転生者ゴッドウォークンがオラリオにいるのは間違っているだろうか 作:寝心地
ロキから巻物を取り上げマジックバックの中にしまうとフィンとの作戦会議を続ける。
「それで、彼女に勝つ算段はあるんですか?」
「………………………………ある」
フィンは長い溜の後はっきりそう言い1枚の手紙を4人に見せる。
「これは?」
「ギルドから今存在する全有力ファミリアの主神・団長・副団長その他主力メンバー宛の会議の招集状だ。ギルドは総力戦に持ち込むつもりの様だ」
「つまり我々にもその会議に出席して欲しい…………と?」
「ああ、そのつもりだ」
「分かりました。その会議は何時?」
「今からだよ」
「「「「は?」」」」
冒険者ギルド 大会議室
「全員揃ったな。これより【闇派閥】掃討作戦の作戦会議を始める」
そう言って仕切り出したのはギルド長を務める醜いエルフの老人、ロイマン・マルディール。
「まず我々の現状を説明する。【絶対悪】を名乗る邪神エレボスの策略で9柱の神の送還を許してしまった。更に【闇派閥】側にLv7【暴食】のザルド及び【静寂】のアルフィアの姿も確認している。そして【フレイヤ・ファミリア】【猛者】オッタル【ロキ・ファミリア】【九魔姫】リヴェリア・リヨス・アールヴ【重傑】ガレス・ランドロックが敗北、更に追撃に送られた【ロキ・ファミリア】Lv4 4人が敗走、間違いないか?」
「ああ、間違いない」
「我々も相違ない」
「ったく、敗北に敗走…………テメェら情ねぇ」
「無念に思います」
「兎も角一刻も早く奴らを止める必要がある。奴らの目的は街の破壊とダンジョンのモンスターの解放だろう」
「ならそれを止める必要があるね」
「ならダンジョンは私達に任せて!!」
声を上げたのは【アストレア・ファミリア】の団長アリーゼ。更にそこから作戦を突き詰め4人もダンジョンに向かう事になった。
それから一時解散となった後、ダンジョン攻略組と軽い挨拶を交わしていた。
「【ロキ・ファミリア】クラウンと申します。普段はこの4人で活動しています」
クラウンの言葉に残りの3人も簡単に挨拶を交わした。
「はいは〜い!!【ガネーシャ・ファミリア】のアーディ・ヴェルマだよ〜皆宜しくね〜」
「アーディさんもう怪我は良いんですか?」
「うん!!ペインさんとバイセルさんのお陰でこの通り!!あの時は2人ともありがとう!!」
4人は元気そうなアーディを見て少しホッとした顔を浮かべる。と言うのもアルフィアと接触する数日前、4人は【闇派閥】のとある施設突入に参加していたのだが、そこで【闇派閥】の卑劣な罠にかかりアーディは命の危機に陥った。
しかしそこに4人がいた事で運命は大きく代わり最初に動いたのは最多の機知を誇るクラウンが化身を盾代わりにアーディの前に走らせ次にバイセルが【挑発】を行い標的を自分に固定しアーディが受ける爆発ダメージを軽減した。
しかしそれでも大ダメージに代わりはなくペインとクラウンが再度召喚した水の化身の2重の【リジェネレーション】によりアーディは死の淵から蘇ったと言う経緯もありアーディは4人のことを尊敬し4人は4人で先輩であり万人に優しく振る舞う余裕があるアーディを尊敬していた。
そんな互いを尊重する4人とアーディの相性は良く【ガネーシャ・ファミリア】とは個人的に良好な関係を築いていた。
「では、当日はその様にお願いします」
「うん!!宜しくね♪」
「宜しく!!」
ダンジョン組は顔合わせを済ませ解散した。
因みにダンジョンに向かう組は4人とアーディが追加されただけでその他に変更はありません