サメとクジラとオオカミウオ   作:神永陽江

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呪術とライダーのクロスは少ないなぁ…ほな自給自足するか!と思って書いた。後悔はしていない


第1話

 

 

 

俺は今まさに絶体絶命の危機にある。

 

 

「せいやあああああ!」

 

「オーシャニックブレイク!」

 

 

上空から迫りくるは真っ赤に燃え盛る深紅のかぎ爪、地上から猛進するは勇気で覆われた水の弾丸。天地からの同時攻撃は完璧なまでの連携とタイミングで放たれ、ほぼ同じ瞬間に自身の肉体へと直撃して容赦なくそれを打ち砕いていく。

 

言葉にするのも生ぬるいほどの激痛が走り、メダルで構成されていた仮初の肉体が破壊されていく。

 

 

 

 

まごうことなき避けられない終焉へのカウントダウンが迫りくる中で、自分の脳裏に浮かぶ言葉はどれもが疑問に満ちたものだった。

 

何故俺は負けたのか、何故俺は死ななければならなかったのか、何故俺はこうなってしまったのか、何故俺は…なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、そんな数多の疑問の声が数瞬の内に消え去ってしまう。

 

そして意識が沈む刹那、俺の頭に最後に浮かんだ疑問は…

 

 

俺は、本当に満たされたのか?

 

ありとあらゆるコアメダルを取り込み、自分の肉体を手に入れてただひたすらに貪欲に暴れに暴れて、その果てに俺は何を手に入れたのだろうか。欲の赴くままに振る舞い続けて、果たして俺は本当に何かを得ることが出来たのか? 俺は、いったい何になれたのだろうか。

 

「ああ…」

 

もし、もう一度、新しい人生を俺のまま生きることが出来るのだとしたら。その時にはもう一度俺は…

 

 

「何が、足りなかったんだ?」

 

 

「満たされるもの」という何かを探してみたいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし、()も明日を掴めるのならば…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う、あ…ァ…」

 

雨が降る。

 

冷たい礫が泥まみれになって泥濘んだ地面に横たわる体に落ちては溢れていく。雨粒の冷たさも、ポツポツとしたこそばゆい感触も、死にゆく体にはまるで感じ取れず、ただただ体温が奪われていく気持ち悪い流れが全身を支配する。

 

「ま…だ、生きたか、ったなぁ…」

 

唯一動くのは口のみで、肺に溜まり切った冷たい空気を淡々と吐き出していく。口にするのは生への果てなき希求。しかし、それを求めんとする心は無情にも死にゆく体たちに縛られ、地面に縫い付けられて封じられる。

 

腕は引き裂かれて動かない

 

脚はあらぬ方向に捻じ曲がってる

 

口は酷く裂けて耳にまで傷が及んでいる

 

頭からは血が限りなく流れ、目は片方潰れてる

 

こんな調子では体内でも内臓と骨もぐちゃぐちゃになっているだろう。まぁ感覚が無いので分からないが。果たして、こうまでして戦った人生に意味はあったのだろうかと京都府立呪術高等専門学校に所属する2級呪術師の霧島御舟は想う。

 

髪色が特殊だからと流れでスカウトされ、あれよあれよと世のため人のために戦う呪術師の学生となって3年が経ち、目立たぬ成長も無いままにただひたすら呪霊を殺し続けてきた人生。果たしてこれをどう呼ぶべきか。

 

友達も作らず、ただ呪術を磨いて磨いて研鑽を重ねて死にたくないからと抗い続けてみたが、結局は無駄に終わってしまった。そして大した成長も無いまま今日受けた任務…等級詐欺の特級呪霊と遭遇してあっという間にこの様だ。

 

今こうして死の淵にいる訳だが、私が死んだ後に悲しんでくれる人はいるのだろうか。西宮ちゃんは…まぁ悲しむだろう。あの子とは余り話したことは無かったが、何かと良くしてもらっていたし心配してもらった。

 

加茂の御曹司は…分からない。何しろ顔が鉄面皮過ぎて話す気も沸かない。東堂は論外だ。でも、この二人は悲しんでも直ぐに立ち直れるだろう。そして記憶の奥にしまわれていくに決まっている。だとしたら…そんな結末は悲しい以外の何ものでもない。

 

人が忘れられるよりつらいのは記憶の片隅に置かれることだ。

 

覚えて貰っているのに「あぁそうか」なんて冷めた態度しか向けられないというのは、下手な孤独よりも突き刺さる話なのだ。幽霊扱いなんて大っ嫌いだ。

 

「それは…い、や、だ…」

 

2つに裂けた腕をなんとか動かして天へと向ける。流れる雨が中途半端に千切れた腕に注ぎ込まれ、透明と赤色に染め上げられた液体が流れ出す。頬に落ちた雨粒は、涙の代わりとなっていた。

 

もっと生きたい、死にたくない、終わりたくない、こんな結末なんてまっぴらごめんだ!

 

「ゔ、ゔゔゔゔあああああ…!」

 

私に家族はいない、父は幼い頃に蒸発し母は呪霊に呪い殺されている。ただ一人の天涯孤独の身の上だ、でもこんな場所で死んでしまったら私は何になると言うんだ、呪霊にもなれない本物の幽霊になんてなりたくない!

 

一人だけは嫌なんだ。

 

だから、欲しい。

 

 

私が、私の想いに応えてくれる存在が欲しい。私の孤独を穴埋めしてくれる存在が欲しい…!

 

『ならば、俺がその願いに答えてやる』

 

そのセリフが天から降ってきて、私は3色に輝く星たちを見た。

 

 

 

 

さて、俺はこの状況をどう言い表すべきであるか。

 

「あなた…だれ? メダルの塊?」

 

目の前には女の子が一人立っている。身長は平均的といったところで、髪は短く切り揃えられていて珍しい銀色に光り、瞳は深海のように青く黒く、光は感じられない。白い肌は透き通っているようでまるで死人みたいだ。

 

黒い制服を見るに学生だろうか、しかし普通の学生にしてはやけに落ち着いていてとてもではないが一般人には見えない。それに俺がこの世界に流れついて始めて見た人間であるこいつは、それこそ人ならざるモノにズタズタにされた体だった。

 

そして彼女の言葉…

 

「まだ生きたい…か」

 

「! あなた…私のことをずっと見てたの?」

 

「まぁな…俺が誰だと言ったな? 答えやる。俺の名前はポセイドン。仮面ライダーポセイドンだ!」

 

高らかと己の名前を女に宣言してやる。俺の名前は仮面ライダーポセイドンだ。遥か未来の世界において意思を持ったメダルの塊。底無しの戦闘欲を持つ凶暴無比の怪物だ。

 

「ポセイドン…? ギリシャ神話の海の神…ていうかそもそも仮面ライダーって何⁈ ここはどこなの⁈」

 

いきなりの展開に驚いているのか思考が追いついていないのか目を瞬きながら挙動不審となっている。そんな女を見て俺はますます口角が釣り上がるのを感じ取っていた。まぁ、メダルの塊だから口なんてものは無いのだが。

 

「教えてやるが…その前に話がある」

 

「話?」

 

「俺をお前の体に住まわせろ、そしたらお前の知りたい事を全て教えてやってもいい」

 

ちょうどいい。こいつの体を借りてしまおう。どうせ死にかけの弱い女だろうからあの鳥のグリードみたいに依代を完全に支配することができるはずだ、ならばこれからは好き勝手に暴れられるという訳だ。この世界がどんな世界かは彼女の記憶から引き出せばいい。

 

「………」

 

「どうした、怖気付いたか?」

 

黙ったままの女に発破を掛けてやる。

 

俺たちが今いるこの領域…彼女の精神世界であろう暗闇に幾つもの鬼火が浮かんでいる水辺に佇む少女は、しばし考える素ぶりを見せてこう言ったのである。

 

「ならば取引といきましょう。私の体に住んでもいいわ…ただし、条件がある」

 

「なんだ?」

 

あなたと私が対等であるということよ。どちらかの過度な不利益を被るなんてことが起きないようにする。必要ならば私はあなたにいくらでも呪術の知識を貸してあげる…その代わりにあなたも私に協力して」

 

私が死なないように。

 

「ほう…要は舐めるなってことか…まぁ、いいだろう。それくらいのガッツが無ければ俺もお前を見捨ていたところだ」

 

そう言ってくる勇気のある奴は嫌いじゃない。死にたくないとか言って千切れかけの腕を無理に動かせる女ならば多少楽しませては貰えるだろう。何より、支配されてばっかだったアイツよりかは余程食いがいがあると言うものだ。

 

「ハッ! いいだろう…これで契約は成立だ。改めて俺の名はポセイドン。お前は?」

 

「私は霧島御舟。呪術師だよ」

 

そう言って女は差し出された手を握り返す。その感触は力強く、たとえ悪魔のような存在であったとしても、自分が生きる為ならば相乗りすることも厭わないという彼女なりの決心が伺えた。なるほど、なかなか呪術師とは多少イカれた人間らしい。

 

「ならば早速体を貸して貰うぞ」

 

「は? 何に使うの?」

 

「お前をここまで傷つけた奴がいるんだろ? ならばそいつへのお礼参りだ。暴れたかった所だし…見せてやろう、仮面ライダーがどのような存在なのかをな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨の中、地面に這いつくばっていた体が脚を使うことも無く、糸に引っ張られたかのように起き上がる。その体の主は霧島御船であったのだが、どうやら纏う雰囲気がまるで違う。

 

大海原を想起させる綺麗な瞳が紫一色に染まり、全身に負っていた傷がメダルの様なエフェクトが走ると一瞬にして修復されていく。唯一口に刻まれた裂傷だけは跡が残ってしまい、さながら肉食魚の顎を思わせる。

 

「これはこれでいいな」

 

自分の口を撫でながら、御舟の体を手に入れたポセイドンは呟く。とある並行世界で仮面ライダーオーズと仮面ライダーアクアに敗れて死を経験した彼は、意識を宿したコアメダルごと転生し、瀕死の呪術師の霧島御舟に憑依して再び生を授かった。

 

「しかし…なんとも不愉快な真似をしてくれたな、縛りか?」

 

呪術の知識が彼女の体を通じて濁流の様に押し寄せてくるが、それを一つずつ噛み砕いていくポセイドンの顔は酷く歪んでいた。彼女が彼と契約する際に提示した条件…呪術でいう縛りを知識を提供する前に結ばせた彼女の手腕は見事だった。

 

このせいでポセイドンは鳥のグリードの様に完全に体を掌握しきれていない。

 

「だが…まだまだ甘いな」

 

虚空から自身の専用装備である深紅の槍・ディーペストハープーンを取り出してもたれかかると、彼女から得た知識、記憶、経験を元に独り言ちる。こいつの生まれながらの特殊能力…術式と言ったか…それは彼女の名に恥じない強さを持っている。なのにどうしてこんなにも弱いのか…まあいい。

 

「反転術式も、領域展開も、術式反転も使えない弱い輩が…俺が戦い方を教えてやる」

 

ポセイドンが槍から離れると彼女の腰に風車を思わせるドライバーが出現し、更に体内から引き出された赤、青、水色のメダルが装填される。ポセイドン自身の意識を宿したコアメダルと呼ばれたそれには、サメとクジラとオオカミウオのデザインが施されている。唱える呪詞はただ一つ。それだけで事足りる。

 

 

変身

 

『サメ!』

 

『クジラ!』

 

『オオカミウオ!』

 

メダルに刻まれた海洋生物たちの能力が引き出され、依り代となった彼女の体を海のエフェクトが覆い隠し、その姿を怪物へと様変わりさせる。

 

水色の頭部に吊り目に黄色い複眼。前頭部、両側頭部には突起が出ており、横から見ればそれが後ろ向きになった鮫の背鰭、胸鰭であることが分かる。右肩には鯨の頭を、左肩に尾鰭を模った装甲が。胸甲にはモチーフとした鮫、鯨、狼魚の三匹が逆三角形に重なった紋章が。

 

腰は鰭の形の朱色の装甲で覆われ、両脚は同じく朱を主とし、黒い溝が彫られ、それが魚の鱗らしさを表現していた。

 

仮面ライダーポセイドン、再誕。

 

「仮初の自由とはいえ好き勝手に振舞えるってのは悪くない。さて…」

 

花は咲き、風はゆるやかに流れ、雨はいつの間にか止んで、穏やかな太陽が顔を出している。それでもなお、隠し切れない殺気が彼女を包み込もうとしていた。

 

地面を蹴って、宙に浮く。

 

「楽しませろよ、雑魚が」

 

槍を薙ぎ、水色の斬撃を飛ばして、近くの木々に潜んでいた呪霊を叩き落して目の前へと引きずり出す。被弾した箇所を呻きながら修復して現れたのは、巨大な毛むくじゃらの口だけが異様にデカい蛇の呪霊だ。

 

「特級仮想怨霊・野槌だったか…確かにあの女の手には余る代物だろうがな。大体、このレベルの化け物を女一人に任せるなんてグリードよりも頭が回らんらしいな、呪術師とやらは」

 

飛び掛かった呪霊の下にスライディングで潜り込んでからディーペストハープーンで上に突き上げ、穂先からの衝撃波で空中へと打ち上げる。この呪霊は大地を転がる事によってその速度とパワーを増幅させる術式を持つ。ならばどこにも脚を下せなくすればいい。

 

「戦うにしても子供に殺しの術を教えるとはなかなかに業が深い。ま、そういうお前らだからこんな醜い怪物たちが生まれるんだろうが」

 

自由落下してくる野槌をフットボールの様に蹴り上げて再度空中へと吹き飛ばすと、ポセイドンの装甲に刻まれたオオカミウオの紋章が赤く輝く。同時にポセイドンはディーペストハープーンを地面に突き刺すと、その上につま先で屹立する。その真上には、空気と重力の檻に囚われて身動きの出来ない呪霊がいた。

 

 

「命乞いはするなよ? もっとも…」

 

爪先で槍を踏み台にして、衝撃が加えられた槍は、地面に突き刺さった穂先から衝撃波を出し返す事で応え、衝撃波をブースターとしてロケットのように垂直に打ち出されたポセイドンは空中で体を捻ると、その両脚はオオカミウオの牙のエネルギーを纏う。

 

空中にて逃げ場のない呪霊はそのまま自らの体を咢へと落としていく。

 

そしてポセイドンはそのまま標的を無慈悲に噛みちぎる。

 

「お前の命はここまでだがな」

 

 

呪霊が空中で爆発四散し、空中から華麗な所作で着陸したポセイドンは、ディーペストハープーンを引き抜くと即座に変身を解く。傷一つ無い霧島の体が顕となるが、その瞳は紫と深海の色に別れていた。グリードが体を乗っ取っている状態ではあるが、縛りの影響で二人の意識が介在している。

 

「これが戦い方だ、小娘」

「特級が…あんな簡単に…」

 

「頑張ればお前もこれくらいはできるかもしれんぞ? 死ぬのが先かもしれんがな」

「死んだらあなたもそこで終わりなんですけど? 死なない程度には暴れたいならばお好きにすれば?」

「言ってくれる!」

 

死の間際まではしおらしかった癖に回復した途端に勝気な宿主にポセイドンは笑みが止まらない。これくらいのじゃじゃ馬ならば早々折れる事は無いだろうし、なかなかに楽しめそうだ。とはいえここからどうするべきであろうか。

 

「おい」

 

「何?」

 

「お前、これから高専とやらに帰った時に俺のことを話すつもりか?」

 

「話すわけないでしょ。呪術師連中の上に知られたら何されるか分かったもんじゃないし。今回も無能な上のせいで死にかけたんだからお互い様…つまり話さない」

 

ならばそれでいい、とポセイドンは安堵する。これで呪物なり呪肉体扱いされた口実で危険性から封印や処刑なんて話に発展したら折角の第二の人生とやらも楽しめなくなってしまう。

 それはご免である。とはいえこの女は呪術師の上層部はともかく、同級生や後輩、教師にも黙るつもりであるのだろう。それ程信頼できない相手なのかと少し興味が湧いたので、ポセイドンはそれとなく聞いてみる。

 

「お仲間にはしなくていいのか?」

 

「別に。私はあいつらを信頼はしていないけど信用はしている。あんたがヘマしなきゃ多分気が付かないんじゃない? それか信じないか…どっちにしろ変わんないか」

 

「なんだ、やけに淡白だな」

 

「呪術師ってそういう者だと私は思ってる一般上がりの私じゃあ元から呪術師に関わりがあったあの子たちとは見る世界が違ってる。最初から別種の生き物を見てる気分よ」

 

親が外国人の呪術師の西宮、呪術師を師匠に持つ東堂、呪術師の家系の御曹司である加茂。全員が全員幼い頃から大なり小なり呪いに浸っているからこそ、あくまでスカウトの形で高専に来た御舟にとっては彼らも歪に見えるのだ。

 

だからこそ疎外感を感じるし、同じ足幅で動けない。人は一度自分が仲間外れになったと思えばとことんそう思い込む生き物だ。だからこそ自分に賛成してくれる人たちを追い求め、心の孤独と空虚さを満たそうとする。

 

「難儀な生き物だな」

 

「お魚よりはマシよ」

 

「魚ですら見ず知らずの連中とは群れるし協力しあえるぞ…まぁ利益がある場合に限りだが、そう言えば俺たちもそういう関係だろうからな。これからよろしく頼むぜ、『主』?」

 

「その呼び方辞めて。マジで似合ってないし気持ち悪いから」

 

それっきりポセイドンは引っ込んだのか目の色は元の海の色に戻っていた。その両目で見上げてみれば空は水色に光輝き、海の様に縦横無尽に広がっている。まるで、新しい体験に飛び込む彼女を祝福する様に。

 

「あーあ、最悪だ」

 

当の本人は悪態を吐き、帷がまだ降りていることを確認してから補助監督の元へと走っていく。

 

自分の頭の中で響く、悪魔の笑い声を聴きながら。






霧島御舟

呪術高専京都校の3年で2級呪術師。

本作の主人公であり、仮面ライダーになってしまった女でもある。等級詐欺の任務で死にかけていた時に死にたくないと強く願ったら並行世界から降ってきたポセイドンのコアメダルと融合してグリードになっちゃった女。

術師としての実力は並よりは少しある程度。死ぬ時は死ぬレベルのスペックでしかなく、まだ弱い。

性格は勝ち気に振る舞っているが本質では孤独や死を嫌う小心者でもある。何よりも一人であることを恐れてはいるが、呪術師という一般人とは別種の生き物たちの空間に放り込まれたから萎縮してしまい結局ずっと一人のままになっている。

自分から踏み出す勇気を持てない子ではあるが、それでも3年も生き残ってきた為かそれなりに頭は回るし、並大抵のことなら動じない肝はある。


ポセイドン

仮面ライダーポセイドンに変身するグリード。仮面ライダーオーズの劇場版に登場する悪の仮面ライダーであり、自身の宿主であった仮面ライダーアクアとオーズとのバトルで敗死し、転生したらメダルのまんまだったし、目の前にいた女を乗っ取ろうとしたらマッチポンプの縛りを結ばされた社会経験の無い怪人。

だがしかしその底無しの戦闘欲は脅威に値する。
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