夫だ。多分」
(それに寝るわけにもいかねーからな)
玄治はそこで大きく伸びをして、自室へと戻っていった。
翌日、玄治はいつもの時間に厨房へ向かえば、紅蘭が食堂で突っ伏していた。
(なんだ、寝てんのか)
そこかしこで眠る紅蘭を見てきたせいか、玄治はその姿をスルーし、料理を作ろうと厨房へ向かう。が、腰辺りに何かがへばりつく感じがして振り返る。
「ん? どうした、紅チビ。
甘えたか?」
「ちゃうわい!
玄兄やろ! 昨日、あないな食べ物兵器をカンナはんに渡したんは!?」
恨みがましく玄治を見上げる目には涙がたまり、ポカポカと腰辺りを叩いてくる。
「ん? あれってカンナが全部処理したんじゃないのか?」
「やっぱりかい!
あれほど眠い時とか、研究煮詰まってる時に料理すんなって言うたやろ!」
「あぁ、そういえばそうだったな。
けど、栄養バランスはよかった筈だぞ? 味としては壊滅的だが」
「味が壊滅的て、どんなに栄養バランスよくても料理としては欠陥品やろうが!」
一晩経って冷静になった玄治は、正確にあの料理に判断を下せるようになったらしい。
だが、一晩遅い。
もはや、あの料理から数名の痛ましい犠牲者が出てしまった。
「カンナはんがなぁ!
『こんなうまいもん、一人で食べるなんてもったいない』言うて、早めに起きとったウチとさくらはんとすみれはんに配ったんや!」
「おう・・・ あいつ、わざわざ残して配ったのか」
カンナと大神だけで済むはずだった被害はおもわぬ広がりを見せ、流石の玄治も申し訳なさそうな顔になる。
「さくらはんはぶっ倒れてもうたし、すみれはんは何故か普通にもりもり食うて完食するし、ウチは酷い味にさっきまでひっくり返っとったわ!
どうするんや、この混沌!!」
「いや、混沌つったって四人中二人が倒れただけだろ」
「半分倒れたんならじゅーぶんや!
あんなもん、新メニューにするんは反対や!!」
「じゃぁ、メニューに追加するかは隊長さん次第か」
「まず、自分で食えや!
ちゅうか、大神はんにも配ったんかい!?」
殴る力を強くしていっても、玄治が痛がる様子は一切なく、引っ付いてくる紅蘭を引きずりながら玄治は中華粥を作っていく。
「まぁ、許せ許せ。
朝食はお前の大好きな中華粥にしてやるから」
「誤魔化されんで! ちゅうか、粥でもないと受け付けんわ!」
この後、顔色を悪くした大神とさくらが降りてきて、朝食を取りに来たので玄治は粥をよそってやる。
「で、隊長さん。
昨日の夜食はどうだった?」
「顔色見て察さんかい!」
近くにあった新聞で即席のハリセンを作った紅蘭に叩かれ、大神はその様子を見て自分以外の被害者を察する。
「ハハ、個性的な味でしたよ」
「それ、新メニューの賛成数にいれていいか?」
「いいわけあるかい! このスットコドッコイ!!」
ハリセンがいい音を鳴らして玄治の頭を直撃し、さくらは苦笑だけを残して朝食を受け取っていく。
「ふむ・・・ まぁいいか、ただの創作メニューだし」
「そんなんでこないな被害出されてたまるかい!!
玄兄は創作料理禁止や!!」
紅蘭含む被害者たちの心の叫びが食堂へと響いた。
当然、美味しく完食した二人は肩を落としていた。
休演日はそれぞれ昼食を自由に取るため、玄治も食事の準備にせわしく動くことなく、米田の元を訪れていた。
「米田さん、ご相談があってきました」
「おう、どうした? 玄治。
珍しいじゃねーか」
椅子に座って書類仕事を行う米田とその隣に立つあやめに会釈し、玄治は部屋の中央辺りで止まる。
「アイリスの霊力についてのことです」
「あぁ、その件か」
「現状、花組においてもっとも霊力の高い彼女はまだ制御が甘いところがあります。
おそらく霊力に見合うだけ体が成長していないのが理由だと思われますが、彼女自身に害が及ぶ前に対策をと思いまして」
米田の前に設計図を出しながら、玄治は二人が読み終わるのを待つ。
「多すぎる霊力を無害にして、周囲に発散させるってか?」
「玄治くん、これは実現可能なのかしら?」
「はい、出来る筈です。ですが、重量が問題になります。
現段階では高さは一メートル弱、重量はニ十キロ。
順次軽量化も進めますが、アイリスに常時持たせるにはあまりにも重すぎるかと」
「なーに、それは心配ねぇさ。
大神にでも背負わせときゃ良い」
「米田さんったら、それは大神くんが可哀想ですわ」
「へーきだろ、それにたまに背負わせて発散させときゃいいだけだろ?」
「まぁ、そうですね。
基準値を上回ると発散するようになってるんで」
(隊長さんのことを考えるとさっさと軽量化しないとまずいな、こりゃ)
玄治も大神のことをからかいはするが、やはり米田には負けると実感する。
というか、成長を促すためとはいえ大神の扱いが雑過ぎではないだろうか。
「限定的な機械ではありますが、霊力を数値化することが可能になりました。
今後は霊力を測る装置も作ることも可能でしょうね」
「ふむ・・・ すぐに作成に移れるか?」
「勿論です。
それでは俺は夕食の仕込みがあるので、これで失礼します。作業の方は夜から始めます」
米田の言葉に頷き、玄治はさっと身を翻す。
「玄治、脇侍の解析と奴らの言ってた『封印』は何かわかったか?」
米田の言葉に玄治は足を止めて振り返り、懐から報告書を取り出した。
「脇侍の解析結果はこちらに。
封印については俺の予測も交えてになりますが、ここにまとめてあります」
米田とあやめが報告書へと目を通し、玄治はその様子を見守る。
報告書に嘘偽りはなく、自分の予測も明記されている。
ただ一つだけ明記していないのは、山崎が残した文献の中に脇侍や封印に関する資料が存在したという事実だけ。
「こちらも引き続き調べ続けてくれ。
出来るなら黒之巣会が次に襲う場所の予測もな」
「任せてください。
では、失礼します」
二人に背を向け、玄治は支配人室を出ていく。
(どんなに察しがいい二人でも、先生が残した文献の全ては知らない。
今はそれがせめてもの救いだな・・・)
「・・・さて! 今日の夕食は何にするかね」
気分を変えるために食事のことを考えつつ、玄治は厨房へと向かった。
この時、帝劇にいた玄治は知らない。
この日、アイリスが霊力を暴走させ活動写真館一つを崩壊させていることも。
翌日、癇癪を起したアイリスが出来たばかりの光武で浅草の街へと飛び出していくことも。
アイリスの説得、羅刹の討伐に行った筈の大神がアイリスの額にキスし、霊力発散装置を作りながらモニターを見守っていた玄治がコーヒーを噴くことになろうとは誰も予想することは出来なかった。
無事羅刹との戦いも終わり、本日はアイリスと大神がデートのやり直しをすることになった。
「じゃぁ、いってきまー・・・」
「ちょっと待て、二人とも」
二人がさぁ出かけようというところで玄治がストップをかけ、肩にかけた荷物を置く。
「貴水さん、これは?」
「これは霊力拡散装置。
多すぎる霊力を無害なものに変化させてから放出させることにより、エネルギーとなって放出させることを防ぐことが出来る」
「えーっと? どういうこと、お兄ちゃん」
「・・・貴水さん、わざと難しい言葉選びましたね?」
アイリスが理解できずに大神に助けを求めれば、大神は玄治に微妙な視線を送った。
「つまり、大神がこれを背負って歩けば一昨日のようなことは起きないってことだ。
使い方は大神がこっちの本体を背負い、本体に繋がってるリードをアイリスがもつ」
小型の本棚のような本体を大神が言われた通りに背負い、アイリスも素直にリードを持つがその姿はそうまるで・・・
「なんか犬のお散歩みたいでやだー!
こんなのと一緒にデートなんかしたくないもん!」
「アイリス、流石に隊長さんのことを『こんなの』扱いは酷いんじゃないか?」
「お兄ちゃんのことじゃないもん!
そんなんだからおじちゃんはお兄ちゃんと一個しか離れてないのにおじちゃんなんだよ!」
「えっ!?」
玄治の年齢を知らなかったらしい大神が驚き、思わず振り返る。
「おーぅ、隊長さん。
今の反応はアイリスの言葉よりも深く俺を傷つけたぞー?」
「す、すみません!
あまりにも冷静で、何事に対しても落ち着いていたのでてっきりもっと年上かと」
「老成してる自覚はあるからいいけどな。
・・・けどまぁ、今日の夕飯は覚悟しとけ?」
「やっぱり怒ってるんじゃないですか!?」
大神を笑って威圧しつつ、玄治はせっかく持ってきた装置を再び担ぎなおした。
「半分は冗談さ。
その装置もお前といるならアイリスには不要だろうし、地下に置いとくから必要だと思ったら取りにこいや」
「取りになんか行かないもんねーだ。
行こ、お兄ちゃん」
「あ、あぁ。
行こうか、アイリス」
夕飯に一抹の不安を覚えつつ、大神はアイリスと共にデートへと出かけていった。
玄治 私はあなたを恵まれた人間だと思っていた
貴水さん 私はあなたを天才というどこか遠い人だと思っていました
けれど それは間違っていた
次回 『玄治 倒れる』
太正桜に浪漫の嵐!
私達は似た者同士 互いに失ってしまった
あなたは自分が幸せになることを許せない 孤独で悲しい人でした