盲目覇王による古代インド統一   作:アマエ

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番外「一分でわかる古代インド:王妃ガーンダーリーとシャクニ」

 

 

盲目覇王ドリタラーシュトラはただ一人の妻を生涯愛した。これは古代インドの王族としては非常に珍しいことだ。クシャトリヤの男性は四人まで妻を持つことを許されており、例えばアルジュナは四人の妻との間にそれぞれ子を設けたが、マハーバーラタでは一貫して清廉な貴公子として描写されている。複数の妻を持つことが当然の社会では、ドリタラーシュトラの方が奇特な男であったのだ。

 

古代インドの覇者が唯一愛した女ガーンダーリー。彼女はガンダーラ王スバラの長女として生まれ、シヴァ神から百人の息子に恵まれるという予言を受けた。百人の子を養える夫は自ずと大国の王に限られ、彼女はいずれ大国の王妃になる前提で育てられたという。

 

年頃になったガーンダーリーは、その高い教養と完璧な淑女ぶり、さらには肉感的な魅力溢れる美貌でクル王国の若き王ドリタラーシュトラの花嫁に選ばれた。スバラは娘の夫が盲目であることに初め難色を示したが、ドリタラーシュトラが第三の目を開眼していることを知るなり手のひらを返したとされている。第三の目はシヴァ神やスーリヤ神が持つ神秘の千里眼である。人の身でそれを開眼するに至った男は、それだけで他国から畏怖の目で見られたのだ。

 

ガンダーラが国を上げて自慢の王女を送り出そうとする中、一人だけ不満を隠さない者がいた。ガーンダーリーの末の弟シャクニである。姉に似た美しい顔立ちと正反対の悪どさをもつこの少年は、現代風にいうと重度のシスコンであった。彼は大好きな姉が他国に嫁ぐことに猛烈に反対していたのである。

 

「アダルマの男なんぞに姉上はもったいない! 駄目です、父上、絶対に駄目です!」

 

「ドリタラーシュトラ王は神秘の力に目覚めた御仁であるぞ! 口を慎め、シャクニ!」

 

ガルルと獣のように唸る美少年と玉座から声をあげて叱る父王。スバラは非常に子沢山な王であったが、お気に入りの妻そっくりなガーンダーリーとシャクニを特に溺愛していた。その父が散々甘やかしてきた末子に厳しくする理由は、玉座の間で跪くことなく佇む客人の存在だ。シャクニが駆け込んできてからずっと沈黙を保っていた男、花嫁一行の案内役兼護衛としてやってきたクル王家代表ビーシュマは、凍れる視線を無礼な少年に向けていた。

 

「スバラ王、この小僧はガンダーラ王家の縁者でしょうか」

 

「それは……」

 

当代最強とされる戦士の問いに、スバラは言葉に詰まった。ビーシュマは素晴らしい人格者として知られるが、聖仙パラシュラーマに師事した無双の戦士でもある。さらには最近まで国王不在であったクル王国を国として存続させてきたクル王族の長老の一人であった。そんな彼の前で新たな王をアダルマと呼んだ息子を庇うべきか。スバラは髪が白く変わってしまうほど激しく悩んだ。

 

「失礼いたします! 陛下、クル王国より早馬の使いが参りました!」

 

駆け足でやってきた衛兵が玉座の間の異様な空気に立ちすくむ。その脇を追い越して身なりが良い白肌の美青年がビーシュマに歩み寄った。

 

「伯父上、国王陛下より火急の伝言がございます」

 

「パーンドゥ! お前が来るとは、何があった?」

 

早馬でやってきたのはドリタラーシュトラの弟パーンドゥであった。優れた戦士であるとはいえ王弟を一人で寄越すほど重要な伝言。これにはビーシュマも顔色を変え、炸裂寸前だった殺意さえ忘れてしまった。

 

「スバラ王にも共有せよとのことですので、この場で申し上げます」

 

貴公子然としたパーンドゥがガンダーラ国王に一礼し、口を開く。

 

「『我が婚約者の弟が何を言っても不問とせよ。未来の義弟が生意気な口を聞いたところで、俺は何とも思わん。度を越すようなら、俺直々に尻を蹴飛ばしてやろう』」

 

それはあまりにも気楽な家族へのメッセージであった。この状況でなければ、スバラもビーシュマも苦笑いしただろう。しかし、今まさに息子の命と国の安寧を天秤にかけていたスバラは、玉座の上で頽れるように震える息を吐き出した。

 

まだ見ぬ義兄の温情で己の命が繋がったことに気づかぬシャクニ。彼はこの数週間後、姉の結婚式で初めて会う義兄に尻を蹴られ、空高く舞うことになるのだ。(なお、この蹴りは戯れであったため、シャクニは盲目覇王に攻撃されて生き残った人数に数えられていない)

 

のちに同盟国(という名の属国)ガンダーラの王冠を与えられる骰子の悪魔シャクニ。彼の物語は、このようなコミカルな一幕から始まったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

とある転生者のモノローグ

 

 

甥がギャンブル中毒になってしまったと弟が泣きついてきた。

 

パーンドゥのもともと青ざめた肌色がさらに血の気を失って真っ白になっている。彼の両隣に離れて座っている奥さん達も顔色が悪い。ガーンダーリーと一緒に彼らの正面に座る俺は、側から見たらいつも通りだろうが、内心は某絵画のように顔に両手を当ててヒーンと情けない声をあげていた。

 

ユディシュティラはギャンブル依存の星の元に生まれたのか!? あの胸糞悪い未来ならいざ知らず、今の人生で賭博する必要まったくないじゃん! 何か俺が知らないストレス要因でもあるのか? ドラウパディーか? 家庭内不和なのか!?

 

「それで、ユディシュティラは一体何を賭けて失ったのだ。お前達がそのように窶れるとは、よほどのことであろう」

 

「兄上、申し訳ございません。愚息は、私財の全てを賭けてしまったのです」

 

「……全てとは?」

 

「ユディシュティラ個人が所有する全て、己と妻デヴィーカと子らを含めた、全てです。ドラウパディーは今年ナクラの妻ですので含まれませんでした」

 

なんてこった。そこは自分で止めておけよ!! 奥さん子供を巻き込むな!! 心のムンクが号泣し始めるが、俺は顔面をしっかりコントロールして唇を引き結んだ。何を言ってやったらいいかわかんないんだよ!

 

「賭博の相手はシャクニですか?」

 

黙ってしまった俺の代わりに奥さんが聞いてくれた。アカシック何ちゃらに聞くのが怖くて目を背けていたことだ。そこまで一緒だったら、もうユディシュティラは呪われているとしか思えないぞ。

 

「はい、義姉上。先日シャクニ殿が魔物討伐の協力の礼にとインドラプラスタに来まして、その夜の宴で余興として骰子賭博を提案したのです」

 

あああああ勘弁してくれ、ここにきてその展開は俺に効く!

 

「人様に迷惑をかける遊びをするなとあれだけ言ったのに、忘れてしまったようですわね」

 

ガーンダーリーの薄紅紫の瞳が目隠しの後ろでギラリと光る。パーンドゥは弱りきった顔を俺の奥さんに向けた。

 

「義姉上からシャクニ殿に取りなしていただけませんか? 愚息だけであれば、こんなことはお願いしません。しかしアレをよく支えてくれる義理の娘と幼い孫達が奴隷に落とされるのは耐えられない。どうか、お願いいたします」

 

ここで妻に任せっぱなしじゃ男が廃るぞ。頑張れ俺、古代インド統一より簡単……なのかなあ。

 

「それは不要だ。ユディシュティラの家族は俺が買い上げる」

 

「旦那様、それはどういうことでしょう」

 

「兄上、何か妙案が?」

 

心で号泣してる間にちゃんとアカシック何ちゃらでシミュレートしてたんだぞ。阿呆な甥をどうやって懲らしめるか、調子に乗った顔だけ可愛い義弟をどこまで痛めつけて良いのか、不安でいっぱいだろう親戚の子たちをハスティナープラで笑顔にさせる小ワザまで! アカシック何ちゃらに死角はない。あとは俺が上手く実践するだけだ。

 

「シャクニに引き渡すのも野に彷徨わせるのも論外。であればこの王宮で匿い、ユディシュティラには遠くに売られてしまったと伝え反省させればよい。嘘ではないからな」

 

「まあ、旦那様、怒ってしまわれたのですね。どれぐらい懲らしめたら許して差し上げるの?」

 

そうだよ、ガーンダーリー。俺があんなに必死に戦争しまくってクソッタレな未来を回避したのに、あの顛末に少しでも寄ろうとしてる甥が許せない。ああ、許せるものかよ!

 

「俺の足に泣いて縋り、妻子を見つけてくださいと乞うまでだ」

 

「あ、兄上……申し訳ございません、あのように愚かに育ててしまった私の責任です。わ、私は」

 

「よいのだ、パーンドゥ。うぬが愛情深く息子らを育てたことは知っておる。クンティー殿も、これはうぬらの責ではない」

 

奥さん子供が自分のせいで奴隷になって、行方が知れなくなって、それでも変わらないようなら。今度は俺がシャクニに命じてユディシュティラの命を賭けさせる。堕ちていくなら一人で墜落死しろ。貴様の賭博狂いに他の誰も巻き込むな!

 

少し怒りのオーラが出てしまってパーンドゥ達が固まってる。奥さんは無事か!? よかった、さすがは俺のガーンダーリーだ。肝が据わってる。

 

「ガーンダーリー、シャクニの気を引いておけ。その間に事を運ぶ」

 

「ええ、承知いたしました。久しぶりに弟の顔を見てきますね」

 

「精鋭部隊を護衛につける。御者にカルナを呼ぶ」

 

「旦那様、カルナは新婚でしてよ? ガンダーラ周辺は治安維持部隊の手が入ったばかり。普通の御者で十分ですわ」

 

「ぬ……」

 

滅多に一人で出かけない俺の奥さんを送り出すのに、俺が全面的に信用しているカルナをつけられないだと……? 精鋭部隊の連中は全員でかかればビーマを三日足止めできるぐらいには強いが、うーん。俺が唸っていると、柔らかい手が俺の手に触れた。ずるいぞ、ガーンダーリー。そうやって指を絡めたらなんでも言うこと聞くと思ってるだろ。そのとおりだよ!

 

「今日前触れを出して、明日出発しますね」

 

「うむ。パーンドゥ、ナクラに奴隷商と繋ぎを取らせよ。秘密裏にデヴィーカらを手に入れるのだ」

 

「はっ、すぐに取り掛からせます!」

 

「行け、ことは急を要する」

 

「兄上、義姉上、ご温情に心より感謝いたします。帰るぞ、お前達」

 

クンティーさんが何か言いたげにしてたけど、パーンドゥが立ち上がったので渋々と一緒に退室していった。千里眼で少し追ってみると、マードリーさんが慰めるのが見えた。あれなら大丈夫かな。クンティーさんはエゴが強くて自分が産んだ息子達こそが正義!みたいなところがあるから、今回もユディシュティラが悪いとは思ってないだろう。代わりにシャクニをめちゃめちゃ恨んでいるはずだ。

 

親族間のいざこざは俺のトラウマなんだぞ、クソがっ!!

 

ガーンダーリーが実家に行ってる間にシャクニの野郎をどうするか考えないといけない。あんな奴でも顔だけは奥さんと子供達にそっくりだし、長い付き合いで少しは情を感じてる。クソッタレな未来と違ってあいつはクル王家を憎んでないし、ガンダーラをそれなりに上手く統治してるんだ。俺の最愛の可愛い弟を殺したり、骰子で悪さする指を切り落としたりはしないさ。

 

これぐらいのオイタなら、まだ、な?

 

 

 

 

 

 

 

 

とあるカルデアにて

 

 

風神の子ビーマは裏表がない豪放磊落な人物だが、ある一つのことに関しては酷い拒絶反応を見せる。それは彼の弟アルジュナも同じであった。

 

「賭け事はやめとけ。絶対碌なことにならん」

 

「兄ちゃんが言うとおりです。マスター、どうしてもと言うなら幸運値が高い者を代打に立てるべきです。私以外で、ですが」

 

「二人ともどうしちゃったの!?」

 

あるイベントで訪れた西部絢爛賭場ラスベガス。その名のとおり全てが賭け事になるこの街に降り立った途端、藤丸の同行サーヴァントであるパーンダヴァの二人はマスターに詰め寄った。彼らがあまりにも必死なので、藤丸は事態の調査より先に彼らの話を聞くことにした。そしてーー

 

「そ、それは酷い。お兄さんはその後、家族と再会できたの?」

 

「売り飛ばされたと思ってた家族を伯父上がハスティナープラで匿ってくれてたんだ。兄ちゃんが伯父上に泣きつくまでの半年が罰だったんだとよ」

 

「あの半年間のユディシュティラ兄ちゃんは哀れで見ていられませんでした」

 

項垂れるアルジュナにビーマが大きく頷いている。彼らの兄、パーンダヴァの長兄ユディシュティラはギャンブルにのめり込むタイプで、悪い親族の誘いに乗って何から何まで賭けてしまったのだという。最終的に自身だけでなく家族まで奴隷にしてしまい、助けに動いた末弟サハデーヴァに自分だけが買い取られた。彼の妻子は別に売られてしまっており、半年の間、行方知れずだったのだ。

 

「すごく厳しい罰だね」

 

「いいえ、あれは伯父上の優しさでした。兄の家族を保護したうえで、必要な教訓を与えてくださった。伯父上がああしてくださらなかったら、私たちはいずれ兄を失っていたでしょう」

 

「俺もそう思う。兄ちゃんは骨と皮になるまで憔悴して、家族を探して国中彷徨って、死にたくなるぐれえ苦しんだ。あれで良かったんだ。そうじゃなきゃ同じことを繰り返してた」

 

「じゃあ、賭博はしなくなったの?」

 

「骰子を見ると倒れるようになった。傑作だよな!」

 

「ビーマ、だいぶお兄さんに怒ってたんだね」

 

「兄弟全員怒っていましたよ。一番は父上でしたが」

 

思わぬパーンダヴァの事情を聞いてしまった藤丸は、そういえばと首をかしげた。

 

「お兄さんを賭け事に誘ったシャクニさんはどうなったの?」

 

聞いた途端、アルジュナが視線を逸らし、ビーマが目元を覆って黙り込む。大英雄達のそのリアクションでもう知るのが怖くなったが、最優のサーヴァントを自負する弓兵が律儀に教えてくれた。

 

「次の年に伯父上と骰子勝負をして身ぐるみ剥がれ、部下共々裸で自国に戻る羽目になり、その道中で野党に襲われました」

 

「えっ!?」

 

「あー、あの野郎もいっぱしの戦士だったから素っ裸の素手で立ち回って返り討ちにしたぜ。ただなあ、その一部始終を通りすがりの絵が上手いバラモンに目撃されちまって」

 

「容姿だけが取り柄の美男でしたから、その方の創作意欲を刺激したのでしょう。戦いの様子をある神殿の壁一面に描かれ、それがインド全土に知られることになった。マスターもご存知ではないですか? 現存する有名な壁画です」

 

アルジュナはまるで自分が恥ずかしい目に遭ったように視線を合わせない。藤丸は与えられたヒントから記憶を探り、割とすぐに高校の美術のクラスで見たある絵を思い浮かべた。

 

『骰子の悪魔シャクニ』

 

それはインドのある神殿に残る大きな壁画だ。三千年も前に描かれたというのに様々な要素が重なり合ったことで現代まで保たれてきた世界遺産。細部まで描かれた素っ裸の男達が敵と戦うショッキングな光景が巨大な壁一面に描かれており、特に中心の細身で美しい男性は局部がクローズアップされている。彼は細かい特徴がマハーバーラタに語られる盲目覇王の妻ガーンダーリーの弟シャクニに通じることから、早々に特定され、恥ずかしい逸話と姿が名前付きで後世まで知れ渡ることになったのだ。

 

「うわあ」

 

「流石にシャクニの野郎も堪えたようでな、すっかり大人しくなった」

 

「伯母上が直々に壁画を見にいかれて感想を述べられたのがトドメでしたね」

 

藤丸はもうやめたげてよう、と会ったこともないシャクニに合掌した。とても悪い人だったのだろうが、大好きなお姉さんにそんな絵を見られてコメントされるのは可哀想が過ぎる。

 

その後、ラスベガスへの拒絶反応が酷すぎたパーンダヴァ兄弟は早々にカルデアに送還され、藤丸は現地で出会った水着英霊こと葛飾北斎と行動を共にしたのだった。

 




後書き

原作マハーバーラタで悪い方向で活躍したわし様の叔父シャクニのお話です。
主人公が第三の目を開眼しているのはクル王家の自慢。大々的に各国に知らせています。
ガンダーラは奥さんの実家なので自然に属国化して大事にされました。
末子のシャクニを王位につけたのは、姉上ラブなのである意味信用できるから。
お兄さん達はおとなしく国の要職につきました。

ユディシュティラとシャクニのまさかの裏切り()に覇王は内心ムンクの叫びになりました。
シャクニに骰子勝負で勝てたのはアカシックレコード頼りのイカサマによるもの。
引き分け続けて何百回と連続勝負するうちにシャクニが疲れてミスって負けたというオチ。
引き分けるごとに賭けの対象を広げたので、勝負がついた頃には負けた方が身ぐるみ剥がされる羽目に。
その後の展開ももちろん念入りにシミュレートした結果です。覇王はとても頑張りました。

コメント等リアクション大変嬉しいです!ありがとうございます!

【2026.2.28まで】 本シリーズについて、今後の更新の需要確認にご協力願います。ここにないネタの希望はメッセージ(コメント欄は不可)でアンケート〆まで受け付けます。パロ・Ifの分岐ルート・番外の続き等、何でもOKですが、レーティングはR15まで(R18は不可)、キャラ死亡はパロかIFのみでお願いします。 ★重要★あくまで需要の確認です。必ず書くとお約束できないことをご了承願います。

  • 長兄以外の百王子から見た父王
  • パーンダヴァの誰かから見た伯父王
  • 敵国から見た盲目覇王
  • 現パロの盲目覇王一家
  • 第4次聖杯戦争の盲目覇王
  • 第5次聖杯戦争の盲目覇王
  • オリジナル聖杯戦争の盲目覇王
  • 百王子やパーンダヴァの子の話(孫世代)
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  • パーンダヴァ長兄()カルナの話
  • 授かりたくないアルジュナの話
  • ビーマの料理関係の話
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