いや、はい。「祝!」って言うほどのことではないですね。ですが、そう言いたくなるくらい早めに投稿できることが嬉しいんです。二日や三日おきで投稿している方々ってすごいですね。
それはそうと、感想、評価、お気に入り登録をしてくださっている方々、ありがとうございます。こうして早く投稿できたのも皆さんの評価のおかげです。
良ければ感想など、お待ちしております。
それでは本編へどうぞ。
<暁美ほむら>
「それでは、お話ししましょう。私、そしてあなた方の知るマキマが何者なのかを__。」
部屋の中央に立った偽マキマは、朝日の差し込む窓を背景にして、私達に向かってそう言った。
私の脳裏に数日前の、巴マミを救った日のマキマとの会話の記憶が呼び起こされる。
『マキマ、そろそろ私に教えてくれないかしら。あなたの、正体について。』
あの時、マキマはひどく焦っているように見えた。いえ、アレはもしかしたら恐れていたのかもしれない。私に、自分の正体について知られることが。
あのおっちょこちょいで、行き当たりばったりに生きているようなマキマが躊躇するような真実。それを今、目の前の偽マキマが語ろうとしている。
(聞いてしまっていいのかしら。本当は、本人から直接聞くべきなんじゃないかしら。)
今更ながら、彼女の話を聞くべきなのか、迷いが生じてしまった。
私がどうするべきなのか悩んでいる間にも、偽マキマは語り始めようとする。しかし、偽マキマの声を遮るように口を開いた者がいた。
「待て、その話はこいつらに聞かせていいものじゃない。」
声をあげたのは、先程まで偽マキマにナイフを突きつけていたロングコートの男だった。
彼は相変わらず死んだ魚のような空虚な瞳で偽マキマを見つめ、マキマの正体について語るのを止めようとしている。
……それにしても、彼は一体誰なのかしら。イナリがこの男のことを説明しようとしていたけれど、それも結局聞きそびれてしまったし。分かっているのは、イナリの知り合いだということだけだ。
(結局、彼は何者なのかしら。一瞬、マキマの偽物があの男を先生と言っていたような気がするけれど、本物のマキマと何か関係があるのかしら。)
そんなことを考えている間に、男の言葉に対して偽マキマが応えていた。
「なぜですか?遅かれ早かれ彼女たちは知ることになっていたと思いますよ。」
「それでもだ。その情報はそう簡単に話していいものじゃない。」
「機密、と言うやつですか。そんな細かいことをあなたが気にするんですね。」
「……どういう意味だ。」
「無知の私でも知っていますよ。あの子があなたのお酒の飲み過ぎを気にした時、ウィッチハンターはまともなヤツから死んでいくと言ったそうですね。自他共に認める最強のウィッチハンターであるあなたの頭は、機密なんかを気にするようなまともな頭をしているんですか?」
「………………。」
「それとも、あの子の正体を彼女たちにバラされたくないんですか?一体何をそこまで恐れているのでしょうか。まあ、あなたがいくら止めようとしたところで、彼女たちはいつか知ることになっていたでしょう。」
「………………。」
「魔女や魔人という隠れ蓑、そして能力を応用した記憶の改変。悪くない方法ではありましたが、至る所に綻びはありました。本当にあの子の正体を知られたくなかったのであれば、もっと他に方法はあったはずですよ。」
偽マキマが一体何を言っているのかは分からない。だけど、偽マキマを止めようとしていた男にはその意味が分かったのか、反論する様子は見られなかった。
場が静かになったことを確認したところで、偽マキマは今度こそ話し始めた。
「さて、まずは二人に聞くけれど、悪魔という生き物については知っているかな?」
唐突に偽マキマがこちらを向いて振ってきた質問に、私とさやかは「えっ」と声を詰まらせた。
「悪、魔?いきなり何の話?えっとぉ……外国の神話とかに出てくる、人の姿をした悪い存在、とか?」
「キュゥb……人の欲望に語り掛けて絶望へと誘う、獣以下のゴミ、かしら。」
「うーん、まあだいたいそうだね。二人が言ってくれたのは、一般的に知られている悪魔のイメージで間違いは無いかな。」
そう言って眉尻を下げて頷く偽マキマ。一人でうなずいているけれど、さっきの質問が何になるというのだろうか?
偽マキマの質問の意図がつかめず、さやかと共に眉を寄せていると、偽マキマは続きを語り出した。
「
「現実に存在する?それは何かの比喩かしら。」
「ううん、これはそのままの意味だよ。」
偽マキマは口元だけに笑みを浮かべると、そのまま続きを語った。
「この世界とは別の次元にある世界、地獄といわれる異界に悪魔たちは生れ落ちる。そして、全ての悪魔は名前を持って生まれてくる。その名前が恐れられているほど、その悪魔自身の力も強くなる。」
偽マキマはポケットからハンカチを取り出すと、それを顔と同じ高さになるまで持ち上げた。
「ハンカチは怖いイメージが無いから、ハンカチの悪魔がいたら弱いだろうね。でもナイフの悪魔がいたら、刺されて死ぬイメージがあるから、きっと強い悪魔になる。」
偽マキマは淡々とした口調で説明を続けている。だけど、正直彼女が言っていることの意味はよく分からない。
ハンカチの悪魔?ナイフの悪魔?その名前が恐れられているほど強くなる?例え話であるというのは分かっているけれど、私たちの知る悪魔のイメージとはずいぶんとかけ離れているというか、そんな身近な物の名前を持つ悪魔なんているのかと、奇妙な感覚を覚える。
だけど、一つだけ分かることはある。仮にここまでの説明が全て本当のことで、それがマキマの正体に関係するものなのだとしたら…………。
マキマの正体は……。その上でマキマが持つ名前は一体…………。
ハンカチを持ち上げていた偽マキマの視線が、チラリとこちらへと向いた。その瞬間、偽マキマの笑みが一層深くなったように見えた。
「マキマという名前は、人間社会に溶け込むための仮の名前。
私達の本当の名前は……『支配』の悪魔。」
「支配の、悪魔…………。」
その呟きは、私の声だったのか、隣のさやかの声だったのか分からない。
だけど、私は妙に納得のいった気分だ。初めて会ったときから、マキマの身体には濃厚な魔女の気配がまとわりついていた。アレは魔女に呪われているからではなく、悪魔という生物としての特性なのかもしれない。そう考えると、マキマが人間ではなく悪魔という人外の生物であると素直に受け入れることができた。まあ、そんな危険な存在が私たちの日常に何知らむ顔で溶け込んでいるというのは問題でしかないのでしょうけど……一先ず、今は目の前のことに集中した方がいいでしょうね。
しかし私と違って普段のマキマから漏れ出ている邪悪な気配を感知していなかったであろうさやかは、マキマの正体を聞かされて困惑した様子で口を開いた。
「マキマ先生が、悪魔だって?いきなりそんなこと言われても、何言ってんのか分からないし、信じられるわけないじゃん。だいたい、アンタはマキマ先生に化けた偽物でしょ?悪魔はアンタのことなんじゃないの?」
さやかは至って冷静さを装ってそう問い詰めた。それでも、ギュッと握りしめられた彼女の拳は凍えているかのように小刻みに震えていた。まるで心当たりがあるかのような反応だ。
そんなさやかの様子をジッと見つめながら、偽マキマは答えた。
「私は偽物なんかじゃないよ。それは彼と、狐の魔人がよく分かっているんじゃないかな。」
「…………。」
「っ!そうなの、イナリ?」
私の問いかけに、イナリは深く考え込むような仕草を見せながら頷いた。
『あぁ。さっき、さやかがマキマのことを偽物と言っていたが、私たちが結んでいるマキマとの契約は、間違いなく目の前にいるマキマから感じ取れる。もしもアイツが私に命令をしようものなら、私は一切逆らうことはできないだろう。』
「一体、どういうこと?目の前にいるのは本物のマキマ先生で、だけど喋っているのは偽物ってこと?」
「遠回しの言い方はやめてちょうだい。つまり、どういうことなの?」
偽マキマの言葉に混乱させられてしまう前に、私は彼女に簡潔にまとめるように問い詰めた。
「簡単な話だよ。この身体には二つの人格が存在している。一つはあなた方のよく知っている優しいマキマ先生。もう一つは、今目の前で話している私です。私たちは、二人で一つの存在なんだ。」
偽マキマはそう言って、自らの正体と、マキマの隠していた真実を明かした。
私は肩に乗っているイナリに目配せし、偽マキマの語った真実について真偽を問うた。
「イナリ。アイツの言っていることは全て本当なの?」
『……すまない。私もマキマの全てを知っているわけではない。マキマがもう一つの人格を持っているというのは今初めて知ったことだ。だが、マキマが人間ではなく悪魔だというのは本当だ。マキマは特定の条件を満たした存在を自由に操ることができる支配の悪魔なんだ。』
「……そう。教えてくれてありがとう、イナリ。」
『ほむら?』
私がお礼を伝えると、イナリはキョトンとした様子で私の顔を覗き見ていた。そして同じような視線を、偽マキマの方からも感じる。
「何かしら?」
「随分と冷静だなと思ってね。もしかして、君はある程度あの子の正体について気が付いていたのかな?」
「いいえ、私もマキマのことは人間だと思っていたわ。明らかに普通の人間ではないとは考えていたけれど。あなたが話してくれたおかげで、それらの辻褄が合ってスッキリしていたのよ。」
「……へぇ。怖くないの?悪魔だという秘密を隠して人間みたいに振舞っていたあの子のことが。」
偽マキマの瞳がスッと細められ、急激に空気が冷えていく。まるで強大な魔女の結界内に踏み入ったかのような息苦しさが私を襲う。
だけど、今更その程度の不快さに顔を顰める私ではない。私は髪を払い、上から見下ろしてくる偽マキマの目を睨み返した。
「あいにくさま、驚かされるのにはもう慣れっこだし、今更怖がるようなものも片手で数えられる程度しか無いのよ。マキマが人間じゃなく悪魔だった。それが何だというの?私はマキマと契約を交わした。その事実はどうしたって変わらないものよ。」
「裏切られるかもしれないとは考えないのかな?」
「もしマキマが私を裏切ったら、その時は眉間に鉛球をお見舞いしてあげるつもりよ。」
「ほ、ほむら!?それ、冗談だよね?」
「冗談よ。」
「いや冗談に聞こえなかったけど!?」
さやかはなぜかドン引きしている。何をそんなに引いているのかしら。
「君は失敗を恐れないの?裏切られて、殺されそうになっても何とも思わないの?」
偽マキマの疑問の声を聴いて、視線を前に戻す。
偽マキマは表情こそ変わらないが、たぶん、彼女にとって私の出した答えは想定外のものだったんだと思う。だから、その顔にはもうさっきまでの余裕の笑みは無くなっていた。
私はそんな偽マキマを見つめ返し、自分の考えを口に出す。
「少しは絶望するんじゃないかしら。私は自分を血も涙も出ないような人間だとは思っていないから。だけど、挫けている暇があったら、私は立ち上がって一歩前に踏み出すわ。私の追い求める”夢”に少しでも近づくために。」
「そのためなら、君は手段を選ばないってこと?」
「えぇ。私はもう後悔なんてしないわ。___
___たとえ、悪魔に魂を売ることになったとしてもね。」
「…………。」
偽マキマは私の言葉を聞いて、眉をピクリとも動かさずに私を見つめてきた。
だけど、そんな彼女に向かって、もう一つの声が上がった。
「私は、マキマ先生を信じるよ。」
「さやか。」
「…………それはどうして?」
「簡単な話だよ。初めて会ったばかりでよく分からないことばっかり言うアンタのことよりも、いつでも相談に乗ってくれて歴史の授業が面白いマキマ先生の方が信じられるから。私は本人に直接確かめるまで、勝手に決めつけたりなんかしない、ていうかしたくない。」
「……………………。」
さやかの言葉が部屋の中に響く。イナリは私の肩の上でホッと胸を撫で下ろしていた。
偽マキマは「はぁ」と小さく溜息を吐いて、俯いた。
「…………そっか。思ったよりも、人間って怖いもの知らずなんだね。」
「それは違う。」
「?」
偽マキマの口から零れた言葉に返したのは、ずっと黙っていたロングコートの男だった。
「お前はマキマの正体を明かせばこいつらがビビると思っていたらしいが、こいつらとマキマの関係はお前が口を出した程度で崩壊するような脆いものじゃなかった。」
「……絆、というものですか。」
「お前はマキマのことも、人間のことも知らなさ過ぎた。ただそれだけだ。」
ロングコートの男の言葉を聞いた偽マキマは、「はぁ」ともう一つ溜息をつき、後ろにあった執務机にもたれかかった。
「上手くいくと思ったんだけどなぁ。さすがに引きこもりすぎたかな。」
「……お前ら。俺はもう少しコイツと話すことがある。しばらく下の部屋で待っていろ。」
男はこちらに目を向けると、私たちが部屋に入って来た時と同じようなことを言ってきた。
私は男の眼を見つめ返し、彼の言った言葉の理由を問うた。
「それはどうしてかしら?マキマの正体を知る以上に聞いてはいけない話が他にあるの?」
「…………俺とマキマの個人的な話だ。だから関係の無い奴は出ていけ。」
「…………分かったわ。行くわよ、さやか。」
「えっ、ちょっ、ほむら!?」
偽マキマのことや、マキマの安否が気になるらしいさやかは部屋の中に残ろうとするが、私はその手を引っ張って部屋の外に出た。
男に言われた通りセーフハウスの一階へ降りていく。その途中の階段で、さやかが私に問い詰めてきた。
「なんで出てきちゃったのさ!まだマキマ先生が無事かどうかも分かんないのに!」
「そのことだけど、あとはあの男に任せておいて大丈夫だと思うわ。」
「……なんでそう言い切れるの?」
「……これは私の推測だけど、あの男はマキマにとって特別な存在である可能性が高い。」
「特別な存在?」
「えぇ。」
オウム返しに聞いてきたさやかに私は頷く。
部屋に入った時に偽マキマが男を「先生」と言っていたこと。イナリが男のことを「マキマを育てた」人物だと言っていたこと。そして、秘密を明かそうとする偽マキマを止めようとする様子から、男はマキマの秘密を全て知っている可能性が高いこと。
それらを総合して出た結論はただ一つ。
「あの男はきっと、マキマの師匠__彼女が最も信頼できる人間よ。」
それを聞いたさやかは、「そういうことなら仕方ないか」と不服そうにしながらも素直に階段を降り始めた。
「あっ。」
「あっ。」
『ん!?誰だ!?』
「佐倉、杏子?なんでここに……。」
まさか、そのまま階段を下りた先で、こっそりセーフハウスから出て行こうとしていた佐倉杏子に出会うとは、夢にも思わなかった。
<ロングコートの男>
子供達が部屋を出て、部屋の中はまた俺と支配の悪魔だけになった。
しばらくの間、静寂が部屋の中を満たす。
「マキマはいつ目覚める。」
俺の質問に対し、床を見つめていた支配の悪魔は、ゆっくりと俺の方へと目を向ける。
「あの子はもう、起きてこないと思います。」
「お前が表に出てきているからか?」
「いいえ、あの子が夢の中に引きこもっているからです。この身体の主人格はあの子です。だから私があの子の意識を抑え込むことはできません。」
「支配の力を使ってもか?」
「ええ、私の支配はあの子を縛ることはできません。同じ支配の悪魔として、あの子の格の方が私を上回っています。あの子はずっと一人で頑張って来て、私はあの子の中で霧のように薄い記憶を見ていることしかできなかったから。」
支配の悪魔は目元を伏せ、語る。
「私には、あの子の考えていることが分かりません。今までも多くの人間が死ぬところを見てきたはずです。なのに、なぜたった一人の人間が死んだだけで、あの子は気を失うほどのショックを受けたのか。」
「……死んだ姫野はアイツにとって特別な人間だった。」
「特別な、人間……。」
「魔女になりかけていた姫野を拾ってきたのはマキマだった。魔法少女の真実を知って絶望しかけていた姫野を傍で支え、ウィッチハンターとして生きて行けるように育てた。姫野は、マキマが初めて育てた弟子だった。」
脳裏に、10年ほど前の記憶が蘇る。
未登録の魔法少女二人を発見し、特異課が機を見て接触を図ろうとしていた時、その魔法少女達は魔女と交戦して負傷した。
現場には、対魔課が記録していた魔法少女の情報を知ったマキマが真っ先に急行し、魔女を捕獲。同時に、負傷した魔法少女の片割れを保護することに成功した。
一緒にいたはずの相方の魔法少女は、マキマが駆け付けた時にはソウルジェムが砕かれていた。
仲間を失ったその魔法少女は特異課で治療を受けたが、心の傷までは回復しなかった。助けられなかった相方の魔法少女は3人目のパートナーだったらしい。年端もいかない少女は、まだまだ短い人生の内に目の前で3人の大切な友人を失ったのだ。
特異課は、保護した魔法少女の治療を続け、本人の希望に沿って生活支援を受けさせるか、魔法少女として協力関係を結ぶかを考えていた。後者の場合、魔法少女あるいはウィッチハンターとして鍛えるために、今まで多くのウィッチハンターを育ててきた俺がその少女の指南役として任せられることになっていた。
だが、そこへマキマが自らその少女の指南役を申し出た。少女に治療を受けさせていた時もつきっきりで看病してたマキマは、そうしてそのまま少女の師匠となり、我が子のように少女の面倒を見るようになった。
その時に気づいた。
「あの子供はきっと、マキマが昔言っていた姫野という女にそっくりなんだな。」と。
姫野は、マキマにとって幸せに生きてほしかった人間の一人だったのだ。
「……たったそれだけの理由で?」
「マキマは悪魔じゃない。”人間”だ。悪魔のお前とは価値観が違う。」
支配の悪魔は顔を上げ、真っすぐと俺の顔を見つめてきた。
「あなたは、あの子のことをどこまで知っているんですか?」
どこまで知っている、か...........。
『せ、先生、その、いきなりお呼び出ししてしまってすみません。実は、あの、先生に話しておきたいことがあるんです。』
『大事な、とっても大事なことなんです。』
『ウィッチハンターや、魔法少女、魔人達、みんなのためにも、先生に預けておきたいんです。』
『私の秘密、記憶、そしてこの命を、先生に預けさせてください。』
「俺は全てを知っている。」
「………………そうですか。」
支配の悪魔は吐き捨てるように言うと視線を逸らした。その目には、僅かに不満や嫉妬の念が籠っているかのように細められていた。
「私を殺しますか?」
「マキマが目を覚ます可能性がある以上、お前を殺すようなことはしない。お前はしばらくここに閉じ込めておく。」
俺はそれだけ言うと、踵を返して扉の方へと向かった。
そして、扉を開けて部屋から出ようとしたとき、一つ言い忘れていたことがあったのを思い出して足を止めた。
「マキマが起きたら、後で俺のところに来るように伝えておけ。」
「さっき言いましたよね。あの子が夢から覚める可能性は限りなく低いですよ。」
「マキマは間違いなく目を覚ます。」
俺は部屋を出て扉を閉じる直前、支配の悪魔に目を向けて言った。
「アイツは子供の頃から変わらない、とびきりの寂しがり屋だからな。」
俺はそれだけ言い残し、部屋の扉を閉めた。
____夢から覚めるのはいつの日か。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
それにしても、シリアスパートは正直言って書くの難しいです。大人の会話なんて難しすぎました。
僕としても「早く起きてよ、オリ主マキマさん!」と言ってしまいたいくらいです。目覚めたら絶対にハチャメチャやってもらいます。
話は変わりますが、以前から気になっていたとあるアニメを見始めました。そんでまさかの二次小説を書きだそうと手が動き出してしまいました。
流石にまだ4話までしか見ていないので書こうにも書けないので、書きません。連載中の二次小説を二つも抱えているわけですし。
ですが冒頭だけ書けたので、小出ししようか否か悩んでいます。
べ、別に、現在連載中の二作に加えて三作目を連載するというわけではないですからね?
今後書こうかなと考えている二次小説の小出しってアリですか?(注意:少なくとも現在連載中の作品の片方が終わるまで本格連載はしません。あと実際に書くかもわかりません。)
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見てみたいかも。
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別にいいんじゃない?
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何とも言えない。
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書かないならダメ。
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今の二次小説に集中して。
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そのまま三作目行っちゃえ!