今回は個性把握テストへんです。では・・・・・
・・・雄英高校 屋上・・・
黒木「ここで見るのか?」
幽香「当たり前でしょ。近くで見てたら出久緊張するかもしれないじゃない。」
黒木「相変わらずだな。まぁお前の弟だけじゃない、他の生徒の実力を見定めるとしよう。」
幽香「まぁ・・・・少しは骨がある奴はいるんじゃない?」
黒木「かもな。」
・・・雄英高校 グラウンド・・・
「個性把握・・・テストォ!!?」
麗日「入学式は!?ガイダンスは!?」
相澤「ヒーローになるなら、そんな悠長な行事出る時間ないよ。」
そして行われるのは個性を使った身体測定、最初にお試しのソフトボール投げで入試1位の『爆豪 勝己』が出てくる
・・・雄英高校 屋上・・・
幽香「担任が相澤先生ねぇ・・・・・・」
黒木「・・・・・・お前、1年の時は同じ担任だった人だ。余計なことするなよ。」
幽香「うふふふ安心して・・・・だけど・・・・・」
幽香「出久を除籍しようなんてマネしたらただじゃ置かないわ・・・・・・!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴ
黒木「殺気を出すな、他の教師陣が動く。」
幽香「ちっ・・・・・・!」
あからさまに苛立った顔をしている幽香、苛立ちからか殺気が漏れている。
黒木は暴走しないようにうまく抑えている
幽香「・・・・・・ん?」
黒木「どうした?」
幽香「・・・・・へぇ、出久の幼馴染の爆破のやつ。あいつも雄英に入れたんだ。」
黒木「あれが、
幽香「ええ・・・・・
幽香「自分が1番だと思い込んでいる哀れな奴よ。」
黒木「ふん、精神が未熟な奴だな。」
黒木「自分が最強だと思い込んでいるやつの、寿命は短い。」
幽香「ええそうよ。大したことないくせに、プライドだけは高いんだから。」
そして、『緑谷 出久』がソフトボール投げをしようとしたその時。
突然個性が消されてしまう
幽香「・・・・・・相澤先生の仕業ね。」
黒木「ああ、校長から聞いたがお前の弟。使った後に体を壊したらしいわ。」
幽香「・・・・・・・ええ。」
黒木は幽香の顔を見た時、少し悲しい顔をしていた
黒木「(幽香はまだ『緑谷 出久』が継承者だということを知らない。)」
黒木「(知ったら何をしでかすか分からないからな。)」
そして今度は緑谷は、指先にだけ個性を集中させてボールを投げた
幽香「やったわね出久・・・・」
黒木「そうだな。これで相澤先生にも素質があると見込まれたわけだ。」
黒木「・・・・・・ん?」
緑谷が投げた後に、爆豪が緑谷へと詰め寄ろうとしていた。そこに相澤が捕縛布ですぐに縛り上げ個性を封じた
黒木「(さすがだイレイザーヘッド。もし数秒遅れていたら・・・・・・)」
黒木は幽香の方をすぐに見ると、表情が見えず殺意を漏らしていた幽香がいた
黒木「落ち着け、出久には手を出されてない。」
幽香「・・・・・そうね。とりあえずあいつの命が今保たれたのは幸運だったと言えるわね。」
幽香の目が赤く光、狂気の目をしていた
黒木「(やはり危うかったな。もし一瞬でも遅れていたら爆豪の命が危なかった。)」
・・・雄英高校 グラウンド・・・
個性把握テストが終了し、記録がホログラムで映し出される。最下位は緑谷だった。
最下位は除籍と相澤が言った。だが・・・・
相澤「ちなみに除籍は噓な。」
飯田「・・・・・・・・」
「「「「!?」」」」
相澤「君らの最大限を引き出す、合理的虚偽。」
「「「「はぁーーーーーーー!!?」」」
八百万「あんなの噓に決まっていますわ。ちょっと考えれば分かりますもの・・・・・」
「あら、そうとも限らないわよ。」
突然声がした方向を見ると、そこにはグラウンド近くの施設の屋根上に黒木と幽香がいた
黒木「ふん!」
幽香「よっ。」
黒木は屋根上から飛び降り、幽香は傘を開いてゆっくり降りてきた
黒木「どうやら、第1関門は通過したようだな。」
幽香「まぁ、ひよっこであることには変わらないけどね。」
相澤「・・・・・・お前ら、何しに来たんだ。」
黒木「校長から幽香の暴走を止めるようにと、任されていたですよ。」
黒木「イレイザーヘッドが入学式をすっ飛ばして、個性把握テストをするのはお見通しだったからな。」
相澤「そうか・・・・・」
飯田「あ・あの!?あなたたちは一体!?」
幽香「あ!出久!!」
幽香はそう言って弟の出久へと向かい、抱きしめた
緑谷「おおおおおお姉ちゃん!!(真っ赤)」
「「「「お姉ちゃん!!?」」」」
相澤「・・・・・・・はぁ、そういうことか・・・」
黒木「ああ、知ったらどうしていました?」
相澤「・・・・お前に任せていたかもしれないな。」
黒木「そうですか。」
幽香「大丈夫?もうお姉ちゃん遠くから見てたけど心配してたんだからね!」
緑谷「おおおおお姉ちゃん!!ほ・他のみんなもいるんだから!!(真っ赤)」
飯田「緑谷くんのお姉さん・・・・」
上鳴「すっげぇ美人!!」
峰田「うほぉぉぉ!!!デカ乳じゃぁぁぁ!!」
幽香「あ、何?(ギロ)」
上鳴・峰田「「ひ・ひぃぃぃぃぃぃ!!!!!」」
黒木「よせ幽香、怖がらせてどうするつもりだ。」
相澤「はぁ・・・・・・」
殺気をこもった眼を放った幽香。それを止めるように黒木が入り、相澤はため息を吐く
飯田「あの!あなたたちは一体!!」
相澤「・・・・・・・・こいつらは、ヒーロー科の3年。」
相澤「『黒木 零』と『緑谷 幽香』・・・・・・お前らの先輩だ。」
轟「ヒーロー科の・・・・!!」
爆豪「3年・・・・!!」
幽香「よかったわ♪イレイザーが出久を除籍したら・・・・・・・・・」
幽香「どうなっていたか分からないもの。」
相澤「(くっ!緑谷という苗字を見てもしかしてとは思ったが・・・・・・)」
相澤「(厄介なのが俺のクラスに入ったもんだ・・・・・)」
黒木「安心しろ先生、幽香が暴走しようとしたら俺が止める。」
黒木「それで問題ないはずだ。」
相澤「・・・・・・はぁ、その時は頼むとしか言いようがない。」
黒木「ああ・・・・」
幽香「何よ?私に問題でもあるわけ?」
相澤・黒木「「むしろ問題ない時があったか?」」
幽香「私にとっては、出久が何よりの大切。弟を守るのが姉の役目だから。」
黒木「相変わらずのブラコンだな。授業中だろうと出久の危機が迫るとすぐ向かうからな。」
黒木「それで教師や俺以外の3年全員が、止めようとするがあまり意味がない。止める俺の身にもなれ。」
幽香「そんなの関係ないもの。」
黒木「はぁ・・・・・・まぁ一応イレイザーに見込みがあると見せた。それで十分だろ。」
幽香「ふふふふ、そうね。」
幽香は出久を抱きしめながら黒木と会話をする。そこに・・・・・・
八百万「あ・あの・・・・・」
幽香「ん?」
八百万が幽香へと声をかけた
八百万「さっき、『そうでもないわよ』とおっしゃっていましたが・・・・あれって・・・」
幽香「あああれね、実際除籍しているのよイレイザーヘッドは。」
緑谷「え・・・・!?」
黒木「お前たちの担任、『イレイザーヘッド』は過去に154回生徒を除籍をしている。」
葉隠「ひゃ・・・154・・・・!?」
黒木「その通りだ。ただし・・・見込みがある生徒は復籍させている。」
飯田「ど・どうしてそんな手間を!!!」
黒木「一度除籍にすることで、ヒーロー科の生徒に本気で学業を取らせることを目的としている。」
黒木「この話は、雄英の校長から直々に聞いたものだ。」
相澤「(校長、わざわざ黒木に話したのか。)」
黒木「今回お前たちが除籍されなかったのは、本気で取りに行ったからだ。」
黒木「遊び半分でヒーローを目指すなら、ここには来ないことだ。」
黒木「どれだけ強い個性だろうが、家柄やセンスがあろうが・・・・・・・」
黒木「そういう奴は、真っ先に死ぬ。」
「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」
その言葉を聞いてA組は皆黙った。そう個性把握テストに入るまでのA組は、雄英高校の新入生としてワクワクしていた
だが、ヒーローには理不尽なことが多い。軽い気持ちでいると救えるものも救えなくなる
もしくは、敵との戦闘・不慮な事故で命を失う
それがヒーローに必ずついてくるものなのだと・・・・・
黒木「幽香、そろそろ行くぞ。」
幽香「もうちょっと出久の側にいるわ。」
黒木「面倒かけるな。」
緑谷「あ・あのお姉ちゃん。帰りの時でいいからさ、今はお願い。」
幽香「・・・・わかったわ。」
幽香は少し不貞腐れた顔をした。黒木は緑谷へと近づく
黒木「
緑谷「お久しぶりです・・・・・・!」
黒木は緑谷の手や体の肉付きを見る・・・・・
黒木「
緑谷「は・はい!」
黒木「ふむ・・・・・なら欠かさず鍛えておけ。」
黒木は緑谷へ肩を置く。緑谷は嬉しそうな表情をした
緑谷「あ・ありがとうございます!」
黒木「気にするな。
黒木は振り返ってグラウンドを去ろうとした。その時・・・・・・
黒木「それと、爆豪といったか」
爆豪「っ!」
黒木が爆豪へと後ろを向いたまま声をかけた
黒木「お前のことは、幽香からある程度聞いている。」
爆豪「・・・・・・・・」
黒木「はっきり言わせてもらおう。
爆豪「!!?」
黒木「お前程度の個性やセンスなどそこらへんにいくらでもいる。」
黒木「いずれ現実を実感することになるだろう。下らぬ自尊心は捨てて精進することだな。」
黒木はそう言って立ち去ろうとした。が・・・・・・
爆豪「てめぇ・・・・俺が・・・弱いだと・・・・?」
爆豪はそう唸るように声を上げるが、黒木はそれに反応せずグラウンドを去りに行く
爆豪「何とか言いやがれ!!!」
相澤「ちっ!」
バッ
幽香「・・・・・・」
爆豪が爆破して黒木へと近づく。相澤はすぐに爆豪を抑えようとするが幽香が静止する
爆豪「死ねぇ!!」
爆豪が手を向けて爆破を行おうとした・・・・・・・・・・・・
ドシュ!!
爆豪「!!」
突如爆豪へ、黒木の貫き手が心臓へと行き貫かれる・・・・・・・・・
そのイメージが爆豪へと襲い掛かった
爆豪「はぁ・・・・・はぁ・・・・はぁ・・・!!!!」
黒木「今のを感じ取れたのならいい。では・・・・・・」
爆豪は汗を大量に流しながら黒木を睨む。が、どうしてか体が動かなかった
芦戸「い・今の何!?個性!?」
幽香「違うわ。」
幽香はそういうと日傘をさす
幽香「黒木は、『爆豪を貫き手で貫いた』というイメージを爆豪に感じさせたわけよ。」
幽香「そのイメージのぶつけようとして、ああいう形で幻影が見えたわけ。」
幽香「個性でもなんでもないわ。ただの意識によるイメージ攻撃だもの。」
障子「じゃあ爆豪が動けないのはなんでですか?」
幽香「イメージでの攻撃だから肉体にダメージはないわ。でも・・・・」
幽香「
幽香「だから心臓をぶち抜かれたという感覚が、体に残っているのよ。」
幽香の言う通りだった。黒木によって叩きつけられたイメージ
汗を流し心や頭で理解しても、肉体がその感覚を捉えてしまっている
だから、追いたくても追えない。イメージによる攻撃とは言え、爆豪は
幽香「それじゃ私も行くわ。イレイザー先生、それでは・・・・」
幽香も黒木の後を追い、グラウンドを去ろうとする
だが・・・・
爆豪「・・・・・・1つ答えろ・・」
幽香「ん?」
爆豪は汗を流し、震える肉体で口を開き幽香へと問いかける
爆豪「あいつは・・・・・何の個性なんだ・・・・・!!!」
爆豪の目には黒木へのリベンジに対する目を燃やしていた
次に黒木と戦うことがあったら、全力で倒したいからである
幽香「・・・・・・・・・・・
爆豪「・・・・・・・は?」
幽香「『黒木 零』は『無個性』の人間よ。」
爆豪「!!!!???」
無個性・・・・個性を持たぬ人の事を指す
個性持ちの人間が多い中、2割ほどは無個性者が多い
爆豪は無個性に対して、色々と感情を抱いていた
故にもっとも応えたのだ
自分が『無個性』の人間に負けたのだと・・・・・・
幽香「じゃあ出久。帰り一緒にね!」
緑谷「う・うん!!」
爆豪「・・・・・・・・・・・」
幽香は出久に手を振ったあと、グラウンドを去ったのだった
・・・雄英高校 廊下・・・
幽香「・・・・良かったの?あんなことして?」
黒木「問題ない。あの程度で折れるようじゃ、ここにいる意味はない。」
黒木「例え立ち直れたとしてもだ・・・・・・・」
黒木「奴は、未熟であることには変わりはない。」
幽香「ふふ、そうかもね。」
そして2人は、自分たちの教室へと戻るのだった
どうも皆さん
今回の話はどうでしたか
今のところ忙しく、なかなか小説に手が付けられません
ちょくちょく書いていくので楽しみにしていてください
今後は、転生者が続出するので・・・・・では!!