サトシ君(転生者)の目指せ、ポケモンマスター!!   作:DestinyImpulse

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目指せグレン島

 

 卵と化石をゲットして気分がルンルンの俺氏、これから向かうグレン島には化石を復元する施設があるそうなので早急に向かう事にする。

 

 道中でポケモンドクターの手伝いをしたり、カモネギを使って窃盗する小悪党をギタギタにしたりして進んでいると…大事に管理していたポケモンの卵が光ったのだ。

 

 タケシ曰くこれがポケモンが孵化する現象との事、生まれてくる命に皆んなワクワクして見守ると次第に光が強くなって……

 

 

「チョゲップリィィイイ!!!」

 

 卵の様な、まん丸の身体にトゲトゲした頭部を持つ…【はりたまポケモンのトゲピー】が生まれた。

 

「おお、生まれた!よしよし!」

 

「ピッカ!」

 

「チョゲ!」

 

 生命の誕生に感動しつつトレーナーとして俺が抱き抱え、ピカチュウと共に笑みを浮かべるとトゲピーも嬉しそうに鳴く。

 

「可愛いー!!良いなー、私もゲットしたい〜!」

 

「まぁまぁ、サトシが見つけた卵だ。ゲットする権利はサトシにある、次があるさ」

 

 可愛いトゲピーを見て羨ましがるカスミを宥めるタケシ……何だろう、何故かカスミにトゲピーを取られる予感がしたので、トゲピーをモンスターボールに入れてゲットする。

 

 とりあえずカントーでは見ないポケモンなのでオーキド博士に報告しようと近くのポケモンセンターに立ち寄りオーキド博士に連絡を取る。

 

『おお!トゲピーとは珍しいポケモンをゲットした様じゃな!』

 

「まぁ、まだ生まれたばかりだから、研究所に送るのは随分先になると思うよ」

 

『うむ。生まれたポケモンは最初に見たトレーナーを親と認識する研究結果もある。しっかりと責任を持って育てるじゃぞ』

 

「分かってる。後、化石も見つけたんだ」

 

『それは朗報じゃ。リーフも化石も見つけたし、シゲルに至ってはプテラをゲットしたそうじゃないか。確か次の目的地はグレンタウンじゃったな。そこには化石の復元装置がある。化石ポケモンが誕生したら是非、連絡を寄越してくれ』

 

 そうしてオーキド博士との連絡を終える。さてと、化石もあるので早急にグレンタウンに向かおうとしたら、案の定、トゲピーを狙ってロケット団がやって来た。

 

 グレンタウンに急ぎたいので、瞬殺しようとしたら、何とコイツ等、カブトプスにオムスターを繰り出してきやがった。

 

「ハーハハハ!!感謝してるわジャリボーイ、アンタが化石ポケモン達をボコボコにしてくれたお陰で楽に捕まえる事ができたわ!」

 

「多くの化石ポケモンを献上されてボスもご機嫌だったニャ!」

 

 あー、グランパキャニオンの地下で俺が倒した化石ポケモン達か、親分プテラの対処で放置してたが、まさかロケット団にゲットされていたとは…

 

 とりあえずムカついたので、フシギダネの未完成ソーラービームで『やな感じ〜』する事にした。星になるロケット団を「チョゲ!チョゲ!」と面白そうに見るトゲピー。まだ赤ん坊なので、ボールに入る時間が長いと不安で泣いてしまう様なので、暫くは俺のバッグの中に入って旅をする事にした。

 

 

 因みに今の手持ちは、ピカチュウ、ミロカロス、ドサイドン、リザードン、トゲピー、フシギダネである。

 

 ピカチュウとトゲピーは固定でミロカロス、ドサイドン、リザードンは次のグレンジムに出す為であり、フシギダネは心配だからだ。

 

 どうもリザードンとドサイドンが進化してからフシギダネの元気が無いのだ。理由を聞こうにも意地っ張りなフシギダネが素直に言う訳がないので、様子を見る為に手持ちに入れている。

 

 一応、ピカチュウが理由を知っている様なのだが、フシギダネが直接言うまで待ってほしいと相棒から願われたので待つ事にする。

 

 そうしてハナゾノタウンで草タイプのポケモンを祭るイベントに参加していたら、突然巨大な蔓がフシギダネを捕らえて何処かへ連れ去ってしまう。

 

 急に何事かと思ったがそれよりもフシギダネだ、誘拐される訳にはいかない。状況を飲み込めていないタケシとカスミを置いてフシギダネを追いかける。

 

 伝説の超マサラ人の脚力で辿り着いた場所は何とも神秘的な花畑だった。辺りには多くのフシギダネが居てフシギソウに進化している。そんな中で俺のフシギダネは進化を拒み身体を光らせている。

 

 正直、ピカチュウにだけ話している時点で察してはいたが、やはりフシギダネは進化を拒んでいた…故に進化して強くなったリザードンやドサイドンを見て複雑そうにしていたのか…

 

 それを見かねた森の主とも言えるフシギバナが現れてフシギダネに説教をする。大方進化しろと言うのだろう。

 

「ダネ!ダネダネ!」

 

 それでもフシギダネは曲げなかった。ならば、それを受け入れるのがトレーナーである俺の仕事だろう。

 

 隠れていた場所から姿を現し、フシギダネの所へ行く。いきなり人間が出てきたことで、ザワつくフシギソウ達。フシギバナが俺を追い出そうとツルの鞭を放つが片手で跳ね除ける。

 

「随分なご挨拶だな?」

 

「バ、バナ…」

 

「何者か聞いてるのか?俺は通りすがりの…このフシギダネのトレーナーだ。悪いがコイツは返して貰うぜ」

 

「ダネ!ダネダネ!」

 

 目を見開くフシギバナに答えてフシギダネに視線を向ける。フシギダネは来てくれたのかと目を輝かせていた。

 

「お前が攫われたのに動かない訳ないだろ?お前が進化しようがしまいが、お前の意思が決める事だ。そして俺はお前のトレーナー…なら、その意思を尊重して共に成長するのが正しい在り方だろう。なっ、ピカチュウ?」

 

「ピッカ!」

 

「ダネー!」

 

 ピカチュウに同意を求めれば、その通り!と頷いてくれる。フシギダネも感極まって俺に飛び掛かるので受け止める。このまま帰してくれるとありがたいが、どうやらフシギバナにその気はないらしい…

 

 一触即発の状況……それを破ったのはロケット団だった。

 

 空気を読まずに現れ巨大な吸引装置のようなものでフシギソウ達を吸い取り、網の中に入れていく。

 

 当然黙って見ている訳にもいかないので、フシギソウ達を救出することにした。リザードンに頼もうとした時に……フシギダネが自分に任せろと声を上げた。

 

「ダネダネ!」

 

「そうか…そうだな。フシギダネ、君に決めた!」

 

 俺の掛け声に笑みを浮かべて飛び出したフシギダネは背中の蕾にエネルギーを収束させる。

 

「放て!ソーラービーム!!」

 

「フッシャー!!」

 

 これまでは未完成だった“ソーラービーム”。しかし、この瞬間にフシギダネは“ソーラービーム”を完成させた。放たれた“ソーラービーム”がフシギソウ達を捕らえる網を破壊してフシギソウ達を自由にする。

 

 こうなれば、後はピカチュウの“10まんボルト”でロケット団を『やな感じ〜』にして解決だ。フシギバナも今の一件でフシギダネを認めてくれた様で感謝の言葉を言ってくれる。

 

 更に草の究極技の“ハードプラント”を見せてくれた。

 究極技は御三家の最終進化が放つ事ができる奥義で…フシギダネが自分を貫くと言うなら覚えてみせろとフシギバナからの餞別なのだろう。

 

 進化せずに覚えられるかは未知数だが、フシギダネは“ハードプラント”を次の目標に決めた様だ。ならばそれに付き合うのがトレーナーの務めだろう。

 

 

 その後、とある町に辿り着くと、大盛況している預かり屋を発見する。それを見たカスミがコダックを預けてしまった。流石にさよならバイバイする気はないが、コダックのノーテンキな所を何とかしてほしいとの事…

 

しかし、とあるレストランが食べ放題キャンペーンをしており店長の望むポケモンを出すのが条件なのだが、まさかのコダックだった。

 

「肝心な時に居ないんだからー!」

 

「おいおい…」

 

 相変わらず我儘な奴だなーと呆れつつ後を追うと育て屋は閉店しており、これでは無理だと思ったら、何と裏口から入った我儘娘のカスミちゃん。

 

 そりゃ駄目だろうと思ったら、なんと預けられたポケモン達が檻に閉じ込められていたのだ。コダックも檻に閉じ込められており俺が檻をぶっ壊して解放すると、預かり屋のポケモン達を狙ってロケット団も現れるが…

 

 

「何だかんだと聞かれたら」

 

「答えないのが普通だが」

 

「「まあ特別に答えてやろう」」

 

「地球の破壊を防ぐため」

 

「地球の平和を守るため」

 

「愛と誠実な悪を貫く」

 

「キュートでお茶目な敵役」

 

「ヤマト」

 

「コサブロウ」

 

「宇宙を駆けるロケット団の二人には」

 

「ショッキングピンク、桃色の明日が待ってるぜ」

 

「なーんてな」

 

「ラッチューノ!」

 

 

 …………なんか変な奴等も現れた。

 

「……ムサシ達のパチモンか?」

 

「随分な言い方ねボウヤ。私達をそんなマヌケな奴等と同じにしないでほしいわ」

 

 まぁ、確かに同じロケット団の作戦を危うく妨害しかけたコイツ等はマヌケもいい所だな。コジロウはウツボットに飲み込まれて悶絶してるし、目の前の二人の方がよっぽど悪党らしい。

 

「さてと、秘密を知ったからにはタダじゃおけないな!」

 

 二人組のコサブロウという男がそう言うと俺達を捕らえる為に檻が降ってくるが……

 

「ふん!」

 

「「うそー!?」」

 

 伝説の超マサラ人のパワーの前には無駄無駄!檻をへし折って脱出すると化け物でも見る様に絶叫するヤマトとコサブロウ…

 

「うんうん、ジャリボーイはやっぱりキチガイだニャー」

 

「さぁ、ジャリボーイ!あの二人をやっておしまい!」

 

「ん?何言ってんだお前等?」

 

 なんかムサシ達が仲間面をして俺に命令するが……お前達もロケット団で此処のポケモンを盗みに来たのだろう?

 

「「「あ」」」

 

「………ピカチュウ、“10まんボルト”!」

 

「ピッカ、ジュウー!!」

 

「「「やな感じ〜!!」」」

 

「「やな気持ち〜!!」」

 

 星になって消えていく、ロケット団とパチモン達……多分、これってアニメの話であのパチモン達とも今後、会う事になるんだろうな…

 

 

 追記

 

 ポケモン達も無事に返されて、そのお礼でレストランの食べ放題を味わわせて貰うのだが、カスミが馬鹿みたいに食べる様に少し引く。

 

 全く…そんなに食うからペッタンコのくせにリーフよりも体重が重くな……ふぉぉおあ!?

 

「……サトシ、女の子に体重の指摘は心で思ってもバレるんだ」

 

「……ピッカ」

 

「チョッゲ!」

 

 

 

 





・トゲピーが生まれた

 カスミに横取りされる未来が見えたので即座にゲットした。

・ロケット団が化石ポケモンをゲットした

 前回でサトシが地下でボコボコにした化石ポケモン軍団は、岩盤から復活したロケット団が掠め取った。ムサシはオムスター、コジロウはカブトプスをゲットして残りはサカキに献上した。貴重な化石ポケモンを複数、送ったので評価が上がっている。

・フシギダネがハードプラントを覚えようとする。

 大体はアニメ通りだったが、フシギバナからハードプラントを見せてもらい、練習してる。

・ロケット団のパチモン

 アニメでは、用無しみたいな扱いだったが、このSSでは評価を維持しているムサシ達に対抗している。

【ゲットしたポケモン】

・ピカチュウ

・バタフリー(離脱)

・ミロカロス(色違い)

・ドサイドン

・フシギダネ

・ リザードン

・ゼニガメ

・クラブ

・ゲンガー

・オコリザル

・親分ベトベトン

・ジバコイル

・ケンタロス

・ストライク

・ポケモンの卵 → トゲピー

・あごの化石
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