僕はげきからマホイップと世界を巡る   作:三笠みくら

11 / 109
ヤケになっているアマネくんの心情を示したタイトル。

感想・質問なんでも大歓迎。


街中で火柱上げたらリーグに呼び出しされた件wオワタ

 

オモダカさんに連れられて、ポケモンリーグ本部にやってきた。めっちゃ怖い。フランの火力を褒めてはくれたけど、あれは建前で実際は説教されるんじゃ……絶対にそうだぁ……

 

 

「ここがポケモンリーグの執務室です、どうぞお座りください」

 

「ハイ…」

 

(アマネくん…露骨に緊張してるなぁ)

 

「そう固くならないで、私は説教をするつもりはありませんよ」

 

「そんなことないです……あんなド派手な火柱出して、迷惑かけて…」

 

「いいえ、むしろ感服しているのですよ。さて、本題ですが…アマネさん。オレンジアカデミーに通うというのはいかがですか?」

 

「……えっ?」

 

 

オレンジアカデミーに、通う?僕が?なんで??もしかしてあれか、危険な火力を持つフランとそのトレーナーである僕を監視下に置こうとかそういう…

 

 

「オレンジアカデミーでは様々なことを学べます、数学や言語学といった授業はもちろん、バトルに関しても。アカデミーで学び、トレーナーとしての実力を磨く…そのためにも出来る限りの援助はさせていただきます」

 

「え、あの!なんでそこまで…」

 

「ふふ…もちろん強いトレーナーが好きだからですよ。リーグ委員長としても、いち個人としても。貴方にはその才覚がある。ダイヤの原石を磨くことに労力は惜しみません」

 

 

あ、マジだ。マジの目をしている。う〜む、純粋に僕のトレーナーとしての実力を伸ばそうってことなのか。でもなぁ、いきなりそんなことを言われても…

 

 

「なにも、すぐに決めろというわけではありません。それに貴方はガラルから来ている…まだ決めるにも時間がかかるでしょうし」

 

「あ、知ってるんですね…」

 

「ええ、といっても一部の者しか知りませんが。ガラルの元ジムリーダー…ポプラさんによって大分貴方に関する情報には制限がかけられていましたから」

 

 

ポプラさんがそんなことをしてくれていたなんて…さすがはピンクなベテランジムリーダー。感慨に浸っていると、勢いよく執務室のドアが開いた。

 

 

「トップーー!!今度やるアカデミーとブルーベリー学園の合同バトル大会の話ですけど!!」

 

 

元気よく入ってきた女の子はオモダカさん、アオイちゃん、そして僕を次々に見つめると……

 

 

「誰!??!ねえねえねえ誰だれ誰!?リーグに呼ばれるってことはバトルが強い人だよねそれにトップとお話してるってことは相当にバトルの才能があるってことアオイが一緒にいるのも気になるなぁもしかしてもうアオイとバトルしてたりする?いいなぁ羨ましいなぁねえねえわたしともバトルしてほし」

 

「ストーップ!ネモ、ストップ!!暴走しちゃってるよ、落ち着いて!!」

 

「はっ!そうだね、ごめんね!まだ見ぬ強者がいると思ったら興奮しちゃって…」

 

 

なんだこの子は。なんとも癖の強い子だなぁ。今のマシンガントークはほぼバトルの話だったし、ポケモンバトルが大好きなのかな。

 

 

「紹介しますね、彼女はネモ。パルデア地方においてチャンピオンランクの称号を最年少で獲得した実力者です」

 

「えっへへ〜、初めまして!わたしはネモ!好きなものはポケモンバトル、特技も趣味もポケモンバトル!よろしくねっ!!」

 

「…よろしく、お願いします」

 

「ごめんねアマネくん、ネモは本当に純粋にバトルが好きなんだ」

 

「それはとてもよくわかるけども」

 

 

ネモちゃんにも、オモダカさんが僕のことを説明する。話を進めるたびにネモちゃんの興奮度合いが上がっていくのがわかった。

 

 

「何それ何それいいなーー!!!好きなもの食べてタイプが変わるなんて!!わたしのポケモンもバトルの特訓いっぱいしたらかくとうタイプになったりするのかな!!それにマジカルフレイムで火柱が出るほどの威力が出せるマホイップなんて……素敵、すごい!!うわ〜〜〜!!」

 

「ほみ……」

 

 

フランも引いてる。もちろん僕も引いてる。こういう反応をされること自体は嫌ではないんだけども、ここまで興奮されるとこっち側が冷めるというか。

 

 

「なるほど、でもアマネくんはまだトレーナーとしては未熟だからアカデミーに……いいですね、賛成!!」

 

「ネモが賛成してもアマネくんが賛成しなきゃ意味ないんだけどね??」

 

「コホン。先ほどの話の続きですが、アマネさんはガラルからこちらにやってきたばかりですので…チャンピオン・アオイ。ぜひとも貴女に、アマネさんにパルデアを案内していただきたい」

 

「え、わたし?もちろんいいですけど…」

 

「パルデアを案内って、具体的には?」

 

「そのままの意味ですよ、パルデアの自然や街などを知っていただき、そのままパルデアに根を張っていただければ…」

 

 

今すごい怖いこと言わなかったか。要するにパルデアに定住させるためにパルデアのアピールをしてってこと?う〜〜ん、まあでも別に両親以外にガラルにいる理由はぶっちゃけないからいいんだけど。まあ考える価値はあるか……?

 

 

「えっと…それじゃあお願いしようかな」

 

「決まりですね、それではアオイ、お願いいたします」

 

「はい、任せてください!」

 

「だったらわたしも!アマネくんとバトルもしたいし!」

 

「絶対にそれが本命でしょ……まあ人手は多い方がいいか、アマネくんもいい?」

 

「あ、うん…」

 

 

こうして僕をパルデアに引き入れるためのパルデア観光が始まったのでした。平和だといいのだけど。

 




アマネ
フランの進化の際に偉い人に囲まれたのがトラウマで今回も絶対質問攻めにされると思っていた。

アオイ
バトルも好きだしアマネとも仲良くなりたいけどネモが全部掻っ攫っていった。

ネモ
アマネに興味津々。バトルしたいなーー!!

オモダカ
アマネを引き入れる気満々。いずれはリーグの仕事を…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。