転生者ゴッドウォークンがオラリオにいるのは間違っているだろうか 作:寝心地
異世界最初の村人に道を尋ねた転生者達はその人物の言う通りの道を歩く。途中魔物との戦闘が何度かあったが転生者達は油断せず魔物達を相手に戦った。
「弱いですね、魔物も俺達も」
「そりゃあレベル1だからな、コイツラはどうか知らんが」
「後1〜2回戦闘すればレベルアップ出来そうですね」
「ああ、しかし異世界とは言え魔物達が弱すぎる気がするな、たまたまそうだったのか異世界だから別なのか…………取り敢えず行ってみよう」
その後、特にモンスターが出ると言う事も無く転生者達はオラリオに辿り着きその聳え立つ塔に唖然とした
「……………………ここダンまちの世界だったんだ〜」
塔を見上げたペインはそう呟き3人も同意する。そんな中一旦街に入らず話し合いを始める。
「え〜、取り敢えずダンまちについて知ってる方は挙手をお願いします」
4人は全員手を上げる。
「どれぐらい知ってます?」
「俺はフワッとした情報しかない。正確には主要人物の名前位は」
「私も1話見た位で…………しかも数年前なので殆ど内容覚えて無いです」
「私は全部…………と言っても完結してないんであれですけど今までに発行された本は全部読んでます。外伝も…………」
「恥ずかしながら私も詳しくは知らないんです。」
全員がジンバー以外に情報が無いも同然と思い取り敢えず中に入る事にした
「っ!!リザードマン!!この忙しい時に外から!!」
「誰がリザードマンですか!!無礼ですよ!!」
「喋るリザードマンか!!」
「だ〜か〜ら〜!!」
「どうしたの!?」
クラウンと門番の間で一悶着あり言い争っていると門番の後ろから別の声が聞こえてくる。
その瞬間、クラウン以外の3人が肩を寄せる。
「ジンバーさん、あの人は?」
「あの人はアーディ・ヴェルマ。【ガネーシャ・ファミリア】の高レベル冒険者です」
「だが俺の記憶にあんな子は居ないぞ?」
「そりゃあ暗黒期…………本編の7年前に死んでるんです。その時のオラリオは混沌としていてその混沌に飲み込まれた1人です」
「3人も言ってやってくれ!!俺はモンスターではないと!!」
その時、クラウンが3人に援護を求め始め3人も援護する。
「う〜ん、取り敢えずガネーシャ様の前で説明してもらおっか。私はアーディ・ヴェルマ!!3人?4人?兎に角宜しくね!!それじゃあ着いてきて」
アーディにそう言われ4人はアーディの後を追った。
「殺伐としているな」
「ああ、活気がないな」
「うん、今は【闇派閥】との抗争で皆疲弊してるんだ…………だから早く街を平和にしたいんだ。皆冒険者志望だよね?どうか力を貸して」
「うむ、俺達も微力ながら尽力しよう」
「その為にもファミリアを探さねばな」
「その前にクラウンの嫌疑を晴らさねばな」
話し合っていると【ガネーシャ・ファミリア】の本拠に辿り着く
「「「「………………………………」」」」
4人は取り敢えず何も考えず中に入る事にした。
「俺が〜ガネーシャだぁああああああ!!」
「ガネーシャ様、冒険者志望の人を連れてきたんですけど…………ちょっと問題が」
アーディはそう言いクラウンを見ると何かを察したのかガネーシャはクラウンを見ると先程までの飄々とした態度が消える。
「成る程、君はリザードマンの様に見えるが違う様だな、何者だ?」
「クラウンと申します。リザードと言う種族です」
「ふむ、リザードマンとは違うのか?」
「リザードマンは火を吐くのですか?リザードマンは我々の様に高潔な魂を持っているのですか?」
「……………………では単刀直入にこれだけ聞く事にしよう。君はモンスターか?」
「……………………いいえ」
その言葉を聞いたガネーシャは何も言わず数秒沈黙が訪れた後ガネーシャは笑う
「ようこそオラリオへ!!お前達の潔白はこのガネーシャが保証しよう!!」
こうして4人は無事、オラリオの街へ入ったのだった。