さらに反省部屋行きになったみんながどのような事になっているかを書いていきます。
「もぐもぐ・・・・」
「なぽぉ・・・」
「あむ・・・・」
ここに居るのは、比較的刑が軽い捕まったウマ娘の居る部屋。
そこにはチームグレイのオグリキャップ、メジロマックイーン、ヒシミラクルの姿があった。彼女らは先日、罪状「逆ぴょい未遂」にて収監されていた。
出されている食事は食堂でも出されている定食。カレイの煮付けに豆腐と香の物、ご飯に味噌汁と一般的な食事。
いつもなら美味しそうに食べる3人であったが、3人は無言でただ食していた。
それもその筈、彼女達はかれこれ2週間愛しのトレーナーと会えていないのだ。
さらに自分達がこんなことをしでかしたという現実がより一層、感情を罪悪感で殺していたのだ。
「トレーナーさん・・・」
「トレーナーに会いたい・・・」
「うう・・・・」グスッ
マックイーン、オグリ、ミラクルはそれぞれ思いを馳せながらもごはんを口にする。
「さあ!入れ!」
「きゃん!」
すると部屋の扉が開き、誰かが投げ込まれた。
「あなたは・・・スズカさん!!」
「・・・マックイーン?」
なんと部屋に投げ込まれたのは、あの逃亡者として名高いサイレンススズカであった。
少し天然気味だが常識人よりな彼女がここにいれられたことに驚くマックイーン。
「スズカさん。アナタほどの人がどうしてここに・・・?」
「そ、それは・・・」
マックイーンの言葉に答えづらそうにするスズカ。
「そいつはトレーナーが浮気していると勘違いした挙げ句、トレーナーが好みのバニー服を着てトレーナーに迫っていたところを捕まえたんだ。罪状は「公然わいせつ罪」で10日間の謹慎だ。反省しろ!!」
「そ、そんな!!水着でレースしているのに今更!!」
メタなツッコミをするマックイーン。
しかしそんな彼女の言葉を気にせず看守のウマ娘は扉の前から立ち去っていく。
「うう・・・トレーナーさん・・・」グスゥ
スズカは畳の上で蹲りながら彼女の愛する人の名前を呼び、静かに泣き出す。
「スズカさん。元気を出して下さいな」
「ほ、ほら食事も美味しいよ!」
その様子を見かねたマックイーンとミラ子がスズカに励ましの声をかける。
「それにしてもスズカもこの部屋で良かった・・・あっちは地獄だからな・・・」
「・・・・あっち?」
オグリの意味深な言葉に涙目で返事するスズカ。
「こちらの部屋は比較的に罪が軽い方でな・・・基本謹慎生活だけですむんだ」
「他にも部屋があるの?」
「ええ・・・一度、犯罪防止の一環で見学させて頂きましたが・・・」
「非道いよね・・・・」
「そ、そんなになの!?」
マックイーンとミラ子が思い出すのも億劫なのか嫌な顔をする。
「あちらの・・・重罪部屋では・・・先日捕まったルドルフ会長達に・・・逆ぴょい罪で捕まった私たちチームグレイのメンバー半分・・・他にも様々な大きな罪を犯した方達が収監され、日夜刑を執行されています」
「刑・・・?」
「ええ・・・・もちろん肉体的でなく、精神的にですが・・・」
「・・・・・・・その、どんなものなの?」
恐る恐るといった様子で聞き返すスズカ。
「VRウマレータ―による自身のトレーナーのNTR耐久映像集です」
「ええ・・・・ウソでしょ・・・」
最早ウマ娘によっては死刑より恐ろしい物である。
人の・・・ウマの心は何処へ・・・
「この間お風呂の入浴時間の際に他のメンバーから聞いたんだ・・・」
オグリがその時の事をスズカに話す。
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『・・・・・・・・・』ドヨ~ン
「ゴールドシップさん!クロノさん!」
「ハヤヒデにスカイ!」
「カレンちゃんも!」
入浴時間の際、風呂場の脱衣所に入ったマックイーンたちは自身のチームメンバーが死屍累々になっている状況を目の当たりにし、急いで駆け寄る。
「い、いったい何があったんですの!?」
「・・・・おお、マックちゃんかぁ・・・・ちょっと地獄を見てきてな・・・・」
「地獄!?」
ゴルシの言葉にたじろぐマックイーン。
「ああ、VRでトレーナーが・・・芦毛よりも栗毛の方が良いって契約解除される映像をリアルな音感で見せられて・・・」
「ホントに地獄ですわ!!!」
話を聞いて、少し後悔する程にマックイーンはショックを受けていた。
「私もさ・・・・練習サボってたら、トレーナーから契約解除される映像ばっかり見せられて・・・おえ・・・」
思い出すだけで吐き気がするのか、スカイは洗面台に顔をむける。
「私はトレーナーさんが目の前で綺麗な大人のウマ娘の女性とキスしている映像ばかり見せられて・・・うぅ・・・うぇ~ん!!」
「・・・そっか、怖かったね~・・・大丈夫だから・・・よしよし」
クロノもまだ精神的に幼いからか、子供らしく声を出して泣き始める。
ミラ子はクロノを不憫に思いつつ、彼女の頭を抱きしめてゆっくりと撫でてあやす
「お兄ちゃんが・・・お前なんか知らないって・・・人のことお兄ちゃん呼びするなって・・・・グスゥ・・・」
「大丈夫だカレン・・・トレーナーはそんなこと言わない」
普段メンタルの強いカレンも流石にショックを受けたのか手で目元を覆って泣き始める。
その背中をオグリが優しく撫でながら声をかける。
「トレーナー君が・・・私の前でバナナよりもリンゴが好きなんだと・・・リンゴにNTRれた映像ばかり!!!」
「あなただけおかしくありませんこと!!!!」
ハヤヒデだけチョイスのおかしい映像を見せられていることにツッコむマックイーンであった。
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「・・・・・・・とりあえず、恐ろしい事だと言うことは分かったわ・・・」
「最後のハヤヒデさんのは気にしないで下さい」
「だがだがスズカ・・・これで分かっただろう・・・早く刑期を終えてここから出ることが最善の道だ・・・」
「・・・・・・そうね、大人しく待つわ・・・」
「私達も明後日には出られるから、スズトレさんにはスズカちゃんはしっかり反省してるって伝えておくからね♪」
「はい、よろしくお願いします」
こうして獄中の中で密かに友情が育まれていくのであったとさ・・・・
一方その頃・・・・・チームグレトレでは・・・・
「見てくれタマ!!新しいチームメンバーだ!!!」
「ぎゅ・・・・えへへ♪」
「グレトレさん!!今度一緒に涼花さんと一緒にどこかに遊びに行きましょう!!」
「グレトレさん、その温泉旅館に就職はいかがでしょうか♪」
そう叫んだグレトレの左腕には、桐生院の担当ウマ娘であるハッピーミークが嬉しそうに抱きついており、背中からは大学生のソノンエルフィーがあすなろ抱きしながら遊びに誘い、ユノハナブルームはグレトレの右手を優しく撫でながら、将来設計を提案していた。
「・・・・・・・・色々ツッコみたいけど・・・・その3人はどしたん・・・」
「学園のロビーでナンパしてきた」
「それだけでついてきたんかい!!」
「それにリアル女子大生と着物美人だぞ!ガイドラインも問題ない!!」
「む~~グレトレさん・・・私は?」
「おっとごめんよミーク、君も負けず劣らず美人で可愛いなぁ♪」
「ふふ♪」
「お前、それでええんか!」
ミークのチョロさにツッコむタマ。
「そういう訳で!次回から芦毛のトレーナーはこの4人で回していくぞ!!」
「ええ加減にせいやぁぁぁ!!!!!!」
「じぇろにも!!!!」
タマはひっついてる3人からグレトレの身体を掴むと、ウマ娘パワーを巧に使い、ジャンピングパイルドライバーで脳天を地面に勢いよく打ち付ける。
謎の叫びと共にグレトレはノックダウンするのであった。
何か前回のクソボケ裁判が良かったのでシュヴァルの方も思いついたら書いて一行かと思います。
他にこのウマ娘はどうですかというのがありましたら感想にぜひ書いて下さい。