World Migration ―箒星の魔女たち―   作:壊人二十面相

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この回は、独自設定満載でお送りいたします。

特に作中記述されているエーテル関連の話はほぼ丸ごと独自設定で公式ではありません。ご注意ください。


Task07 Super Sonic Speed Rabbit

1944年7月20日15:00 501基地 格納庫

 

「お、居た居た。おーい、シャーリー。」

 

格納庫入り口から聞こえてきた声にシャーリーが振り返ると、そこには大きな木箱を抱えたギークが居た。

 

「ん? ああ、ギーク! もう出来たのか?」

 

「試運転はまだだけどね、一先ず物は出来上がった。まあ見てくれ。」

 

ギークが木箱を置き、蓋を開けるとその中に入っていたのは銀色に輝く魔導エンジンであった。

更には付属品となるラジエータと呪符発生器も一緒に入っている。

 

「GERX-Type44、ペットネームは『サターン』!」

 

「星型、しかも4重か。これはパワーが出そうだ。……こっちの部品はなんだ?」

 

「それは排気タービン式過給機、通称『ターボチャージャー』と呼ばれるものだね。

 僕らの世界では航空機用レシプロエンジンによく使われていたから魔導エンジンにも有効だろうと思って取り付けてみた。」

 

「へー、過給機なのか。確かにマーリンエンジンにもスーパーチャージャーが付いてるけど、ターボチャージャー付の魔導エンジンってのは初めて聞いたな。」

 

この時代既にターボチャージャーは開発されているが過給機としてはまだ一般的ではなく、過給機と言えば殆どが機械式であった。また、本来の歴史であればターボチャージャーが航空機に本格的に使用されるようになるのは数年後の話である。

 

「それから、単純に熱機関としての効率を上げるために各部に断熱セラミックコート、シリンダー内に耐摩耗摩擦低減コーティングをしてある。これだけで効率が一割くらいは上がってる筈だ。」

 

断熱セラミックコートは微細なセラミック粒子を吹き付けて焼結させることでエキゾーストパイプなどの表面をコートし、熱を逃がさないようにする処理であるが、その断熱能力は半端ではなく全力稼働中でもエキゾーストパイプの表面温度は常温から変化がなくなる。

耐摩耗摩擦低減コーティングはシリンダー表面に施すことでピストン運動時の抵抗を減らしてエネルギー効率を上げ、更にシリンダーの摩耗を抑えて超高回転数運転にも耐えられるようにするものである。

言うまでもなく、断熱セラミックコートにせよ耐摩耗摩擦軽減コーティングにせよ順当に技術開発が進んでも数十年後に辿り着く技術である。

「古い技術で」とは言うものの所詮はギークから見てなのでオーバーテクノロジーが容赦なく使われていた。この男の辞書に「自重」の二文字は無い。

 

「あとマッピングも空気抵抗の軽減のためのシールド以外は加速力まで犠牲にして最大限速度に振ってある。つまりこれは実戦用じゃなくて記録樹立用の専用機ってわけさ。」

 

「……そこまでしないと音速には届かないか?」

 

「逆にここまでやれば音速超えて時速1300kmくらいまで行けるはずだ。ただ……」

 

「ただ?」

 

「耐久性をあんまり考えてないから全力運転を長時間続けると最悪エンジンが爆発する。」

 

「うぇ!?」

 

「あとシミュレーションで判明したことだけど、音速超えると本来の設計を超えた速度にひょっとするとP-51D本体が耐えかねて空中分解するかも……」

 

「あ、ああ~! そうか、その可能性があるのかぁ……」

 

全く気付かなかったとシャーリーは額に手を当てて天を仰ぐ。

 

「まエンジンの爆発の方はそんなに心配しないでいいよ。理論上危険域に達するまで大体15分くらいだけど、P-51のタンク容量だと全力運転12~3分くらいで燃料が切れるから。

 ただ本体の空中分解はこのままだと不可避かもね。僕としては内部フレームとかの強化もお勧めしたいところだけど……」

 

「でもそんな材料ある?」

 

「この時代に加工技術があって、且つ軽い素材となるとちょっと無いね。チタンが素材として実用化されるのはもう少し後の筈だし。

 ところで今のところの最高速度って何km?」

 

「ちょうど今日出した時速800kmちょいが最高かな。」

 

「ああ、昼前にやってたやつね、見てた見てた。

 うーん、P-51Dの元の性能から考えると……時速1000km超えた辺りが危険域かも。」

 

「じゃあ音速超えには筐体の強化も必須ってことか……何か考えないとなぁ……」

 

「うーん」と腕を組んで考え込むシャーリー。

それによって強調されたたわわな胸についつい目が行ってしまうギークであった。悲しき男の性である。

 

「ま、まあそれは一先ず置いておくとして、とりあえず予備機にでもこいつを積んで試運転だけでもやってみてくれないかい? 流石に飛ぶのは危険な気がするから止めといたほうがいいと思うけど。」

 

「お、そうだな。」

 

そういう訳で数十分後、主翼に黄色い一本線の入った予備機を取り出してエンジンを積み替えラジエータと呪符発生器も換装して準備が完了した。

あくまで試運転なのでエンジンカウルは開けたまま、各種の計測機器が接続されている。

 

「よし、じゃあ行くよ!」

 

「ああ、回してくれ!」

 

シャーリーの体が魔法力の青い光に包まれ、ウサギの耳と尻尾が生えてくる。

 

「エンジン始動!」

 

そして、エンジンが点火した。

普段のマーリンエンジンのそれとは全く異なる、28のシリンダーが奏でるその音は正に雲を裂く雷鳴の如し。

ターボチャージャーのタービンから発せられる独特の甲高い音もアクセントとなっていた。

 

あまりの音に近くに居るにも関わらずお互いの声が聴こえないので、ギークは手元の計測機を見ながら身振りでもっと回転を上げるようにシャーリーに指示した。

それを見たシャーリーは少しずつ注ぎ込む魔法力を増やして出力を上げていく。

魔導エンジンの回転が上がるとともに稲妻は荒れ狂う雷雨へと変わっていき、最大出力に到達する頃には88mm高射砲(アハトアハト)をMG42並のレートで連射しているような轟音となっていた。

同時に発生する強力な推進力に、発進促進装置のユニット固定アームもガタガタギシギシと悲鳴を上げている。

 

暫くそのままでデータを取り、3分ほど全力で回した後ギークは再び身振りで停止を告げた。

 

「ふぅ……凄いなこれ!」

 

「そりゃあ僕が作ったんだから当然だよ。

 しかし、うーんこれは……やっぱりこのまま飛ばすのはマズいかも。」

 

「そうなのか?」

 

ユニットから降りてきたシャーリーがギークの手元のディスプレイを覗き込みながら訊ねる。

 

「出力……じゃなくて呪力って言うんだっけ? ともかくそれは設計通り出てる。冷却に関しても問題は無い。増幅した魔法力の飛行魔法への変換も換装した呪符発生器のお陰でほぼ完璧だ。

 ただストライカーユニット本体各部への負荷が少しマズい領域に入ってる。特にエンジンと呪符発生器のマウント周りは強化が必要だね。」

 

「ありゃ~そうかぁ……音速まではまだ遠いなぁ……」

 

「フフフ、そう気落ちすることはないさ。問題が分かったならその解決を目指せばいいだけのことさ。」

 

「そっか……そうだな!」

 

「それに僕はワクワクしてるんだ。元の世界じゃレシプロ機関での音速突破なんて夢物語だからね。」

 

「え、そうなのか?」

 

「あ、知らなかった? 正確にはプロペラ機だとって話なんだけど……」

 

ギークは空間投影ディスプレイにプロペラ機の図を描いて説明を始める。

 

「通常レシプロ飛行機というのはレシプロエンジンで生み出した回転動力でプロペラを回して、それで空気を掻いて進んでる。これはわかるよね?」

 

「そりゃあ私も飛行機一機持ってるからそれくらいは知ってるよ。」

 

「それでだね、これにはプロペラが気流を纏っていることが必要なわけだけど、プロペラの速度が音速に近づいていくとこの気流がどんどん剥離していって最終的には空気を掻けなくなってしまうんだ。つまりプロペラは推進力を生み出せなくなる。」

 

「なるほど、そうなのか~。

 ……あれ? でもそうするとストライカーでもおんなじことが起きるんじゃ…?」

 

「僕も最初はそう思ったんだけど、ストライカーユニットとそれを履いたウィッチの場合はちょっと事情が変わってくるんだ。」

 

「どういうことだ?」

 

ギークはプロペラ機の図をストライカーを履いたウィッチの図に描き換えながら続ける。

 

「ストライカーは発生器から発生した飛行魔法の呪符プロペラが空気中のエーテルを撹拌することで飛行を可能としてる。

このエーテルは濃度に空気のそれ相関関係があって空気とほとんど同じ振る舞いをすることが分かっているけど、一方で全く同じ(・・・・)というわけではないんだ。」

 

「……つまり?」

 

「大気中のエーテルを撹拌する呪符プロペラは魔法力がエーテルに干渉することで形成され、それを形成する高濃度エーテルには一定濃度に保とうと周囲のエーテルを引き付ける性質がある。

 だから呪符プロペラがどれだけ高速で回転しても飛行魔法の効果には何ら悪影響が無い訳さ。」

 

「へ~、そうなのかぁ。」

 

分かったような分からないような顔で頷くシャーリー。

ちなみにこれ、ギークが501のウィッチたちの訓練から収集した各種観測データとバーバルスの実戦データを使ってシミュレーションを行った結果判明した事実で、この世界においてはまだ発見されていない事象である。

図らずもエーテル物理学の歴史に新たな1ページを追加してしまったギークであった。

 

「まー何にしてもこいつでの飛行は当面お預けだね~。

 筐体の強化に関しては色々とプランを考えてみるよ。どのみち必要になりそうだし。」

 

「なんか悪いな、任せちゃって。」

 

「いいのいいの、エンジンの調整ならともかく構造力学とかは流石に専門外だろう?

 どうせ独力じゃ達成困難な道程なんだから、わからない事はわかる奴に任せればいいのさ。」

 

「そっか……そうかもな。」

 

納得したように頷くシャーリーを横目に、ギークはP-51Dに繋げていた各種計測機器を手早く取り外していく。

そして全てを元入っていたトランクケースに仕舞い込むとそれを何処かへ消して立ち上がった。

 

「さて、僕ぁ船に戻って採ったデータを解析してみるよ。」

 

「お、そうか。じゃあまたな。」

 

「うん、いつでも連絡してくれ。それじゃ。」

 

そうしてギークは格納庫を出ていき、それを見送ってシャーリーもその場を後にする。

……サターンを搭載した予備機をそのままに。

この時のことをギークは後にこう述懐する。

 

「やっぱり実験の後片付けはしっかりやらなきゃいかんね。」

 

と。

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

1944年7月21日11:18 501基地 格納庫

 

好天に恵まれ絶好のレジャー日和であった今日、501部隊の面々は水泳訓練兼海水浴を基地東側の海岸で行っていた。

空を飛ぶウィッチこと機械化航空歩兵には不必要な訓練に思えるかもしれないが、501はドーヴァー海峡が主戦場となり、撃墜されれば落ちる先はほぼ海となる。従ってこういった水練は意外と重要なのであった。

ちなみにエマは夜間哨戒明けで絶賛爆睡中である。しかもご丁寧にドアに「起こすな!」とでかでかと書いた貼り紙までして。

 

そんなこんなで予測ではネウロイの襲撃も無く、バカンスを楽しんでいた501のウィッチたちだったが、無粋なネウロイ共はこういう時にこそ攻め込んでくるものである。

高高度を飛行する高速型ネウロイを発見した501部隊は急遽戦闘態勢に入り、いち早く発見したシャーリーが一番乗りで格納庫に駆け付けていた。

折しも、格納庫ではギークがバーバルスとその武装の整備中であった。

 

「ん? おやシャーリー、そんなに急いで何かあったのかい?」

 

ギークの問いかけを意に介せずシャーリーは発進促進装置にセットしてあったユニットを履いて銃を取り発進していく。

その様子を横目に作業に戻ろうとしたギークは聴き覚えのあるエンジン音を聴いて振り返り、格納庫の外に向かって滑走していくシャーリーのユニットをしっかりと目視するに至って顔色を変えた。

 

「待ったシャーリーそれは――!!」

 

ギークが止めようとした時には既にシャーリーは空の上であった。

慌てて格納庫の外まで走って見上げると、そのユニットの主翼には間違いなく黄色い一本線が走っていた。

 

「あっちゃぁ……」

 

ギークが慌てて周囲を見回すと、ミーナ中佐が机を据え付けて作った臨時指揮所で無線機らしき機械に向かって喋っているのが見えた。

無線の相手はシャーリーだろうと踏んだギークは臨時指揮所に駆け寄るとマイクを奪った。

 

「おいシャーリー聞こえるか!? シャーリー、応答してくれ!!」

 

つい先ほどまで繋がっていた無線は雑音混じりで不明瞭な有様となっていた。

聞こえるのはガリガリザリザリという音ばかりで、これではシャーリーにも通じていないだろう。

 

「マズいな、このままだと……」

 

「何がマズいんだ?」

 

底冷えするような少佐の声に恐る恐る振り返るギーク。

振り返った先に居たのはジト目の坂本少佐と震え上がるような恐ろしい笑顔を顔に貼り付けたミーナ中佐であった。

 

「このままだと何が起こるのかしら? ねえ? ギリアム・グラーニンさん?」

 

それは、有無を言わさぬ迫力のある質問(インタビュー)であった。並大抵の者であればしめやかに失禁していたであろう。

その怒気を一身に浴びることとなったギークは(表面上は)ガクガクブルブル震えながら事情を説明することとなった。

 

慌てていたシャーリーが予備機に乗っていったこと。

その予備機には実験段階の新型魔導エンジンが積まれていること。

そのエンジンは極端すぎる設計の上にまだ調整不足であるため、試運転程度ならともかく実際の飛行はまだ安全が保証できないこと。

 

全てを洗いざらい吐いたギークがどうなったかは、まあご想像にお任せしよう。

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

1944年7月21日11:28 ドーヴァー海峡上空

 

501基地上空を通過しロンドンへと向かう高速ネウロイを追いかけるシャーリーは、緊迫した状況とは裏腹に上機嫌であった。

何しろ何時になくストライカーの調子がいい。加速も妙にスムーズだ。魔導エンジンも景気のいい音を奏でながら回っている。

 

現在速度はおよそ時速500km程度であったが、どのみちこの速度では追いつけないので更に魔法力を注ぎ込んで加速する。

体感速度は直に700kmを超えて更に上がっていく。

 

シャーリーはその感覚に覚えがあった。

あのボンネビル・ソルトフラッツで速度記録を樹立したときのあの感覚とよく似ている。

今ならば限界を超えられる。その思いは確信へと変わった。

 

「いっけえええええええええええええ!!」

 

ユニットへ魔法力を限界まで注ぎ込み、更に固有魔法まで発動して一気に速度を上げる。

時速800kmを超えていた速度は一気に増してほんの1~2秒のうちにベイパーコーンを残して時速1225km、即ちマッハ1を突破した。

そして、尚も速度は上がり続ける。

 

そこは、あの時エマのシミュレータで体験した通りの静かな世界だった。

足元の魔導エンジンから聞こえてくる音さえドップラー効果で変質して間延びした音に聞こえる。

 

『……リー……答しろ…!……ャーリー!!』

 

と、不調から回復した無線から坂本少佐の声が聞こえてきた。

 

「少佐、やりました! 音速を超えたんです!!」

 

『馬鹿者! 前を見ろ!!』

 

「へ?」

 

言われたシャーリーが前を見ると、追いかけていた高速ネウロイがケツを向けて突っ込んでくるのが見えた。

いや、この表現は適切でない。正しくは、「シャーリーが前を飛んでいる高速ネウロイに猛スピードで迫っている」のだ。

 

「おわぁ!!」

 

減速は間に合いそうになかったので咄嗟にシールドを張る。

結果、シャーリーは一発の巨大な弾丸と化して高速ネウロイを撃ち抜き、撃墜した。

 

息を吐いたシャーリーだったが、事はそれだけでは終わらなかった。

元々サターンエンジンは最大出力で時速1300km程度が出せるように設計されている。

部品の強度に関しても全力運転15分に耐えられる程度となっている。

そしてこの全力運転には、ギークがそれがどういうものかということを把握していなかったこともあってシャーリーの持つ固有魔法というファクターは一切考慮されていなかった。

全力運転に固有魔法まで加わって現在速度は時速約1600km、即ちマッハ1.3。遷音速域も超えて立派に超音速域に踏み込んでいた。

元々耐久力ギリギリの設計の所に想定外の負荷が掛かるとどうなるか。普通はこうなる。

 

バンッ!!

 

「へっ?」

 

突如足元から聞こえてきた破裂音にシャーリーが目を向けると、ストライカーのエンジン部分のカバーに穴が開いていた。

よくよく見てみるとシリンダーヘッドがバルブアセンブリ諸共丸ごと無くなっている。

想定外の高速回転に耐えきれなくなったピストンが千切れ飛び、シリンダーヘッドを吹き飛ばしたのだった。

 

当然そんな状態では飛行魔法の発動など望めず、呪符プロペラも霧散しシャーリーのストライカーは飛行能力を失った。

 

「ぅおわあああああああああああああああああああああ!!!」

 

その後、幸いにも追いかけてきていた宮藤とリーネに着水寸前に拾い上げられてシャーリーは助かったものの、シャーリーが使用するストライカーをよく確認しなかったとはいえ明確にギークのやらかしでシャーリーが危うく死にかけたということで大問題になりかけた。

寝ている間にギーク絡みの事件が起きていたことを知ったエマは血相を変えて、一時は「責任取って切腹(セプク)する」とまで言っていたのだが、ミーナ中佐が「そこまでやらなくていい」と宥めたこととシャーリーの「間違えて予備機に乗った私にも非がある」という意見によって特にお咎めは無しとなった。

が、「それでは示しがつかん」ということで3日間自発的に自室禁錮を行うこととなった。

 

ちなみにこの後、ウィッチズカルドレンの中でギークと重武装したエマによる過激な鬼ごっこが繰り広げられたりしたのだが、それはまた別の話である。




過激な鬼ごっこ(武装おしおき)

ジオニストなガンダムファンなら試作エンジンの名前を聞いた瞬間に「あっ(察し)」となったことでしょう。

なお海に落ちた予備機のP-51Dはギークによって回収され解析されましたが、あちこちにクラックが入って崩壊寸前だったようです。

そして中佐の怒気を受けたギークですが実は見た目ほどビビってません。
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