World Migration ―箒星の魔女たち― 作:壊人二十面相
時系列がどのへんかはご想像にお任せします。
あと本編の方も投下してるのでそっちも読んで、どうぞ。
Extra Task エマの秘め声
―――自己紹介―――
PMC「ミグランツ・ウッド」代表、エマノンだ。
身長175cm、体重とスリーサイズは…秘密ってことにしとくかね。
今はミーナ中佐に雇われてストライクウィッチーズこと第501統合戦闘航空団の臨時隊員をやってる。
―――階級―――
私は傭兵だから階級はない。
一応連合軍司令部からは中尉待遇ってことになってるが、501じゃ階級なんて有って無いようなもんだからな…
一応傭兵としてのランクはSランクを持ってる。
現在世界人口は1000億人超、傭兵人口はその内の2割程度と言われてるが、Sランクの傭兵は100人程度しか居ない。
ま、定義が「単騎で戦局を変えうる力を持つ」というものだから当然といえば当然か。
まあ私の場合はその定義から微妙に外れている気もするが…
―――将来の夢―――
夢ねぇ…強いて言うなら死ぬまで生きることかな。
戦争屋稼業はいつ死ぬかわからないからね。
普通なら恋愛して結婚とかいうところなんだろうけど、生憎あんまり興味はないかな。
……ん? ギーク? アレは恋人とかそういうのとは違うな。
―――原隊名―――
軍の部隊じゃないが、ミグランツ・ウッドが私の部隊だ。
非戦闘要員を含めても30人程度と数は少ないが、どいつも超一流のプロフェッショナルと自負している。
私のことを「四界の覇者」なんて言う奴もいるが、正直全部合わせてならともかく一つ一つについては私より上の奴らばっかりだよ。
勝てる気がしない奴も一人二人じゃないしな。
傭兵ギルド本部に登録してある情報では本社所在地はギルド提供の貸しオフィスの一角って事になってるんだが、実際のところ本社機能はほぼ全て私の所有する艦、「ホーヴヴァルプニル」に集約されてる。
キチンとした拠点を構えるには私らは数が少ないし、この方が立ち回りに便利なんでな。
―――ミーナについて―――
今の私の上司にして素敵な雇い主様。
隊長として何かと気苦労が絶えないようだが、個性派揃いの501を纏め上げて上手く回している手腕は私も見習いたいくらいだ。
しかし肝油を美味いと感じるあの味覚は理解できん。
やっぱりエースってのはどっかしらおかしいもんなのかね?
……おい、なんだその目は。
―――リーネについて―――
射撃のセンスは私の知る中でもかなり上位に入るな。
本人には口が裂けても言わんが陸戦ウィッチになった方が活躍できたんじゃないかと実はこっそり思う。
それだけの才能があるんだからもう少し自信を持ってもらいたいかな。
周りが化け物じみたエースばっかりで気後れするのは分かるけど。
あと料理の腕は間違いなく501の中でトップだな。
元々器用な方なんだろうが、最近では宮藤の影響で扶桑料理も覚え始めてますます料理のレパートリーを増やしている。
美味くて種類豊富な飯が食えるというのは実に良いことだよ。
他にも家事一通りはできるらしいし、彼女を嫁に出来る男は幸せモンだね。
あ、ブリタニア料理だけは勘弁な。
―――芳佳について―――
センスはあるが経験はまだまだだな。
まあまだ新兵だしそこらへんはこれから身に着いてくるもんだと思うがね。
ただ…軍人には致命的に向いてないと思う。
私としてはさっさと軍をやめて医者になることをオススメしたいな。
というか、独断専行したり後先考えず突撃する癖をなんとかしないと早死するぞあいつ…
―――美緒について―――
戦闘指揮ができて自身の空戦技能も高いし、人を惹きつけるカリスマ性も持ってる軍人の理想系の一つだろうな。
個人的にもあの豪放磊落な性格は嫌いじゃない。
年齢的にそろそろ上がりが近いらしいが、本当に惜しいね。
ま、あの性格なら十年後も新兵をしごいて豪快に笑ってるところが目に浮かぶようだけど。
あと戦闘以外だと割とポンコツで天然なところは可愛いと思う。
―――ペリーヌについて―――
私が出会った中で数少ない良い貴族だな。
物言いは少々刺々しいが…まあそれも十代の少女が目の前で故郷と家族を同時に失ったなら致し方ない事だろう。
むしろ折れなかったその心は賞賛に値するくらいだ。
あと坂本少佐のことを随分敬愛してる…いや、あれはもう崇拝というべきか。
使い魔は猫だがまるで犬だな。
―――ルッキーニについて―――
一言で言うと、猫。
木の上で寝てたり時々じゃれ付いてきたり、魔法力発動すると猫耳と尻尾生えてくるし。
…え、使い魔は黒豹? あんなんデカい猫みたいなもんだろ。
戦闘のセンスは天才的、ありゃ理論や理屈は一切抜きで飛んで戦ってるな。
しかしまだ発展途上、経験を積んで勘を磨けばまだまだ強くなるだろう。
―――シャーリーについて―――
一見いい加減なようでその実周りをよく見て気配りが出来る奴だ。
部隊を陰で支える一人と言っていいかもしれん。
人類相手じゃないとはいえ戦争中にあのメンタルを維持できるのは中々出来ることじゃあない。
やはり胸のサイズと母性は比例するという噂はホントなのかねぇ?
―――バルクホルンについて―――
もう一方の大尉とは対称的に真面目な堅物だな。
一時期は死に急ぐような戦い方が気に入らなかったが、それが直った今なら間違いなく優秀な兵士だと断言できる。
戦闘だけじゃなく書類仕事もできるようだし、ミーナ中佐のように部隊長を務めることもできるだろう。
ただちょっと柔軟性に欠けるところがあるから、それをカバーできる人材がいれば完璧だな。
―――ハルトマンについて―――
まさに風のような奴だ。
空に上がれば大空を縦横無尽に翔る疾風、陸に降りれば緩やかに流れる微風、といった感じか。
あの私生活のズボラさはギークを髣髴とさせるところがあるな。
まあ、あいつの私室はなまじ広い分ハルトマンのところより酷いんだが…
あと料理ができない、というか禁止されてるとか聞いたな。
一体どんな酷い劇物が出てくるのかちょっと見てみたい気もするな。
―――サーニャについて―――
いろいろと希薄な感じがする、かな。
肌の色素は薄いし、存在感もどこか薄い。でも反面真っ暗な夜空を平気で独りで飛ぶし、意外と一本芯が通ったところがあるようだ。
そういえばこの間夜間哨戒を三日に一回担当してることに感謝を言われたことがあったっけ。
私の装備なら昼も夜も同じだから大したこっちゃ無いんだけどねぇ。
―――エイラについて―――
初見の印象は不思議ちゃん、今の印象は男子中学生ってところか。
サーニャにぞっこんのようだが、あれは果たして恋愛感情なのかそれとも友愛感情なのか…ま、その辺の事情には特に興味ないがね。
固有魔法に因るあの空戦技術は私も凄いと思う。
私が長いことかけて修得した技能をあっさり使われているのは微妙にムカつくが。
―――抱負―――
抱負か…他の連中ならここで世界平和とか言うんだろうが、生憎私は平和になると食いっぱぐれる側の人間だからな……
敢えて言うなら私の仲間達と共にいつまでも生き残ることかな。
私もあいつらも、何時死んでも不思議じゃない暮らしをしてるから…な。
―――自分のストライカーユニットについて―――
私が使っているのはXM-38「バーバルス」。
我が無二の盟友であるギークが設計・開発した多用途戦闘機の試作機で、機密事項に該当するから詳しくは話せないが色々あって開発中止になったものを私が引き取ってギークによる調整を経た上で使っていた。
…が、何故かこっちの世界に飛ばされたときにストライカーユニットに変わってしまった。
いったいなんでなんだか……
ともあれ、ストライカーユニットに変わってからも元々持っていた高速力と高機動力は健在で、最高速度は標準でマッハ3.5、限界速度ならマッハ4を叩き出す。
搭載している「ゴエティアMk.VI」魔導ジェットエンジンは出力だけじゃなく応答性にも優れていて、加速力もかなりのものだ。
更に両翼部には副機として「セントエルモMk.XII」イオンエンジンを搭載している。
これの原理については私もよく理解していないんだが、なんでも空気中やエンジンの排気に含まれる微粒子に電流を流すことでプラズマ化させ、それを電磁力で撃ち出して推進力を得ている、らしい。
厳密にはイオンエンジンじゃないらしいんだが、その辺の小難しいことは私にはよく分からん。
使う側である私からすればこれのおかげで機動力が上がるってことが分かってればそれでいいのさ。
まあそんな凄まじい機体だがあまりの性能に乗りこなせる奴が殆ど居ないのが最大の欠点で、私が知る限りでこれを乗りこなせるのは片手で足りるくらいしか居ない。
そりゃあ開発中止にもなるってもんさ。
―――自分の武器について―――
バーバルスは武装として12.7mmSALGATとウェポンコンテナバインダーが存在してる。
SALGATというのは「Solid And Laser composit GATling gun」の略で、パルスレーザーと実弾の混成射撃が可能な機関砲のことだ。
私らの世界では一時期実弾兵器が絶滅しかかったことがあってね。
というのも、レーザー兵器の技術が発達して小型化が進んだ結果戦闘機にも搭載できるほどのサイズのものが出来上がって、ほぼノータイムで着弾して威力も遜色ないレーザーに対して実弾が優位性を完全に失ったからだ。
そういう経緯で一時期「実弾不要論」なんてものが持ち上がったんだが、対レーザー障壁とか耐熱コーティング装甲とか対レーザー防御手段が発達するに従ってレーザー兵器が無力化される事態が多発してな。
それで生まれたのがレーザーと実弾を同時に撃てるSALGATを始めとした複合型機関砲だ。
対レーザー障壁はもとより耐熱コーティング装甲も機関砲弾で突破できないほどの強度は無い事が殆どだから、この二つを組み合わせれば必要十分というわけだ。
光熱兵器と実弾兵器両方に耐性を持つ耐熱耐弾複合装甲なんてものもあるにはあるが、あれは戦闘艦とかの大型兵器にしか使えないものだからどのみち機関砲でどうこうするような相手じゃないし。
元々戦闘機だった頃のバーバルスには30mm口径のものが積まれてたんだが、ストライカー用に変化したからか12.7mmにスケールダウンしてるな。
その分破壊力は下がってるようだがそれでも威力は十分すぎるくらいあるし、何よりジャムらないのが最高だ。
ウェポンコンテナバインダーは、名前の通り兵装コンテナを搭載するための装備だ。
リボルバー式のコンテナベイに専用規格のウェポンコンテナを3つまで搭載できる。
搭載するコンテナを作戦に応じて変えることで様々な状況に対応できるようになるわけだ。
コンテナについては種類が多すぎて説明がめんどくさいんで割愛させてもらう。
―――母国について―――
母国か…私は
地球の何処かなのは確かなんだが、正確にどこかまではちょっと見当がつかん。
くさい言い方ではあるが戦場こそ我が故郷というか…
―――得意料理―――
料理か…私はあんまり得意じゃないんだよなぁ…
強いて言うならスープが得意料理かな。
つっても素材全部みじん切りにして固形スープの素と一緒に煮込むだけの超簡単なシロモノだけども。
―――ウィッチーズの基地について―――
私の知る「基地」とはまるっきり違うな。どっちかってーとあれは「城」だ。
住まわして貰ってる身でいうのもどうかと思うが、正直あんまり落ち着かない。部隊規模に対して矢鱈広いしな。
とはいえ設備は一通りそろってるし、機能としては特に問題ないんじゃないか?
―――ウィッチーズの生活について(建前)―――
ネウロイの侵攻を食い止めている最前線とは思えないくらい充実してるな。
食事は美味いし、風呂はあるし、建物は古いが隙間風が吹き込んできたりすることも無い。
おまけにお茶会が開かれることもあるし、しかも傭兵に対しての偏見も無い。
まあ傭兵って概念がほとんど無いようなこの世界だからってのもあるんだろうが。
いやはやまったく、実に快適だよ。
―――ウィッチーズの生活について(本音)―――
正規の軍隊とは思えないほどの緩さだな。まあ言語も習慣も違う国々から集めて部隊を作ってる以上これくらい緩くないとどっかで衝突するんだろうが。
しかしこの空気は、なんというか、あれだ。……女学校?
書いてて思ったこと:リーネ気に入り過ぎじゃない?
以下プロフィール
エマノン EMANON
所属:PMC「ミグランツ・ウッド」代表
階級:無し(Sランク傭兵)
通称:死神殺し
身長:175cm
誕生日:?月?日
年齢:30歳?
使い魔:ワタリガラス
固有魔法:????
使用機材:XM-38「バーバルス」
使用武器:12.7mmSALGAT
ウェポンコンテナバインダー
M2711カスタム「グリムリーパー」
マチェット
特技:戦闘全般、近接格闘術、あらゆる兵器を使いこなす、銃器の分解組み立て、異常に鋭い勘
戦い方:状況に応じた変幻自在型。ただし射撃主体の近距離戦を得意とする。
胸ランク:3位/12人(ミーナ中佐と同じくらい。ただし胸筋がそれなりに分厚いためやや硬め。)
胸ランクコメント「まあ、デカ過ぎても邪魔だしなぁ。」
一人称:私
CV:????