幕末に生きる   作:フューチュラ

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初めまして、僕は「フューチュラ」です。

色々な小説を見て僕も書きたいと思い、投稿しました。
努力しますのでよろしくお願いします。


序章
歴史が残る前


嘉永(かえい)元年11月11日

1人の少女が、とある道場に入門する。

 

少女の名は「勝五郎」。そして、入門した道場の名は「天然理心流剣術道場・試衛館」。

 

勝五郎は色々な人に出会う。

 

そして、そこで出会う仲間達と一緒にある、組織を作る。

 

時が経ち、盗賊などを捕まえる働きをし、師に認められ師の養子に入り、名を何度か変え正式に養子縁組が、成立したとき、「近藤勇」と名乗るようになる。

 

 

後に、幕末最強の戦闘集団「新撰組」の局長になり、歴史に名をのこすものの誕生である。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

時は移り、平成の世。20XX年12月24日。東京都の陵北高校の屋上のさらに上、給水塔の上で、1人の少年が寝ながらタバコを吸っていた。

 

名は、岩村圭吾。歳は17歳の未成年である。

 

彼は、別にタバコが好きなわけではない。やることがない時に吸うだけだ。

だが、少しづつ本数が増え、依存傾向にある。

 

「やることがない時に吸うだけだ」と、言ったが、現在授業の真っ最中である。彼は授業をサボりタバコを吸っているのだ。

 

「はぁ〜〜。つまんねぇ〜。」

 

タバコを吸いながら、空を見る。雲一つ無い晴天だった。

 

今日も何もなく、何もせずに終わっていく。毎日こんな生活をしている。怠惰な日常を送っていた。

 

本来なら今日はクリスマスイブ。カップルが二人で聖夜を過ごす日。

たが、こんな生活をしている圭吾に彼女がいるわけがない。一人暇な1日を送る。そう…………思っていた。

 

「ガチャ」

 

屋上の鉄製の扉が開く。

 

今は授業中、しかもこんな寒いところに生徒が来るわけがない。

先生が来たと思い、持っていたタバコを飲みかけのコーヒーの缶に入れる。

 

勿体無いことしたな〜と、思いながら給水塔の裏に隠れる。

先生だったらどうするか、言い訳考えねぇと……色々な言い訳を考えるが、浮かぶことなく時間が過ぎる…

 

 

だが…いっこうに先生の声が聞こえない。

 

先生が俺を探しに来たんじゃないのか?

それだったら、すでに名前を大声で言うだろう。

そう思った、圭吾は給水塔の裏から少し顔を出し誰が来たか確認することにした。

 

少し顔を出して見ると。そこには、俺と同じ制服を着た男と、指定のセーラー服を着た女が抱きついてキスをしていた。

 

だよ…先生じゃないのかよ…コーヒーとタバコ損した…と思い頭を戻し後悔していると、

「はぁはぁ…」と言う、女の息が上がった声が聞こえた。もう一度頭を出し確認すると、男の手が女の股のあたりにあった。

 

「はぁはぁ…ここでするの?」

「しょうがねぇだろ、金ないんだから。それに……ここでしたいって言ってたじゃん。」

「まぁ…そうだけど……」

「お前、スリルあるとこでやると興奮してスゲェーもんな♪」

「バカ⁉︎恥ずかしいこと言わないで‼︎」

「そう言うわりにわねぇ〜♪」

男が女の股から手を出し、それを女に見せている。

 

お前らここで何してるんだよ‼︎盛り場じゃねぇんだぞ‼︎

どこのアホどもかと思い、顔を見ると…

 

女の方は同学年の袴田鞠子じゃねえか…相手は………三年の峰じゃねえかよ⁉︎

 

袴田….お前彼氏いるじゃねえかよ…同学年の吉見がよ…吉見クリスマスイブ袴田と過ごすって喜んでたんだぞ…

 

あの噂、あながち間違ってなかったのかよ〜

 

噂とは袴田が何股しているという噂である。因みに吉見は、袴田にぞっこんなため知らない。

 

吉見にこの噂について話したが、

「あいつに限ってあるわけないじゃん♪なんせあいつも俺にぞっこんだから♪」

 

吉見………盲目になりすぎだ。

 

昨日も武(たけ)が、違う学校の男とホテルに入るの見たって言ってたぞ。

 

袴田…双子揃ってビッチなんだな……

 

袴田には陵北高校とは反対側の南にある陵南学園に双子の妹がいる。

それも、噂だと妹もかなりのビッチらしい。

 

 

先生に見つかるより、違う意味で最悪だわ………

 

よりにもよって、ダチの彼女の浮気現場+ビッチぶりを見るとわ…

 

項垂れながら頭を戻そうとした際、足にコーヒーの缶があたった。

 

ヤベ‼︎と、思い手を伸ばすが缶には届いたが、指をかすめるだけで、逆に勢いをつけてしまい、倒れてそのまま給水塔に登るためのハシゴにあたる。

 

勢い乗ったことにより、「カコーン」と、情事の真っ最中の二人に聞こえる程の音が鳴り、下に落ちていく。

 

二人は給水塔の方に勢いよく顔を向ける。

峰が

「誰かいるのか⁉︎」

二人は情事の真っ最中、見られていたことと、邪魔されたことにより大きな声を出し怒り気味に言う。

 

だが…誰も出てこない。当たり前だ、あくまで缶による音。人が出て来なきゃ誰かが忘れた、缶が風に倒れて転がり、ハシゴにあたって音がなったで済む可能性がある。

その可能性を信じ、出るのをやめたが、追い討ちが起こった。

 

「♪♪〜〜」

 

スマホのメールの着信音が鳴った…

 

詰んだわ〜〜〜

 

「誰かいるんだろ⁉︎出てこいや‼︎」

 

情事を止め、峰が、某元レスラーの決め台詞みたいなことを言いながら給水塔の方を見ている。

 

似てね〜〜

 

そう、思いながらメールを、確認する。

 

送信者は、吉見。内容は、「今何してんの?」

 

「テェメーのアホ彼女に見たくねぇもの見せられて、三年のアホ先輩に絡まれそうになってる。」

送信。

 

即着信音あり。出る。

「俺の嫁に対してなんてこと言ってんだーーーーー‼︎」

 

…………今授業中だろ。電話したら怒られるぞ。

 

そう、思いながらも、

 

「吉見…目を覚ませ。そして、知るか。ヒモ男。」ピッ!

 

通話終了。

 

「はぁ〜面倒くせ〜」

 

バレたら隠れていても意味がない。俺は立ち上がり給水塔から飛び降りた。

 

二人の前に出て一言

 

「チャ〜す。」

 

やる気のない挨拶をする。

 

「テェメー、圭吾何してんだ?」

峰はかなりの御立腹らしく、震えながら言う。

 

「サボりっすよ。」

笑顔で俺は答える。

 

「ひとの最中の覗きと邪魔とは…偉くなったもんだな。」

額に青筋が立ってきた。

 

「覗く気ないし。ビッチとヒモ男2号の情事興味ないし。それに、こんなところじゃあ、邪魔に入る人いるでしょ?」

 

時間はともかく、ここは屋上だ。人の出入り自由だからな。

 

「な!何ビッチとか言ってんのよ‼︎」

服を直しながら、鞠子が言う。

 

「見たまんまじゃん。それ何人目だよ?」

俺は二人に近づく

「吉見は、お前にマジなんだぞ?あいつがどんだけバイトして、お前のために使ってるのか知ってるか?」

そして、鞠子の前に行く。

 

「鞠子に近ずくなや‼︎」

峰は俺に言うが無視。

 

「知らないわよ‼︎あっちが勝手にしてくれるんだから‼︎」

 

「クソだな…お前…」

 

「人のこと無視してんじゃねえよ‼︎」

峰は、とうとう我慢できず、懐に手を入れナイフを出す。

 

峰の面倒くさい性格出たよ〜

峰はキレると凶器を出し相手をビビらせて、殴ったりしてくる。

 

「五月蝿い。」

峰がナイフ出したのを見て、左腕のみで放つ最速の拳、「ジャブ」で、峰の顎を打つ。

 

「スパン」と、乾いた音がした。

音が鳴った後、峰は膝から崩れる。

 

手応えはあったし、口開いてたから脳震盪起こしたかな?

 

倒れた峰を見た後、鞠子に近づく。

 

「今後…吉見に近づくな。もし、近づいたらあいつみたいになる。」

右手の親指で、峰を指す。

すると、鞠子は腰を抜かし床に座って黙って頷く。

 

それを見て、屋上から出て行く。扉が開いたのと同時にチャイムが鳴る。

階段を降り、教室に向かう途中後ろから、

「授業サボって何やってたの?」

声をかけられた方を振り向くと、小柄な男、いや…下手したら女子と間違うほどの可愛らしい男の子がいた。名前は木島武史。名前は男らしいが、体格は小さく(身長150ぐらい)、女子に遊ばれていることがある。

 

「武か…屋上でビッチの情事を見せられそうになったから、中止させてた。」

 

「相手は鞠子と誰?」

 

「三年の峰。今は屋上で伸びてる。」

 

「峰さん?あ〜あの人…自業自得だね。それに、相手が圭吾じゃね。」

と、言い俺の方を見上げる。

 

確かに、相手が悪かった。峰は、身長170前半、圭吾は、身長180後半、正確には188。身体もかなり絞り込まれている。

体格差もあるが、何より圭吾は「ボクシング」で記録を残している。

一般人が勝てるわけがない。

 

「そういえば…吉見はどうした?」

 

「先生に怒られてる。」

 

授業中に電話したうえ、あの大声だ…怒られない理由がない。

 

「戻ってきたら、あいつの目を覚まさせよう。鞠子は、あいつに近づくことがなくなるから。」

 

「鞠子に釘さしたんだ…吉見大丈夫かな?」

 

「大丈夫じゃないよな…ま、自殺させないためにも、今日はあいつを慰めよう。」

 

「そうだね♪」

 

笑顔で武は答える。

 

『はぁ〜〜野郎だけでイブ過ごすのかよ』

 

圭吾は心の中でため息と愚痴を言いながら、教室に向かって歩いていった。

 

 

 

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