いつもより文字数多くなっちゃった。
今回はアストンマーチャンとマートレのお話です。
なお今更ですがアプリやアニメとは違う世界のお話なので、マートレの性格も大分違います。
それではどうぞ!
「ふ~~~・・・・ああ痛え・・・・」
トレセン学園の学び舎から外れた所にある喫煙所にてグレトレは煙草を吹かしながらぼやいていた。
頬に大きな
「お、グレトレ!」
「ん?マートレじゃないか?・・・・・・・・・どしたん?そのほっぺの紅葉?」
「おめーに言われたかねえよ」
喫煙所に入ってきたのはアストンマーチャンのトレーナーことマートレであった。
グレトレと同じくほっぺに
「俺のはマックイーンと今朝会った際に「お前また太ったな・・・ケツ肥えてんぞ」って言ったら、
「ふ~~~~・・・・実はな・・・」
マートレは煙草をふかしつつ、何があったかを話し始める。
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「いつもありがとうございますか・・・・」
教官を兼任してるマートレはまだ担当の付いていないウマ娘の指導もしている。
その際、学園の生徒達が育てている農作物を教え子の中の一人から頂いたのだ。
「ほーん・・・にんじんにじゃがいも・・・・大根と・・・見事なまでの根菜だな・・・」
段ボールには色とりどりの根菜が詰められており、土が所々ついているなど採れたて満載な感じとなっていた。
「それにしても・・・この大根、立派だな」
段ボールの中から取りだしたのは一際ふっとい大根であった。
「ふむ・・・・・」
マートレはその大根をじっくりと見定めるかのように見つめる。
「ははっ、マーチャンの太ももには負けるなww」
その大根も立派な太さであったが、自身の担当バであるマーチャンの太ももには負けるなと小馬鹿に笑う。
「あいつのストッキングはかせてみようかな?いや無理かw」
「・・・・・・・・・・」
「いやまてよ・・・あいつの勝負服の方のストッキングならぴったりかも、あいつの勝負服の方、滅茶苦茶窮屈そうだしwww」
「・・・・・・・・・・」
「よし!さっそく付けて、モモッターに挙げよう♪・・・タイトルは・・・そうだな・・・「マーチャンの太もも痩せましたw」でいこうwww」
「・・・・・・・・」バンッ!!!
「あ・・・・・・・・」
突如尻尾がマートレの後ろから鳴り響く。
ゆっくりと振り返ると、そこに居たのは、涙目になりながら顔を膨らませ、カワイイ目つきで睨んでくるアストンマーチャンの姿が・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マ、マーチャンも桂剥きすれば細くなるかも・・・・・・」
バチンンッッッ!!!!!!
マートレの部室にて気持ちのよい破裂音が辺りに響いたのだった。
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「ってなわけよ・・・」プハ~
「ふっwww大根ww桂剥きww」ブホッ
マートレの話を聞いてか、グレトレはツボに入ったのか、煙草の煙を吐きながらむせる。
「くそ・・・うちのより話面白いじゃねえかww」
「逆にお前の所でそういう笑える話ないの?」
「俺か・・・・そうだな・・・・・」
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ある日の賢さトレーニングにて・・・・
グレトレはゴルシ、タマ、カレンと麻雀をしていた際のこと・・・
「ツモ、メンタンピンドラドラ・・・満貫な」
「っち・・・またかよ・・・」
「ははッ♪トれぴっぴ、今日はついてねえな♪」
「珍しく焼き鳥かいな♪」
「今日、半荘三回ともラスだねお兄ちゃん♪」
「くっそー・・・やる気がでねえな・・・」
グレトレはやる気を無くしながら、牌を流す。
「よっし♪じゃあ次トレぴっぴ負けたら
「おいふざけんな・・・誰が呑むか!」
あまりの内容に否定するグレトレ。
しかしゴルシが続けていった言葉を聞き考えを改める。
「代わりにアタシが負けたら・・・・・・マックちゃんの「一週間分のスイーツ禁止」を賭ける♪」
「ちょ!!どうして私が!!!!」
後ろにて真面目にスカイと将棋で賢さトレーニングをしているマックイーンが大声を出す。
「じゃあうちは・・・・オグリの「晩飯」をかけるで!」
「タマ!?!?!?!?」
タマの宣言を聞いて、クロノとオセロをしていたオグリが信じられないような声色を放つ。
「じゃあ・・・カレンはハヤヒデ先輩の「バナナ禁止」を賭けまーす♪」
「どうして私まで!!!」
横でミラクルとチェスをしていたハヤヒデも悲痛な声をあげる。
「(よかった・・・巻き込まれずに済んだ・・・!)」ホッ
もしや自分も巻き込まれるのではないかと思ったが、掛からなかったので安心するミラ子。
しかし・・・
「待てよ・・・まだ俺の
グレトレは荒木飛呂彦先生の画風のまま、火の付いていない煙草をくわえながらゴルシたちを睨む。
「ふん!一体何をかけるんや?」
タマが挑発的に問う。
「俺は・・・・・・・・「クロノのレース場出入り禁止」をかける!!」ドンッ!
「私ですか!!!!」
まさかの自分なのかとクロノも悲痛に叫ぶ。
「あとついでに昨夜録音した「スカイのカワイイ寝言音声集」をぱかチューブにあげる!」ドドンッ!
「いや!ついでで、そんなことすんなーーーー!!!!」
「(あ、私許された!?)」
「ちなみにミラ子は賭け関係無しにプールトレーニングな」
「それはそれで酷いくないですか!!鬼!!悪魔!!スケベ!!」
「よっしゃああ!打つぜ、お前らぁ!!!!」
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「で、どうなったん?」
「
「うわぁwww」
話を聞いて滅茶苦茶和やかに笑うマートレ。
「どうだ?中々だろ?」
「へっへっへwwwああ~・・・・久しぶりに腹が痛くなるほど笑ったわww」
そんな風に会話に花を咲かせていると・・・・・
「あ、見つけましたわ!!」
「む~~トレーナーさん!また煙草吸ってます!」
「お、マックイーン」
「げ・・・」
呑気に声を出すグラトレと面倒そうに吐き出すマートレ。
「もう今日こそは許しませんわ!」
「マーちゃんも激おこぷんぷんなのです!」
あんまり怖くないなと思いつつ、グラトレはしょうがないなと思いながらマックイーンの傍に駆け寄ると、突然彼女を抱きかかえ、お姫様抱っこする。
「きゃ・・・!急にやめて下さい!」
「はいはいお姫様・・・とっととここは煙の匂いがキツいのでとっとと帰りましょうな~~」
「もう!話を聞いて下さい!」
「じゃあマートレ、またな~アストンマーチャンも~」
「あ~もう!・・・・・・・・もうっ・・・・・・こんな事で・・・・・許しませんからね・・・・」
突然の事で驚いたマックイーンであったが、大好きなトレーナーに抱えられることに嬉しさを隠せず、顔を紅く染め、尻尾をフリフリしながらも文句を言う。
グレトレはそんな彼女の様子にやっぱりチョロいなと思いつつも静かに笑いながらその場を後にするのであった。
「あ~ら・・・お熱いこと・・・」
「・・・・・・・・じ~~~~」
そんな二人の様子を見てマートレは呑気に呟く。
一方マーチャンは自分もして欲しそうな視線をマートレに向けながら、擬音を口に出す。
「え、やらないよ?」
「・・・・・・・・じ~~~~~~~~~~~~~~~~」
「伸ばしたってやらないからな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・ぐすっ」ポロリ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ああ~~~~~~~わかったわかった降参降参・・・・・・ほれ・・・」
「わーい♪」
先程の涙はどこに行ったのやら・・・
仕方なくお姫様抱っこをするマートレ。
「ふふ~~ん♪たばこくさ~~い♪」
「じゃあ降りろ・・・重い・・・」
「このまま部室までお願いなのです♪」
「はあ・・・・・・たくっ・・・」
そう悪態をつきつつも、何だかんだでしっかりと抱き留めながら、マーチャンを運ぶ。
その際に心から幸せそうに笑う彼女を見て、小さく笑うのであった。
マートレ:アストンマーチャンのトレーナー
彼女のウマソウルの運命を壊した男。
死んでも消えない跡を重要視するマーチャンに「忘れられた方が良いこともあるじゃねえかな」と言って、彼女の担当となった。
かつてマーチャンの母親の働く病院で恋人を無くし消えない跡を心に刻まれ、流れる時に身を任しながら生きていたが・・・「今を生きていない」と当時、一つ上の先輩であるグラトレに言われ、人生を楽しむことに決めた。
グラトレとよく飲みに行ったり、喋ったりするが、キャバクラ等の女性関係の店には行かない。(グラトレも事情を知っているので誘わない。)
マーチャンは自分とは違う考えを持つマートレに対し、興味、困惑、理解、そして・・・未だに消えない跡を抱える彼にいつしか思いを寄せる様になっていた。
なお普段はデリカシー0のヤニ野郎と思っている。
あげたマーチャン人形を枕代わりにして眠ったり、宣伝写真を撮る際は太ももだけ撮ってアップしたりしている。
初対面では「お前頭ふわふわしてそうなのに、胸も尻も太股も太いなw」と笑われ、それ以降、マートレの前だと感情的に怒ったりすることが増えた。
ちなみにそんな二人のやりとりは定番となっており、みんなからは楽しそうだなと笑顔を向けられている。
二人の出会いはもしかしたら運命だったのかも知れないね。
作者)
マーチャンのストーリーが重かったので晴らしました。
勝手なことをするなだって・・・・?
だが私は謝らないっ!!