僕が剣聖として生きるのは間違っているだろうか   作:ダウナーすこすこてぃっしゅふぉーるど

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思いの外長くなりそうだったから、一度区切りとして投下。


残り八日

「――ここまで、かな」

「……また、負けた」

 カシャン。

 銀剣が吹き飛び、訓練場の石畳へと叩きつけられる音が、早朝の静謐な空気を打ち破る。

 体勢を崩し、その場にへたり込んだアイズへと手を差し伸べる。

「ほら」

 掴まれた手を引いて立ち上がらせると、彼女は頬をぷくーっと膨らませて、露骨に不満そうな顔をした。

 

 ふぁー。

 なんでこんな手、柔らかいん??

 いつも剣握ってるのに、タコ一個もないとか不思議すぎるやろ。

 ……って、僕もそうなんだけどもね!

 毎日剣振ってんのに、掌つるつるってどういうこと??

 恩恵、仕事しすぎだろ。

 

 頬を膨らませたまま立ち上がるアイズを見て、思わず苦笑する。

 

 はー、可愛い。

 ほんまに可愛い。

 美幼女は癒しやね。

 なによりえっちじゃないから(ここ重要)

 健全に愛でられるのが最高や。

 Yesロリータ、Noタッチ? 知るかぁ!!

 これが尊いってやつ、ちっさい子はええね。心癒されるから。

 ――――それに比べて、うちのリオンとか……。

 エルフならエルフらしい服装しろや! マジで!!

 なんであんな際どい格好で平然としてるんじゃい!!

 いや、もっとすごい格好とかもいいよ!? って話でもあるけどね!?

 

「ちゃんと、強くなってるよ」

「………でも、一本も取ったことない」

「Lv差もあるし、そこは仕方ないと思うよ」

 吹き飛ばした銀剣の方へ歩いて行って、拾い上げる。

 柄を向けて手渡すと、アイズは渋々といった様子で受け取った。

 

 めっちゃ不満そうやんけ……。

 いやでも、ほんまに強くなりすぎでは?

 Lv.3になるの、くっそ早いし。

 人のこと言えんけど、成長速度おかしいで。

 

「もう一回」 

「今日はここまで。今日はフィンに用事あるからね」

「……じゃあ、その後」

「巡回があるから、また今度かな」

「むぅ」

 

 はぁぁぁ?

 なにこの反応。

 ロキと同じ匂いするのは正直癪やけども!! それ差し引いても……くっっそ可愛いんやが!?

 むくれたアイズの頬を、指先でつつく。

 ぷしゅぅ、と音がしそうな勢いで力が抜けた。

 

「ははっ」

 

 そしたら今度は、抗議するみたいに背中をぽかぽか叩いてくる。

 

 ……背中も、心も、ぽかぽかする。

 こういう時、どんな顔すればいいかわかんない……。

 

「――仲良さそうで、なによりだよ。ラインハルト」

 

 ――ひぇっ!?

 保護者(フィン)やんけ!!

 どっから見てたんやテメェ!!

 いい度胸しとるな!! 人のこと驚かしやがって!!

 

 アイズたんを、うちのファミリアに下さい!!

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

「――――『撃鉄装置』、か」

 【黄昏の館】。

 その幹部達の居所となっている執務室の中央で、団長である小人族(パルゥム)フィン・ディムナは呟いた。

 ラウルが持ってきたガネーシャ・ファミリアの定期報告書を片手に眺める。

「また訳の分からぬものを……魔道具(マジックアイテム)の材料にもなり得んだろうに」

悪人共の違法市(ダーク・マーケット)の方は? エルフとしての個人的な感情を抜きにしても、『大聖樹の枝』が取引されてる事は気になる」

 蓄えた髭を扱きながらしかめっ面を浮かべるドワーフ、ガレス・ランドロック。

 美しい翡翠の髪を持ち、同色の瞳を細めて問題提起をするハイエルフ――リヴェリア・リヨス・アールヴ。

 夜の湖面を彷彿とさせる碧眼を微かに細めながら、フィンは報告書にある内容を発した。

「それと紐づいて、ではないけど……都市外にも『きな臭い動き』がある。恐らくは闇派閥(イヴィルス)に協力する組織の仕業だ」

 もう一つの不穏な行動。

 先ほど来たラインハルトと、ガネーシャ・ファミリアからの定期報告で分かった情報である。

「どうする? 全てに手を回す事はできないぞ」

「わかってる。だから都市外の調査は【ヘルメス・ファミリア】に任せる。僕たちは――」

 そこまで言って、一考する。

 考えた方針を口に出そうとして、

「――――話し合い中にすまんなぁ。ダンジョンでまた『冒険者狩り』が現れよったらしいで」

 赤髪糸目の女神――ロキが一報とともに執務室へと入ってきた。

「またか?」

 途切れることの無い闇派閥(イヴィルス)の出現情報。

「地上でも地下(ダンジョン)でも悉く。全く見境のない連中よ、これも嫌がらせとやらの一環か?」

 辟易するとばかりにガレスが顔を顰める。 

 そんなガレスを横目に、壁に立てかけていた長杖を手に取ったリヴェリアがフィンへと尋ねる。

「フィン、向かうか?」

 リヴェリアの様子に、ガレスも手に嵌めたグローブの具合を確かめていたがロキ・ファミリアの団長はあっさりと止めた。

「いや、そちらは大丈夫だ。――もう来る頃だと思ってたからね(・・・・・・・・・・・・・・)。事前に、伝えてある(・・・・・)

 それと、さっき彼にもね。

 そう付け足して、フィンをその地位へと押しやるに至った先見の識を(うかが)わせた。

「彼って、ラインハルト来とったんか?」

「あぁ、いつものアイズへの手合わせでね」

「なんや、うちにも会いに来てくれたらよかったのに〜」

 そう言ってぶぅ垂れるロキ。

「ロキがいつも出逢い頭に、勧誘するからだろう」

「アストレアん所に置いとくには勿体無いやんかあんな強くてええ子! そ・れ・に!」

 溜めに溜めて、

「アイズたんも喜ぶやろしなぁ。――――げへ、げへへ。ラインハルトがうちに改宗(コンバーション)してくれたら、アイズたんもうちに歓喜の余り抱きついてくれるで〜!!」

「はぁ……。あいつが改宗(コンバーション)するより先に、アイズが出ていきそうだな」

 先ほどの緊迫感も薄れたようで、執務室に微かにゆったりとしたいつもの空気が流れる。

(……そっちは頼んだよ、【剣聖】)

 一人疼く親指(・・・・)を押さえて、フィンは内心で独言(ごち)た。

  

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 それは、あまりにも急転直下の一撃だった。

 いつものように、ダンジョンで冒険者活動をしている最中――それは起こった。

「ぁえ? お、あ。ぁああああ――――っ!!」

 急襲。

 突如として冒険者たちを襲ったのは、歪な白装束に身を包んだ闇派閥(イヴィルス)の眷属だった。

 姿を現すと同時に、手にした刃を近くにいた冒険者の喉元へと突き立て――殺害。

 噴き出した鮮やかな血の花。

 それに見惚れるように、酔いしれるように、男は顔を赤く染めながら次々と苛烈な剣戟を閃かせた。

「い、闇派閥(イヴィルス)だぁぁああ!?」

「『冒険者狩り』!? くそっ……おちおち迷宮探索もさせてくんねえのかよ!」

 噴き上がる鮮血が、瞬く間にダンジョンの床を血溜まりへと変えていく。

「に、逃げろおおおお!!」

 ――――ダンジョン十八階層。

 モンスターが出現しない安全階層(セーフティポイント)として知られ、『迷宮の楽園(アンダーリゾート)』と呼ばれる大自然と巨大水晶の領域。

 冒険者たちの憩いの場であったその層域は、一瞬にして地獄と化した。

「おやおや、逃げるのですか? 亡骸(なかま)を置いて?」

 疑問を投げかける声。

 この絶望を作り出した張本人が、いっそ神官服めいた黒色の戦闘礼装(バトルクロス)を翻しながら歩み出る。

 くすんだ血の色をした髪をかき上げ、双眸を愉悦に輝かせて。

「本当に? それで、よろしいので?」

 左右から、闇派閥(イヴィルス)の眷属たちが次々と冒険者へ殺到する。

 その只中で、男はまるで詩を詠むかのように、あるいは悲嘆に暮れるかのような声音で問いかけながら、片手間に近くの冒険者を斬り捨てた。

「そこは、戦うべきでしょう!? 『英雄』とまではいかぬとも、せめて『冒険者』として恥じぬように!」

 握る短剣は、どこにでもあるただのナイフ。

 その人を斬りすぎたが(・・・・・・・・・・)ゆえに変色していることを除けば(・・・・・・・・・・・・・・・)

 その短剣を振り翳し、男は血の海を歩く。

「……かひゅ、ぅ。……だず、げっ――」

 べギィッ!

 憐れむように死体の傍らを通り過ぎ、まだ息のある冒険者の首を踏み抜いた(・・・・・)

 うっかりとではなく(・・・・・・・・・)しっかりと(・・・・・)踏み折る。

 歪んだ顔。

 嗤う。

 それは、加虐の笑みだった。

 男を形容するなら、『残虐』、あるいは『異端』。

 そしてこの場においては、誰よりも『強者』であり、『狂者』。

 嘆き悲しむような言葉とは裏腹に、その行いは命を踏みにじる――『悪』そのもの。

 その男の名を――――ヴィトー。

「せめても、それが出来ぬというのなら! 失望する私を、どうか血の宴で楽しませてもらいたいっ!!」

 歌劇の男優のように振る舞い、赤く濡れた靴で地を蹴る。

 視線の先には、逃げ遅れた冒険者。

 圧倒的なステイタス差で、彼我の距離が一瞬で詰まった。

「うわあああああ!?」

 血と死の香りを纏う悪魔を前に、冒険者が絶望の叫びを上げた――その刹那。

「させるか、阿呆」

 ――――一閃。

 鞘走った刀が、ヴィトーの血濡れた短剣を弾き飛ばした。

「まーた当たったぜ、フィンの読み! どうなってんだアイツの頭!」

 弾かれた短剣が宙を舞うのと同時、興奮気味の声が響く。

 手にした飛去来刃(ブーメラン)を躊躇なく投げ放ち、闇の眷属の一人を切り裂いてから、

「――マジで結婚してやってもいいぜ、一族の勇者様ぁ!」

 歓呼する。

「超絶無理に決まっています。ゲスな笑みを浮かべる狡い小人族(パルゥム)などと。あと、五月蝿(うるさ)いので黙ってください」

 艶やかな戦様着物(バトルクロス)を翻し、冷淡に言い放つ。

 輝夜は飛び退きながら、睥睨するヴィトーへと視線を鋭く走らせ、牽制の刃を突き立てた。

「ここは私たちに任せて、早く逃げて!」

 ライラ、輝夜に続いて急行したアリーゼが叫ぶ。

 その声に弾かれるように、

「すまねえ!」

 冒険者たちは短い謝罪を残し、十八階層の西方へと駆け出していった。

「――――はて。貴方がたはぁ……?」

 血に濡れた左手を顎に添え、ヴィトーが首を傾げる。

「非道の行いを見過ごすわけがない、正義の味方よ!」

 燃えるような赤髪を揺らし、背に刻まれた正義の紋章が熱を帯びる。

 アリーゼは堂々と『正義』の名を掲げた。

「正義……? ……あぁ」

 呟き、納得したように頷くと、ヴィトーは嗤った。

 柔和でありながら、底知れぬ侮蔑を孕んだ笑みで。

「【アストレア・ファミリア】の。――なるほど、なるほど。実に小賢しく、叶いもしない信条を掲げる愚人の方々でしたか」

「安心しろ。我々が愚物なら、貴様らは屑だ」

 反吐が出るとばかりに、輝夜が吐き捨てる。

「唾を吐きかけてやった後、この愚かな足で踏み潰してやる」

「く、ふふ……『正義の味方』だというのに、随分と口が悪い」

 肩を震わせ、ヴィトーは笑う。

「聞いていたよりも、ずっと面白い方々のようだ」

 狐のように細められた双眸。

 上辺だけの笑み。

 短剣一振りと、神官を思わせる出立――。

(……笑えない冗談だ)

 輝夜は内心で吐き捨てた。

 こんな男が神官など、教会で懺悔しようものなら、返るのは嘲笑と血の雨だけだろうに。

「どうして『冒険者狩り』なんてするの?」

 アリーゼが問う。

 横たわる亡骸を一瞥し、目を逸らしながら。

「お金や、魔石が目的?」

「『何故』と問われても困りますねぇ」

 本気で不思議そうに、ヴィトーは首を傾げた。

「逆に伺いますが、貴方がたは『美しいもの』を見るのに、理由が必要ですか?」

「……あぁ?」

 

 怪訝な声を漏らすライラを他所に、ヴィトーは大仰に空を仰ぐ。

 

「澄み渡る青空を仰ぎたい」

 

 次いで、地面を指し示す。

 

「色とりどりの花を愛でたい」

 

 そして、面を上げる。

 

「私の欲望は、それと同じ。この不完全な世界で、最も鮮やかな(いろ)を見たいだけ」

 

 その表情に、全員の背筋が凍った。

 余りにも恍惚とした、不気味な笑み。

「……破綻者だな」

 嫌悪を押し出すように、輝夜が吐き捨てる。

「『破綻者』……嗚呼、なんと心を打つ響き」

 ヴィトーは身を震わせ、狂笑する。

「それはきっと、永劫私に付き纏う愛しき称号なのでしょう!」

 血よりも赤く、血よりも暗い虹彩が爛々と輝く。

「――――決めたわ」

 アリーゼは鷹揚に頷いた。

「貴方みたいな人は、一生牢獄にいた方がいい。私が、そう決めた」

 【クリムゾン・オーダー】の切先が向けられる。

「それは御免です」

 短剣を逆手に構え、ヴィトーは笑う。

「なら――」

 三人は同時に体を沈めた。

 弓を引き絞るように力を溜め、

「――力尽くで!!」

 解き放つ。

 矢の如く飛び出す三人。

 その様子を見ながら、ヴィトーは口角を裂くように歪めた。

「はははははははははははははは――――っ!!」

 狂笑。

 哄笑。

 ただ笑いながら、双方は激突した。

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 刃と刃の応酬。

 火花が散り、周囲が明滅する。

 銀閃が幾重にも重なり、激しく弾けた。

 衝突音が連なり、赤い血飛沫が宙を舞う。

 輝夜の刀が我先にと走れば、追従するように飛去来刃(ブーメラン)が描く軌道を重ね、ヴィトーの体を掠めた。

 さらに後押しするように、アリーゼの剣が突き入れられる――が、その刹那、逆手に握られた短剣が鋭く跳ね上がり、剣身を弾く。

(強い……いや、上手い(・・・)

 三者三様、ほぼ同時に同じ感想が浮かぶ。

 ヴィトーはまるで夜会の舞踏でも踊るかのように、目まぐるしく立ち位置を変えながら、獣めいた挙動で繰り出される短剣を自在に操っていた。

 闇派閥(イヴィルス)ならでは、と言うべきか。

 対人戦闘に異様なまでに慣れている。

 自身が傷を負うことすら厭わず、致命傷さえ避ければ問題ない――そう言わんばかりに、驚異的な動体視力で輝夜の刀を防ぎ、ライラの投具を避け、アリーゼの剣戟を弾き続ける。

(でも、この程度……!)

 ――ギアを入れ替える。

 アリーゼの剣閃が、明確に加速した。

「……やりますね」

 轟っ、と風を貫く音を伴い、突き立てられた一撃。

 先ほどまでとは明らかに異なる剣速に、ヴィトーは目を見開きながらも即応し、辛うじて弾く。

 ここにきて、ヴィトーの顔色がわずかに変わった。

「――ヴィトー様!」

 その瞬間、配下の兵士たちが戦場へと雪崩れ込んでくる。

「っ、輝夜! ライラ、周囲をお願い!」

 視界の端でそれを捉えたアリーゼの判断は早かった。

「……っち。邪魔くせえな! 死ぬなよ、アリーゼ!」

「私達に露払いを任せるのだから、情けない姿は見せるなよ」

 その場を飛ぶように離れ、周囲の眷属たちへと斬り込んでいく二人を尻目に、アリーゼは小さく笑う。

「おや? いいのですか。貴女一人で、私を倒せるとでも?」

「あら、優しいのね。でも心配しないで」

 剣を構え直し、微笑む。

「貴方程度――私一人で、お釣りがくるわ」

 さらに――加速する。

 ヴィトーは、連携から個への切り替え。押し切れていなかったのだから、単騎になれば余裕だろうと踏んでいた。

 

 しかし、それは――間違いだった(・・・・・・)

 

 アリーゼは、ファミリアに入団してからずっと、戦い続けてきた(・・・・・・・)

 自分よりも格上で、尊敬できる存在――目の前のヴィトーなど比較にならない相手と。

「っと……危ないですね」

 瑞々しい細脚で地を蹴るたび、戦闘服(バトルクロス)が翻る。

 【剣聖】との幾百、幾千にも及ぶ手合わせが磨き上げた戦闘技術。

 連携よりも、個として向き合った時間の方が長い。

 だからこそ発揮される、本領。

 視界がぶれるほどの速度。

 しなりを加えた右腕、その延長線上でクリムゾン・オーダーが唸りを上げる。

(この程度……ラインハルトお兄様には届かない……けどっ!)

 拮抗――そして、押し弾く。

 勢いのまま迫る切先を、ヴィトーは辛うじてかわし、大きく後退した。

「いやはや……お強い。思った以上の腕前です」

 息を整えながら、感嘆を隠さず言葉を紡ぐ。

「これが【アストレア・ファミリア】ですか」

 そこまで戦って、ヴィトーの内心に浮かんだのは――賞賛だった。

 今まで戦場で(まみ)えなかった戦乙女たちへ、素直な感情を吐露する。

「そういう貴方も強いわ。でも不思議ね」

 アリーゼは警戒を解かず、静かに告げる。

「貴方みたいな人、情報も二つ名も聞いたことがない」

 事実だった。

 その力量は明らかに下っ端ではない。どう見ても幹部級。

「悲しいことに、私は覚えにくい顔をしているようでして」

 大袈裟に肩を竦める。

「特徴がないのか、仲間内では『顔無し』などと呼ばれております」

 そう言われ、確かに、とアリーゼは思う。

 くすんだ血のような濃赤色の髪を除けば、印象に残らない風貌。

 なるほど、『顔無し』とは言い得て妙だった。

「それと……そうですね」

 ニタァ、と男が突然嗤う。

「関わらせていただいた方は、ほぼ始末してきましたので」

 酷薄な笑み。

 その時の感触を思い出したかのように、恍惚と歪む表情。

 濃い血の匂いが、吐き気とともに蘇る。

 嫌悪とともに、アリーゼは警戒心を一段階、引き上げた。




一方その頃
剣聖()「みんな帰ったでー! フィンがダンジョン向かってって――なんでおらへんのや」
アストレア「あら、アリーゼ達ならダンジョンに向かったわよ」
剣聖()「ファっ!? 急がなやばいやんけー! アストレア様ありがとナス! 今日もえちえち新妻スタイルで待っててくれーい!!」


オリジナルの展開すっごい色々と浮かんできてたけど、どれもこれも考えてたら原作キャラ生存√に走りたくもなってきて困る。
プロットががが

幕間が描く話(各副題は活動報告にあり)

  • 豊穣祭
  • 剣聖の受難
  • アストレア・ファミリア 剣術指南
  • ロキ・ファミリア × 剣聖
  • その他リクエスト(活動報告まで)
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