転生者ゴッドウォークンがオラリオにいるのは間違っているだろうか 作:寝心地
ミノタウロスを全て倒し終え死者も無くダンジョンから脱出した一行は自分達の本拠に帰る。
「お〜か〜え〜り〜!!!!」
本拠の扉を開けた瞬間、ロキが飛び込んで来た為避ける。
「へ?キャア///」
「皆おかえり〜寂しかったで〜!!」
しかし、レフィーヤは反応出来なかったのかロキに捕まった。そんな光景を苦笑いで見ていたフィンが簡単に遠征の成果を教えるとロキも漸く立ち上がると4人の元へ来る。
「どうやった?レベルアップしたか?」
「いや、次の遠征でするでしょう」
ロキは4人のステータスの違いを把握しており遠征から帰る度にこうしてレベルアップしたかどうかを聞いてくる、尚4人のステータスの秘密を知っているのはロキとフィンだけだ。
「しかしレベルアップする毎に次のレベルアップが難しくなっとるな、そこはうちらの恩恵と同じ何やな」
「まぁ、どこでもそんな物でしょう、取り敢えずお二人は先にシャワー浴びてきて下さい」
クラウンはジンバーとペインにそう言い2人は素直にシャワーを浴びに向かう。同時にロキがエロ親父の様な顔で着いていくのをバイセルが見付けその首根っこを掴む。
「バイセル…………何のつもりや?」
「此方の台詞だ、またアイツラにセクハラするつもりだろう。リヴェリアからお前が覗きに来ない様に見ておけと言われたからな、お前は此方だ」
「バイセル〜!!この裏切り者〜!!」
ロキはバイセルにズルズルと引き摺られ荷物の整理の書類整理をするはめになった。
それから全員がシャワーを浴び終え夜に4人は1つの部屋でトランプに興じているとトントンと扉を叩く音が響き4人は顔を見合わせる。
「空いてるので入って良いですよ」
クラウンがそう言い扉が開かれるとそこにいたのはアイズがいた。
「お、アイズ、お前もトランプやろうぜ」
バイセルがそう言いジンバーがトランプを纏めカードを切ると5人に配る。
「それで?今日はどうした?」
ペインがアイズに問い掛けながらカードを取りペアを中央に投げる。
「……………………どうやったら強くなれますか?」
アイズは端的にそう尋ね4人は再び顔を見合わせる。
「お前は強いだろう?」
バイセルがそう言うとアイズは首を横に振る。
「もっと強くなりたい」
「ならレベルアップするしか無いだろう。何より分かりやすく強くなる方法はソレだろうな」
「……………………レベルアップ」
アイズはカードを引きながら呟く、いつの間にか手元に残ったカードは1枚のみで引いたカードはハートの6のペアになった。
「……………………上がり」
「ほぉ」
「持ってるな〜」
「もう1回!!もう1回やろう!!」
「もう遅いし次で最後ですからね〜」
結局5人はその後もトランプに興じ気付いた時には寝落ちしていた。