転生者ゴッドウォークンがオラリオにいるのは間違っているだろうか 作:寝心地
4人が目を覚ますとそこは広大な草原だった。
「ここは…………」
「何処かの草原みたいですね、こんな場所リヴェロンにあったかな?」
「もしかしたら別の世界かも知れませんよ。あの玉、転生特典については言及してたけど転生先については何も言ってませんでしたから」
「取り敢えず自分達の今の状況を確認しましょう。レベルは1からのスタートって言われてますし装備も初期装備になってますけど私達がゲームしてた時のアイテムはそのままって言ってましたし」
4人は自身のマジックバックの中を探ると中に入っているアイテムが頭の中に流れていく。
「ゲームの時の最後のデータのアイテムと同じです。皆さんは?」
「ゲームの時は全部把握してなかったから恐らくだと思うが同じだと思う…………」
「私も同じだと思います」
「私も…………」
4人はアイテム確認を終えると最も大事な事を確認する
「それで皆さん、【リザレクションの巻物】は何枚ありますか?」*1
「私は12枚です」
「私は8枚………」
「俺は18枚だな」
「私も12枚…………合計50枚、かなり多いですが使わないで良い事を願うばかりですね」
「あの、取り敢えず自己紹介しませんか?」
人間の両手持ち剣士の提案に頷き順番に自己紹介をしていく
「えぇ、見ての通りリザードを選びました。前世の名前は意味は無いでしょうから此方での名前を名乗ります。クラウンと名付けました。宜しくお願いします」
「えっと、エルフのペインです。よろしくお願いします」
「ドワーフのバイセルだ、よろしく頼む」
「えっと、見た通り人間でジンバーを名乗る事にしました。よろしくお願いします」
全員が自己紹介を終えこれからの事を話し合い始める。
「取り敢えず人里を目指そうと思うんですが…………」
「賛成します。取り敢えず人に会ってこの世界の情報を貰わないと…………」
「でも…………」
クラウンとペインの言葉にジンバーは周りを見回す。
「どの方向に行きます?」
周りを見回せば360°草原、一軒家すら無く人が住んでいた形跡すら無い
「「「「………………………………」」」」
4人は早々に行き詰まり暫くうんうんと唸る
「あ、ピラミッド使いませんか?」
暫くしてペインが提案し他の3人もハッとする。
それぞれの荷物を確認するとそこには確かに掌サイズのピラミッドの様な物があった。*2
「じゃあ、一旦四方に散って人里を見付けたらピラミッドを置いて転移して他の人を呼びに行く…………で良いですか?」
「いえ、二人組で二手に分かれましょう。どんな世界かも分からない世界で魔法職を1人にするのは危険過ぎる…………」
クラウンの言葉にバイセルがそう提案しジンバーとペインも頷く
「分かりました。ではそれぞれ反対方向に行きましょう。メンバーは僕とバイセルさん、ジンバーさんとペインさんで良いですか?」
「「「異議なし」」」
そうして4人は一度二手に分かれ人里を目指し歩き出した。