転生者ゴッドウォークンがオラリオにいるのは間違っているだろうか   作:寝心地

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26話

「はい、次の人。荷物と身体検査を行いますので装備全部脱いで下さい」

 

「はい、ご協力感謝します。ありがとうございました〜」

 

4人はそれぞれ男女に分かれハシャーナを殺した人物の捜索を続ける。その中でバイセルとクラウンは男性陣を見ているのだが今の所怪しい人物は居ない。

 

「………………………………バイセルさん」

 

「ああ」

 

と思っていたのだが検査をする人混みの奥の奥、人集りから離れていく人物を見つける。

 

「俺が後を追う。クラウンさんは皆を呼んできてくれ」

 

「分かりました。直ぐに向かいます」

 

そう言って分かれバイセルは直ぐ様怪しい男の後を追う。すると倉庫街の方から戦闘音が聞こえそちらへ向かうとアイズとレフィーヤ、そしてハシャーナから聞いていた褐色肌の獣人の女性がいた。

 

更にその怪しい男はアイズを相手に優勢に立ち回っている、更に街の方では50階層で見た新種の巨大なモンスターが暴れていた。

 

「成る程、ジンバーさんが警戒する訳だ」

 

バイセルは愛用の盾と片手剣を取り出し怪しい男に斬り掛かる。

 

「バイセル!!」

 

「敵から目を逸らすアホが何処に居る!!」

 

「っ!!」

 

「何だ貴様は?」

 

「ウオオオオオオオオオオオオオ!!」

 

【挑発】を使い標的を自身に向けさせ【バウンシングシールド】で敵を牽制する。盾は簡単に弾かれバウンドし手元に戻って来る。

 

「奇妙な技を使うな。第一級冒険者か…………」

 

「さぁ、どうだろうな」

 

2人の間に緊張感が広がる中それを破ったのは相手でもバイセルでも無くアイズ、アイズは付与魔法を使い相手に接近し猛攻を仕掛けるが相手は全てを防ぐか躱す。

 

「おとなしくしていろアリア、まずはそこのドワーフから殺す」

 

そう言うと相手はハシャーナの顔を引っ剥がし赤い髪の女が姿を現す。

 

「貴様は確かに硬いが役割は盾だろう。故に攻撃に重みが無い」

 

女はそう言うとバイセルに迫り凄まじい打撃を繰り出す。

 

バイセルは盾で攻撃を受け止めるとニヤリと笑う。

 

「何がおかしい」

 

「お前の言う事は間違っていない。俺の役割は盾だ、敵の攻撃を防ぎ後ろに攻撃を通さない。そして」

 

「おりゃああああああああああああ!!」

 

何処からか別人の声が聞こえ女の頭上から剣が降ってくる。女は攻撃を避ける為大きく飛び下がり女が立っていた場所にジンバーが立つ

 

「彼女が剣だ」

 

「バイセルさん、お待たせしました」

 

更にバイセルの後ろにクラウンとペインも現れる。

 

「第一級冒険者4人は相手が悪いな。ここは退かせてもらおう」

 

女はそう言うと走り去り湖に飛び込み消えた。

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