サトシ君(転生者)の目指せ、ポケモンマスター!! 作:DestinyImpulse
『さ、サトシ!お前さんなんてポケモンを送ったんじゃ!』
リーフと別れタマムシティに着いた俺達はオーキド博士に連絡を取っていたが画面に映るのはボロボロになったオーキド博士に…
『ブギイ!』
ご満悦のオコリザルが映っていた。
遡る事昨日…昼休憩にタケシの作ったオニギリを食べていると野生のマンキーが現れた。物欲しそうに俺の持つオニギリを見るので渡してやると美味しそうに食べるマンキー……格闘タイプのポケモンは持ってなかったなーと思い餌付けできないかと考えた時に…
何だかんだとロケット団が現れた。しかも普段よりもキラキラとして、物珍しいと近づいたマンキーをコジロウが蹴飛ばしたので、さぁ大変。食べていたオニギリも泥まみれで食べられなくなり……
「俺は怒ったぞー!ロケット団ー!!」
と、言わんばかりにブチギレてオコリザルに進化してしまった。そうしてロケット団をボコボコにして、やな感じ〜、したオコリザルは次に俺達を標的にする。二人が「逃げるんだぁ…!」と慌てているが…
俺は伝説の超マサラ人。オコリザルに逆にラリアットをかまして岩盤に叩きつける。二人の呆れた視線を尻目に「その程度のパワーで俺を超える事はできぬぅ!」と煽り、超サイヤ人2になるじゃないかと疑う程にブチギレたオコリザルが
そして、丁度いいのでモンスターボールを当ててゲットする。
「オコリザル、ゲットだぜ!」
「ぴ、ピカチュウ!!」
「………でも手持ちは今六体だからオコリザルは…」
「オーキド博士に送られたな」
…………あ。
そうしてタマムシシティのポケモンセンターで連絡してみれば、案の定、オコリザルにボコボコにされたオーキド博士が居た。故にご機嫌取りも兼ねてミロカロスとオコリザルを交換する。
ボールから出てきたオコリザルは意外にも俺の言う事は素直に聞いた。恐らく俺の方が強いと格付けが済んだからだろう。
そんでオーキド博士からシゲルが既に五個目のバッジをゲットしたと聞いたので俺も早速ジム戦に向かう事に…どうやら香水専門店と両立している様で香水について聞かれるので、母さんへのプレゼントにオススメを聞けば、直ぐに紹介してくれたので購入しジム戦の申し込みをする。
ジムリーダーのエリカが快くOKしてくれ、ルールを確認するとジムバッジを四つ所持しているので、使用ポケモンは三体、チャレンジャーのみ交代が可能。
エリカが小手調べでモンジャラを出してくるので、俺はフシギダネで迎え討つ。「粉技の警戒ですね」とモンジャラに“しめつける”を指示してくるので、馬鹿正直に喰らう訳なく“はなびらのまい”で弾き飛ばす。
そのまま“アシッドボム”でダメージと同時に特防を二段階下げると、“グラスフィールド”を展開される。後続に繋げられたなと再び“アシッドボム”をぶつけて戦闘不能にすると「これで準備は万全、次は楽にはいきませんわ」とウツドンを出してくる。
“グラススライダー”でフシギダネが吹き飛ばされるので、ここは相性の良いヒトカゲに交代させる。
「ヒトカゲ、かえんほうしゃ!」
「カゲー!」
ヒトカゲなら“グラススライダー”は怖くない。“グラススライダー”をヒトカゲに当て至近距離になったウツドンに“かえんほうしゃ”を直撃させれば急所に当たったのか一撃で戦闘不能になる。
「……ヒトカゲの段階で“かえんほうしゃ”を覚えているとは…優秀な子なのですね」
本当にな。クロスの奴は何を思って雑魚と言ったのか…ヒトカゲの潜在能力はリーフのミニリュウにだって劣ってない筈だ。ヒトカゲを称賛しつつエリカが最後に繰り出したのはクサイハナだったが……
「な、何だこれ!?」
「か、カゲー!?」
クサイハナから漂う強烈な匂いに思わず悶絶してしまう。ワサビの食べ過ぎで鼻が辛い様な苦しさが俺達に襲い掛かり、観戦してるタケシ達も涙目で鼻を抑えている。
しかし、エリカを含めてジムの面々は気にしていない。慣れているのか、もしくは心を開いた人間には良い匂いと感じるのかもしれん。
匂いで動きの鈍くなったヒトカゲに容赦なく“どくどく”を叩き込んで猛毒状態にしてくるエリカとクサイハナ。こりゃ不味いと思ったその時…ヒトカゲが突然吠えると眩い光に包まれる。
「リザー!」
これはもしやと思ったらヒトカゲはリザードに進化した。これまでの経験値とクサイハナの匂いへの怒りで進化したのだろう。
そして俺もこの状況を打破する策を思いついた。リザードに“ねっぷう”を指示して熱い風を起こすと一時的にとはいえ強烈な匂いを晴らす事ができた。
「リザード、かえんほうしゃ!!」
「クサイハナ、ムーンフォース!!」
この機は逃さないと“かえんほうしゃ”を放てば向こうもムーンフォースで迎撃してくる。拮抗する二つの技だが、進化した事でパワーの増した“かえんほうしゃ”が“ムーンフォース”を打ち破り、クサイハナに直撃。一気に戦闘不能に持っていき俺達の勝利となる。
「お見事ですわ」とエリカがレインボーバッジを渡してくれるので、ありがたく受け取りコレでバッジは五つだ。
「良くやったな、リザード」
「…リザ」
今回のMVPであるリザードを褒めれば、リザードは静かに頷いて俺の称賛を受け取る。うーむ、ヒトカゲの時だったらメチャクチャに喜んで飛び込んできたんだが……そう言えば進化すると前とは違う性格になるとオーキド博士が言っていたな。
まぁ、特に問題はないしに素直に成長を喜ぶとしよう。
そうしてジムを後にした俺達はカスミの提案でゲームコーナーにやって来た。何でもタマムシシティのゲームコーナーは有名らしく稼いだコインで豪華な景品と交換できるらしい。
見れば豊富な技マシンに進化の石と進化アイテム…それもドサイドンに必要なプロテクターもあった。
こりゃ挑むしかないと俺達は各自に別れてコインを稼ぐ事に…多くのゲームが立ち並ぶ様は圧巻だ。勝って喜ぶ者に、持ち金を溶かして頭を抱える者、様々な人で賑わっている。
とりあえず俺はスロットに挑戦する事にした。コインケースを貰い数十枚のコインを購入していざ挑戦。ポケモンにすら殴り勝てる伝説の超マサラ人の身体能力の前ではスロットの動きなど止まって見える。
しかし、いきなりスリーセブンを出したり、連続で出せば怪しまれるので時にはわざと負けてコツコツ貯める事に…
「あ、アンタ何よそのコインの数!?」
「こりゃまた、凄いな…」
そうして二時間程、スロットを回しているとカスミとタケシが俺の様子を見にやって来て、側にあるコインの数に唖然としている。聞けば二人はボロ負けしたらしく、俺が心配になって来たらしい。
「……何やってんだよ。まぁ、そろそろ終わりにするか…」
「終わりにって、どう言うーー「ほい、スリーセブン」ーー…ウソォ!?」
手持ちのコインの半分を注ぎ込んでスリーセブンを目押しすれば、湯水の如く溢れてくるコイン。それを見て顎が外れる程に驚愕するタケシ。
丁度良いので二人にもコインを持たせて景品交換に向かえば黒服に黒グラサンの変な奴等が邪魔をしてくる。どうやらイカサマを疑ってきた様だが、俺は完全なる目押しだ、種も仕掛けもありはしない。
しかし、ここで引いては景品全てを取られてしまうのでポケモンバトルを仕掛けてくる。全く物騒だなと思えばボールからサイホーンが現れて、自分に任せろと言ってくる。
どうやらドサイドンに進化するのに必要なプロテクターが手に入るチャンスを逃したくはないのだろう。俺も同感なので黒服達のポケモンをボコボコにするとサイホーンが光に包まれてサイドンに進化した。
「サイドーン!!」
「おお!」
リザードに続いてサイドンか…まぁ進化を目指してよくバトルしてたし、そろそろ進化すると思ってたんだよな。まぁ、四足歩行から二足歩行になってバランスの違いもあるからサイドンの身体に慣れたらドサイドンになろうな。
そうして、遠慮なく景品の技マシンとプロテクターを含めた進化アイテム、更にカスミやタケシが欲しがった物や母さんへのプレゼントなど、欲しい景品を全て交換して俺達はゲームコーナーを後にした。
いやー思わぬ副産物が手に入った!
多分、このゲームコーナーは暫く出禁になるかもしれないから、別のゲームコーナーに行った時にまた景品をぶん取るとしよう。
・オコリザルをゲットした
サトシにボコボコにされ上下関係をハッキリしたので普通にサトシの言う事を聞いてくれる。黒く染まった拳は…後日。
・リザードに進化してバッチゲット
リザードのお陰でバッチは五つに…アニメでは言う事を聞かなかったが、サトシのトレーナーのレベルが高いので、舐め腐る事なく言う事を聞いてくれる。
・ゲームコーナーで根こそぎゲット
伝説の超マサラ人に目をつけられたのが運の尽き。技マシンや進化アイテムなどの目玉の景品を根こそぎゲットされてしまった。
止めようとバトルを挑んだが、逆にサイホーンがサイドンに進化する為の経験値にされてしまった。
サイドンの身体に慣れたらドサイドンにする予定。
【ゲットしたポケモン】
・ピカチュウ
・バタフリー(離脱)
・ミロカロス(色違い)
・サイホーン → サイドン
・フシギダネ
・ヒトカゲ → リザード
・ゼニガメ
・クラブ
・ゲンガー
・オコリザル