転生者ゴッドウォークンがオラリオにいるのは間違っているだろうか 作:寝心地
2組の間に緊迫感が走る、しかし戦い方が劇的に変わる訳でもなくジンバーとバイセルが前に出る、しかし1度目2度目とは異なりゆっくりと歩いていく。
「ゴホッ【福音】」
音の衝撃がバイセルを直撃するがバイセルは耐え切る。
「【炸裂】」
しかし2度目の衝撃が走りバイセルは弾き飛ばされるが咄嗟に【バウンシングシールド】を放つ、アルフィアは避けようとするが病に蝕まれ体が動かず初めて攻撃を受ける。
「グハッ!!」
「畳み掛けて下さい!!」
ジンバーが追撃の為走り出しその隙を縫う様にペインが【ファイアボール】を放つ。
「っ!!【福音】!!」
【ファイアボール】がアルフィアの手前で爆ぜ爆炎の中からジンバーが飛び出しアルフィアを襲う。
「浅知恵だな」
アルフィアは近くに落ちていた砕けた剣を拾いジンバーの攻撃を受け止める。2本の剣がぶつかり合いアルフィアの剣にヒビが走る。
「残念だったな」
「まだまだ〜!!」
「っ!!」
ジンバーは受け止められた攻撃の更に上からアルフィアを叩き潰す様に連続で両手剣を振り下ろす
当然アルフィアの砕けた剣は耐え切れる訳もなく砕け4撃目にしてアルフィアの肌を切り裂いた
「かはっ……ゲホッゴホッ」
「うらあああああああああああああああ!!」
更にジンバーの攻撃は止まらず5撃目を放ちアルフィアは咄嗟に右腕で体を庇うが腕は斬り飛ばされ致命傷を受け漸く攻撃は止まる。
ジンバーの攻撃の名は【猛攻撃】その名の通り全身全霊の連撃を放つスキルで4つのAPと2つのSP(ソースポイント)を必要とする超大技、力に極振りし威力のある両手武器から繰り出される攻撃は様々な要因もあり最凶の命を脅かす威力を持つに至った。
「…………………………終わりです、アルフィア」
「ああ、お前達の勝ちだ」
アルフィアは何処か清々しそうに笑う。
「良くも…………良くぞ、私を打ち破った、最後にお前達の名を聞いておこう」
「私はクラウン、ドワーフはバイセル、エルフはペイン、そして人間はジンバー、それが我々の名、そして【ゴッドウォークン】です」
「ふっ、【
アルフィアはそう言うとその身を炎の中に投じ灰となって消えた。
(ああ、メーテリア…………私も漸くそっちに行くよ)
体が灰へと変わる中穏やかな心の中、アルフィアはそう思い意識を落とした。
その光景を見ていた一行は何をするでもなく呆然と見つめていた。
「……………………レベルが上がった」
「彼女はそれだけの強者でしたからね」
漸く動き出した4人はフィンに報告する為動き出す、その道中ジンバーがある物の存在に気付きそれに近付く。
「……………………ペインさん」
「ん?何ですか?」
「これ、貴女の出番です」
ジンバーからペインに渡される物の存在に4人以外が顔をしかめるが4人はそんな事気にせずそれを回収し地上に戻った。