転生者ゴッドウォークンがオラリオにいるのは間違っているだろうか 作:寝心地
「それで?何故この少年を連れてきた?」
アイズはリヴェリアの前で正座させられている。
「まぁまぁリヴェリアさん、アイズも悪気があって連れてきた訳では…………」
「そうですよ、それに聞けば危険に陥っていた少年を助けたそうじゃないですか。褒められこそすれ叱られる様な事はありませんよ」
「そんな事は分かっている。私が咎めているのは年若い娘が何処の馬の骨とも分からない少年を家に連れ込んだ事だ」
リヴェリアのそんな言葉に4人は顔を見合わせ吹き出す。
「何だ?何がおかしい?言ってみろ」
「いや〜言ってる事が完全に娘を心配する母親のソレでついww」
「母親と言うか父親の言い分ですけどねww」
「誰が母親だ。…………………仕方無い、その少年が目覚めたらフィンの所に来る様に伝えろ、それが最低限の礼儀だろうからな」
「分かった」
リヴェリアはそれだけ言うとその部屋を後にし4人もアイズに一声掛けその場を後にした。
翌朝
少年が目を覚ましたと言う一報を聞き4人もフィンの部屋に合流する。そこでは3幹部に囲まれ預けられた猫の様に縮こまった兎の様な少年がいた。
「おぉ、この子が例の子ですか」
「ああ、ひとまず自己紹介をしておこうか。【ロキ・ファミリア】団長フィン・ディムナだ」
「同じく副団長リヴェリア・リヨス・アールヴだ、先日はベート…………うちの団員が失礼した」
「ガレス・ランドロックじゃ、宜しくな小僧」
「は、はい!!僕はベル・クラネルって言います!!【ヘスティア・ファミリア】です!!」
「宜しくね。さて、今回うちの不手際で君を危険に晒した、その賠償としてまずは2千万ヴァリスを用意した。受け取ってくれ」
フィンがそう言うとリヴェリアからベルに金貨の入った袋が渡される。
「に、2千万ヴァリス!?」
「まだ終わりではないですよ」
「へ?」
クラウンはそう言うとベルは素っ頓狂な声を上げると1本の短剣が渡される。
「これは…………」
「なんてことは無いただのダガーだ、君は見た所短剣の二刀使いだろう?詫びの品と思って受け取って欲しい」
「そんな、こんな大金貰った上に装備まで貰うなんて!!」
「本当に気にしないでくれ。改めて謝罪をしたい、今回は本当に申し訳無かった」
フィンは頭を下げリヴェリアとガレスもそれに習い頭を下げると4人も頭を下げるとベルはアイズと共に自身の本拠へ帰っていった
「所で、あの子に渡した短剣はどういった物なんだい?」
ベルを見送った後フィンが突如そんな事を4人に尋ね4人も何でもない様に答える。
「別に水の属性が付いただけの短剣ですよ」
「短剣だから攻撃力も低いしね〜」
4人は何でもない様に答えるが3幹部は同時に
(それは魔剣の類ではないのか?)
と思ったと言う。