fate/grand order 神域立証遊戯トータス   作:KAZ1421

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今回この作品のオリジナル設定が出ます。

ご理解の程よろしくお願いします。


真の歴史と悪夢の再来。

 

─── ???? ───

 

ジャンヌ・ダルクは目の前の人物に告げる。

 

 

『聖杯を持っているのは、竜の魔女では無くあなたですね?』

 

 

 第一特異点 正式名称、邪竜百年戦争 オルレアンにて遂に聖杯を持っている黒幕であるジル・ド・レェを見つけた藤丸達。

 

共にジークフリートや清姫、ゲオルギウスなど多くの協力者と共に戦い、マリー・アントワネットという犠牲を出しながらもこの特異点の元凶ジル・ド・レェを追い詰めた。

 

 

ジルは聖女であるジャンヌを処刑したこの国を憎んでいた。

 

 

『私は、この国を、憎んだのだ……! 全てを裏切ったこの国を滅ぼそうと誓ったのだ!』

 

『……ジル。』

 

『貴女は赦すだろう。 しかし、私は赦さない! 神とて、王とて、国家とて………!!』

 

 

ジルは自身の思いをジャンヌに叫ぶ。

 

 

『滅ぼしてみせる。 殺してみせる。 それが聖杯に託した我が願望……!  我が道を阻むな、ジャンヌ・ダルクゥゥゥッ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第ニ特異点 永続狂気帝国セプテム

 

 

 

その特異点にて目の前にいるサーヴァント、アルテラの前に藤丸達は立ち塞がる。

 

 

『…行く手を阻むのか、私の。』

 

『きみを進ませる訳にはいかない!!』

 

 

 アルテラの言葉に答える様に藤丸が叫ぶ。 その叫びに同意する様に赤いドレスの様な服装をしているネロ皇帝も言う。

 

 

『そう、阻むぞ。 余は貴様を阻もう。 絶対に、その先を行かせる訳には行かぬのでな。』

 

『世界は美しいもので溢れているぞ。 花も良い。 歌も良い。 黄金も良い。 なによりもこの世界(ローマ)は愛に満ちている!』

 

 

ネロはこの世界の美しさをアルテラに語り、質問する。

 

 

『それなのに貴様は滅ぼすのか? 勿体無いとは思わぬか、アルテラとやら。』

 

『私は──フンヌの戦士である。 そして大王である。 この西方世界を滅ぼす、破壊の大王。』

 

 

アルテラの言葉にネロは呆れる。

 

 

『またそれか……。哀しいなアルテラよ。 余はしかし、貴様のその哀しささえ美しく思おう。』

 

 

 

 

 

 

第三特異点 封鎖終局四海オケアノス 

 

 

『アタシたち海賊は自由の為ならあらゆる悪徳を許容するんでね!』

 

 

フランシス・ドレイクはそう藤丸とマシュに言う。

 

 

『どうしてもアタシと話がしたいってんなら、まずは力試しといこうじゃないか!』

 

 

そう言うと()()は両手にクラシックな二丁拳銃を取り出す。

 

 

『このフランシス・ドレイクを倒してみな、 話はそれからだ!』

 

 

 

第四特異点  死界魔霧都市ロンドン

 

 

『これは私からの唯一の忠告だ。』

 

 

 目の前に現れたのは人理焼却の黒幕“魔術王ソロモン”。 ニコラ・テスラ、ランサーのアルトリア・ペンドラゴンを倒した後、突如として人理焼却の犯人である彼が現れ、戦闘をするも手も足も出なかった。

 

 味方となってくれたサーヴァント達も皆ボロボロで対するソロモンは傷など殆どない。 完全な敗北だった。

 

 

『ここですべてを放棄する事が最も楽な生き方だと知るが良い。』

 

 

 ソロモンは藤丸達の状態を見て笑っていう。

 

 

『フッ。 私はお前たちを生かすも殺すもどうでもいい。』

 

『だが、もしもお前たちが七つの特異点をすべて消去したのなら、私が介抱すべき案件として考えてやる。』

 

 

そう言いソロモンはこの特異点から姿を消す。

 

 

『ま、待て!!』

 

 

藤丸がそう叫ぶも今までの戦いの影響で気を失う寸前となっていた。

 

近くにいたマシュが心配そうに声を掛けるもそのまま藤丸は意識を失うのだった。

 

 

 

 

 

─── オルクス大迷宮 ───

 

「……今のは夢?」

 

 

藤丸が現実感のある夢から覚める。 すると、

 

 

「あ! 起きた様ですね? 良かった。」

 

 

と突然知らない人物が声を掛ける───否、確かに知らない筈なのに既視感がある人物だ。 

 

そう、確か彼女は──

 

 

()()()()()()!? ど、どうして此処に!!」

 

 

そう先程まで夢で見た敵であった魔術師メディア・リリィだったのだ。

 

 

「あれ? 私の名前をどうして知っているのですか?」

 

「だってそれは……あれ? 何となくこの名前が思い浮かんだんだけど、何でなんだろう?」

 

 

藤丸がそう考えているとマシュが部屋に入って藤丸に気付き、声を掛ける。

 

 

「先輩!! お体は大丈夫でしょうか!? どうか痛みませんか!?」

 

「───マシュ? どうして俺は寝てて……。」

 

 

 藤丸はなぜ自分が寝ているのか分からなかったが、徐々にその経緯を思い出す。

 

 

「そうだ、確か俺は令呪を使ってそのまま……っていうか、此処は何処?何で俺ベットにいるんだ?」

 

 

 藤丸が現在いる部屋を見渡す。 自身が寝ているベットは純白のシーツに豪奢な天蓋付きの高級感溢れるベット。 場所は吹き抜けのテラスのような場所で一段高い石畳の上にいると言えば分かるだろうか。

 

 

「ここは迷宮の中にある()()()()()()()()。 戦いが終わった後、先輩達をこの部屋に運んだんです。」

 

「解放者の部屋……ここが?」

 

 

藤丸は此処がこのオルクス大迷宮を作った【解放者】の部屋だと知る。

 

 ユエが言うには世界を滅ぼそうとしたそうだが、戦ったアーサー王やあのアーチャーの言葉から滅ぼそうというより、守ろうとした可能性が高い。

 

そして此処に地上に帰る為の方法と何か重要な真実があるとの事だが。

 

 

そこまで考えて藤丸は気付き、マシュに質問する。

 

 

「! マシュ、ハジメは? ユエは? キャスターは!?」

 

「皆さん無事です。 むしろ2日間、目を覚さなかった先輩を心配していました。」

 

「───2日? 俺そんな寝てたのか。」

 

「はい。 それでこの部屋で待っていたメディアさんに協力して貰って先輩を治療していたんです。」

 

「そうだったのか、ありがとうメディア。」

 

「はい。 あなたも無事でよかったです。」

 

 

 藤丸が治療してくれていたというメディアに感謝を伝えた時、ハジメ達3人が藤丸とマシュがいるこの部屋にやってきた。

 

 

「! 藤丸、起きたのか!!」

 

「おう、マスター。 大丈夫そうで何よりだ。」

 

「………よかった。」

 

「みんな、心配かけたよね。 ごめん。」

 

 

藤丸は自分が令呪を使った事に謝罪する。

 

 

「全くだよ! 突然マシュの所に行って令呪を使うなんて……、でもお陰で倒せた。 ありがとう藤丸。」

 

「何言ってんだ坊主。 セイバーに止めを刺したのはおまえだろう?」

 

 

キャスターの言葉に藤丸は驚く。

 

 

「え? アーサー王をハジメが倒したの!?」

 

「……うん。 倒れていた所を錬成で動きを止めてナイフで。」

 

 

ハジメの元気が無い返事に藤丸は一瞬分からなかったが、すぐに察する。

 

 

「……ハジメは優しいから生きる為とはいえ殺した事に心を痛めていると思う。 けどこれだけは忘れないでほしい。 俺とマシュが無事なのはハジメのおかげだよ。 例え他の人がハジメを否定しても俺はハジメの友人だ。」

 

「……ああ。」

 

 

 

藤丸の言葉に少し嬉しそうにハジメは答える。

 

ふと、藤丸はユエを見ると何処か不機嫌な様子だった。

 

 

「ユエ? どうしてそんなに不機嫌なの?」

 

「………なんでもない。」

 

 

 明らかに何かあったとしか考えられない。 藤丸は事情を知っていそうなハジメとキャスターに聞く。

 

 

「……何かあったの? あ、もしかして、あの2人が言った真実を知ったから?」

 

「いや、その件に関しては()()()()()()。 今回のはさっき起こったことでこうなった。」

 

「「?」」

 

 

 

そのキャスターの言葉にマシュと藤丸は疑問に思う。

 

そんな2人にキャスターは説明するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─── オルクス大迷宮 ───

 

 

 

『……しかし本当に自由自在とはな。』

 

 

 

 

このオルクス大迷宮にある地上へ続く魔法陣。

 

その魔法陣をメディアはの様々な階層へ向かえる様に調整したとのことで、魔法陣を発動させるオルクスの指輪を使って起動し、目的の場所へ到着した。

 

 

『あのメディアさんって人、凄い。 こんな迷宮を作ったオスカーさんも凄いけど、まさか本当に此処に来るなんて。』

 

 

目の前にはかつてハジメと藤丸が奈落へ落ちた場所があった。

 

 

『……これからの事を考えるとしばらく()()()()()()()()()()()。 せめて無事かどうかぐらいはこの目で見たいってわがままを聞いてくれてありがとうございます。』

 

『心配すんな。 でもあまり言葉にするのはやめときな。 嬢ちゃんが不機嫌だぜ。』

 

『………』

 

 

ユエが“ぷい”といじける様に目線をハジメから逸らす。

 

ユエからすれば自分以外の女性の話を嬉しそうに話すのだから不機嫌になるのは当然だ。

 

 

『あはははは……。 さてと、行くか。』

 

 

 オスカーの部屋で聞いた()()から考えると王国に行くのは得策じゃないし、アーチャーのメモから繋がっている地上は【ライゼン大峡谷】と呼ばれる危険地帯。

 

 白崎さん達クラスメイトが無事でこの大迷宮に挑戦しているだろうと予想を立てて移動したのだ。

 

 

ハジメがしばらく歩くと魔物が現れる。

 

 

『……よし! 試し打ちには良いかな。』

 

 

そう言いハジメは()()()()()()()()を出現させてそれを掴み、撃つ。

 

 

オスカーが残したアーティファクトに【宝物庫】というのがあり、物を出し入れすることができる道具だ。

 

そしてそれは、任意の場所へ出現させる事ができる。

 

ハジメはそのアーティファクトを使ってリボルバーを出現させたのだ。

 

 

 

 

 

 

弾丸はその魔物に命中し、その魔物は燃えていき、炭となって消えた。

 

 

『……これが“神代魔法”、ユエの魔法を弾丸に込めただけで威力が上がった。』

 

 

 “神代魔法”とは大迷宮を攻略したことで得る事ができた魔法。 ハジメが得た“神代魔法”は【生成魔法】と呼ばれる物で鉱物などの無機物に魔法を付与する事が出来る魔法だ。 これでハジメは弾丸を錬成する際にユエに協力してもらい彼女を魔法を弾丸に込めるという事を試してみた。

 

 それは見事に成功。 ユエの魔法である“蒼天”を弾丸に付与してその威力のに弾丸を錬成したのだ。

 

 

 ユエの魔法はサーヴァント相手でも傷を与えられる物。 それを僕でも使える様になったのは大きい。

 

 

『……他にも色々と出来そうだ。』

 

 

 ハジメは正に物語の登場人物の様な凄い武器を作る事が出来ると少しワクワクする。

 

そのような事がありつつも3人は進んでいく。

 

 

『……坊主、分かってると思うがクラスメイトと直接会うのは得策じゃない。 会わない様に注意しろよ。』

 

『はい。』

 

 

そう3人が進んでいるとこの先から戦いの音が聞こえてくる。

 

 

『? この音は。』

 

 

ハジメ達3人が身を隠しながら様子を見ると、そこには驚きの光景が見える。

 

 

『! あれはベヒモス!? それに皆!!』

 

 

そこにはかつての悪夢のような光景があった。

 

 

 

 

 

 

再び【オルクス大迷宮】にやってきた光輝達勇者一行。

 

現在の階層は65層。確認されている最高到達階数である。

 

 

 しばらく進んでいると大きな広間に出て、そこでかつてと同じ様な赤黒い脈動する魔法陣。 そしてハジメと藤丸の2人が奈落に落ちた原因であるベヒモスが現れた。

 

“もう誰も奪わせない”

 

 

 そう白崎さんは確かな意識の力を宿らせた声色で宣言し、皆の連携で徐々にベヒモスを追い詰めていった。

 

 

 

『『『『『“炎天”。』』』』』

 

 

 術者5人による上級魔法。 その攻撃がベヒモスへと落下し、ベヒモスは苦しみの悲鳴をあげる。

 

 

『“限界突破”!!』

 

 

そこに光輝が追撃する。

 

 “限界突破”は一時的に魔力を消費しながら基礎ステータスの三倍の力を得る技能。 ただしデメリットとして長時間の使用も常時使用もできないし、使用時間に比例して弱体化するスキル。

 

ここぞという時の切り札だ。

 

 

 その切り札を発動させ、ベヒモスを攻撃。 その結果ベヒモスは完全にその活動を停止する。

 

光輝の“俺たちの勝ちだ”という言葉に全員が勝利を実感し喜ぶ。

 

 

 そんな中、未だベヒモスのいた場所を眺めている香織に雫が声を掛けた。

 

 

『香織? どうしたの?』

 

『え、ああ、雫ちゃん。 ……ううん何でもないのただ、ここまで来たんだなってちょっと思っただけ。』

 

『そうね。 私達は確実に強くなってるわ。』

 

『うん……雫ちゃん、もっと先へ行けば南雲くんも……』

 

『それを確かめに行くんでしょ? そのために頑張っているんじゃない。』

 

『えへへ、そうだね。』

 

その様なやり取りをしている2人のところに光輝達が集まった───その時。

 

 

『!? 全員構えろ!!』

 

 

メルド団長が突然この場にいる全員にそう叫び、全員が驚きつつも構える。

 

 

『何だ? この大きな複数の足音は?』

 

 

 奥から大きな複数の足音が迫って来ているのが分かったからだ。 注意深くその足音の方向を見て、全員が絶句する。

 

 

『べ、ベヒモス!? それも2体だと!?』

 

 

 そう、一体のベヒモスでさえ連携でようやく倒せたのに2体のベヒモスがやってきたのだ。 だが、

 

 

『あのベヒモス達、()()()()()()?』

 

 

 坂上がベヒモスの様子を見て違和感を覚える。 走り出しているベヒモス達が皆ボロボロなのだ。何故かと思ったその時、素早い何かかその内の一体に迫り、その鋭い爪でベヒモスを切り裂く。

 

切り裂かれたベヒモスは“ズル”と斜めにずれると、そのまま噴水の様に血を吹き出しながら別々の方向へドサリと倒れた。

 

 

『何、()()。』

 

 

 その魔物は巨大な熊のような姿をしていた。同時に皆理解する。 此処に来たベヒモス達はこっちに来ていたのでは無く、あの熊のような魔物から逃げて来たのだと。

 

 

 逃げられないと悟ったもう一体のベヒモスは角を赤熱化させて突っ込むが巨熊はその攻撃を簡単に受け止め、そのまま切り裂いてベヒモスはその場に倒れる。

 

そしてその熊は捕食者の目で自分たちを見ていた。

 

 

『う、うわああああああ!!?』

 

 

 その熊の魔物を見て檜山は大きく叫ぶも逃げる事が出来なかった。 完全に腰を抜かしてしまい、叫ぶことしか出来なかったのだ。 皆も敵わないとは考えながらも武器を構える。 しかし、あのすばやさとパワーでは逃げる事も防御する事も不可能。

 

 ましてや戦闘後の状況だ。 その圧倒的な存在に何も出来ず、ただ自身の命が目の前の捕食者に刈り取られるのを待つのみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、別の方向から強力な炎が巨熊を襲う。

 

その炎にやられ、熊は悲鳴を上げる。

 

 

『ようやく追い付いたぜ。』

 

 

 そんな声が炎が放たれた方向から聞こえ皆が振り向く。 そこにはあおいフードを被った正に魔導士という格好をした男性が歩いて来たのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あの魔物って、奈落に落ちた時に遭遇した魔物!?  何でこの階層に。』

 

 

 あの魔物はこの階層には本来いない筈の魔物どうしてこの階層に来ているのか訳が分からなかったが、

 

 

『もしかしたら、オレ達が原因でこの迷宮の生態系に影響した結果かも知れねえな、』

 

『? どういう事ですか?』

 

 

キャスターの言葉にハジメは疑問に思う。

 

 

『この迷宮の最下層でオレ達は戦った。 その影響が下からドミノ倒しでこの階層まで影響を与えた、もしくはないと思うがメディアの魔法陣の改造が影響した。 この2つじゃねえかって思う。 おそらく前者とは思うがな。』

 

 

キャスターの推測を聞いたその時、もう一体のベヒモスが倒れる。

 

 

『マズイ! 急いで助けなきゃ──。』

 

『待て坊主。 此処はオレに任せろ。』

 

 

 そう言いハジメとユエをその場に留まらせてキャスターはルーン魔術を発動させる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勇者一行と王国の騎士団達はその光景に驚きを隠せなかった。

 

 

『うぉりゃ!!』

 

 

 突然現れた謎の人物。 その人物があの巨熊の魔物を一方的に攻撃しているのだ。

 

 

 ベヒモスでさえ手も足も出なかったあの魔物を相手に無傷で一方的に追い詰めていく。 それだけじゃない。 熊の爪の攻撃をどういうカラクリか杖で受け止め、カウンターを喰らわせ、巨熊のスピードを上回る速さで立ち回っているのだ。

 

 

 これらの事実が示しているのは自分達を助けてくれた謎の人物はベヒモスを片手間で倒せる実力があり、自分達とは一線を画す実力を持っているという事だ。

 

 

 その人物が巨熊に蹴りを入れる。 すると巨熊は吹き飛ばされ壁に叩きつけられる。

 

 

『こいつで終わりだ。』

 

 

 その人物が杖を地面につくと巨熊の下から枝が現れ、身体中を貫く。 そしてその攻撃を受けた巨熊はその生命活動を停止させる。

 

 

『どうだい、オレの魔術は? って聞こえちゃいねえか。』

 

 

そう言い謎の人物は戦闘態勢を解くのだった。

 

 

『おまえら怪我はねえか?』

 

『あ、はい。 ありがとうございます。』

 

 

 光輝は謎の人物の実力に驚きつつも助けてくれた礼を言う。

 

 

『そうかい、それなら良かった。 その状態じゃ危険だろう? 急いで上に帰りな。 じゃあな。』

 

『ま、待て! おまえは一体何者だ!!』

 

 

そう話して離れようとするのをメルド団長が止める。

 

 

『おまえの様な人物は冒険者にも騎士団にも聞いた事が無い。 おまえは一体──、』

 

『忠告するぜおっさん。この迷宮を全て攻略するなら()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。』

 

 

その人物に突然、自分達が実力不足と言われてしまう。

 

 

『さっきの魔物はこの階層の更に下にいる魔物。 しかも進めば進む程さっきの奴より強い奴はたくさんいる。 それでもこの迷宮に挑むって言うなら覚悟を決めるんだな。』

 

『! 待ってください!!』

 

 

すると白崎さんがその人物を引き止める。

 

 

『さっきの魔物がこの65層以上の魔物ってどうして知っているんですか? もしかしてあなたは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!?』

 

『…………。』

 

 

 人類がこのオルクス大迷宮を攻略して最高到達階層は65階層の筈。 なのに目の前の人物は更に下の階層の魔物を知っていた。 つまりそれは目の前の人物がその階層を知っていなければ辻褄が合わない。

 

故に、彼女は質問する。

 

 

『なら教えて貰っても良いですか? 此処に来る途中で誰かに会ったりして──』

 

『カオリン、避けて!!』

 

 

 突然鈴が白崎にそう叫ぶ。 死んだと思っていたベヒモスが動き、白崎を攻撃しようとしていたのだ。

 

謎の人物が何かしようとしたが途中で止めた。

 

 

 ドーンと()()()()()()()()()()()()。 それと同時にベヒモスはその場に倒れ完全に停止する。

 

 

『……今の、銃声?』

 

 

 雫はこの世界に合わない音に驚いていると謎の人物が去ろうとした方向から金髪の幼い女性が現れた。

 

 

『キャスター、油断し過ぎ。』

 

『嬢ちゃんが何もしなければこっちでやってたっての。』

 

 

キャスターと呼ばれた人物がその人物に言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は少し戻り、

 

 

 

『あ、しまった。』

 

 

 ベヒモスが動き出して白崎さんに攻撃をしようとしたのを見て咄嗟に発砲してしまい、どうするか悩むハジメ。 そこで咄嗟に隠れてユエに頼み込む。

 

 

 

『ご、ごめんユエ。 この銃を持って君が撃ったって事にしてくれないかな?』

 

『……は?』

 

 

 不機嫌ではあったがハジメの一回ユエの言う通りに従う(健全な事のみ)という事で折り合いをつけ、渋々皆の前に出たのだ。

 

 

 

 

 

 

『あれは、銃?』

 

 

 この世界で見る事はないと思っていた地球の武器を所持している女の子に驚くクラスメイト達。 何も知らない騎士団からすれば更に混乱するだろう。

 

 

『さっさといくよキャスター。 こんな人達に関わる必要ない。』

 

 

ユエは特に白崎を見て不機嫌そうに言う。

 

 

『分かったよ。 じゃなお前ら。 運が良ければまた会おうぜ。』

 

『! ま、まって──』

 

 

そんな白崎さんの静止の声も聞かず2人はその場から離れるのだった。

 

 

 

─── 現在 ───

 

 

「それでユエは不機嫌なんだ。」

 

 

 藤丸とマシュから見てもユエはハジメの事が好きなのは一目瞭然。 そんなハジメが気に掛けている女性の前に出るのだ。不機嫌になるのは当然だろう。

 

 

「……そういえば、この部屋にある真実って何だったの?」

 

 

藤丸がそう皆に聞くとハジメは真剣な顔で話す。

 

 

「それは、アレを見ればいいと思う。 こっちに来れる?」

 

「うん。 身体はもう大丈夫だよ。」

 

 

そう藤丸は言う。 その言葉を聞きハジメは頷き、ある場所へ案内する。

 

 

 

「此処は?」

 

 

 案内された場所の床の中央には直径七、八メートルはあるだろう魔法陣があった。 そしてこの場所で一番異質なのはその更に向こうにある豪奢な椅子に座った人影、白骨化した人だった者だ。

 

 

「もしかして、あの白骨化してるのが【解放者】?」

 

 

すると魔方陣からカッと純白の光が爆ぜ、部屋を真っ白に染め上げる。

 

その眩しさに藤丸は目を閉じ、光が収まり目を開けると黒衣の青年が立っていた。

 

 

「? この人の格好──あの白骨化している死体が身につけているのと同じ。」

 

 

おそらくこの人が白骨化する前の姿なのだろう。

 

 

「試練を乗り換えよく辿り着いた。 私の名はオスカー・オルクス。 この迷宮を創った者だ。 反逆者と言えばわかるかな?」

 

「! この人がこの迷宮を創った人。」

 

 

 藤丸がそう驚き質問しようとすると、目の前の人物はただの記録映像らしく答えられないと言う。 そして彼ら反逆者と呼ばれた彼から語れた事実に藤丸は言葉が出なかった。

 

 

 この世界の争いは狂った神“エヒト”によって仕組まれた戦いであるということだ。

 

 人と魔人族との戦い、否。 今までの戦いが人々を駒にした“神の遊戯”として産み出されたものだということ。

 

 

自分達の召喚もその駒のひとつとしてこの世界に呼ばれたのだった。

 

 

彼ら解放者はその神を討たんとしたが、神は人々を巧みに操り、彼らを世界を滅ぼそうとする敵と人々に認識させた。

 

守るべき人々に力を振るうことはできず、解放者達は討たれていき中心の七人だけが残った。

 

解放者達は神がいる“神域”と呼ばれる場所へ行く事も叶わず敗れたのだ。

 

生き残った七人はその神を討つ力、“神代魔法”を受け取れる資格があるか否かを判断するために迷宮という試練を作り、認められた者のみがその力を授ける事が出来る様にした。

 

 

いつしか神の遊戯を終わらせる者が現れるのを信じて。

 

 

 

 

「……君に私の力を授ける。どの様に使うのも君も自由だ。 だが、願わくば悪き心を満たす為には振るわないで欲しい。 話は以上だ。聞いてくれてありがとう。 君のこれからが自由な意志の下にあらんことを。」

 

 

そう話を締めくくり、オスカーの記録映像は消えた。 同時に、

 

 

「…う!」

 

 

藤丸の脳裏に何かが侵入してくる。 その感覚と同時に自分の中に()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

その感覚に藤丸は膝をつく。

 

 

「! 藤丸!?」

 

「先輩!?」

 

 

突然膝をついた藤丸に驚き、マシュとハジメが近付く。

 

 

「………大丈夫だよ。 マシュ。みんな。 落ち着いた。」

 

 

そう藤丸は立ち上がって、そのままマシュの方へ向き、聞く。

 

 

「マシュ。 聞きたい事がある。」

 

「はい、何でしょうか。」

 

 

 

次の藤丸の言葉にマシュは驚きを隠せなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マシュは第四特異点までの事を覚えている?

 

「!?」

 

 

ハジメは全く分からなかったが、マシュの様子から重要な事なのは分かった。

 

 

「……先輩、もしかして、()()()()()()()()()?」

 

「……うん。」

 

 

 そう藤丸が肯定する。 自身に神代魔法が流れた瞬間、どういう訳か藤丸の頭に第一特異点から第四特異点までの出来事を思い出すかの様に記憶が入って来たのだ。 この場合記憶が戻ったと言えば良いだろうか。

 

 

「……神代魔法を俺は使えないと思うけど、入って来た瞬間何故かこの記憶が現れた。 これってどういう事だ?」

 

 

藤丸の様子にマシュは悟る。 目の前の藤丸立香は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「……藤丸? カルデアって何? 一体2人は何を話して。」

 

「……説明が難しいので簡単に説明しますと先程“神代魔法”を受け取った先輩は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 

その言葉にハジメは驚く。

 

 

「……それって、別の世界の藤丸の記憶が入って来たって事? でもそんなの僕にはなかったけど。」

 

「理由は分かりませんが、先輩だけが適応されているのでしょう。 どうしてかは不明ですが。」

 

 

 

 他の人物にはその様なことは起こらなかった。 理由は不明だが藤丸だけの現象なのだろう。 だがこの状況は良い事ではある。

 

何故なら()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。 (ぐだぐだ本能寺やクリスマス2015などのイベントも含まれる)

 

 

「俺は大丈夫。 状況も把握したよ。 これを知った以上、エヒトを神って崇めている王国には帰る事が難しいって事だろう?」

 

 

藤丸の質問にハジメ達は頷く。

 

 

 

「うん。 それに()()()()()()()()教会があるハイリヒ王国には近付かない方がいい。」

 

「ユエ? そういえばあの部屋に封印されていた理由が分かるかもって言ってたけど分かったの?」

 

 

藤丸の質問にハジメはユエを見て、彼女が頷いたのを確認し、答える。

 

 

「……ユエの封印は()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

「守る? エヒトがユエを殺そうとしたって事?」

 

 

藤丸の質問にハジメは首を横に振る。

 

 

「そうじゃない。 そこにいるメディアとアーチャーが残した資料にはユエは【神の器】らしい。」

 

「神の器? どういう事?」

 

 

【神の器】とは何か。 それをキャスターが説明する。

 

 

「まず、前提としてエヒトって野郎は【神域】から動けない可能性が高いそうだ。 さっきの歴史とアーチャーの推測で直接現れて話せば良い場面があったにも変わらずエヒトがこの世界に現れなかった事からそう推測したそうだ。 それを可能にするにはその世界の肉体が必要だ。【擬似サーヴァント】の様にな。」

 

「擬似サーヴァントって、二世さんが孔明として現れたみたいに?」

 

 

藤丸の言葉にキャスターは頷く。

 

 

「擬似サーヴァント?」

 

 

ハジメの疑問に答える様にキャスターは答える。

 

 

「本来、サーヴァントは全盛期の姿をした本人なんだが、稀にその時代で最もそのサーヴァントと同調できる人物の肉体に憑依する形で現界する場合もある。 そうする理由はそのサーヴァントによって色々あるがな。」

 

 

キャスターはそうハジメに説明する。

 

 

「今回で言うと、このトータスって世界でエヒトが動ける様になるにはそこのお嬢さんの肉体を乗っ取る事が必須って事だ。 だがエヒトって神の話を聞く限り、完全で乗っ取ろうとするだろうよ。」

 

「……つまり、ユエを封印した人達はエヒトからユエを守る為に封印したって事? でも、どうしてアーチャーとアーサー王はそう思ったんだ?」

 

 

藤丸の疑問にメディアが答える。

 

 

「あの弓兵の人はあの魔方陣を使って一度地上に出て、歴史を調べています。 その後、この大迷宮を捜索してあの封印部屋を見つけたんです。」

 

 

アーチャーが自分達と出会う前に地上に出て様々な調査をしていたというのだ。

 

 

「そこで吸血鬼が封印されていたという事実と300年前に滅ぼしたのがエヒトであると仮定してあの戦争は彼女の存在が鍵なのではと推測したんです。 つまりあなたを手に入れる事が目的だったのではないかと推測しました。」

 

「あの弓兵はあなたを解析して体内に何かしらの魔術が発動している事を見抜きました。その魔術があなたが生きている不死の理由だと推測、事実あなたの不死は体内にある固有の魔法による時間の巻き戻し。 それを封印した吸血鬼達、ましてや王族の親族が先祖返りの詳細を知らなかったなんて考えられない。」 

 

 

【先祖返り】

 

どうやら封印部屋でユエが話したこの単語をアーチャーも聞いていたらしく、それも考察に入れた様だ。

 

 

「故にあの2人は吸血鬼達があなたを殺せなかったのではなくて()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()と推測したんです。 そしてその理由がエヒトの器として使うためである可能性を捨てる事はできなかった。だから殺そうとした。確実にエヒトの目的を潰すにはあなたを倒す事が一番ですから。」

 

「……なるほど。」

 

 

 藤丸はそうメディアが語った推測に納得する。 推測に推測を重ねただけだが筋は通っている。 エヒトが地球にも手を伸ばしている事から神域から自由になってしまえば大変な事になるかも知れないと思うのは必定だ。

 

 

「とすると、エヒトを信仰している教会の本拠地の王国は無理だね。 絶対ユエを狙って来そうだもん。」

 

「ああ。 そしておそらく、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

「「……え?」」

 

 

キャスターのその言葉に藤丸とハジメは驚く。

 

 

「良く考えてみろ。 これは擬似サーヴァントにもいえる事だが、憑依したとはいえ、された側の意思は完全に消すのは難しい。 簡単なのは心を壊わす事だ。 そして嬢ちゃんは坊主が気に入っているだろう? もし坊主が死んだら心が壊れる。 それをエヒトって神がしないなんてないだろう。」

 

「……確かにそうかも。」

 

 

ユエはキャスターの言葉に同意する。

 

 

「次にマスターだが、これは【抑止力】に関する事だ。」

 

「【抑止力】って、確か世界の安全装置だよね? 世界の危機に対応するように力が働くって言う。」

 

 

藤丸の言葉にキャスターは頷く。

 

 

「ああ。 例えばサーヴァントもその抑止力によってマスターがいない状態で召喚される場合もある。 そしてここからが重要なんだが、メディアやアーチャー、アーサー王が召喚された日が()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

「……つまりどういう意味?」

 

 

その意図が読めず藤丸は質問する。

 

 

 

「つまり3人は【抑止力】によって召喚されたサーヴァントって事だ。もしかしたらこの迷宮以外にもいるかも知れないな。だが、もし【抑止力】が以前から働くならもっと前にもサーヴァントがいるはず。 だがそれに似た伝承などはなかったってアーチャーの野郎は書いていた。 つまりそれは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 

その言葉に藤丸達は驚き、同時にその理由を察する。

 

 

「……もしかして、俺が召喚師としての力でマシュを召喚したから? でもそれって、」

 

「はい。 エヒトって神は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

 

マシュの推測にキャスターとメディアは頷く。

 

 

「そうです。 私は抑止力によって召喚されたサーヴァント。そして抑止力は藤丸さんがマシュさんを召喚した事で機能したと仮定すると()()()()()()()()()()()()。」

 

「つまり、俺が死んでしまえばこの世界の抑止力は機能しなくなるって事か。」

 

 

 藤丸の召喚師としての力はエヒトから授かった物。 皮肉にも抑止力を封じていたエヒトの力を使って抑止力が動き出したのだ。 

 

エヒト自身も自分の力であるために止める事は困難だろう。

 

 

これを止めるには藤丸を亡き者する必要があるということだ。

 

 

「だからこそ、エヒトって野郎はマスターとハジメの2人の命を狙ってくるだろうよ。 それこそどんな手を使ってもな。」

 

 

現状の状況は把握した。 これからどうするかだ。 

 

 この状況でクラスメイト達の所に合流するのは良くない。 自分達はエヒトに命を狙われるだろうし、巻き込む事になる。

 

とはいえ今の戦力では対応は不可能だろう。 ハジメはしばらく考え、

 

 

「……なら、他の“神代魔法”を手に入れよう。」

 

 

そう自身の考えを言う。

 

 

「オスカーの日記に描かれている事が事実なら他の迷宮にも“神代魔法”がある。 そして“神代魔法”は()()()()()()()()()()()()()()。 それを集める。今僕達にできる事をやるしかない。」

 

「……そうだね。 他の迷宮を攻略して強くなるしかないと思う。」

 

 

ハジメの提案に藤丸も頷く。

 

 

「でも、その前にしばらくの間この場所に留まっても良い?」

 

「? どうして?」

 

 

ハジメの提案に疑問を持つ藤丸は理由を聞く。

 

 

「実はここ、色んなアーティファクトがいっぱいあるんだ。 多分オスカーが作った物だと思う。 ここなら僕でも色んな事が学べると思うんだ。 あの時の様に藤丸が倒れる様な事がないようにさ。」

 

 

「……そっか、うん。 しばらくの間ならこの場所に留まっても良いな。 生活にも困らないだろうし。」

 

 

藤丸はハジメの提案を承諾し、しばらくの間この場所に住む事になったのだった。

 

 

「………」

 

 

そう2人が話している傍ら、マシュはある不安を抱いていた。

 

 

 (先輩が私を召喚した事で【抑止力】が発動した。 確かに筋は通ってます。でも、)

 

 

マシュはある疑問を持っていた。

 

 

(本来サーヴァントと契約した時に令呪が3画現れるのに先輩は一画。それだけならまだしも時間経過で令呪が回復する。 まるで()()()()()()()()()()()

 

 

そして今、“神代魔法”を得た事で藤丸はカルデアの記憶を得た。

 

 

(……そして今、“神代魔法”と“カルデア”に何か繋がりがあるのでしょうか? でも私は知りません。 なら一体どういう事でしょうか。)

 

 

こんな時、【経営顧問】が居てくれればと思うが分からないなら分からないで藤丸をサーヴァントとして守ると改めて決意するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─── ???? ───

 

気づいた時、そこは見覚えのある場所だった。 

 

召喚でもされたのかと思ったが、近くの街に寄った事でただの召喚ではないと悟る。

 

どうしてここにいるのか、自分だけなのか。

 

分からない事だらけだが、愛用の武器を持って進む。

 

 

 

 

 

 




以上いかがでしょうか?


次回以降はまだ固まっていませんので更新はしばらくしないと思います。

考えがまとまり次第進めていきます。
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