威舞煇「はぁー、全く、よりにもよって・・・・・」
威舞煇が、頭を抱えながら呟く
目の前には崖だらけの大地に紫の空に浮かぶ月。
威舞煇「よりにもよって魔都に来ちまうとは。」
どうしてこうなったかと言うと
ー回想ー
山奥の道路に太陽が照っている中、バイクで制限速度も何のそので駆け抜ける人物が一人、威舞煇である。
威舞煇のバイクは(V-MAX)を自分の能力でカスタムした黒いバイクでスピードを飛ばしすぎると道路から炎が出るので制限をしている。
威舞煇「ふふっ」
威舞煇は満足げに笑いながらバイクのエンジンを吹かしスピードを上げる。
威舞煇「やっぱり、イライラする時はこうブッパしないと爆発するねぇ~。」
そう言っていると目の前が濃い霧に包まれる。
威舞煇「まさか・・・・・・」
聞き覚えのある情報を思い出し控えそうとしたが手遅れで、
威舞煇「やっぱり・・・」
魔都に迷い込んでしまった。
ー回想完ー
威舞煇「どうすっかなぁー。」
と言い考えていると
威舞煇「ん?なんだ、この音?」
どこからか大きな物音が聞こえる。
威舞煇「っ!!行くか。」
そう言ってバイクを吹かしスピードをあげ、音のする方へ向かう。
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一方
七番組寮近くで、魔都交流戦七番組対六番組が行なわれていた、
第一回戦は東家の姉妹《東日万凛》と《東八千穂》との戦いで勝者は日万凛
そして第二回戦は、元気で活発少女、《駿河朱々》対おっとりとした少女《若狭サハラ》で一瞬の油断により勝者は若狭サハラが勝利を収め、いよいよ組長同士の戦いが繰り広げられるはずだったが、
雷煉「滑稽すぎてこの雷煉、大爆笑!!!」
と言い頭突きで結界を破った大型で屈強な体格に面頬を付けた人型醜鬼《雷煉》が醜鬼達を連れ強襲をかける。
雷煉「ハッハッハッハッハ!!!どうした!廃れ者よ!!!」
雷煉はうでを高くあげて振り下ろし雷を落とす。
八千穂「くっ!」
日万凛「八千穂!」
八千穂「安心せぃ、日万凛!私様は大丈夫じゃ!」
雷煉の正確な攻撃により二人は窮地に立たされていた。
組長達も助けようとするが醜鬼が邪魔で思うように向かえない。
雷煉「所詮、廃れ者は廃れ者よのう!!」
そう言い放ち特大の雷を落とす。
二人は避けるがすかさず雷煉は日万凛に口から火球を放つ
八千穂「日万凛!」
八千穂は咄嗟に日万凛を突き飛ばす。
日万凛「八千穂?!」
その刹那爆発が起こる
日万凛「っ!!・・嘘でしょ・・・・」
八千穂が居たところを見ると黒煙が舞い上がっておりおり日万凛は立ち尽くしてしまう。
白い髪に少し桜色が入った女性七番組組長である《羽前京華》と彼女の能力で白い狼と狛犬が混ざったかのような異型なっている少年《和倉優希》が助けようとするが間に合わない。
雷煉「フハハハハ!!!一人片付いたぞ!!!次はお前だ、廃れ者め!」
そう言って雷煉が日万凛に攻撃しようとしたその時。
゛ザッ゛
何かの気配に雷煉が振り向くと異型の黒い幽鬼のような鬼のような何かが立っていた。
全員がそいつを知っている、過去に鬼太郎と言う幽霊族の少年と共にバックベアードから世界を救い、政府の闇すらも照らした。
そいつの姿を知っている。
大切なモノを守るため無数の怨念を自分に封じた、その少女は、
全員「威舞煇」
何かをその手には何か抱えており、それは
日万凛「八千穂?!」
そう、雷煉の攻撃で殺されたと思われていた八千穂を抱えていた。
威舞煇「大丈夫か?」
八千穂「あっ、あぁ。」
威舞煇「離れてろ、こいつはアタシがやる。」
そう言って八千穂を遠くに避難させる。
雷煉「むっ?我の聞き間違えか?貴様が相手をすると言うのは?」
威舞煇「難聴か?もう一度だけ言ってやる、相手してやる、かかってこい。」
雷煉「なっ!?!ふざけた廃れ者がっ!!チリも残さず葬ってやるわ!!!」
そう言い口から大きな火球を飛ばし威舞煇にぶつける、それと同時に大きな爆発が起こる。
雷煉「フハハハハ!!!なんとも不甲斐ない!やはり廃れ者は廃れ者よ!!!」
そう言って笑っていたが煙が晴れてくると人影のようなものが見える。
雷煉は嘘だと思い見てみるが。
威舞煇「・・・・・・・・」
左腕を突き出した体勢で無傷で立っていた。威舞煇「ふぅ」
手を開いたり閉じたりして動けることを確認していると。
雷煉「貴様!!!何をした!!」
威舞煇「?」
雷煉「八雷神たる我が一撃を廃れ者である貴様が受け止めるなど!!!」
威舞煇「効いてはいたさ、」
そう言うと威舞煇は一瞬消え
゛バキッ”
強烈な一撃を雷煉の顔面にぶち込む。
威舞煇「少ォしだけな。」
その一撃により雷煉は吹き飛ぶ。
雷煉「ぎざまー!!よくも我に傷を付けてくれたな!!」
雷煉は強烈な一撃をくらい、歯が折れ鼻血を流しながらそう言い、間合いを詰め、豪腕で一撃をいれようとするが。
威舞煇「ふん!!」
紙一重で避け脇腹に拳を撃ち込む。
゛バキッ”
雷煉の身体から骨が折れるをとが聞こえる。雷煉「ぐぉおっ、オノレェ、」
そう言い膝を付くが威舞煇の猛攻は止まらない、膝を着いた雷煉の頭をつかみ顔面に膝蹴りを入れよろけた拍子に腕をつかみ宙に投げて自分も跳ぶ。
そして自分の肩の上に相手を仰向けに乗せ、腕をクロスし手足をつかむ。
雷煉「はなせぇ!!!」
雷煉もがくが消して外れずそのまま落下する。
威舞煇「ふん!!!」
“バキッボキッメキャッ゛
骨が折れる生々しい音と共に着地し雷煉を投げ飛ばす。
雷煉「グオォォッ」
身体中の骨を粉砕され動くことができない。すると威舞煇が近づく。
威舞煇「諦めろ、お前の敗けだ、」
雷煉「なんだとっ!?」
倒れて動けない雷煉を見下ろし威舞煇は淡々と告げる
威舞煇「二つ選ばせてやる。一つ、降参する、二つ、このままトドメを刺されくたばるか、好きな方を選ばせてやる。」
威舞煇は、絶対零度の眼で雷煉を見下ろし言葉を続ける。
威舞煇「アタシは短気なんでねぇ、さっさと決めろ。」
雷煉「ふざけるなぁ!!貴様のような廃れ者に降参するくらいなら・・・死んだ方がましだ!!」
雷煉はそう言い砕けた身体起こすその姿を見て、その言葉に
威舞煇「戦士の背中か・・・・・」
と誰にも聞こえない声で呟き
威舞煇「良いだろう、その言葉通り、あの世に送ってやる。」
そう言い威舞煇は宙に舞い
煉 イ
ブ レ イ キ ン グ
獄 パ
ク
絶 ト
華
必殺技の一つである、ライダーキックを撃ち込む
だがその刹那、
雷煉の下に黒い穴が空きそこから黒髪の少女が現れ雷煉を引きずり込む。
一瞬目があったが少女はそのまま穴のなかに消える。
威舞煇「・・・・チッ・・・・」
おそらく、仲間だろうか?、そう考えていると
?「お疲れ様です。」
そう言われ声の方を見てみると六番組組長の出雲天花がいた。
威舞煇「ふん」
天花「久しぶりだね。威舞煇。」
そう言って威舞煇の手をとり握る。
おそらく逃げるのを防止するためだろう。
威舞煇「心配せんでも逃げねえよ。ここに迷い込んだらアンタ等に頼るしかないからな。」
天花「それは、よかったよ。さっ、行こっ。」
そう言って手を引っ張られ、天花に連れられ威舞煇は溜め息をこぼすのであった
続く
エンディング(A.M.D.K.J.)
次回予告
それは己でもどうすることもできない、憎悪の炎
次回《憎怨》