トレセン学園は爛れている   作:スーさんFDP

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今回はいつもと雰囲気が違う内容です。




第十二話「ぴょい婚ウマ娘たちの日常」

 

 

 

今回は以前、九話でお話しした4つの勢力の一つであるぴょい婚勢の日常を見てみましょう。

 

 

 

トウカイテイオーの場合・・・

 

 

「はい♪トレーナー、あ~ん♪」

 

「あ~ん・・・・ん、結構イケるな!」

 

「へへ♪そうでしょ♪」

 

トウカイテイオーは嬉しそうにしながら、腰に手を当てて自慢げに鼻息をだす。

 

現在トレセン学園内のベンチにてお昼を食べていたテイオーとそのトレーナーであるテイトレはお互いに作ってきた弁当を食べさせあっていた。

 

「しかし、意外だな・・・テイオー、料理のりの字も知らなかったのに・・・」

 

「ふ~ん!ボクに掛かればこれくらいお茶の子さいさいだモンに♪」

 

「・・・・・・・・流石だな・・・」

 

テイトレはそう深く溜めた様に褒めると、彼女の頭を優しく撫でる。

 

「・・・んっ・・・へへ・・・」

 

テイオーは優しく撫でられている状況を堪能する為に静かに目を閉じる。

 

 

 

 

 

かつて何度も骨折に苦しんだテイオー。

何度心が折れそうになったか・・・何度トレーナーに当たったか・・・何度、罪悪感に苛まれたか・・・・・・・

 

 

でも・・・トレーナーは・・・ボクに光を見せてくれた・・・・・

 

今でもよく分からないけど・・・トレーナーのマッサージのおかげで、ボクは何度も立ち上がることができた・・・ボクを伝説にしてくれた・・・ボクをヒーローにしてくれた・・・

 

ボクね・・・トレーナーがこの先・・・誰かを好きなっても構わない・・・・

 

 

 

 

・・・・・ウソ・・・・・・・やっぱり泣く・・・・・・

 

 

ただそれでも・・・・それ以上にトレーナーには幸せになって欲しいって思っちゃうんだ・・・・

 

だからね・・・いつかこの思いも・・ちゃんと伝えるんだ・・・・

 

 

 

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ケイエスミラクルの場合・・・・

 

 

「・・・・・よし、足に問題は無さそうだな・・・・うん、脈も正常・・・ケイ、気分はどうだ?」

 

「うん、どこも大丈夫だよ」

 

「・・・・・うん、ウソはついていないな・・・」

 

「・・・・む~・・・トレーナーさんの意地悪・・・」

 

「お前の体調のためなら、いくらでも意地悪になってやるよ・・・さ、靴脱いで足出せ!」

 

「・・・・はい・・・」

 

ケイエスミラクルは少しふくれっ面になりながらも、靴と靴下を脱いでトレーナーであるケイトレの前に差し出す。

 

トレーニング終わりはいつもこうしてアンチエイジングをするのが決まりとなっている。

 

ケイトレがミラクルの足に触ると、その筋組織から骨の具合、皮膚の様子までを真剣な眼差しで見続ける。

そして、いつもは見上げるケイトレの顔を上から見れるのはこの時間だけ。

 

ミラクルはこの静かな一時がとてつもなく大好きだ。

 

しかしそれと同時に・・・・

 

「(おれ・・・・わるい子だ・・・この時間がいつまでも続けば良いと思ってる・・・おれは子供でトレーナーさんはかっこいい大人なのに・・・トレーナーさんへの・・・・す、すきが止まらないっ)」

 

顔が緩みそうになるのを必死に押さえるミラクル。

 

 

 

 

おれの半分は「ありがとう」で、もう半分は「ごめんなさい」で出来ている・・・・・

 

でも、その間には・・・この二つの思いをやさしく包み込むかのように小さくて大きい何かがある・・・・・

 

それは・・・・・「すきです」という暖かい何かだ・・・・

 

 

おれとトレーナーさんは「ウマ娘」と「トレーナー」・・・「こども」と「おとな」・・・。

 

この思いを抱いた時・・・最初は忘れようと思った・・・・・・・けど、だめだった。

 

トレーナーさんは気が付けばおれに寄り添い、おれが一番欲しいであろう言葉を心に囁き続ける。

 

そうしていって、気が付けば、おれの心はトレーナーさんでいっぱいになってしまった。

 

 

 

・・・・・ずるいなぁ・・・・そう思わずにはいられなかった・・・・・・

 

・・・こんなこと、だめなのに・・・・

 

トレーナーさん・・・・・おれ、おかしくなっちゃうよ・・・・

 

 

 

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カルストンライトオの場合

 

 

 

「トレーナーさん!反省部屋にぶっ込まれたデュランダルにこの間ネコネコランドでイチャラブチュッチュしたことの自慢をしにいきましょう!さあ!さあ!」

 

「あほか!」

 

カルストンライトオの頭をポコンと叩く彼女のトレーナー。

 

「む、痛いです!DVです!キズ物です!責任を取って結婚ですね!」

 

「変な解釈するな!あとデュランダルは今、繊細な状態なんだ・・・・デュラトレがどうにかカウンセリングしてるんだから、そっとしといてやれ・・・」

 

「いやです!後、寮に一人は寂しいです・・・」

 

「・・・・ライトオ・・・」

 

先日の一件で、トレーナー略奪事件を起こそうとしていた一味としてデュランダルは反省部屋行きとなってしまった。

その事実を知ったデュランダルのトレーナーでもあるデュラトレは頭を大いに悩ませながらも、彼女のためにと親身になっているのだ。

 

「そういうわけでこのデュランダルがいつも書いてるデュラトレさんへの思いを綴ったノートを二人の前で朗読してきます!では!」

 

「おーい!!!火事場にナパームぶち込むなーー!!!!まてやこらーーー!!!!!」

 

こうしてライトオとライトオトレの鬼ごっこが始まるのであった。

 

 

 

 

私は直線とネコをこよなく愛しています。

 

ですがトレーナーさんと一緒にいると、不思議ですが、腕に抱きつきたくなります。

そうすると、胸の内がポカポカしていきます。すきです。愛しています。

結婚は国内で、新婚旅行は海外で、子供は2人、ネコは3匹、家は2階建て、近くに走れるところに建てましょう、その後はてんわやんわで最速にお墓へGoしましょう・・・・

 

 

 

 

 

 

いえ、やっぱりゆっくりがいい・・・・・・・・・・・・・・変だ、ゆっくりなど嫌なはずなのに嫌になれません・・・・やっぱりトレーナーさんがおかしいからでしょうか?

 

 

 

 

 





曇らせよりも透き通る青空の方が美しいな・・・




だれかライトオ止めてくれねえかな・・・・



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