『終焉』が近いであろう青空世界で私達は生きる......らしいよ? 作:エリオ(別同位体)
今回も所々、独自設定マシマシですが、短いながらも楽しんでいただけると幸いです。
あと、いつの間にかお気に入り500件行ってました、ありがとうございますm(_ _)m
次回はエデン条約編です。
みんなの脳を焦土作戦したあの子が出ます。お楽しみに
1:スレ主
このスレは『神秘ハンター』について考察・語る場所です。
今回はパヴァーヌ編で登場した銀狼についてです。
荒らしやスパムはシベリア送り(BAN)にされます。マナーを守って思う存分に語りましょう。
3:名無しの先生
パヴァーヌ編(裏)は短かったな
思ってたよりそんなに濃くなかったし
6:名無しの先生
濃く、ない?(銀狼が与えたミレニアムの影響を見て)
7:名無しの先生
話数としては短いのは否定せんが、
色々見過ごせん内容が散らばってんぞ
8:名無しの先生
今回で判明した件
・ミレニアム最高戦力を捌き切った(しかも、制限付きで)
・満身創痍の状態に関わらずケテル蹂躙
・元ヴェリタス所属
・今回登場したヒマリは銀狼の先輩だったかつ彼女に溺愛し執着している
・治安維持に貢献。去年のミレニアムプライス最優秀賞者
・千年難題の7つのうち、1つを独りで解明
・光の剣:スーパーノヴァの元祖
・学籍時の名前(偽名)が『柵市ブローニャ』
10:名無しの先生
柵市ブローニャって、まんまオマージュやんけ!
武器も見たことあるものばっかし!
13:名無しの先生
知らん側からすれば?だが、
崩壊学園やってた勢からすれば驚きの連続
16:名無しの先生
学園知らない勢だけど、見てて楽しかった
アリスvsネルとは別ベクトルで銀狼のやばさが知れたし。今回、この裏ストがお気に入りになった
18:名無しの先生
アスナの絆ストに出てきた薬。おまえが作ったんかい銀狼
ありがとな
19:名無しの先生
戦歴と功績がデカすぎる
そりゃアリスが先輩勇者認定するわ
20:名無しの先生
アリス「ンアーッ! 先輩の功績がデカすぎます!」
21:名無しの先生
モモイ「淫夢ごっこはやめなって言ってるでしょ!!」
22:名無しの先生
>>21
おまえもなm9
23:名無しの先生
ヴェリタスやエンジニア部にセミナー、暴走気味なヒマリ
思ったよりと現ミレニアムと親密だった
ここまで来たら、もっとミレニアム時代の銀狼が知りたいんやが
24:名無しの先生
>>23
それを見越してか、三日前イラストレーター兼神秘ハンター担当の『Hoyoポン』氏がTwitterを始めたのはなんらかの意図があるだろコレ
26:名無しの先生
マ?
27:名無しの先生
あのひとツイッター始めたんだ
今までブログで商品展開のお知らせしかやってなかったのに
29:名無しの先生
この人が例の1人であのキャラ数とシナリオ量作ったひとか…(ドン引き)
31:名無しの先生
せやで、しかも女性で日本に来る度、直行でコミケにくるオタクや
34:名無しの先生
エヴァ好きで
綾波のコスプレイヤーを褒めまくった姿を見たことある。
しかしも、日本語ペラペラ
37:名無しの先生
シナリオライター、キャラデザ、商業能力に日本語上手い
Hoyoポン 逆に貴様は
何を持ち得ないのだ!?
39:名無しの先生
A.体調管理能力
40:名無しの先生
すべてを手にいれた代わりに健康を失った女
41:名無しの先生
まあ、徹夜しすぎてコミケ会場でぶっ倒れたのは有名だしな
42:名無しの先生
そんな超人(笑)が投稿した「銀狼」についての小ネタが書かれたツイートがこちら
44:名無しの先生
Hoyoポン✓ @Hoyopon KVb.trip |
銀狼は崩壊学園のブローニャ・ザイチクの『キヴォトスでの並行同位体』です。
衣装や姿は「ハッカーバニー」か「ブロニー」を基にしていますが、コンセプトは「学園のみんなに出会えなかったブローニャ」を意識しています。キヴォトスにはキアナも芽衣も、最愛の妹分であるゼーレは存在しませんから
銀狼のラフ画
| こ207 | り9099 | い1.8万 | き |
Hoyoポン✓ @Hoyopon KVb.trip |
パヴァーヌ編(裏)に登場したスチルに「ホムくん」のストラップや「ハイペリオン号」に似た宇宙戦艦模型はファンサービスの意図もありますが、銀狼が魂レベルで「知らないけど、なんか覚えがあるんだよね」感覚で好きだったり、趣味があっち寄りになっているのです。
アリスの手と「勇者から激励の貼り紙」に「限定ホムくんストラップ」が映ったスチル1
模型を挟んでおしゃべりする当時2年生のウタハと後ろ姿で映る「柵市ブローニャ」のスチル2
| こ99 | り6660 | い9207 | き |
Hoyoポン✓ @Hoyopon KVb.trip |
ミレニアムに居た彼女はいつしか退屈さを感じ「初心者村の外で待ち受ける果てしない冒険に繰り出す」という夢を持つようになりミレニアムを退学。その後エリオとカフカに出逢い『神秘ハンター』となったわけです。別にミレニアムが嫌いになったわけでもありませんよ?ただ、そうしなくちゃならざるを終えなかっただけ。
| こ72 | り1800 | い8991 | き |
47:名無しの先生
断定できないが、何気にキヴォトスが崩壊学園と並行世界(?)と明らかになったわけだが、
にしては、キヴォトス
49:名無しの先生
>>47
どういう意味?
51:>>47
いやまあHoyoポンが関わっている作品にしては優しすぎると思って…………
あの人青春ものとか、ラブコメ好きな一面あるんだけど………その過程でアポカリプス級の災害をブチ込むんよ。
崩壊学園で青春していた御三家*1が世界を背負うことになったり、月姫やfateまどマギの同人誌では日常シーンにサラッと鬱展開入れていたし……言っちゃ悪いが信用ないんよ
52:名無しの先生
冒頭の血まみれの連邦生徒会長(?)
黒服の「神秘」やら「恐怖」などの意味深なセリフ
暗躍するカフカ達神秘ハンター
ンンン……これは不穏
55:名無しの先生
ハマっている以上、問題ないが……
公式が「透き通るような世界観で送る学園RPG」と「学園×青春×物語RPG」謳っているわりにはストーリーの深奥な根本がまったくの別物に感じる気がするんだよなあ
57:名無しの先生
エデン条約編も無事スタートを切り、一章後半も無事終わったのに消えない不穏さ
58:名無しの先生
まあそもそも、Hoyoポンが間接でピカおじが主軸だし。
いまはそんなに気にしなくてもいいじゃない?
61:名無しの先生
このスレは神秘ハンターか銀狼についてだよ?
ストーリー考察は別にして銀狼について他に語ることあるでしょ
62:名無しの先生
エロバニーだな!!
65:名無しの先生
「船上のバニーチェイサー」だ
にどとまちがえるなくそが
66:名無しの先生
強ち間違ってないんだよなあ(ブルアカを発展させた功績イベント)
68:名無しの先生
話としては問題児を追う逃走劇だったが、登場してはないとはいえ銀狼が関わっていたんだなあのイベント
70:名無しの先生
オーナーのスコト曰く「たった1コインであり得ないSSSランクを出し、運営資金の大半を失った(ハッキングによる不正で)」
時期的にミレニアムを辞めた直後、そのまま制服姿で資金集めで荒らしまわった模様
それ以来、ミレニアムを見るだけでトラウマ
73:名無しの先生
(対策委員会編で神秘ハンターについてカヨコが語る画像)
見返したら神秘ハンターの悪行を代表した有名の1つだったわ
バニーガール・ガードとスコトかわいそう
76:名無しの先生
(ネルたちに拷問されたバニーガールモブの画像)
(「ようやく。ようやく、正常の形で運営できたばかりだというのに……もう、やめて……もう、暴れないで………」涙目立ち絵のスコトの画像)
フリース号組不憫すぎる
77:名無しの先生
銀狼によって借金地獄に遭い、やっと運営できた矢先に今回のコユキの一件だもんな。
分かりやすく例えるなら銀行強盗に出会ってしまった後に、犯人の知り合いに家を壊された所業
そりゃ泣きたくなる
78:名無しの先生
「 銀 行 強 盗 と 聞 い て 」
(ドットサングラスを付けた覆面水着団のブルーさんの画像)
80:名無しの先生
何狼シロなんとかさんは帰ってもろって
82:名無しの先生
キヴォトスの狼は強盗でも流行っているんか(銀狼とシロコを見て)
85:名無しの先生
まあどっちもアウトローだし
88:名無しの先生
(っˊᵕˋ)╮=͟͟͞͞
(銀狼と覆面シロコに見下される頭抱えた涙目のスコトのイラスト)
90:名無しの先生
ワロタ
>>88
92:名無しの先生
急に来るなよ、水吹きこぼしたじゃねえかwww
93:名無しの先生
しかも、絵うまい分腹立つわwww
94:名無しの先生
草
97:名無しの先生
>>88
こうして見るとコユキもスコトも好きだなあ……不憫枠として
99:名無しの先生
悲しいことに銀狼含めて3人とも未実装なんだよなあ……
100:名無しの先生
未、実装……?
101:神秘ハンターゼミ
カフカ……銀狼……サム……刃ちゃん……どこ?
102:スコト&コユキ推し
「な なにーーっ!!」
「いままで愛でていたふたりは!?」
(今まで読んでいたエロマンガは?のコラ画像)
104:名無しの先生
>>102
幻覚だ 目を覚ませ
106:名無しの先生
まあた、未実装ゼミ増えたよ
気持ちはわかるが
107:名無しの先生
運営神よ、彼らに憐みを
ついでにエリカもお願いしますなんでもしますから
108:名無しの先生
おめえもかい
109:名無しの先生
ナギサやミカなど、魅力的な子たちも増えてきたし、これからどんどんセミが増えるんだろうな(達観)
110:名無しの先生
とりあえずパヴァーヌ2章で銀狼実装お待ちしております
200超えた辺りでこのスレは保管庫行きとなった。
【極秘】特定排除対象・調査報告書
文書コード: UNKNOWN-KH-0810
閲覧権限: 組織最高幹部(Level 5)
対象識別名: 柵市ブローニャ(偽名) → 銀狼(こちらも偽名の可能性あり)
追記: 対象には最初から名前が存在しない可能性が浮上。キヴォトス、或いは「それ以上の領域」における概念的空白として処理。以後、対象を【銀狼】と呼称。
[警告]
本記述は「神秘ハンター」の一員にしてサイバーハッカーに関する極秘観測データである。
機密重要文書コード: UNKNOWN-KH-0809と同じく、漏洩した場合は即座に情報源を特定し、処分を行う。
Ⅰ. 基礎プロファイル
旧所属: ミレニアムサイエンススクール(元・ヴェリタス直属)
現所属: 神秘ハンター
学年 / 年齢: 2年生 / 16歳(誕生日:8月18日)
身体特徴: 身長約158cm。体重は徹底して秘匿されている。
趣味・嗜好: ゲーム(ハイスコア塗り替え等)、クッションに顔を埋めて昼寝すること、可愛いものをこねること
警戒度 / 懸賞金:Aランク【デジタルを重視する組織の場合:国家転覆級(Sランク)に匹敵する】 /51億(※連邦生徒会、ミレニアムサイエンススクール、カイザーコーポレーション等による共同拠出金)
Ⅱ. 異能:『エーテル編集』
対象が保有する、既存の神秘の定義を根底から覆す特異技能。
効果:一言で言えば「現実の改変」である。現実世界の物理法則や物質の構成情報を、デジタル空間における「データの修正・上書き」として処理する。
これにより、空間に存在しない構造物やオブジェクトを即座に実体化させる、またはゲームのパラメータを書き換えるかのように、世界そのものを自身が好む仕様へ独断で作り変えることが可能。
メカニズム:仕組みとしては単純であり、同時に「
対象が行っているのは、世界の構成基盤に対する直接的な「
本来、この次元の技術は「
しかし、対象の経歴・出自をどれほど遡ろうとも、名もなき神との接点は一切確認されず、単なるミレニアムの元生徒に過ぎない。この矛盾こそが、最大の異常であり謎とされている。
対策:搦め手や理論的な対抗策はすべてハッキング・改変の餌食となるため、無意味である。
推奨される対策は「基本的には飽和攻撃による物理的圧殺」のみ。
対象がデバイスを操作し、異能を発動する「僅かな隙」さえ与えずに肉薄し、一撃のもとに無力化することだけが唯一の解答である。しかし勝利は確実ではない為、UNKNOWN-KH-0809と同じく基本的に非戦闘推奨。
Ⅲ. 戦闘評価
『エーテル編集』を交えた勝利より愉悦を優先するトリックスターのスタイル。
基本戦術:携行するレールガンと『エーテル編集』を巧みに組み合わせた、近・中・遠のすべてのレンジに対応可能な「全距離戦闘対応型オールラウンダー」。
空間改変によるトリッキーな立ち回りと、超高火力の遠隔砲撃をシームレスに切り替えて戦う。
神秘ハンターの同僚(カフカ等)との高度な戦術連携も可能だが、本人の気まぐれな性質もあり、実際の戦闘時は基本的に単独で行動・隠密作戦を行う傾向が極めて強い。
実力比較:純粋な戦闘出力や破壊力そのものは、キヴォトスに存在する一部の「最強格(小鳥遊ホシノ、剣先ツルギ等)」には一歩劣る。
しかし、2月〇日の正午、対象はミレニアムサイエンススクールの最高戦力メイド部隊『C&C』、及びデカグラマトン 第一のセフィラ『ケテル』の双方を同時に相手取り、五体満足で生還するという異常な戦闘実績を記録している。
さらに絶望的な事実として、組織が傍受した通信データによれば、この規格外の戦闘力すら「エリオによって出力制限が掛けられた状態」であり、彼女の真の実力ではないという最悪の可能性が浮上している。
精神的特異性:敗北対する恐怖が著しく欠落している。
作戦が失敗に終わる、或いは自身が窮地に追い込まれる局面ですら、ただの「ゲームオーバー」として処理し、不敵な笑みを浮かべる。
彼女を追い詰めること自体が、彼女に「高難易度コンテンツ」としての愉悦を与える結果となるため、通常の精神的圧迫や脅迫は一切通用しない。
Ⅳ. 過去の経歴と異常性
1. ミレニアムの【異例の超新星】
一年前の4月上旬、ミレニアムサイエンススクールに「柵市ブローニャ(対象)」が入学。入試全科目満点という前代未聞の記録を叩き出し、入学直後から天才としての頭角を現した。
2. 遺した功績
自治区の治安維持法改善や『ミレニアムプライス』最優秀賞の受賞、ハッキング部門第1位など、数々の偉大な功績を瞬く間に樹立。
特筆すべきは、前身の数学研究所が遺した千年難題「ポアンカレの方式」の解明である。「全知」明星ヒマリや「星を追うもの」調月リオすら到達できなかった領域にたった独りで到達したその頭脳は、キヴォトス全域を見渡しても並ぶ者が存在しない。
3. 突然の自主退学とその謎
学園の未来を担う超天才でありながら、ある日突然自主退学を宣言。
明星ヒマリ、各務チヒロ、調月リオらの必死の引き留めを予見していた対象は、先手を打ってミレニアム全域のサーバー及び通信ユニットAI「ハブ」(後の第八のセフィラ「ホド」)を暴走させる大規模ハッキングを敢行。学園側に「強制的な永久退学」を選択せざるを得ない状況を自ら作り出し、姿を消した。
現在、彼女の功績はセミナーによって徹底的に隠蔽され、学園内でも知る者は極めて少ない。退学の理由は今なお不明だが、僅かに残されたデータからは「彼女の目指す頂きがミレニアムにはないこと」、そして「
Ⅴ. 組織による結論
その本質は、協調性の欠片もない「愉悦のゲーマー」である。
現在は「神秘ハンター」のハッカーとして暗躍しており、その行動目的の一切は不明。しかし、他の神秘ハンターの構成員(UNKNOWN-KH-0809など)と比較した場合、能動的な破壊工作や虐殺を行う意図は見られず、現時点での実質的な危険度及び直接的な脅威は「低い」と判断される。
行動原理の分析:対象が物事や戦闘に求めるのは「勝利」よりも「派手さ」、或いは「結果」よりも「過程」を重視する傾向にある。
本質的には一匹狼で負けず嫌いな性格だが、神秘ハンターの同僚たちとの互いの仲はかなり良好である模様。
また、ミレニアム自主退学時にも大規模なハッキングこそ行ったものの、極端な荒事(人的被害や物理的破壊)を起こさなかったことから、冷酷な人間ではなく、相応に「情が深い性格」でもあると推測される。
[追記]
脅威定義:『世界基盤のクラッカー』
現実を改変する『エーテル編集』とミレニアム最高峰を凌駕する頭脳を併せ持つため、システム上の脅威度は極めて高い。
Ⅵ. 携行武装及び兵装分析
対象が使用する武装は、すべて一般的なキヴォトス製兵器の規格から逸脱しており、独自のカスタマイズ、或いは未知の「神秘」が付与されている。
1. レールガン(可変式電磁誘導砲)
・銘:「グラディウス:プロメテウス」
基本仕様:鮮やかなネオンカラーが特徴的な、完全オリジナルの特注レールガン。かつて対象とミレニアムの『エンジニア部』が合作したとされる。
極限まで軽量化されたコンパクトな設計であり、重火器から携帯用へと見事にダウンサイジングされている。銃社会へ変貌したキヴォトスにおいても極めて異質な、超高度テクノロジーの結晶。
この銃器は名もなき神々の王女が現在の武器として持つ「光の剣:スーパーノヴァ」の金型である
脅威度評価:特筆すべき点は4つの形態を持つ点だろう
①Mode:Cannon (基本形態)
電磁気力を弾丸として射出する形態。圧倒的な連射性能を誇る。中・遠距離戦の主兵装であり、「神秘」と『エーテル編集』のバフを上乗せすることで破壊力が爆発的に上昇する。また、架空エーテル物質を生成する機能を持ち、敵の頭上に巨大なブロックを出現させ、それを電磁気力弾で撃ち落として圧殺するトリッキーな戦法も確認されている。
②Mode:BLADE(近接形態)
電磁気力の刃を展開する形態。西洋片手剣や刀と同等の超高周波の切れ味を持つ。
現キヴォトス人(忘れられた神々の末裔)の強靭な肉体に対しては切り傷程度に留まるものの、ダメージとしては十分。硬度の高いオーパーツ『ヴォルフスエックの塊』を一刀両断するほどの出力を持つ。
③Mode Reason: Accelerator(移動形態)
携帯銃器から重厚な「一輪バイク」へと駆動変形する形態。無人自動運転も可能。
変形システムの本質はブラックボックスだが、『エーテル編集』または「神秘」による現実改変技術の応用と推測される。過去の戦闘では、この急な変形移動でミレニアム最強の生徒「美甘ネル」の虚を突くことに成功している。
④Mode Reason: ???(詳細不明)
ブラックマーケットの噂や戦闘ログの断片によれば、隠された最終形態として【巨大な自動機械】に変形する可能性が極めて高い。現時点では詳細なスペックは不明であり、最大警戒要件とされている。
2.自律型人工知能モジュール
概要:「グラディウス:プロメテウス」に独立搭載されている4基の高度AIモジュール。対象はこれらをバーチャルな「小人」の姿へとアバター化させ、疑似的な友人として使役している。
特徴:小人たちはすべて対象をデフォルメした容姿をしており、各個体に「友達」「魔王」「低所得者」「奴隷」といった悪趣味な役職と、それに合わせた固有の衣装が与えられている。
戦術的運用:個々の戦闘能力は対象に劣るものの、彼女の指揮(ゲームコマンド)次第で脅威度は跳ね上がる。主に対象の死角からの不意打ち、射撃の自動援護、敵陣への隠密尖兵(偵察)として運用され、実質的に「1対5」の数的不利を強いるため非常に厄介である。
Ⅶ. 関連人物・接触対象分析
対象の周囲には、キヴォトスの既存勢力に属さない謎の分子「神秘ハンター」の構成員、及びキヴォトスの根幹に関わる重要人物の存在が確認されている。
1. 「神秘ハンター」構成員
エリオ(二つ名:運命の奴隷)
関係性: 神秘ハンターの創設者であり、最高指導者。
分析: 未来を幻視する異能を持つとされる不詳の存在。一年前に対象と接触し、仲間として出迎えた。彼は対象へ「
カフカ(二つ名:ヴィヴァルディの蜘蛛)
関係性: 同志。対象と行動を共にする頻度が最も高い。
分析:神秘ハンターのナンバー2。対象との個人的な相性は極めて良好であり、対象がカフカの戦闘スタイルを賞賛する場面が多く記録されている。対象曰く「ルールを無視するという点では気が合う」とのこと。
刃(二つ名:血塗れの剣客)
関係性:同志。対象からは彼女のその頑なな姿勢に辟易している模様。
分析:関係自体は決して悪くなく、むしろ良好。しかし、両名が同じ空間にいると会話は弾まなくなり、沈黙の時間が刻々と過ぎていくようである。とは言え、対象が「手が治ったらゲームをする」という約束を取り付けていたり、刃が対象の私生活(特に食生活)の改善を促したりする姿勢が確認されている。その様子は、怠惰を貪る娘を叱る「母親」いや「父親」のようでもある。
サム(二つ名:熔火騎士)
関係性: 同志。カフカに次いで親しい間柄。
分析: 鎧を纏った『熔火騎士』としての彼は「効率的な作戦行動を徹底する非情な性格」であるが、対象からは「単純な性格で正々堂々とした勝負が好き」と評されており、意外にも好印象を抱かれている。記録によれば、自身のゲームの攻略を手伝わせるほどの仲であるらしい。
2. キヴォトス内における既存の接触・因縁対象
明星ヒマリ(ミレニアムサイエンススクール)
関係性: かつての先輩。
分析: ミレニアム史上3人しか存在しない学位「全知」を修めた天才ハッカー。
対象をヴェリタスへと勧誘した張本人であり、対象の退学後も彼女の身を案じ続けていた。
当初は対象の「才能」のみを求めていたが、関わりを深める内に対象の「人柄」そのものに惹かれていった模様。
特記事項: 現在は『デカグラマトンの調査』及び『名もなき王女』の監視に関し、対象及び神秘ハンターと秘密裏に協力関係を結んでいる。
調月リオ / 各務チヒロ(ミレニアムサイエンススクール)
関係性: かつての先輩方。
分析:「星を追うもの」たる生徒会セミナー会長、及び現ヴェリタス副部長。明星ヒマリと同様に対象と親密な関係を築き上げていたが、退学処分を巡って事態は暗転。
「ブローニャ擁護派(ヒマリ・チヒロ)」対「退学賛成派(リオ)」として激しく対立し、現在も和解には至っていない。
特記事項: 明星ヒマリより優先順位は低いものの、調月リオは我々組織の脅威をキヴォトス内で誰よりも理解している敵対対象である。
引き続き監視は行うが、彼女たちが明星ヒマリと敵対・共倒れする展開を狙うのが妥当であると推奨する。
白石ウタハ(ミレニアムサイエンススクール)
関係性:かつての先輩。可変式電磁誘導砲「グラディウス:プロメテウス」の共同制作協力者。
分析:エンジニア部部長。在学時は対象と極めて良好な関係を築いていた模様。対象、及び後述の王女───ひいては「プロメテウス」と「スーパーノヴァ」に深く関わりを持つ以上、組織としての排除候補リストに加えるべきか現在検討中。
名もなき王女(定義銘:天童アリス)
関係性:
分析:現在はゲーム開発部に所属。
現状:無事を確認。権能面にも問題は見られない。しかし、重要パーツであるはずの「従者」の存在が確認できていない。防衛システムトリガーAI『鍵(定義銘:Key)』は離反したか、或いは分断されたか。我々が直接動けぬ身である以上、彼女がその役目を果たすことを祈るほかない
シャーレの先生(連邦捜査部S.C.H.A.L.E 顧問)
関係性: 監視対象・接触者。
分析: 現時点での直接的な交友は少ないものの、例の『廃墟』にてすでに接触済み。UNKNOWN-KH-0809(カフカ)と同様に、「エリオの脚本」に基づき意図的に先生へと接近している可能性が極めて高い。引き続き最優先で両者の関係性を精査する。
3. 秘匿された未確認対象(データベース全破損)
□▫□
関係性: ──────不明──────?
分析: …………
──────いや、
あ れ は あ れ あ れ は あ れ は あ れ は
……………………アハ、ア ァ ァ ァ ア ァ ハ ハハッハハハハハハハハハ ッ !!!! !!!! ! !! !! !! ! !! !! ! !! ! !! !! ! !! !! !(※以降、数十ページにわたり、文字化けしたノイズデータと意味をなさない数式、及び狂気的な笑い声の波形ログのみが記録されている)
追記:──────……この項目だけは、閲覧した幹部諸氏も無視せよ。
アレは…………違う。決して「
────────────繰り返す。この項目だけは聞くな、知るな、見るな。
───────────…………
──────────キヴォトスの内外の…
Ⅷ. 対銀狼戦闘マニュアル及び推奨戦術
対象と交戦、或いは万が一拘束せざるを得ない局面に陥った場合、以下の戦術プロトコルを絶対遵守すること。これに反した行動は部隊の即時壊滅、及び戦術データの漏洩を招く。
1. 兵装制限:完全アナログ化の徹底
電子機器の完全放棄:無線機、スマートデバイス、スマートスコープ(光学照準器)、高度演算チップを搭載した現代兵器はすべて対象の『エーテル編集』及びハッキングの苗床となる。
交戦部隊は一切の電子基板を排除した「完全な機械式・アナログ兵器(実体弾の突撃銃、機械式信管の投擲爆薬など)」のみを携行せよ。
通信の制限:無線通信は即座に傍受・偽装されるため使用禁止。作戦中の意思疎通は、古典的な手信号(ハンドサイン)または物理的な発煙筒のみで行うこと。
2. 推奨戦術:飽和攻撃による物理的圧殺(ゴリ押し)
思考の隙を与えない連続強襲:対象の現実改変は、彼女が「認識」し、デバイスを操作・演算する時間を必要とする。
従って、隠密状態からの初撃による完全な奇襲、或いは全方位からの絶え間ない重火器による飽和砲撃(面制圧)が極めて有効。異能を組み立てる「処理時間」を完全に奪うレベルの圧倒的物量で圧殺せよ。
狙撃による無力化:近接戦闘は空間改変やバイク変形(Accelerator)の餌食になりやすい。
完全アナログの長距離狙撃銃を用い、対象の索敵範囲外(1.5km以上後方)からの一撃で、デバイスを持つ「両腕」または行動力を奪う「両脚」を破壊することが最も安全な無力化手順とされる。
3. 随伴AIモジュール(4基の小人)への対処
数的有利の無効化:アバター化された4基のAIは死角からの攻撃や尖兵として機能するため、単一の小隊で挑むのは無謀である。
作戦時は、本体を叩く「本隊」とは別に、周囲に展開されるAIアバターをそれぞれ足止め・引き剥がすための「直衛班(最低4チーム)」を随伴させ、実質的な数的不利を相殺せよ。
4. 作戦中の絶対禁止事項
長時間の対峙、及び問答の禁止:対象は戦闘の「過程」を楽しむ愉悦のゲーマーである。
会話に応じる、或いは勝利を確信して油断した瞬間、戦場のパラメータ(重力や地形)を書き換えられ戦況を逆転される。対峙した場合は一切の対話を拒絶し、事務的に、迅速に排除を遂行せよ。
Ⅸ. 音声及び映像記録ログ(傍受データ)
以下は、組織が独自の暗号通信傍受、及び監視ドローンによって記録した、対象とその周辺人物による会話の抜粋である。
【記録コード:LOG-0810-Alpha】
発生場所: ブラックマーケット・D区画内 某ジャンク雑貨店
音声検知: 銀狼、カフカ、雑貨屋店主(狼型獣人型市民)
状況分析: 対象及びカフカがブラックマーケットの裏店舗に潜入した際の音声。対象の「旧所属(ミレニアム)に対する精神的未練」及び「情の深さ」を裏付ける決定的な学術的観測データ。
銀狼:
「やっほー♪」
カフカ:
「お邪魔するわよ♪」
雑貨屋店主(声音に明らかな恐慌を検知):
「 か え れ 」
「俺の神聖な休憩時間を汚すなッ!!」
カフカ:
「連れないわね。別に昔みたいに取って狩ろうとは微塵も思ってないのに…………」
雑貨屋店主:
「おまえら神秘ハンターが来る日は大抵厄介事が起こるんだよ!?」
「前に連れ添ったトリニティの嬢ちゃんを護衛したあの日。覚えているだろ、あの渡された大金。調べたらカイザーローンから奪ったものだったわ! おかげで隠蔽に苦労したわッ!」
銀狼(ガサゴソと写真を取り出す物理音を検知):
「はいはい店主。早速だけど、これ見覚えない?」
雑貨屋店主:
「聞けよッ!!…………うん?」
(※写真に写る『ある発明品』のデータを吟味していると思われる数秒の沈黙)
雑貨屋店主:
「ああこれか。去年競りでミレニアムから取り寄せた品だと聞いたことある。その時は運悪く逃したが…………そう言えばおまえさんミレニアム生だったな。コイツになんか思い入れでもあるのか?」
銀狼:
「いいや別に。今更ミレニアムに情なんてないし、こんなおもちゃ興味なんて…………」
カフカ:
「去年のエンジニア部部長が遺した卒業最後の発明品らしいわ。この子はそれを取り戻しに来たの」
銀狼(声を荒らげる):
「ちょっと! カフカ!?」
カフカ:
「別にいいじゃない。ここに居るのは三人だけだし。その人は恩人なんでしょ?」
銀狼:
「……………………別にそんなんじゃない。ただ、知らない他人が
雑貨屋店主:
「ツンデレかよ。素直じゃないなぁ」
銀狼:
「ッ! うるさーい!!!」
雑貨屋店主:
「ぐぁああああッ!!!?」
(※直後、高出力の電磁ノイズを検知。おそらく『エーテル編集』による物理干渉、またはレールガンの威嚇射撃が行われたと推測される。これ以上の音声復旧は不可能)
【記録コード:LOG-0810-Beta】
発生場所: オデュッセイア海洋高等学校領域・豪華客船「ゴールデンフリース号」カジノフロア
音声検知: 柵市ブローニャ(銀狼)、里音スコト、フリース号スタッフ、バニーガードスタッフ
状況分析: 世間では「ゴールデンフリース号不正豪遊事件」として知られる事件の全貌である。
(※全スロット筐体から、億単位のコインが堰を切ったように流れ出し続ける凄まじい金属音。背後で大混乱に陥る乗客たちと悲鳴を上げるスタッフたちの怒号を検知)
スコト:
「なんなんだ、この騒ぎはッ! 稼ぎに来た薄汚い亡者どもが喚いてでもいるのか?」
スタッフA:
「大変ですオーナーッ! システム全体がエラーを吐き出し、コインの排出が止まりません!?」
スコト:
「はあッ!?」
スタッフB(無線音声):
『こちら監視室です。確認したところ、筐体#999からSSSランクの配当記録が出たとデータが書き換わりました! 至急対応を求める!!』
スタッフC(無線音声):
『監視室へ返答! こっちはお客様の対応で忙しんだよドアホ! あ、お客様! 困ります!? 勝手にコインを拾わないでください!』
バニースタッフA(無線音声):
『オーナー!!! たすけてええええええええッ!!!!?』
スコト:
「なんだ!? 何が起こっている!? それにSSSランクだと!!?」
「そんなの知らん! 設定した覚えないぞ!?」
「いったい誰だ! こんなことを仕出かした奴はッ!!!」
「見つけたら…………」
???(背後から突然割り込む不敵な声音):
「ただじゃおかないって? 三流のセリフだね。そこは黒幕風に冷徹なセリフをカッコよく言うところでしょ?」
スコト:
「───────────────は? な、なななななああああっ!!??」
ブローニャ:
「ドウモ、1回でSSSランクを出したゲーマーデス。なんてね。この船にはVIPチケットがあると聞いてやってきたわけだけど? あなたがオーナー? モブっぽい見た目してるね」
スコト:
「な、なんでここに居る!? せ、
ブローニャ:
「は? 誰それ?そんなことよりチケットは?」
スコト:
「ヴィ…VIPチケットはSランクしか出さん! SSSランクなんてバカげたランクなんて存在しない! ハッキングしたんだろ!!!」
ブローニャ:
「マズい、バレた。知られてしまった以上、社会的に抹殺して口を塞ぐしかない」
スコト:
「あ、なんかデジャヴ」
ブローニャ:
「たったいま、あなたのアカウントをハッキングした。あなたが行った数々の悪行とその歪んだ『
スコト(絶望の悲鳴):
「うわああああああああああああ!!!!!」
(※以降、スコト個人のプライベートサーバー、及びゴールデンフリース号の全資金口座半分が『銀狼』の秘匿口座へと一瞬で送金されたログを確認。音声データはここで途切れている)
【記録コード:LOG-0810-Gamma】
発生場所: D.U.地区 子ウサギ公園
音声検知: 銀狼、刃
状況分析: 神秘ハンター構成員同士の「日常」を捉えた、極めて稀少かつ極限の沈黙が記録された音声。
刃:
「……………………(※剣の鯉口をカチカチと鳴らす音のみを検知)」
銀狼:
「………………ねえ」
刃:
「…………なんだ?」
銀狼:
「…………お願いだから何か言って…お喋り禁止なんて『脚本』にないんだから」
刃:
「……………そうか。なら、一つ。……銀狼。昨日も夜更かししてポテトチップスを貪りながらゲームをしていたか?」
銀狼:
「げっ。なんで知ってんの」
刃:
「部屋から音が漏れていたぞ。しかも朝飯も抜いたな。そんな食生活では、いずれ肉体の成長が止まり、肉が贅となる。カフカからも─────」
銀狼:
「あー! もー! その話は禁止! 第一、なんで待機場所がこんな何もない公園なわけ!? 待つならゲーセンのあるコーギータウンとか、美味しいスイーツショップがあるラミニタウンが良かったじゃん!」
刃:
「俺の担当エリアがここだからだ。不測の事態に備え、地形や風の動き、そして『死に場所』になるかどうか吟味していた」
銀狼:
「重いよ……!──────っていうか、また静かにならないでよ!」
刃:
「……………………」
銀狼(耐えかねて通信機に叫ぶ):
「………………カフカ! サム! 頼むから早く来てぇ!! このおばあちゃん、喋ったと思ったら説教か死に場所の話しかしない! この空気どうにかしてよぉお!!!」
刃(完全に狼狽):
「バ……ッ!? 馬鹿、大声を出すな! 」
生活安全局(拡声器のサイレン音):
『そこのベンチの怪しいお二人! 迷子のお子さんと、その保護者の方ですか!? そこで叫ぶのは近所迷惑ですよー! 念のため、身分証を見せてください!』
銀狼(うっかりミス):
「あ、ヤバ………」
刃(激しい舌打ち):
「チッ……! おまえという奴は……!!」
(※対象と刃が超高速で逃走する足音を検知。生活安全局所属の生徒2名が追いかける所で、ログはここで終了)
【記録コード:LOG-0810-Delta(過去ログ・一年前)】
発生時期:去年の9月
発生場所: ミレニアムサイエンススクール・エンジニア部部室(および隣接する実習センター)
音声検知: 柵市ブローニャ、白石ウタハ、美甘ネル
状況分析: 対象の在学時、エンジニア部所属・白石ウタハが開発した自律兵器の暴走事故に、対象およびC&Cの美甘ネルが巻き込まれた際の音声データ。
ブローニャ:
「急な連絡で来てみたけど…………なにこの、ロボットたち?」
(※目の前に広がっている、グーの形をした機体、信号灯型の機体、小型の四足歩行車両、そしてチェーンソーを装備した個体と分厚い鎧型の重装オートマタの軍勢)
ウタハ:
「フフフ。名付けて『
ブローニャ:
「へえ。カッコいいじゃん。でも、なんで作ったの?」
ウタハ:
「もし宇宙で敵対生命体に出くわした時、銃や宇宙戦艦の武装だけでは心細いだろ? そんなわけで思い立ったが吉日、対生命体兵器として作ったのさ。いやあ、思っていた以上のいい出来だったから、ぜひ君に見て欲しくて連絡したんだ。気に入ってくれて満足だよ」
ブローニャ:
「すごい、けど……この量。今パッと数えてみて、100体確認できたけど………製作費は大丈夫なの?」
ウタハ(遠い目をしたような数秒の沈黙):
「……………………」
ブローニャ(察した声音):
「………………オッケー、聞かなかったことにするよ。で、これ動かせる?」
ウタハ:
「今から起動して確認テストをする予定なんだ。見るかい?」
ブローニャ:
「もちろん! 見たい!」
ウタハ:
「よし。それじゃ…………」
(※直後、鈍い重低音のシステム起動音を検知)
ブローニャ:
「…………今、スイッチ入れた?」
ウタハ:
「いや、まだだけど……………」
自動機兵(電子合成音声):
『システム起動。命令に従い、これより───
ブローニャ、ウタハ:
「「え?」」
(※直後、凄まじい大爆発音。ミレニアム実習センターが半壊したと推測される)
ネル(大激怒の絶叫と共に巻き込まれた):
「てめえら! 今度はなにやらかしたああああっ!!!?」
ウタハ(極めて冷静なトーン):
「簡単に言うと暴走状態だね。データログを確認したら、排除命令の対象コードを間違えて『ミレニアム』と入力してしまったせいでこうなった。徹夜でプログラミングをするもんじゃないね、まったく」
ブローニャ(抑揚のない棒読み):
「ワタシ、ワルクナイ。ワルイノ、ウタハセンパイ」
ネル:
「関わっている時点で同罪だわ!! つか、なんだこの信号機! 硬ってええええ!!?」
ウタハ:
「ジューク君は突進を行うと、一回の攻撃を完全に防ぐ電磁バリアを構成する。バリアは1回のダメージで剥がれるが、彼らが攻撃行動を続ける限り何度でも再展開される。急いで倒した方がいいね。何せ後ろのサバーカ君は全体回復機能を持っている。長引くと苦戦を強いられるよ」
ネル(銃弾を狂ったように乱射する音):
「クソロボ作るんじゃあねえええええええ!!」
(※ネルの放った弾丸が、25体のパウーク君に連続命中した破壊音を検知)
ウタハ:
「あ」
ブローニャ:
「先輩?」
ウタハ:
「パウーク君は、倒されると大爆発する」
ブローニャ、ネル:
「「は?」」
(※パウーク君25体が一斉に放ったと思われる、眩い自爆の閃光音とエネルギー波を検知。ここでログが強制遮断される)
【記録コード:LOG-0810-Epsilon(過去ログ・一年前)】
発生時期:去年の7月
発生場所: ミレニアムサイエンススクール『ヴェリタス』部室
音声検知: 柵市ブローニャ、明星ヒマリ、各務チヒロ、調月リオ
状況分析: 対象の在学時、ミレニアムの頭脳派集団が千年難題に挑む中、突然「肉体発育格差」に関する雑談へと脱線した瞬間の音声記録
(※室内には大量の大型モニターが並び、壁面には難解な数式データがびっしりと記されている)
ブローニャ:
「……全然すすまなーーい」
チヒロ:
「……やっぱり、そう簡単には解けないか。基礎理論の構築だけでサーバーのメモリが飛んじゃったね」
ヒマリ:
「何を弱気になっているのですかチーちゃん、そして超新星。ミレニアムの頭脳であるチーちゃん、天才ブローニャ、何より『全知』の私が揃えば、このような難題などいずれ『ちょちょいのちょい』です♪」
ブローニャ:
「古いニュアンス。減点1億点」
ヒマリ:
「ガンッ!!!? 1億点減点!? 評価のデフレが酷すぎませんか、ブローニャ!?」
ブローニャ:
「休憩してくる。コーラでも買お」
(※ブローニャが部室の防音扉を開けた瞬間、外から勢いよく突入してきた『柔らかく巨大な質量』が顔面に直撃する)
リオ:
「きゃあ!?」
ブローニャ:
「ぶべえ!?」
(※床に吹き飛んで転がるブローニャ)
チヒロ:
「ちょっ、二人とも大丈夫!?」
リオ:
「え、ええ。ごめんなさい、急ぎすぎたわ。ブローニャ、怪我はないかしら?」
ブローニャ(鼻頭を押さえ、目の前のリオを睨みつける):
「……いったぁ。なにあれ、ミレニアム特製の防弾クッション?……いや、違う。リオの、無駄に発育したただの『
リオ:
「駄肉……!? 人の身体的特徴をそのように表現するのはいかがなものよ。これは合理的に摂取した栄養摂取の結果であって──────」
ブローニャ(チヒロとリオの豊満な胸元をじっと見つめた後、自身の平坦な胸元に視線を落とし、むすっとした表情で黙り込む):
「………………………………」
チヒロ(ブローニャの視線に気づき、苦笑する):
「え、ええと……ブローニャ?なんで私を見るの?私のはそこまで大きくはないと思うけど」
ヒマリ(ブローニャの無言の不満を察し、フッ、と勝ち誇ったような笑みを浮かべる):
「まぁまぁ見苦しいですよ。そこまで肉体の多寡で一喜一憂するなど、超天才のすることではありません。……ブローニャ、こちらへおいでなさい」
ブローニャ(むすっとしたまま):
「……なに?」
ヒマリ:
「いいですか、ブローニャ。女性らしさというのは、なにしもリオのようなあんなトロール如き脂肪みたいな、ただただ重力に抗うだけの品のないものがすべてじゃありませんよ。あなたは成長期なのですから、現時点のサイズを悲観する必要はありません」
リオ:
「先ほどから私に対する形容が執拗に辛辣だと思うのだけど。私なにかしたのかしら……………?」
チヒロ:
「…………気にしたら負けだと思う」
ヒマリ:
「それに、データ容量が小さく洗練されたコードほど『美しい』と称賛されるでしょう? つまり、小さきものはそれだけで芸術! 既存の規格に囚われない【
(※部室内に、完全なる『無音』が数秒間流れる。ブローニャの目が完全に据わっている)
ヒマリ(困惑):
「……………………あれ?」
ブローニャ(感情が完全に消滅した、冷徹極まる声):
「…………有罪、ギルティ。この際、アレについてはどうしようもないと割り切るけどさあ…よくもまあ『小さい』とか『希少ステータス』だとか色々と好き勝手に言ってくれたね」
ヒマリ:
「そんなゴミを見るような目で冷たく突き放さないでください!!? 私は
ブローニャ(プロメテウスを静かに構える):
「……だまれ。その無駄にまわるうるさい口を、今度こそ物理的に
ヒマリ:
「ブローニャ、プロメテウスをしまってください! 病弱な私にそれの一撃で致命傷ですよ!?ああ、待ってください!?チーちゃん助けてください!この際リオでもいいですからあああああああ!!!!」
チヒロ(深い溜息):
「……はぁ。自業自得。リオ会長代理も呆れてないで、こっち来て修正を手伝って」
リオ:
「え、えぇ」
(※直後、部室内で凄まじい電磁エネルギーの充填音と、ヒマリの情けない悲鳴を検知。ログはここで強制的に遮断されている)
【総括及び最終方針】
文書ステータス: 凍結(これ以上の追記は物理的・精神的汚染を招く恐れあり)
[最終警告]
対象「銀狼」は、他の「神秘ハンター」の構成員と同じく、既存のキヴォトスの法、武力、さらには「神秘」の常識すら通用しない超法規的特異点である。
上記の記述どおり、現在対象は「明星ヒマリ」及び「特異現象捜査部」と秘密裏に協力関係を結んでいる。我々……
忘れられた神々を消滅させ、我々が夢見るかつての世界へと戻し、
これは
『
『
[ERROR:以降のデータは深刻な通信汚染により完全消失]