嵐を呼ぶぼっち・ざ・ろっく! 昼メシの流儀 編   作:tatararako

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4話を投稿させて頂きます。


実際、リョウはカレー好きらしいっすね。
ワイはインドカリー屋で『ラッシー』という飲み物が好きです。ナンはマジで膨れる。
   
    


4話 カレー!

   

オレの名前は野原ひろし、35歳。

ふたば商事に勤務するサラリーマンだ。

 

今日は営業の帰りでとある河川敷を通っていた。

 

「午前の仕事、終了!!……いい天気だし、いい昼メシ日和だな。」

 

昼メシ日和って何だよ?というツッコミが聴こえたような気がするけど、気にしない。

そうして、河川敷を通っていると、

 

「ん?……あれは……リョウちゃんじゃないか?」

 

ひとりちゃんの友達……いや、同じバンドメンバーの山田リョウちゃんじゃないか?

どうしたんだろうかと思ったオレは、

 

「おう!どうした?」

 

リョウちゃんに声を掛けた。……すると、

 

「あ、こんにちは。」

 

リョウちゃんも礼儀正しくこちらに挨拶していた。

そのため、オレは、

 

「何してるんだ?」

 

と聞く。

 

「ちょっと野草採集に……。」

 

すると、オレの質問にリョウちゃんは野草採集に来たと言っていた。

野草採集……リョウちゃんは高校生だし、課題か何かだろうか?……そう思い、リョウちゃんが持ってる本を見ると……え?食べて美味しい野草採集?????

 

「………食べて美味しい野草採集?」

「……親が厳しくて。」

 

そ、そうなのか……しかし、それは厳し過ぎないか?

 

「あ!たんぽぽ。」

 

そうして、リョウちゃんはたんぽぽを掴み千切っていた。……も、もしかして?

 

「た、食べるのか……?」

「ええ。……花・茎・葉っぱ・根っこの全部が食べられるから、それに、欧米では食べられるそうです。……あと、ビタミンAが豊富で胃腸・腎臓機能が強くなるみたいです。」

 

リョウちゃんはそう言うとたんぽぽを口に運ぶと……た、食べたああああああぁっ!!?

 

いや、いやいやいやいや!!

 

「あっ、あそこにカタバミ……程よい酸味で食後の口直しに良いんですよね。」

 

いやいやいやいやいやいやいや!!!!!コレは見捨てて置けんだろっ!!?ひろしっ!!?!?!?!??!

 

「お、おいおい。リョウちゃん、女の子が……そればかり食べるのは……。」

「と言っても、今月お金無くて……。」

 

ぐっ!!……そんなこと聞いたら。

 

「………しょうがない。リョウちゃん、カレー好きか?」

「!!ハイ、大好きです!!!」

 

オレはリョウちゃんに何か奢ることを決意し、取引先に向かう途中に漂ってきたカレーの匂いで昼メシはカレー屋に行く予定だったので、オレはリョウちゃんをその時に知ったカレー屋に誘うのだった。

 

すると、リョウちゃんはカレーが好きそうだったのか、満面の笑みで承諾していた。……何か、今日のリョウちゃんを見ていると、昨日も夕食が好物だったことに喜ぶしんのすけを思い出すなぁ~…。

 

「……そうか!じゃ、行くか。」

「ハイ!!」

 

そのため、オレはリョウちゃんと一緒にカレー屋に向かうのだった。

……しかし、幾ら厳しいからと言って、野草を食べさせるぐらい追い詰めたらイカンだろうに、親は子供の幸せを願うもんだろ?後でリョウちゃんのご両親に出会ったら、言っておかないと!!

 

 

 

 

――――――――――――

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――――

 

 

 

こうして、オレとリョウちゃんはカレー屋に着いた。鼻孔をくすぐるスパイシーな香りだけでなく、"インドカレー"ではなく"インドカリー"と本格派の証としか言いようが無い如何にも通が好みそうなのを付けた店だ。

 

……本来なら、女子高生の娘に奢る場所ではないが、

 

(……この前、言ってたカレー屋!!インドカリーの店!!!!)

 

リョウちゃんは好物のカレーを食べられることに嬉しかったのか、

 

「ひろしさんっ!ありがとうございます!!」

 

目を潤ませてオレに感謝していた。……そうか、そんなに好きだったのか、オレも連れて行った甲斐が有るぜ。

 

(……前に私が食べたいと言ってたカレー屋に連れてってくれた!胸アツ!!!!!)

 

やっぱ、こうして見るとリョウちゃんってしんのすけみたいだなぁ……。

こうして、好物とか目の前にすると目を輝かしたり、ウキウキしてるところとか。

 

「それじゃあ、入るか?」

「ハイ!!」

 

こうして、オレとリョウちゃんは"インドカレー"ではなく、本格派の"インドカリー"の店に入るのだった。

 

……さあ、この本格派な"インドカリー"の店は、学生時代には『カレーと言えばひろし、ひろしと言えばカレー』と言われたオレの肥えた舌を満足させることが出来るかな?

 

「いらっしゃいませ!何名様ですか?」

「二人で、……カウンターでも良いか?」

「ハイ!カウンターが良いです!」

「じゃ、カウンターで。」

「では、カウンター奥の席でどうぞ。」

 

こうして、オレとリョウちゃんはカウンター奥の席に行くのだった。

……そのカウンター奥の席へ移動する傍ら、オレは営業職の癖か、店内に居るお客さんをつい見てしまう。

 

やはり、こういう店内に居るお客さんの年齢とか服装とか気にすると、傾向……いや、何が流行ってるか分かるから、こういうのを癖にすると、取引先に行く営業相手さんとかに話す時に役に立つんだよな。

 

話題だけでなく、売り込みに行く時にセールスポイントとか言えるし。

 

そうして、店内に居るお客さん達を見て、オレと同じ昼休憩なのか、制服で来ているOLらしき女子社員が三名居ただけでなく、テーブル席には私服でオレより明らかに年上の白髪の方が居ることを見て、近隣の人達に愛されているということが容易に分かる。

 

……この近隣に愛されているということは、並大抵のことではなく、良い店の証の一つのことでも有るので、オレとしては物凄く期待が持てる。

 

……しかし、リョウちゃんはカウンターを選ぶか、オレとしては調理をする人とか居る厨房が見えるから、カウンターを選んでくれたのは有難かったが、やはりオレみたいなおっさんと相席は嫌か?とも思っていた。

 

「……やっぱり、厨房が見えるのが良いですよね?」

「お、おう。」

 

しかし、それは思い違いだったようだ。

リョウちゃんはこの歳で厨房を観るのが好きなのか、きっと大成するぞ。うんうん。

 

何故なら、厨房が見えるということは調理する人が見えるということであり、それだけでも楽しめるのは本格派の証だ。

 

……ま、それよりも、肝心のメニューは?

おっ!カレーの種類がチキンやマトンにキーマだけでなく、色々と豊富だ!!……うん、本格派~。

 

さぁて、ThinkingTimeだ。……何を頼むかな~?

 

写真の無いタイプのメニューであるから、完成図はこちらで想像するしかない。

……せっかく、本格派に来たのにチキンを選ぶのは王道過ぎるし、つまらない。

……ムング・タール?サグ・パニール?などの未知すぎる物を頼むのも危険だ。

 

……見えた!此処はマトンだ!!

 

羊肉なら、非日常が味わえて、そのうえ、大外しすることもない!

……う~~ん、我ながら、本格派なチョイス!

 

「わあ~~、来たよ~~。」

「マイルドチキンの方は?」

「あ!こっちでぇ~す。」

「あと、マイルドシュリンプとマイルドマトンです。」

 

……ん?マイルド、とは?

 

「此処の店は4段階の辛さに分かれてるんです。マイルド、セミホット、ホット、ベリーホットの順で辛くなります。………あ、ベリーホットは辞めた方が良いですよ?辛すぎて味が分からなくなった経験談からです。」

「そ……そうなのか。」

 

ふむ、リョウちゃんが教えてくれたが、辛さは4段階の中から選べるということだな。

確かに、辛さの選択はカレーの種類以上に重要課題。

 

……とりあえず、一番辛くないマイルドは無いか。……今日は"本格派なカレー"という刺激を求めて来たんだからな~……かと言って、リョウちゃんも言ってたが一番辛いベリーホットも考え物だ。

 

辛すぎて味が分からなくなる感覚はよく分かる。……アレは、本末転倒だ。

となると、残るはセミホットかホットだが……さあ、どっちを選ぶか。

 

……良し、此処はセミホットだ!!

 

本格カリーの味もしっかり堪能しつつ、尚且つ辛さも楽しめる!!

 

カレーはマトン(羊肉)。

辛さはセミホット(2段階)。

そして、ドリンクは食後にアイスチャイ(紅茶)。

 

……こだわりにこだわり抜いたこの組み合わせ!!一つとして、変えることなんて出来ないぜ!!

 

「え~~!ベリーホットですかぁ?」

「そうそう、アタシ達も止めたんだけど?山口課長ったら『オレは辛党だから大丈夫!』って言って、聞かないの。……っで、いざ食べてみると、五口で泣きそうになってぇ~……。」

「「アハハハハハハ!!」」

「アレ、カッコ悪かったよねぇ~?」

 

……何処かの山口課長も大変だなぁ……ま、女子の前だから、見栄を張ったんだろうけど。

だが、仕事もカレーもこだわりが肝心!

 

男なら、こだわりを貫くことだ!!

 

「でも、やっぱり~、男の人にはすっごく辛いカレーを涼しい顔で食べて欲しいよね?」

 

……ん?

 

「分かる~♡ダンディーにクールに。」

 

……ダンディーにクールに。

 

「辛いのに強い男の人って素敵ですよね~~♡」

 

……素敵か。

 

「ご注文はお決まりですか?」

「……マトンカレーのドリンクセット。ドリンクはアイスチャイを食後に。」

「カレーの辛さはどうなさいますか?」

 

……カレーの辛さか……そんなのもう決まってる。

 

「Very HOTで。」

「…………え?(困惑)」

 

オレは一番辛いベリーホットを頼むことにした。

……フフ、リョウちゃん、そんな目で見るな。確かにオレはリョウちゃんに事前に「……あ、ベリーホットは辞めた方が良いですよ?辛すぎて味が分からなくなった経験談からです。」と言われたが、男には、高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処することも大切だぜ。

 

……つまり、要するに、行き当たりばったりということではないかな。という声が聴こえたが、気にしない。

 

「あの人、ベリーホット注文してる。」

「え?……スゴ。」

 

フフ、女子の感嘆とした声が全て物語っている。

コレは……イケるっ!!!

 

「あの~……ウチのベリーホット、結構辛いんですけど、大丈夫ですか?」

 

……ん?ああ、大丈夫です。リョウちゃんが教えてくれたから。

まあ、リョウちゃんは女の子の舌の感覚の意見だし、大人の男のオレの舌なら大丈夫だろう。

 

「大丈夫です。ベリーホットで。」

 

……これぞ、高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処する。……ということだ。

 

(……ウッソだろこの人。見ず知らずのOLにカッコつけたいからって、それするかな?)

 

何かリョウちゃんが驚愕の目で見てるけど、気にしない。

 

「かしこまりました。……そちらの方は?」

「……あ、ハイ。私は……チキン・ヴィンダルーのドリンクセットと……マンゴーラッシーで。」

「辛さはどうなさいますか?」

「……ホットで。」

 

なるほど、リョウちゃんは、

 

チキン・ヴィンダルー……多分、チキンカレーだろう。

辛さはホット(3段階)。

飲み物はマンゴーラッシー。

 

……フフン、悪くない。チキンカレーやラッシーは王道だし、リョウちゃんには良いチョイスだ。それに、ホットは辛いかもしれないが、辛さの中に有る本格派を味わえるだろう。

 

「かしこまりました。」

(……今日は野草を食べたから、緑豆の挽き割りカレーで豆の甘みが引き立つ優しく素朴な味わいが特徴のムング・タールや、ペースト状にしたほうれん草とフレッシュチーズの食べ応えのあるサグ・パニールより、お酢の酸味と突き抜ける辛さが特徴のチキン・ヴィンダルーにしたけど、……辛さの元であるカプサイシンを引き剥がしてくれる乳脂肪分の後に、マンゴーの強い糖分が入ることで辛さを中和しつつ舌を甘くしてくれるマンゴーラッシーなら、チキン・ヴィンダルーの辛さも酸っぱさも中和してくれそうだから………大丈夫か。)

 

……何か、リョウちゃんが考え事してるけど、

ああ、本格派のカレー楽しみだなー!!

 

 

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

 

 

こうして、オレこと野原ひろしはひとりちゃんの友達であるリョウちゃんを奢りにカレー屋へと連れて行き、注文を待っていたんだが、

 

「お待たせしました。ベリーホットのマトンカレーです。」

 

おお!コレかぁ!

 

ベリーホットと言いつつ、見た目はオーソドックスで美味そうだ。じっくりと煮込まれた羊肉は、見るからに柔らかそうで食欲をそそる。

普通のライスではなく、サフランライス!……ライスの上に少し乗ったレーズンも小粋な雰囲気を出してる。

 

現時点では、ベリーホット的な要素は息を潜めている。

 

「お待たせしました。ホットのチキン・ヴィンダルーとマンゴーラッシーです。」

 

と、思っていると、リョウちゃんの方も出来たようだ。

 

……おお、チキン・ヴィンダルーというのはどんなのか知らなかったが、オレと違って白いライスも合わさって普通のカレーに見えるから、オレのマトンカレーみたいに見た目はオーソドックスで美味しそうだ。こっちもこっちで食欲がそそる。

 

そして、極めつけはマンゴーラッシーだ。マンゴーの色みたいに柔らかそうな黄色とトロリとしているから、物凄く優しい甘さで舌を包んでくれるだろう。……これはこれで、カレーの辛さを一気に中和してくれそうだ。

 

……こう見ると、オレのマトンカレーとリョウちゃんのチキン・ヴィンダルーも甲乙つけがたい。

 

とはいえ、何時までもリョウちゃんの物を観るのは良くないから、先ずはオレが頼んだマトンカレーを一口。

 

 

 

 

……ん!想像していた程の辛さじゃない!!?

何なら、辛さよりもしっかりと旨味が出ている~~!!!

 

コレコレェッ!!正に、オレが求めていた本格派のカレーだぁ!!……野菜や羊肉がそれだけしっかりと煮込まれているから、マイルドな仕上がりに

 

辛えぇぇぇぇぇぇぇ!!?

 

……遅れてきた………本格的な……辛さが……辛え!辛え!!辛えぇぇぇぇぇぇぇ!!?

 

水!水水水!!……しかし、リョウちゃんは大丈夫だろうか?ホットを選んだワケだしって!!?

 

涼しい顔で食ってるぅっ!!?

 

……コイツ、羊の振りをした狼……いや、素人の振りしたカレー上級者だったのか!!?……くそおおおおおお!ソレを知っていたら、ベリーホットなんか頼まなかったの……ハッ!!?

 

「「「……。」」」

 

O、OLの娘達がこっちを見ている!!?

……ここは、ダンディーに。クールに。あ、やっぱベリーホットだからスパイシー……。

 

ふううううううう、危なかった。

 

恐ろしいぞ、ベリーホット。そして、恐ろしいぞ、涼しい顔でベリーホットの次に辛いホットのカレーを食べるリョウちゃん。

うお!!?ひょいひょいとリョウちゃんは食べてるぞ!!?そして、オレと違って顔がイケメンだから、ラッシーを涼し気に飲んでるのも絵になってる!!!

 

……フフ、だが、オレもベリーホットの辛さを見切った!……やはり美味い!!しかも、一度食べたことで舌が辛さに慣れ……てねええええええ!!辛えええええe!!

 

……も、もう、スプーンを運びたくない。(´;ω;`)

 

「ねえねえ、凄くない?」

「涼し気な顔でカレーを食べるなんて、クールでダンディーよね?」

 

……ん?だ、ダンディー?……フッ、お、お嬢さん方のご期待に添うよう、完食しなくては!じゃなければ、何処かの山口課長の二の舞を踏んでしまううううう!!

 

「す、すみません。……アイスチャイ。もう持って来てください。」

「ハイ。」

 

オレがそう言うと、店員さんは直ぐに持って来てくれた。

 

「アイスチャイです。」

 

おお……キタキタ!!ガムシロップをたっぷり入れて~……ストローを介して呑むと。

 

……オ~~ウ、スバラシイ!!

辛さの沼から、救い出してくれるぜ。

 

大丈夫、必ず最後にチャイは勝つ。

 

(……やはり、マンゴーラッシーは正解だった。……チキン・ヴィンダルーの酸味と辛さを中和してくれる。)

 

ラッシーも美味そうだな。

そうして、オレとリョウちゃんはカレーを食べ続けていたんだが、リョウちゃんは完食したけど、オレは調子に乗ってチャイとライスを先に完食してしまったあああああ!!しかも、ベリーホットのルーはまだ残ってる!!

 

(……ひろしさん、汗びっしょり。)

 

あの、素晴らしいチャイをもう一度……と、行きたいところだが、お替わりは別料金。

 

「あの人、凄いよねー♡ガチでカッコイイ!!」

「ね?辛いハズなのにクールで涼し気に食べてるし。めちゃくちゃ好きな感じ♡」

 

……彼女達の期待にも答えたい!!……どうするオレ!!?

そう思っていたら、

 

「ひろしさん。」

「……ん?」

「これ。」

 

リョウちゃんがオレに残ったマンゴーラッシーを差し出してくれた!!?

 

「コレでカレーが苦手になって欲しくないですし、……昼飯をいつも奢ってくれますし。」

 

う、うおおおおおおおおお!!?何か、マグロ丼とかの時は海鮮丼とか頼んで殺意が湧いたけど、今日のリョウちゃんはすごく良いぞおおおおおお!!?

 

……なら、男ひろし、一気に行くぞおおおお!!

 

「え?いや?」

 

うおおおおおおおおお!!ルーは辛いが何てことは無い!!完食し終えた後の!!

 

……マンゴーラッシーが一気に辛さを無くしてくれる。……今度からは、チャイじゃなくて、マンゴーラッシーにしよう。あのベリーホットにも勝てたんだし。

 

「……ラッシーが無い。私も飲みたかった……。(´;ω;`)」

 

スマンスマン、後で奢ってあげるから。

……と、思っていると、

 

「あ、あのー……。」

 

さっきのOL三人組がこちらに話しかけてくれているようだった。……フフン、何か用ですか?お嬢さん方?

 

「フ「連絡先、交換しません!?」

「……あ、ハイ。」

「やったーーー♡」

「瞳、よかったね?じゃあ、私も!あゆみって言います!!」

「あー!私もー!」

 

と、言おうとしたら、OL三人組はリョウちゃんの方に行って、連絡先を聞いていた。

……あ、オレじゃなくて、リョウちゃんの方だったのね……。(´;ω;`)

 

 

 

 

 

 

――――――――――――

――――――――

――――

 

 

 

 

 

こうして、オレとリョウちゃんは食べ終わった後、リョウちゃんはOL三人組と連絡先を交換してから、店を出た。

 

「今日もありがとうございます。」

「ああ、良いって、オレもラッシーの魅力に気付けたし。」

「ハイ、アレはカレーに必須です!!」

 

オレは何の味も感じなかったが、リョウちゃんが嬉しそうなら、良いか。

……何か、草を食べる奇妙な行動とか、好物を目の前にした時とかを見てると、しんのすけを思い出せるからなぁ……。

 

「リョウちゃーーーーん?こんなとこで何してるの~~!?」

 

……ん?誰だ?この、身なりのいいご婦人は?それに、リョウちゃん?

 

「帰りが遅いから、探したわよ~~~?」

「何でここに?」

 

すると、このご婦人に対してリョウちゃんは「何でここに?」と言っていた。……え?高級外車に乗るこのご婦人とは知り合いなのか?

 

「なんでって、今日の晩御飯はJOJO苑って言ってたじゃな~~い。」

 

ん?今日の晩御飯は高級飲食店のJOJO苑?……ということは、このご婦人はリョウちゃんのお母様であって、高級外車もリョウちゃん家の物で……。

 

「そうだった。」

「も~こんなになって~~ホラ、行くわよ~~~。」

「すみません。帰ります。」

 

そうして、リョウちゃんは高級外車に乗ると、家に帰って行ったようだった。……えぇ?(困惑)

 

そうして、オレは次の日に家でトイレでヒリヒリする思いをするのだった。

    

     




    
     
OLかどうか知らんけど、リョウはあゆみと瞳をGETした。(ぼざろ原作6巻より)
そして、ひろしは夜、

ひろし「チクショー!裏切りだぁ~~!!昼メシ仲間だと思ったのにいいいい!!」
みさえ「格差社会……。」
しんのすけ「散々ですなぁ。」

と晩御飯でみさえとしんのすけに述べた模様。


最後に、SSを読む程度の能力さん、高評価ありがとうございます!!
    
    
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