闇夜
夜街のどこか
暗い路地裏
女性「ハァハァハァ」
女性が必死に逃げるように走っていた。
?「クカカカカカッ」
女性のあとをナニカが、追いかけている。
女性「何なのあれ?!」
女性はナニカから逃げ続けていた、だが
女性「きゃ!」
ヒールが折れ転んでしまう。
女性「いっ、イヤッ来ないで・・・・」
?「クカカカカカッ」
笑い声と共に女性を追いかけていた何かが姿を現す。
その姿は腕がいように長く指は鎌のようになっており、脚は太ももから分かれ虫のようになっていて背骨が剥き出しになり顔は仮面のようになっているが目から頬にかけて傷のようなものがあり目が傷の中を行き来している。
まるでこの世の者とは思えない化物が、姿を現した。
女性「ヒィッ!」
?「キカカカッ!」
そう言って女性に飛び付こうとした、その時
?「リモコン下駄!」
?「グゲッ?!」
飛び付こうとした怪物は吹っ飛ばされ下駄が飛んできた方向をみると、
“カランッ、コロンッ”
下駄の鳴る音と共に右目を紙で隠した黒と黄色のちゃんちゃんこ少年《ゲゲゲの鬼太郎》が、姿を表す。
女性「あっ貴女は」
鬼太郎「逃げて!早く!」
女性「はっ、はい!」
女性は、逃げていく。
怪物「グゲロロロロロッ!!」
獲物を捕り逃した怒りで鬼太郎に襲いかかろうとするが
鬼太郎「髪の毛針!」
鬼太郎が、髪の毛針を飛ばし怪物は目をつむり、
鬼太郎「霊毛ちゃんちゃんこ!」
ちゃんちゃんこを腕に巻き殴り飛ばす。
怪物「グゲッ?!」
怪物は壁に衝突し悲鳴を上げる。
怪物「グゲゲゲゲッ!!」
勝てないと悟ったのか暗闇に消える。
鬼太郎「待て!」
鬼太郎は追いかけるが見失ってしまう
?「鬼太郎」
声とともに鬼太郎の髪から鬼太郎の父《目玉の親父》が出てくる。
鬼太郎「とうさん、あれはいったい・・・・」
目玉の親父「ワシにも分からん・・・・・」
鬼太郎「あれは一体?・・・・・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
威舞煇「ハァ、」
威舞煇はため息をして眉間を押さえている、なぜかと言うと。
サハラ「Zzz」
なぜか六番組寮にいてソファーに座っていて隣にサハラが、眠っているからだ。
なぜこうなったかと言うと。
ー少し前ー
威舞煇「んじゃあ、アタシはどうするんだ?」
外から戻ってきて数分たったあと威舞煇が、訪ねる。
京華「出来れば、魔妨隊に入ってほしいが・・・・・・」
威舞煇「断る、人間は信用できない。あんたらは信用できるかもだけど、組織自体信用できない・・・・」
全員「・・・・・・」
威舞煇「アタシにとっちゃ、人間や堕天使は、アタシから全てを奪った奴等だ。」
全員「・・・・・・・」
威舞煇「今でも思い出したらアタシの中の黒い炎が、酷く渦巻いてる。」
威舞煇「何なんだ、なぜあんたらは人間を助けようとする?人間なんてすぐ裏切るし・・・助けても、恩を仇ですぐ返すのになぜそんな醜い奴等を守ろうとする?・・・・」
光のない目で威舞煇は問う。
威舞煇「アタシには、分からない、自分が何者だったかも、分からねぇしな。」
するとが朱々が口を開く
朱々「そんなはずない!いい人だっていっぱいいるよ。」
威舞煇「そんなんは、まやかしだ、人間の本質は《闇》いや、光も闇もない力あるものが無いものを踏みにじ支配する、それが人間だろ。」
光のない目で威舞煇はそう言うと、天花が口を開く。
天花「確かに人は裏切るし、貴女が言うように汚いかもしれない・・・・・」
天花「でも、それは人の一つの反面であって、人間の本質じゃないって、私は思ってるかな、誰かを思う心だってきっとあるよ。」
威舞煇「ハッ、どうだか・・・・いくら信じたって裏切られ絶望する。・・・・アタシみたいにな。」
天花「・・・・・・・!ねぇ京香。」
京香「なんだ?」
天花「この子、うちで面倒見て良い?」
全員「!!!!!?!!」
天花の提案に全員が驚愕する
威舞煇「おい!何言って「問答無用♪」ノアアアアー!!!」
威舞煇立っていたところに天御鳥命で穴を空き、威舞煇は反応できず落ちていく。
天花「じゃっそういうことだから♪」
そう言って天花は六番組と共に寮に帰っていった。
回想終わり
威舞煇「ハァー」
威舞煇はソファーに座ってため息をし、眉間を押さえ横で寝ているサハラを見る。
天花「やぁ、威舞煇。」
威舞煇「んぁ?」
いつの間にか天花がソファーの後ろから出てきた。
威舞煇「なんだ?」
天花「こっちの生活にもなれたかな~って思って。」
威舞煇「なれるも何も、連れてきたのあんただろ。」
天花「フフッ、まあ、そうなんだけどね♪」
と話していると
八千穂「天花」
八千穂が急いで何かを知らせに来た。
天花「どうしたの?八千穂?」
八千穂「現世で少しおかしな噂があるのじゃが。」
天花「何?」
八千穂「現世で醜鬼ではないナニかが暴れておると言う噂じゃ。」
威舞煇「!」
八千穂「それと、ちゃんちゃんこ着た子供?のような者が追い払ったとも。」
威舞煇「(鬼太郎か?)」
天花「醜鬼ではないナニかねえ、ちょっと行ってみよっか?八千穂、サハラと留守番頼んでもいい?」
八千穂「ああ、大丈夫じゃ。」
威舞煇「待ちな・・・・」
八千穂「何じゃ?」
威舞煇「アタシも行くわ。」
八千穂「?!」
威舞煇「安心しろ逃げやしねぇ。」
天花「分かった、それじゃあ行こうか?」
そう言って天花と威舞煇は現世に向かう(威舞煇は天花の影に隠れて出た。)
ー現世ー
天花「さて、まずは警察署で聞き込みから、」
威舞煇「・・・・・」
威舞煇が歩き出す。
天花「ちょっと」
そう言って天花が肩をつかむ。
威舞煇「人間よりも確実な情報がある。」
そう言うと威舞煇はビルの屋上に移動する。天花「それで情報って」
すると
威舞煇「ーーーーーーーーー」
威舞煇が、何かの鳴き声を真似るようにして叫ぶ。
すると
カラス達「カァカァ」
ねこたち「にゃ~」
カラスや猫達が寄ってくる
天花「これって」
威舞煇「ーーー」
カラス「カァ、カ、カァ、カッカカァ、」
猫「にゃあ、ニェにゃ。」
威舞煇「ーーーーー、ーーーーーーーーー」
威舞煇がナニか伝え終わるとカラスや猫達が戻っていく。
天花「すごいね、」
威舞煇「カラスや猫達がによるといつからか前、仲間達が少なくなって数週間前仲間の一匹が瀕死の状態で見つかったんだとよ。」
天花「分かるの?」
威舞煇「まぁな、んで傷が大型の何かに食いちぎられた跡があったんだとさ。」
すると威舞煇がまた移動し始める。
天花「次はどこ行くの?」
威舞煇「もう一人の情報源に合う。アンタは警察に聞きな、アイツは警戒心が強え。」
天花「分かったよ。」
そう言って天花が警察署に向かうのを見た後、裏路地に向かう。
ー路地裏ー
威舞煇「おーい、」
?「・・・・・・」
威舞煇「ハァー、ラーメンでも食いに行くか?ねずみ男」
すると、
ねずみ男「飯で釣るなよ、飯で」
そう言いながら黄土色の汚い衣に身を包んだ半妖(ねずみ男)が奥から現れた。
威舞煇「でも行くんだろ?」
ねずみ男「まぁな。チャーシュー麺大盛り、で頼むぜ。」
威舞煇「わかってるよ、」
そう言って近くのラーメン屋に入り注文してラーメンを啜っていると威舞煇が口を開く。
威舞煇「なぁ、ねずみ男。」
ねずみ男「なんだ?」
威舞煇「近頃、妙な噂とか聞かねぇか?何か化け物見たとか、」
ねずみ男「ん~・・・・・あっ!」
威舞煇「何かあったか?」
ねずみ男「そう言やあ数日前、鬼太郎が何か変なのと戦ったって言ってたぜ。」
威舞煇「どんな?」
ねずみ男「何か人間でも妖怪でもないナニかって言ってたぜ。」
威舞煇「場所は?」
ねずみ男「確か、この近くだったぜ」
威舞煇「そうか。」
ねずみ男「最近薄暗い路地裏や夜道で目撃者が多いんだとよ」
威舞煇「そうか、ありがとう、」
ねずみ男「おお、」
威舞煇「オヤジ!追加注文!」
オヤジ「あいよ!」
すると炒飯と餃子と唐揚げ(全部大盛)が運ばれてくる。
ねずみ男「うひょー!!!いいのか?」
威舞煇「情報くれた礼だ。」
ねずみ男「サンキュー!」
威舞煇「会計は済ませておく、アタシは用事があるから行くぞ。」
ねずみ男「おう、またな!」
威舞煇「ああ、」
ねずみ男「そう言えば、まなちゃんお前のこと探してたぞ、」
威舞煇「ッ・・・・・・・!」
ねずみ男「あってやったらどうだ?」
ねずみ男がそう言うと少し足を止めるが
威舞煇「いや、アタシはもう会えねぇよ、化物なんだから。」
そう言って金を払って一人で店を出る。
ねずみ男「アイツも変わんねぇな。」
威舞煇が店を出た後、ねずみ男は小さく呟き麺を啜る音がやけに響いた。
続く
エンディング(A.M.D.K.J.)
次回予告
闇夜に蠢く影のモノ
闇を断ち斬る戦姫
次回《闇夜(下)》