サトシ君(転生者)の目指せ、ポケモンマスター!!   作:DestinyImpulse

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進化の街とポケモン乱闘ダークシティ

 

 ある日〜森の中〜イーブイに〜出会った〜!

 

 旅を続けて森の中を進むと首輪で繋がれたイーブイを見つけた。おいおい、また捨てられたポケモンか?と思って近づこうとしたら、カスミが伝説の超マサラ人すらビビる程の電光石火でイーブイを我先に抱き抱える。

 

 ……コイツ、捨てられたイーブイをシャワーズに進化させてゲットする気だな。俺が捨てられたポケモンに好かれるから先に好感度を稼ぐ気だ…汚い、流石はカスミ、汚い。

 

「よく見ろカスミ。首輪が付けられてる……住所はストンタウンの3−14だな」

 

「野生のイーブイじゃないって事だ……フーズと水も置いてあるし、ポケモン嫌いの親がいるからコッソリとここで育てているとか?」

 

「ありえなくは無いな」

 

「そんな〜!シャワーズ、欲しかったのにー!」

 

 カスミの絶叫を聞きつつ、俺達は首輪の住所を目指して歩を進める。タケシ曰く、ストンタウンは進化の石で有名らしい… 首輪の住所に向かえばガーデンパーティが開かれていた。

 

 多くのポケモンが進化の石で進化しており、凄いもんだな…と思っているとパーティーの中心人物と思わしき、黄色、青、赤の個性的な3人が俺達とイーブイに気づく。

 

「イーブイ!イーブイじゃないか!」

 

「ブイッ!」

 

「このイーブイを森で見かけたんです。付いていた首輪に住所が記載されていたからここに来たんですが…」

 

「そうなんですか、イーブイを見つけてくれて本当にありがとうございます!」

 

「タイチ、イーブイが見つかったぞ!」

 

 どうやら兄弟の様だな。3人の兄に呼ばれた弟がやって来てイーブイは笑顔になって男の子のもとに向かう。

 

「イーブイ……」

 

「貴方のイーブイね……森で繋がれたのーー「なんで連れてきたんだよ!!」ーー…え?」

 

 自分のポケモンはしっかりと管理しないといけないと言おうとすると突然キレられるカスミ。

 

「「「さぁ、タイチ!イーブイをなにに進化させる?」」」

 

「ダース!」「シャア!」「ブゥスゥ!」

 

 タイチに詰め寄る三人兄貴。彼等の相棒であるサンダースにシャワーズにブースターも同意の声を出す。

 

「兄ちゃん、ぼくはイーブイのままで」

 

「なにを言ってるんだ!」

 

「イーブイは進化させてこそのポケモンだ!」

 

「ポケモンバトルもお受験も早期教育が大事なんだぞ!」

 

 しかしタイチはイーブイのままで居たいのだと言うのだが、三人兄貴は進化を勧めてくる。うーむ、確かにイーブイは何に進化させるかがキモのポケモンだからな…

 

 この三人兄貴は初バトルの前に進化させて初勝利をもぎ取った、故にタイチにも進化を進め、何に進化させるかで、誰にタイチが憧れているかアニキとして譲れない戦いをしてるらしい。

 

 因みに彼等は進化の石でポケモンを進化させるトレーナー同士のコミュニティを作ろうと考えており、このパーティーもそのひとつらしい。俺達のポケモンも進化させるかと聞かれたが、タケシのロコンは預かり者なので流石に断り、俺のピカチュウはライチュウには進化したくないので遠慮する。

 

 前にピカチュウから聞いたのだが、どうもピカチュウはライチュウには進化したくないらしい。まぁ、それが相棒の望みなら受け入れるのがトレーナーだ。

 

 とは言え、一方的に断るのも悪いので“かみなりのいし”で進化したジバコイルを出してご機嫌を取る事にした。

 

「見ろタイチ、このジバコイルの様に、“かみなりのいし”を使えば、ポケモンは更に強く進化するんだ!」

 

 サンダースの兄貴がジバコイルを材料にタイチに再びサンダースを進める。それを見た他の二人が、それぞれの石で進化ポケモンを探しにパーティー内を駆け巡る。

 

 それを眺めていると…

 

「リーフ?」

 

「え?ああ!サトシ!」

 

 ヤマブキシティで別れたリーフが目に入った。リーフも俺達に気づいて笑みを浮かべて近づいてくる。そうして始まるお互いの近況報告。バッジはリーフは七つ集めた様で、ミニリュウがハクリューに進化した事は知っていたが、相棒のフシギソウもフシギバナに立派に最終進化した様だ。

 

 俺もリザードンを出せば、捨てられたヒトカゲが立派になったとリーフは我が事の様に喜び、リザードンも嬉しそうにリーフに戯れている。

 

「それで、ナゾノクサがクサイハナに進化したから“たいようのいし”でキレイハナにしたの」

 

「ハナー!」

 

 リーフはモンスターボールからキレイハナを出す。キレイハナは嬉しそうにリーフに向かって笑みを浮かべリーフはキレイハナの頭を撫でる。

 

 そう言えばリーフはナゾノクサをゲットしていたな…それで“たいようのいし”を求めて、この街に来たのか。

 

 納得しつつパーティーを眺めていると、パーティの主役であるイーブイのトレーナーのタイチが遠い所で憂鬱そうに座っていた。それを見かねたカスミがサンドイッチ片手に声をかけに行っている……あ、差し出したサンドイッチをコダックが食べて怒ってる。

 

 どうやら、タイチはイーブイはイーブイのままで居てほしい様だ。まぁ、進化すれば性格が変わってしまう可能性もあるし気持ちは分からなくないな。

 

 カスミや進化を嫌うピカチュウの説得を聞いてタイチとイーブイは三人兄貴達に物申す勇気を得た様だ。

 

 そんなこんなでパーティーを楽しんでいると、毎度お馴染みのロケット団がやってきて、石やポケモンを攫っていった。なんか、ヴィクトリーロケット団とか言って普段よりヤル気に満ちていた。

 

「………相変わらず付き纏われてるの?」

 

「そうなのよ…しつこいオバサン達よね〜」

 

「お、オバ!?生意気言ってんじゃないよ!ペッタンコが!」

 

「ペッ、ペッタンコですってー!!?」

 

「事実じゃない!隣のジャリガール2号とは雲泥の差よ!現実見る事ね!」

 

 久々にロケット団を見たリーフの言葉に余計な事を言って答えたカスミにブチギレたムサシが、これまたカスミの地雷を踏み抜く発言する。

 

 まぁ、確かにカスミとリーフが並ぶと、圧倒的に違うのが丸分かりだからな。何か、女の戦いが始まりそうだったので、タイチと共に割り込んでロケット団を倒す事に…

 

 本音を言えばタイチとイーブイに任せたいが、流石にロケット団のポケモン四体(ニャースは戦力外)をイーブイだけで相手にするは厳しいだろう。

 

 ピカチュウのフォローを受けたイーブイにより、結局はいつも通りに『やな感じ〜』されていた。

 

 ロケット団と戦ったことで自信がついたタイチが、自分はイーブイのトレーナーになりたいと訴え、三人兄貴もその心意気を認めて一件落着である。

 

 追記

 

 カスミから聞いたのかリーフが「イミテって誰?」と、この伝説の超マサラ人すらビビるオーラを出して問い詰めてきた。……カスミはそっぽ向くし、タケシは助けてくれない。そして、相棒のピカチュウは我先に逃げた……泣けるぜ。

 

 

 

 

 その後リーフと別れて旅を続けると、人が居らず酷く廃れた街、ダークシティに辿りつく。建物が崩壊していて、街の雰囲気が完全に世紀末か西部劇の雰囲気で何処と無く全体的に暗い印象に首を傾げるカスミとタケシ。

 

 しかも、いきなり石を投げてくるクソガキまで現れる始末。謝りもせずにガン飛ばすので、イレイザーキャノン(仮)でもぶっ放すかと思ったら、クソガキ連中の保護者のおじさんがやって来て謝罪。洋食屋のマスターをしているらしくお詫びに昼飯を奢ってもらえるので許す事に…

 

 ケチャップ大好きなピカチュウがオムライスを美味そうに食べるのを眺めつつ話を聞くと、この街には非公認のポケモンジムのヤスジムとカズジムの2つがあり、公認のジムになるべく争っているらしい。

 

 しかし、バトルフィールドの1つも用意せずにポケモン同士で連日連夜と街の中でバトルと言う名の喧嘩をしていてお陰様で街は物理的に崩壊。成程と、街の有様とトレーナーが嫌悪させる事に納得する。

 

 その時、警報が鳴り響き何事かと聞けばヤスジムとカズジムの抗争が始まる合図だと怯える。

 

 ふーむ、これを黙って見過ごすのは気分も飯の味も悪くなる。ヤスジムの用心棒になって洋食屋のおじさんにタダ飯をたかるロケット団を『やな感じ〜』してヤスジムとカズジムの闘争に割り込む。

 

「何だテメェは!エレブー、“かみなりパンチ”!」

 

「邪魔すんじゃねぇ!ストライク、“きりさく”だ!」

 

 割り込んできた俺に各々のリーダーがポケモンを繰り出してくる。全く、クロスといいモラルを覚えろモラルを…

 

 内心呆れつつも俺もモンスターボールを構える。しかし、リザードンでは街を燃やしてしまうので…

 

 

「ドサイドン、君に決めた!」

 

「ドサイドーンー!!」

 

 

 ドサイドンにお願いしよう。

 タマムシシティのゲームコーナーで進化したサイドン。進化はサイドンの体に慣れてからと決めていたが、十分にサイドンの身体に慣れたし進化してもいいとタケシからお墨付きを貰ったので、その時にプロテクターを使って念願の進化を果たしたのだ。

 

 目標だった最終進化を果たしご機嫌なドサイドン。向かって来た二体を“アームハンマー”で一撃で沈める。ドサイドンを初めて見た様で「何だコイツはぁぁ!?」とビビり散らす連中にドサイドンを突っ込ませてボコボコにする。

 

 「ムシケラの様に岩場に叩きつけるのだ!」と言ってやりたいが、バトルの余波で街が壊れては本末転倒なのでピカチュウと呼び出したゼニガメ&フシギダネにフォローをお願いする。

 

 そうして街に被害を出す事なくヤスジム&カズジムを叩き潰した俺達。悪足掻きにそれぞれのリーダーが俺にリアルファイトを仕掛けてきたので、前に覚えた残像拳で躱してラリアットを叩き込みKOする。

 

「終わったな…所詮、クズはクズなのだ」

 

「なに悪役染みた台詞を言ってるのよ。まぁ、街に被害を出さなかったのは褒めてあげるわ」

 

「ああ、ドサイドンも上手くパワーをコントロールしている。あのサイホーンも、今じゃ立派なドサイドンだ」

 

「ピッカ!」

 

「ゼニゼニ!」

 

「ドサーイ!」

 

「………ダネ」

 

 立派なドサイドンだと皆んなに褒められて嬉しそうなドサイドン。しかし、その裏でフシギダネが何かを抱える様に表情を曇らせる。詳細を知りたいがフシギダネは意地っ張りだ。無理に聞いてはダメなので、暫くは様子を見る事にする。

 

 ヤスジム&カズジムをボコボコにしたのは良いが、この後はどうしようと思っていたら、ポケモンリーグのジム検定員のジョーイさんが現れる。

 

 どうやらヤスジムとカズジムの動向を調査していた様で、「ポケモンバトルを喧嘩としか捉えていない人達がいるようなジムを、ポケモンリーグ公認にするわけには行きません」と一喝している。

 

 うんうん、その通りだと俺達もジョーイさんの言葉に頷く。そこを何とか、とジョーイさんに縋るヤスとカズ…この後に及んで見苦しいので……

 

「許す、許さないを決めるのはジョーイさんや俺達じゃない。アンタ達のくだらない喧嘩に巻き込まれた、ダークシティの人達だ」

 

 と、吐き捨てる。

 ジョーイさんも、その通りだと俺の言葉に同意して、最終的に迷惑をかけた人達に謝罪しながら壊した街を協力して直していた。……これでダークシティの人達のトレーナーに対する認識も少しはマシになると良いがな。

 

 

 





・リーフと再開した。

 ナゾノクサがクサイハナに進化してキレイハナにする為にストンタウンにやって来た。バッチは七つ、相棒もフシギバナに進化した。サトシ達との再会を喜ぶがイミテの話を聞いてムカムカする。

・ドサイドンに進化した。
 
 サイドンの身体に慣れたので遂に進化する事に。リザードンに続いての進化で大喜びだが、フシギダネの表情が暗い。

 
【ゲットしたポケモン】

・ピカチュウ

・バタフリー(離脱)

・ミロカロス(色違い)

・サイドン → ドサイドン

・フシギダネ

・ リザードン

・ゼニガメ

・クラブ

・ゲンガー

・オコリザル

・親分ベトベトン

・ジバコイル

・ケンタロス

・ストライク
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