嵐を呼ぶぼっち・ざ・ろっく! 昼メシの流儀 編   作:tatararako

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2話を投稿させて頂きます。
かなり……遅くなって済まない。少しばかり、仕事と精神が辛くなって……(´;ω;`)

妄想(ぼっちちゃん)VS妄想(四杉遥)
   
    


2話 ハンバーガー!

   

   

私こと、結束バンドのファン二号は、今日はいつもライブを一緒に見るファン一号とじゃなくて、気の置ける友人と一緒に居た。

 

「……遥って偉いよね。いつも計画的にコツコツ進めてて。」

「え?全然、そんなことないよ~…。」

 

その友人の名前は四杉遥。

私はそんなファン一号と遥と結束バンドのひとりちゃんに囲まれながら、大学生活を謳歌していた。

 

「ああ、そうだ。……ちょっと相談に乗って欲しいんだけどさー…。」

「え?何?」

 

……けど、遥には……ちょっとした欠点が有るんだよね……。

 

「私に……ドラム……叩けるかな?」

「……ドラム?」

 

そう、結束バンドの古参ファンである私が遥に結束バンドを進められない程の"欠点"というか、もしくは"玉に瑕"と言うべきなのかは分からないけど……それは、

 

「この間、大学でバンドサークルの人達とすれ違った時。……『あ~あ、どっかに腕の良いドラマー居ねぇかなぁ?』って言ってたんだけど……アレって、私にやって欲しいという"勧誘"のメッセージだったと思うんだよねっ!!」

「……え?」

 

友人の遥自身も思う、この"自意識過剰"さだったりする。

……そう言えば、ドラマーと言えば虹夏ちゃんは今どうしてるんだろう?ひとりちゃんも元気かな?

 

「気持ちは嬉しいんだけど、私……音楽やったことないし、方向性の違いで揉めたりしないかな?っていうのも……心配でさぁ~…。」

 

現に、遥は何でか分からないけど、音楽をやる方向に行ってるし、方向性で揉めないか?とか考えてたから、結束バンドを勧めにくかったというのがあったんだよね……。

……いや、多分、ソレって遥は勧誘されてないと思うよ?

 

「いずれ、幕張とかスーパーアリーナとかやったりすると、スケジュールの問題とか有るよね!!?」

 

そんなことも有って、私こと結束バンドのひとりちゃんを最推ししているファン一号としては……勧めにくいというのが有ったんだよね……。

 

「ああ〜どうしよ〜!」

 

そして、妄想しだすと、クネクネし始めるし……。

 

「あ!ゴメン。ちょっと出るね?……ハイ、もしもし。」

 

けど、違うことが入ると、クネクネも妄想も終わるんだよね……。

 

ま、まあ、それでも、遥は計画性も有って、私みたいな子でも付き合いが良いから、ファン一号と一緒で気の置ける友人の一人なんだけど……遥自身も思ってる高すぎる"自意識過剰"さが欠点というか……玉に瑕というか……。

 

それで、一回勘違いしちゃうと、さっきみたいにクネクネしながら、妄想がどんどん膨らんで行くんだよね……。

 

そういったこともあって、遥に結束バンドを勧めて、ひとりちゃんが遥に微笑んだだけで『どうしよう!?私のこと好きになっちゃったのかな!?!?!!!?』とか、めんどくさいこと言い出す拗らせファンになりそうで……勧めることが出来ないんだよね。

 

「……明日のお昼ですか?ハイ!シフト入れます!!」

 

そんな遥の後ろ姿を見ながら、「バイトがんばれ~…。」としか、心の中で言えないのだった……。 

 

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

 

「大変お待たせしましたー。」

 

私、四杉遥は、このハンバーガー屋でバイトを始めてから一週間が経ったけど、まだまだ覚えることが多くて大変。……だけど、笑顔だけは忘れないようにしなくちゃ!

……そんなことを考えてたら、

 

「お願いしんちゃん!一緒に中まで付いてきてっ!!お願いしまひゅ……!」

「えぇ~…。」

 

店の前で……何か……ピンクのジャージを着た人(※後藤ひとり)とジャガイモ頭の子(※しんのすけ)が居た……。

 

「……何でぼっちちゃんはハンバーガー屋に来てるの?」

「よく作家とか漫画家の人がファミレスとかでネタを考えるの、何かカッコイイと思って、マネしたかったから……ネットオーダーしたんだけど…………店内に入るのすら怖いの忘れてたっ!!……だから入って!!」

「……いや、オラ、忙しいんだけど?」

 

そして……何か……五歳児の手を掴んで必死にお願いするピンクのジャージの人。

……アレは、何をやっているんだろうか?店前で変なことしないで欲しい……。

 

そう考えてしまった。

 

「やれやれ、仕方無いですな〜〜…。ぼっちちゃん、オラたちとかしか友達居ないんもんね。」

「!……いや、私は友達は学校にもたーくさんたーくさんいるんだよ。本当だよ。冗談でもそんなこと言っちゃダメダヨ。」

「じゃ、大丈夫ですな?」

ヴッ!!(……自爆したぁ!!)」

 

……い、一体何をしているんだろう?あの子達は?

 

(……い、いや?このまま帰ったら良いんじゃあ?)

 

そして、何故か分からないけど、ピンクのジャージを着た人は小鹿のようにプルプルと震え出していた。

 

(で、でもでもでも!このままだと、ネットオーダーしたにも関わらず来なかったら、予約してキャンセルした客みたいにされて、損害賠償とか払わされて、ネットで炎上とかしちゃううううううううううう!!)

 

え?あの人、……ど、どどどうしたんだろう?

そんなことを考えてたら、

 

「あ、あの!」

「え?あ!は、ハイ!?」

 

うおぉ……急に喋りだしたっ!?

そのため、私はしどろもどろになりながらも返答すると、

 

「つ、っつす…すすすすすす」

 

急にピンクのジャージを着た人……いや、ぼっちちゃんと言ってたような気がするから、ぼっちちゃんと心の中で呼んでおこう。……失礼なのは分かるけど、名前が分からないし。

……けど、その、ぼっちちゃんは「す」を連続で言いながらこちらに迫って来て……え?何!?怖いんだけど!!?何なのっ!?

 

「(<●> <●>)」(※後藤ふたり譲りのアレ)

 

そして、何でか知らないけど、こっちを血走った目で見てるんだけどっ!!?コレは何!!?

……ハッ!も、もしかして、「す」と何度も吃りながら言うってことは、

 

『じ、実は私……貴女のことが……す…すすすすすす好きだったの!!』

 

もしかして、私のことが「()き」だとかっ!!?

 

「……何やってんの?あの人?」

「さ、さあ?(クネクネしてて怖い……。)」

 

い、いやあああああ〜〜!ぼっちちゃんとジャガイモ頭の子が何か言ってたけど、私は百合の花とかそういう系じゃないのよ!!?

そう言おうと思ったら、

 

「オラ、フィッシュバーガーとコーラのM!」

「え?あ、ハイ。」

「し、しししんちゃん!!?」

 

とか考えてたら、フィッシュバーガーとコーラのМの注文されたので、私は「ハイ」と言いながらレジに打ち込んでいた。

その中で、ぼっちちゃんがジャガイモ頭の子のことをしんちゃんと呼んでいた。……なるほど、あの子の名前はしんちゃんか。

 

「い、いや、私はネットオーダーしてるからっ!!?」

 

そして、ネットオーダーをしていると聞いた私は、直ぐ様しんちゃんが言っていた【フィッシュバーガーとコーラのM】の注文をレジから削除すると、私が、

 

「あ、ネットオーダーをしているお客様ですね?」

 

とぼっちちゃんに言うと、

 

「あ……ハイ。」

 

……何故か、さっきまでぼっちちゃんはしんちゃんと流暢に話していたのに、私の場合は顔を逸らして、小声で返答するのだった……何で?

そんなこととか、考えてると、

 

「……後で、好きな物を注文して良いから、ちょっと手伝って?」

「!……おぉ、ぼっちちゃんフトモモ~~♡」

 

ぼっちちゃんは……何か、しんちゃんと耳打ちしてた。……いや、何で?

そんなこと考えてたら、ぼっちちゃんはスマホを弄って……あ、番号が鳴った。多分、コレがぼっちちゃんのネットオーダー番号だろうと思い、

 

「M414のお客様ー?」

 

と、ぼっちちゃんの番号を叫ぶと、

 

「ほーい。」

 

……何故か、ぼっちちゃんはしんちゃんを肩車していた……え?何コレ?

 

「み、ミルクやガムシロップはお使いになられますか?」

 

で、でも、私はめげずにミルクやガムシロップは使うかどうかを聞いてみた。

 

「ほうほう。……あ、使うゾ。」

 

すると、ぼっちちゃんはしんちゃんの足を小指でトントンすると、しんちゃんは理解したのかミルクやガムシロップは使うとのことだった……女子高生らしき娘が園児を肩車して注文する…………何だろう?この光景。

 

「ハイ、わかりましたー。」

 

でも、私は『笑顔だけは忘れないようにしなくちゃ!』という信条を思い出して、笑顔で接客をすることは忘れなかった……。

 

(の、乗り切ったあぁぁぁぁぁ……。)

 

しんちゃんを肩車しながら、配膳を運ぶという器用なことをするぼっちちゃんの後ろ姿を見ながら、私は思った。

……な、何だったんだろう?アレは?

 

……で、でも、どうしよう?あのぼっちちゃんという娘、私のことが『好き』だったなんて……ど、どう答えたら良いんだろう?

ハ!も、もしかして、今まで顔を逸らしていたのは、本当は『照れてた』からぁっ!!?

 

ど、どどどどどどうしよう?あの娘の気持ちをどう答えたら……と思い、気持ちを切り替えようと、外の景色を見ようとしたら、

 

………え?あ、あの人、私のこと、見てるっ!!?

 

「おっ!父ちゃん!」

「あっ!(ひろしさんという知ってる人が……。)」

 

後ろで何か言ってる人が居るけど……そんなことより、あのおじさん、私に手を振ってる!!?……え?何で?

 

(また、しんのすけがひとりちゃんに迷惑掛けてるな……。)

 

何か、私に手を振ってたおじさん(※野原ひろし)が店内に入ってきた!!?

……い、いや、ここは『笑顔だけは忘れないようにしなくちゃ!』いけないよね!!

 

「い……いらっしゃいま!!?!?」

 

えぇっ!?!??!!?私の匂い、嗅いでるっ!!?!?!?!

 

(おお!……ジューシーなハンバーガーとポテトが合わさった匂いが漂っているなぁ……。)

 

ど、どどどどうして!?何でこの人は私の匂い嗅いでるのぉっ!!?

 

「あのぉ……相席よろしいですか?」

 

すると、私の匂いを嗅いでたおじさんは、知り合いが居るのか、相席に行くと言っていた……あ。もしかして、手を振ってたのは、知り合いが居たとか?

 

「は、ハイ!」

「どうもー…。」

 

そのため、私は少し自意識過剰さから来る"勘違い"に照れながらも、おじさんが何処に座るか気になって、目で追ってしまう。

 

「や!ひとりちゃん元気?」

 

さっきの女子高生らしき娘のぼっちちゃんのところに行ったァ!!?

何!?コレってパパ活現場ァっ!!?

 

「あ……ハイ。(でも、やっぱ顔を合わせるのは無理。)」

(……いつも通りのひとりちゃんだな。)

 

……とか思ったけど、何故かぼっちちゃんはおじさんのことを真正面から見てなかった。

………アレ?え?ぼっちちゃんとあのおじさんは知り合いじゃないとか?……となると、やっぱその現場……でもないのかな?知り合いじゃないということは。

 

「とーちゃん、こんなとこで何やってんの?」

 

子供が居るうぅぅぅっ!?!?!?

ガッツリ関係者だったぁっ!!?……あのおじさん、既に女子高生の娘との間に子供が居るってコトォっ!!?

 

「……お前が迷惑を掛けてないか気にしたんだよ。……でも、今はこんなに種類が有るのかー…。」

 

すると、おじさんはしんちゃんに気さくに話してたところから……確実にお父さんと息子の関係だというのが分かる。

……い、いいいいや、何考えてるんだろう?私?きっと、私の自意識過剰からくる物だよきっと!

 

(……え?何であの店員さん(※四杉遥)、こっち見てるの?)

「……ひとりちゃん?」

 

……いや、でも、ファストフード店とかで家族とかが居るのに頂き女子するとか……有るのかな?……有るかな?

 

(……あっ!も、もしかして芋っぽいジャージ娘が来たなとか思われてる!!?)

「……ひとりちゃん?」

「あ~…コレはいつもの発作ですな。」

「そうなのか?しんのすけ?」

 

そう思い、私は注文を聞こうとしたら、

 

(で、でも!今日の私は〜……作家とか漫画家の人がファミレスとかでネタを考えるの、何かカッコイイと思って来たから、今日の私は今までの私と違うんだ!喜多さんみたいなこと言えるハズっ!ソレを言えば、あの店員さんも変な娘が来たとか思わないハズだよね!!!)

「ところで、何がオススメなんだ?」

 

おじさんがぼっちちゃんにオススメのメニューを聞いていた。

……すると、

 

「あ……まっマチュピチュ遺跡のミシシッピ川グランドキャニオンサンティエゴ盛り合わせで……。」

 

マチュピチュ遺跡のミシシッピ川グランドキャニオンサンティエゴ盛り合わせと言っ……って、何の会話ぁっ!?!?!?

 

「ほうほう、マチュピチュ遺跡の……ん?何処に有るんだ?そんなの?」

 

そんなの無いよ!?!!!?!

何!?マチュピチュ遺跡とかミシシッピ川とか、この人達は何しに来たのっ!!?

 

「あ、オラ達はネットオーダーしているから大丈夫だゾ。」

「あ、そうなのか。……だったら、オレは~……うん、コレに決めるか。」

 

ていうか、マチュピチュ遺跡とか、ミシシッピ川とか、グランドキャニオンとか、サンティエゴとか、全部地名なんだけどっ!!?

何?その雑に地名を繋げたメニュー名!!?どっかの水も高額なシェフのメニュー名みたいになってるんだけど!!?……もし、聞かれたとしても実名は言えないからAIとかに聞いて貰えると助かるけど!!

 

(え、えぇぇ!?あのクネクネしてた店員さんずっとこっち見てるっ!?何でっ!!!!?)

 

ど、どどどどどうしよう!?あのマチュピチュとか言う変な娘というか、変なお客さん達に呼ばれて、そんなの注文されたら、どう対応したら良いんだろう!?どう言ったら良いんだろう!!?

 

「すいませーん。」

「あ、ハイ。」

 

マチュピチュ遺跡のミシシッピ川グランドキャニオンサンティエゴ盛り合わせとか言われたらどうしよう?……そんなことを考えていたら、私は、私の匂いを嗅いでいたおじさんから声を掛けられたため、つい返事をしてしまう。

 

……焦らないで、遥!いつも通りに『笑顔だけは忘れないようにしなくちゃ!』いけないよね!?

そう心掛けて接客しようとしたら、

 

「アボガドフライバーガーをセットで一つ。」

「お飲み物は如何なさいますか?」

「食後にホットコーヒーを。」

「か、かしこまりましたー…。」

 

……よかったー、別に普通のお客様だった……。

そう思って、視線を感じると思って振り向くと、

 

「(<●> <●>)」

 

い、いやああああああああああ!!?ぼっちちゃんがさっきみたいな血走った目で私のことを見てるうぅぅぅっ!!?

 

(と、トイレに行きたいけど……中に誰か入ってる…………。)(´;ω;`)

 

私のことを狙ってるってことおぉぉぉっ!!?

……もしかして、匂い嗅いでたおじさんと血走った目で見るぼっちちゃんのことを考えると、………モテ期到来っ!!?

 

「……は、遥ちゃん?」

(え?あの店員さん何でクネクネしてるの!?!!?……コワイ。)

 

こうして、私の初バイトでモテ期が来ました。

 

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

 

こうして、私こと四杉遥はファストフード店でバイトをやっているんだけど……ダメだ!あの私の匂いを嗅いだおじさん(※野原ひろし)と血走った目で見るぼっちちゃんのことが頭から離れない。

 

「遥ちゃん。こちら、アボガドフライバーガーのセットのお客様ね?」

「あ、ハイ。」

 

そんなことを考えていたら、店長から私の匂いを嗅いでいたおじさんが注文したアボガドフライバーガーのセットを運ぶことになるのだった。

……あの私の匂いを嗅いでたおじさんと私のことを血走った目で見るぼっちちゃんが居るところか……。

 

「お待たせしましたー…アボガドフライバーガーのセットでございまーす…。」

「おお!来た来た。」

 

ヨシ!私の匂いを嗅いでいたおじさんは、もう私のことに眼中に無さそうだ!……もう、この席には近づかないこと!なるべく遠ざかるのよ!遥!!

ヨシ!此処まで離れていたら……大丈夫だろう。そう思っていたら、

 

「あのー…この辺りに花屋って有りますか?(みさえに買って来よう。)」

 

え?花屋!!?

 

「おぉ?みさえのために買うんですな?」

「おお、そうだよ?」

(……ひろしさんとしんちゃんが仲良いのいいなぁ~…。)(*´▽`*)

 

花屋ってことは、もしかして!!?

 

『さっきはご馳走様。どうしても、君のことが忘れられなくて……受け取ってくれないかな?』

 

と私に言って花束を差し出すんだわあぁぁぁぁっ!!?

そんな!いきなり渡されても~~~…。勝手に話を進めないでぇ~~!!

 

マズイわ!この人の暴走をちゃんと止めないと……よ~~っし!思い切って!!

 

「あー!イソガシイナー!バイトも有るしー!大学の課題もアルシー!アー!イソガシイナー!ホントニイソガシー!」

 

大きな声であの私の匂いを嗅いでいたおじさんに大学の課題とか何とか言って、"貴方と過ごす時間は無いんですよアピール"。

 

(随分、独り言が大きい娘だなぁ~…。)

 

大成功!!……そう思って、あの私の匂いを嗅いでいたおじさんの方を見ると、

 

(……え?もしかして、私って此処に居て欲しくなかったとか?)

 

ひっ!ぼっちちゃんが私を見てるぅっ!!?

 

(も、もももももしかして?私、なんか変な迷惑行為したとか!!???!!!?)

 

すっごく、私のこと見てるうぅぅぅ~~!!?

 

(となると……私は、私は裏アカとかで言われるんだあぁぁぁぁ!!?)

「……ひとりちゃん?」

「いつものことですな。」

(それで、店員さんにパワハラ与えたで賞で極刑されるんだああぁぁあ!!!!)(´;ω;`)

 

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

 

こうして、私こと四杉遥はレジ担当に回ったんだけど、

 

「ごちそうさま!」

「あ……お会計ですね?」

 

何でか、さっき私の匂いを嗅いでいたおじさんと私のこと血走った目で見ていたぼっちちゃんがお会計に来ていた。

ど、どどどどどうしよう!?花束を渡されるとか愛の告白とか言われないよね?

 

「あ、わ、私が払いま「ああ、良いよ。ひとりちゃんには何時もしんのすけが世話になってるから。」

「いや、今回はオラが世話してるんだけど?」

 

……とか考えてたら、私の匂いを嗅いでいたおじさんがしんちゃんの世話になっているからと、ぼっちちゃん……もとい、ひとりちゃんの分も含めて払うと言っていた。

 

(……返す言葉も無い!!)(´;ω;`)

「はは、分かった分かった……でも、流石にひとりちゃんに払わせるワケにはいかないからな。」

 

……へぇ、会話からして、この三人の関係は、しんちゃんの父親がしんちゃんの世話をしてくれるひとりちゃんを見かけたから、店内に入ったのかな?

となると、人の良いおじさんなのだから、私の匂いを嗅いでいたとか私のことを狙ってるとかは勘違いだったかもしれない。

 

……そう考えると、何か悪いことしちゃったなぁ。反省しないと。

 

「お釣りの20円です。」

「どうも。」

「ありがとうございましたー!」

 

そう考えたら、私はせめてもの償いとして、この良いおじさんに『笑顔だけは忘れないようにしなくちゃ!』いけないよね!!

……それだけじゃ、足りないけど、今の私じゃコレが精一杯だから、コレぐらいはしないとね!

 

よ~し!来月からは後ろのポスターにも書いているけど、ハニーチーズバーガーが登場するから、そのメニューのことを憶えないとね!!

……そう考えていたら、

 

「ま、また、食べに来ます。……ハニー。」

 

うわぁ!!?……どうしよう!!?私、ひとりちゃんに完全に狙われてるうぅぅぅ~!!?

 

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

 

こうして、私こと後藤ひとりは……ファミレスとかでネタを考えるの何かカッコイイと思ってネットオーダーしてみたんだけど……何も作曲が出来なかった。

……何をしてたんだろう?私?

 

「いやぁ~~美味しかったですなぁ~~…。」

 

……でもまぁ、

 

「今度も連れてってね?ぼっちちゃん?」

 

良いか、しんちゃんが嬉しそうだったら。

 

「あ、口の周りにポテトが付いてるよ。」

「あ、オラがやるー!」

「ああ、うん……って!袖で拭わない!!」

「えぇ~?何で?」

「服が汚れるから!」

(……何だ、しんのすけ。「今回はオラが世話してるんだけど?」とか言ってるけど、ひとりちゃんが世話してるじゃないか。)

 

まあ、良いか。

    

   




   
  
ファン2号「…………。」
ファン1号「ま、まあ、遥はそういうところあるから……。」


ぼっちちゃん、魔性の女過ぎる……。

最後に、小説の悪魔さん、ハッチャンさん、高評価ありがとうございます!!
……遅くなって申し訳ない。
   
   
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