主従で鰯と柊   作:ミトコンドリア

1 / 3
ルールに則っていない部分が多々あると思いますが、妄想ですので目をつぶっていただけると幸いです。


キャラシート

成人している設定なので少し身長を盛っています。

 

HO 1 鰯 カリム・アルアジーム

あなたは「拝掌教」の教祖だ。

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

[秘匿:あなたには神が憑いている。]

あなたはネグレクト家庭で育った。ろくでもない親の元で、あなたは幾度となく死にかけることがあっただろう。その度あなたは、いるかどうかもわからない神に祈った。この境遇から助けてくれと。

 

ある日、あなたの両親は通り魔に刺されて死んだ。それには動機も何もなく、まったくもって不運な事件だった。そうしてあなたは孤児院へ預けられることとなり、幸いなことに最悪の家庭環境から脱することが出来たのだった。

 

それからだ、あなたにはどうも神が憑いているらしい。

孤児院で出会ったHO柊は同じような境遇で、一時的な保護が明けてしまえば彼は家に帰らねばならなかった。幼いあなたに救う方法があるはずもなく、あなたは自分と同じように「自分を救ってくれた神様に祈ろう」と彼に提案した。

その翌日、HO柊の両親は行方不明になった。

それが噂を呼び、あなたの元へは次々に人が訪れるようになった。

最初は孤児院の子供たちが救いを求めてやってきた。あなたが育つにつれて、それは外部へと広がっていく。

 

あなたの祈りは、人を救った。と同時に、見知らぬ誰かを消した。

原理などわからない。神がいるのかどうかもわからない。

最初こそ偶然かと思っていた現象だって、十も続けば必然と判断するには充分だった。そして、あなたが引き起こし続けた奇跡は周囲に信者を集めるにも充分だった。そのころにはすっかり、後戻りができなくなっていた。

あなたはいつしか「神の子」と呼ばれ、集まった信者たちによって作られた宗教団体「拝掌教」の教祖として担ぎ上げられることになる。

 

あなたにはもう、後戻りが出来ない。

あなたに救いを求める人間は日々増えてゆく。あなたに救われた信者たちは、いつの日かあなたが地上に楽園を齎すと信じてやまない。何よりあなたの周りに築かれたコミュニティは、家族の居なかったあなたにとっては最早家族同然となってしまった。

 

あなたは何より、現状の崩壊を恐れている。

それは存在すら確かでない神によってもたらされるかもしれないし、信者の増えた新興宗教団体を怪しんだ一般市民や警察によるものかもしれない。

 

・祈りについて

相談者の額に向けて掌を掲げながら「他者に虐げられた相談者が救われるように」と神に祈るだけ。それで加害者は行方不明になる。現在まで行方不明になった人間は見つかっていない。

現在では週に 2 ~ 3 日、一日につき 4 ~ 5 人の相談者が教団まで訪れる「相談会」が行われている。ここに訪れる相談者は、教団幹部の「鬼灯」という男が事前に選定している。

あなたは神に祈りを捧げる度< 1d3 >点の正気度を喪失する。尚まとめて行った場合でもこの正気度喪失では一時発狂を発症しない。

 

・神の加護

あなたが持つ祈りの力を、信者たちは「神の加護」と呼ぶ。

敬虔な信者には同等の力が与えられると ( いつの間にか ) されていて、集まった信者たちは毎朝熱心に祈りを捧げている。

最近、HO柊があなたと同等の力を得たことにより、相談者の数が半分になった。あなたは増え続ける相談者のせいで最近まで随分疲弊していたが ( 正気度喪失によるもの ) これによって幾分か楽になっている。

 

 

 

_______________________________

 

HO 2 柊 ジャミル・バイパー

あなたは「拝掌教」の信者だ。

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

 

[秘匿:あなたは殺人者だ。]

あなたはろくでもない家庭環境で育った。HO鰯と出会ったのはとある孤児院で、あなたは家庭内暴力が原因で一時的に孤児院へ保護されていた。保護は一時的なもので、両親が上っ面の反省を見せればあなたは家に帰されてしまう。そうすれば次は殺されるかもしれない、と当時であったHO鰯へ相談したところ、彼は「自分を救ってくれた神様に祈るといい」と言った。

半信半疑ながら、藁にもすがる思いで彼と一緒に神様へ祈ったところ、貴方の両親はその翌日に失踪した。そうしてあなたは地獄のようだった家から解放される。

 

それから、HO鰯の元にはあなたと同じように助けを求める人々が次々と訪れた。

側でそれを見ていたあなたには、彼の力を信じるには充分だっただろう。そうして集まった人間たちによって、彼を教祖とする宗教団体「拝掌教」が設立された。

それから相談者の数は一気に膨れ上がった。増え続ける相談者に、日に日にHO鰯が疲弊してゆくのは明らかで、あなたはどうにかして彼の助けになりたいと思った。

 

だから嘘をついた。

 

教団内では「敬虔な信者には神が教祖様と同等の加護を与えてくれる」という教えが広まっており、あなたはその教えに則って「自分にも加護の力が与えられた」と嘯いた。

そうして、相談に訪れたものを虐げる「加害者」をその手で殺し、教団の裏手にある山へと埋めた。

おかげで、HO鰯の元へ訪れる相談者は半分になった。あなたが半分殺し続けているおかげで、彼は幾分かましな顔色になったことだろう。

 

あなたはHO鰯を信じている。いつしか彼は、この世からすべての悪を取り払ってくれるだろう。その助けになるのならば、あなたはその手を汚すことすらいとわない。

 

・祈りについて

HO鰯が相談者の額に掌を向けて祈りを捧げる。すると加害者は行方不明になる。現在まで行方不明になった人間は見つかっていない。

現在では週に 2 ~ 3 日、一日につき 4 ~ 5 人の相談者が教団まで訪れる「相談会」が行われている。ここに訪れる相談者は、教団幹部の「鬼灯」という男が事前に選定している。

勿論あなたには加護の力などないので、祈るふりだけして相談者から加害者の情報を聞き出し、夜な夜な殺しに行っているわけだが。

 

・神の加護

HO鰯が持つ祈りの力を、信者たちは「神の加護」と呼ぶ。

敬虔な信者には同等の力が与えられるという教えがあり、集まった信者たちは毎朝熱心に祈りを捧げている。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。