転生者ゴッドウォークンがオラリオにいるのは間違っているだろうか 作:寝心地
4人は二手に分かれそこそこの距離を歩いた。途中何度か人が住んでいた形跡はあったもののそれはかなり古く苔に覆われ材木が朽ちる程前だった。
「うーん、かれこれ2時間は歩いたと思いますけど全然人の姿がありませんね」
「鳥の類は何匹か飛んでましたけど声が届いてないのかさっさと去ってしまいましたしね」
クラウンとバイセルが嘆いているとジンバーとペインが現れる
「お二人共、此方に来たということはまさか!!」
「はい!!見つけました!!向こうに転移ピラミッドを置いてきました。一緒に行きましょう!!」
終始興奮状態で話す4人は速攻でペインとジンバーが置いた転移ピラミッドへ飛んだ。
4人が飛んだ先はごく普通の田舎町、特に名産がある様な場所でもなかったが兎に角人がいた。
4人は大喜びで村人と接触を計った。
「あの、すみません」
「ん?…………ギャー!?モンスターだぁああああああああ!!!!」
クラウンの顔を見た瞬間、話し掛けた村人はそう叫び物凄い勢いで逃げ出しそれを聞いた村人達も一斉に逃げ出し家に鍵を掛け閉じこもった。
「……………………もしかしたらリザード…………と言うか多分リザードマンがモンスターとして存在する世界なんでしょうね」
「そう落ち込まないで下さいクラウンさん、取り敢えずこの世界にあるのか分かりませんけどこの場はペインさんの従魔と言う事にしておきましょう。いかにも魔術師と言う恰好なのはペインさんだけですし」
「そうですね。まさかこんな事になるとは、不思議と虚しさや悲しさより怒りが湧いてきてます」
「あ〜、リザードは誇り高い種族ですからね。モンスターと間違われて怒ってるんでしょう。取り敢えずここは人間である私が話します。この村の人達も人間だけみたいですし、良いですか?」
ジンバーの言葉にほか3人も了承しジンバーが住居の扉を叩く。
「仲間の従魔が驚かせてすみません。我々は危害を加えませんし道を聞いたら直ぐに退散しますので」
『ほ、本当だな?あんた達冒険者か?』
扉越しに聞こえる声にジンバーは目をキラキラさせる。
(冒険者!!やっぱりそういうのあるんだ!!でもきっとギルドみたいなのがあってそこで登録しないと行けないんだよね。つまりここで選ぶべきは…………)
「いえ、これからなる為に大きな街へ行こうとしてるんですけど道に迷いまして…………」
『成る程、オラリオに行くのか。それならこの村の反対側にもう一つ出入り口がある。そっちの道を道通りに歩いて行けば3〜4日でオラリオに辿り着く』
「ありがとうございます!!」(オラリオ?何か聞いた事がある様な?まぁ言ってみれば分かるか)
ジンバーは家屋から離れ仲間達の元へ向かう。
「あっちの道を道沿いに行けば辿り着くらしいです」
「ありがとうございますジンバーさん。じゃあ早速行ってみましょう」
4人は町の住人に教えてもらった通りの道を歩き出した