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本物の街をかたどったような黒い街。
それは威舞煇が己の能力で作り上げた影の街で、その街には存在しない城のような塔。その上で威舞煇は食事をとっていた。
本来、威舞煇は食事をとらなくても良いが、昔の楽しかった思い出を忘れないために時々やっていることだ。
威舞煇「ハァ、リアス部長まだ、アタシのこと・・・・」
そう呟きながら気持ちを紛らわしていると
威舞煇「あっ、そうだ、確か・・・・」そう言って影から手鏡のようなものを出す。
威舞煇「これで、あっち(現世)覗こっかな?」
そう言い覗こうとするが。
威舞煇「いや、やめとこ、アイツ等、妙に感だけは良いからな。」
そう言って鏡を仕舞う。
すると、
威舞煇「っ!!行くか・・・」
そう言って影から現世に出る。
~現世~
狭い路地裏でも二人の桃色の髪の少女《大川村寧(おおかわむらねい)》と紫の髪に目にドクロマークのような模様が入った少女《寶月夜宵(ほおづきやよい)》が何かから逃げている。
寧「夜宵ちゃん!早く!!」
夜宵「うん。」
そう言って二人とも逃げているが、
?「マテェ、コワガラナ・・クテモダイ・・ジョ・・ウブ・・ダヨー」
という声が近づいてくる。
すると
夜宵「寧、私を置いて逃げて。」
寧「だっダメだよ夜宵ちゃん一緒に逃げよ!」
夜宵「この怪我じゃ追いつかれる。」
そう言っている夜宵の足は怪我をしており走ることが難しい
寧「ダメだよ!友達を置いてなんて行けない!!」
そう言っていると、追いかけていた何かが姿を現す。
蜘蛛を模した頭に耳まで裂けた口、肋のようなものが見てた黄色に薄い灰色の身体に以上に細長い腕、更に背中とかたから細い副腕、蜘蛛のような下半身の女のような怪人《蜘蛛女》が姿を現す。
蜘蛛女「ミィツケタ、オイシソウナコタチ・・・」
そう言って口を明けで近づいてくる
寧「ひっ!」
夜宵「寧!!逃げて!!!」
寧「寧は魔妨隊です!!!絶対に見捨てません!!」
そう言って夜宵を守るように抱き締める。
寧「ごめんなさい、パパ、ママ、きっと見つけるって誓ったのに・・・・」
蜘蛛女「イタダキマァス」
そう言って襲いかかろうとした瞬間
威舞煇「ガキ相手になにやってんだ、このロリコン。」
声と共にすさまじい蹴りが蜘蛛女の頭部に直撃し蜘蛛女は吹き飛ばされる。
寧と夜宵が目を開けてみてみるとフードを被った少女、威舞煇が立っていた。
威舞煇「久しぶり二人とも、ちょい見ない間に大きくなったか?」
寧「威舞煇さん」
夜宵「威舞煇」
威舞煇「再開を喜びたいけど取り合えずこの路地から出るか。」
そう言って威舞煇はふたりを抱えて走り出すすると金髪ロングで胸にさらしを巻いた番長のような魔妨隊2番組組長《上運天美羅(かみうんてんみら)》に出会う
美羅「どわっ!って寧!それに夜宵!ってことはテメェが」
寧「違うのです!」
夜宵「うん、威舞煇が助けてくれた。」
美羅「そうなのか?!すまねぇ。」
威舞煇「大丈夫、大丈夫、これよりコイツら頼むわ。アタシは」
そう言うと蜘蛛女が追い付いてくる。
蜘蛛女「ウゴァアァ!!」
美羅「なっ!!」
美羅が構えようとするが。
威舞煇「アタシがやる。」
そう言って威舞煇が黒い炎を纏って暗黒体に変異し歩き出し蜘蛛女は獲物を取られた怒りで走ってくる。
蜘蛛女が腕で凪払おうと振るうが威舞煇はそれを少し身体を剃らして避け蜘蛛女を殴り飛ばす
蜘蛛女「グゲェ!」
殴り飛ばされるがすぐに反撃で腕を振り下ろすが受けもめられ二発パンチを喰らい怯むのを見て威舞煇は人差し指で『かかってこい』と挑発し怒った蜘蛛女は襲いかかるがまたも殴られ蹴り上げられ、威舞煇が蹴り上げて浮いた身体を掴みそのまま地面に叩きつける。
寧「す、すごい」
夜宵「無駄がない。」
美羅「ああ、(なんだ、あの戦い方?ありゃあ、もう組長クラスだぞ?)」
蜘蛛女「グゲエ!!」
たまらず糸を吐こうとするが
威舞煇「させると思うか?」
そう言って口のなかに手を突っ込み糸袋を引きちぎる。
蜘蛛女「グギャアアアアアァ!!!」
威舞煇「終わりだ。」
そう言って刹那は構える
蜘蛛女「キゲロォアァア!!」
そう叫び蜘蛛女は向かってくるが
威舞煇「ハァ!!」
威舞煇は走り出し宙に舞う
威舞煇「テヤアア!!!」
煉 イ
ブ レ イ キ ン グ
獄 パ
ク
絶 ト
華
跳び必殺の一つである。ライダーキック《ブレイキングインパクト》を放つ
蜘蛛女「グゲラァア!!!!」
断末魔と共に蜘蛛女は灰となり崩れ落ちた。
威舞煇「ふう。」
戦いが終わり寧達の方に向かう
威舞煇「怪我無い?」
寧「はい」
夜宵「うん」
美羅「なぁ、威舞煇、お前」
威舞煇「アイスでも食うか?」
美羅「は?」
寧「えっ?」
夜宵「・・・・」
突然の斜め植えすぎり発言に美羅は困惑し寧は驚き、夜宵はジト目になっている。
威舞煇「前、寧と夜宵に約束してたしアンタも来い。」
美羅「おっ、おう・・・」
威舞煇「んじゃ、行くか。」
寧「はい!」
夜宵「うん。」
そう言って寧と夜宵、美羅は威舞煇と共に威舞煇の知るアイスやに向かうのであった。
続く
エンディング(A.M.D.K.J.)
次回予告
それは溶けることのない凍えた心
次回《氷菓子》
氷により冷たい零度の炎に包まれた悲しみ、